bk_令和2年 司法試験合格者

司法試験合格者

合格者インタビュー

金 東煥さん(男性,20代,法科大学院卒業)

私は今年、司法試験に一回目で合格することができました。司法試験合格のために意識したことは次の3つです。1つ目は、過去問の答案練習を繰り返したことです。2つ目は、自主ゼミを組み、客観的に自分の答案を振り返ることができたことです。3つ目は、暗記を大切にしたことです。

インタビュー映像・合格者アンケート

三浦 雅哉さん(男性,20代,予備試験合格)

マネオプを受講していたので、インプットと並行して毎週論文問題を解き、ラウンジでの添削及び指導を受けてきました。このように早い段階からアウトプットを進めたことから、実際に論文を書くことを意識しながらインプットに臨み、知識を吸収することが出来たので、非常に効率よく勉強できました。

インタビュー映像・合格者アンケート

瀬尾 功さん【総合10位・論文4位・公法系49位・民事系6位・刑事系17位】(男性,20代,予備試験合格)

予備試験の時からアガルートのマネージメントオプションでお世話になっており、司法試験も引き続きマネージメントオプションの個別指導を中心に据えて進めました。

インタビュー映像・合格者アンケート

本間 一平さん【公法系73位】(男性,30代,法科大学院卒業)

1回目から3回目は、過去問や予備校答練を解きながらも、どうしてもインプットが中心となっていました。これは、自分の知識に自信が持てなかったからです。 しかし今年は、思い切って答案作成のみを積極的にやっていました。

インタビュー映像・合格者アンケート

植田 美依奈さん(女性,20代,予備試験合格)

私は法学部でない学部の出身で,2017年の終わりごろに法律の勉強を始めました。ゼロからのスタートで,特別頭が良いわけでもなく努力も苦手,おまけにメンタルも弱いというタイプでしたが,なんとか2019年に予備試験に合格し,2020年度に司法試験に合格できましたので,参考になればと思い,受験時のことを記します。

インタビュー映像・合格者アンケート

豊田 大将さん(男性,20代,法科大学院卒業)

私は、1回目の受験後、サマークラークやインターンシップに参加していたこともあり、司法試験の勉強から遠ざかっていたため、9月の合格発表後からインプットを含め受験勉強を再開しました。ただ、このままでは司法試験までに間に合わないと思ったため、再受講割引を利用してアガルートアカデミーの講座を受講し直しました。

インタビュー映像・合格者アンケート

合格体験記

中西 大地さん【刑事系68位】(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義100
■ 論文答案の「書き方」
■ 論証集の「使い方」
■ 重要問題習得講座
■ 判例百選スピード攻略講座

僕は、ほぼ純粋未修の状態でロースクール未修コースに入学しました。3年間のロースクール生活で司法試験に合格するためには、ただ漫然と勉強していては受からないなと思い、友人の紹介でアガルートの講座を受講することを決めました。 アガルートで受講した教材については後述しますが、ロースクール3年間で基本書を一冊も通読したことのない僕が依拠したものは、アガルートの教材とアガルート講師陣が発信するTwitterのソースでした。というのも、勉強時間の殆どをアガルート教材の反復継続に充て、また、アガルート講師陣が発進する情報やYouTubeの動画を参考に、①条文力の鍛錬、②過去問の分析(特に問題文や設問の読み方)、③知識の一元化教材の作成、④弱点の洗い出し、に力を注いでいました。 ①ではアガルート教材で登場する典型論点を条文の文言に落とし込む作業と整理を、②では条文の要件とそれに該当する事実のリンクや問題文や設問を日本語レベルで分析することをしていました。 また、③では特に①で整理した内容をアガルートの論証集に書き加え、④では自身の弱点たる文章力を向上させるべく、主語と述語の一致や答案に示した文章を口述して違和感がないか否かを確認したりしていました。 以上①~④の事項を試験直前期に深め、試験本番に挑みました。

N.Wさん【総合24位・民事系12位】(男性,20代,予備試験合格)

■ 国際私法 3講座パック
■ 重要問題習得講座

最初はとりあえず一周することを目的としてとにかく教材を消費していました。 正直このころはなにがなんだかよくわからずずっと受け身でした。また、大学1年目ということでサークル等いろいろなことにチャレンジしていたので、法律にはあまり本腰を入れていませんでした。加えて帰国子女だからか文章を読むのも書くのも苦手で本当に苦労しました。ただ、この際にマーカーを引いたりして工夫しながら一周させたことは後の復習に活きてきたと思います。今思えばこのころ集中して頑張っていればもっと早く合格できたかもしれませんが、時間をかけたことによって、多少なりとも日本語力が追い付いてきた気もするので後悔はしていません。 2年目に既に一周終わっていた基本知識の復習を行い、短答の過去問をやりながら復習して、とりあえず予備試験の短答の合格を目標として勉強していました。そして、無事に短答には合格しました。 翌年から論文を意識した勉強を始めました。3年目の時点では短答に通る知識を習得していたので、それを文章にする能力を身につけるために、模範答案の書き方の型を自分でつくったまとめノートに自分なりにアレンジしながら移して、それを覚えるという手法をとりました。恥ずかしながらこの時点ではあまり答案そのものは書いてませんでした。 まとめノートがある程度できあがったあとは、過去問や問題集を解き、まとめノートを補充し、再び問題を解く、これを繰り返していくうちに次第と論文を書けるようになりました。 そして、これを続けていくうちに予備試験、司法試験に合格することができました。 こんな感じでゆったりとしたペースでも合格できました。

Y.Tさん【総合43位・公法系63位・民事系76位】(男性,20代,予備試験合格)

■ 予備試験1年合格カリキュラム マネージメントオプション
■ 民法(債権法)改正対策講座
■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 短答過去問解析講座
■ 司法試験型答練
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 国際私法 3講座パック
■ 司法試験過去問答練ゼミ
■ 判例百選スピード攻略講座
■ 刑事訴訟法「伝聞」対策講座
■ 「事例演習刑事訴訟法」解析講座
■ 「刑法事例演習教材」解析講座
■ 短答知識完成講座Ⅰ

私は前年度の予備試験に合格したため、合格発表後の12月ごろから司法試験の過去問(選択科目以外)を解き始めました。予備試験論文式試験以降論文式の問題演習をしてこなかったこと、および予備試験と比べた司法試験の分量の増加に対応しきれなかったことから、当初は全然筆が進まず、本当に司法試験に受かるのかという不安さえ覚えました。 そこで、欠落した知識を再度インプットするべく総合講義テキストを見直したうえ、重要問題を各問15分程度で答案構成しました。これにより、論文を書くうえでの基礎的な部分を取り戻すことができました。 同時に、選択科目(国際私法)の学習も開始しました。予備試験ルートでの受験となるため、法科大学院の学生よりも選択科目に関してはハンデを負っていると感じ、急ピッチで総合講義の動画視聴を進めました。総合講義を進める傍ら、問題の出題形式、傾向を把握するため、いち早く過去問の問題構成を始めました。これにより、インプットの際にどのような点を意識すればいいのかが明確になりました。 過去問演習を順調にこなしてきた4月上旬、急遽司法試験の延期が決定しました。学習のペースづくり及びモチベーション維持のため、アガルートで知り合った学習仲間らとオンライン自主ゼミを開き、過去問や答練の相互添削をしました。 直前期には、基本的な条文、論証の確認及び重要問題の簡易的な構成を繰り返したことで、知識量では負けないという自信を持ち試験当日を迎えることができました。

N.Tさん【総合44位・公法系37位・刑事系51位】(男性,20代,予備試験合格)

■ 倒産法 過去問解析講座
■ 倒産法 論証集の「使い方」

私は司法試験に合格しました。司法試験の最大の難関は論文式試験であるため、論文対策に特に注力しました。といっても、予備試験合格時に既に7科目の論文力は身についていたので、司法試験の起案をするだけでした。結局、司法試験は予備試験さえ通れば、論文力を司法試験用にアップデートすれば足ります。予備試験と司法試験では、特に近年の司法試験との比較では、問題の難易度にも差はなく、試験時間の長さが異なるのみです。そのため、2時間で1科目という司法試験の起案に慣れるべく、ひたすら起案を続けました。 実際に、この勉強法のみで全科目A評価を獲得しております。 勉強時間は、月200時間程度でした。私の受験した司法試験は、コロナ禍で試験が延期されるなど、前代未聞の事態が生じました。そのため、学習場所を確保することができず、自宅学習しかありませんでした。延期時期が決まらない中、自宅での学習は困難を極めました。これでは、不合格になってしまう。そう考えた私は、友人とzoomを用いて一緒に学習することを考えました。画面を共有して、相手が学習している状況を可視化することにより、勉強に外的強制を加えることを狙いにしたものです。 これにより、自宅でも、自習室にいるのと同じ集中力で学習を継続することができました。 この学習方法がなければ、自宅での継続した学習は困難であったと思います。 もし学習に行き詰まっている人がいらっしゃれば、同じ苦しみを分かち合える受験仲間と共に学習してみてはいかがでしょうか。これが唯一で最強の学習方法だと思います。

E.Kさん【総合67位・民事系47位】(男性,40代,法科大学院卒業・予備試験合格双方)

■ 論証集の「使い方」

私は他学部出身で法律についての知識がない状態で法科大学院の未修コースに入学し、そこから法律の勉強をはじめ、法科大学院3年次に予備試験合格、今年司法試験に合格することができました。
論文について
論文については論理的な構造を理解することに注力しました。判例や著名な学説などの決まった言い回しについてはある程度は暗記しましたが、それ以外の論点については必ずしも何らかの文章を暗記するのではなく、理解して自分の言葉で表現できるようにしました。なお、どちらかといえばインプット中心の勉強法であったと思います。予想問題などはあまり解きませんでした。ただし、司法試験の過去問について書く等の最低限のアウトプットは行いました。
短答について
短答についてはあらかじめ対策することはせず、司法試験数か月前の直前期に過去問を3周程度回すことで対応しました。
予備試験について
予備試験については、法科大学院在学中のため特別の試験対策はほとんど行わずに受験しました。予備試験の論文試験の会場が、司法試験の会場と同会場であったのですが、このように司法試験と似たような環境に慣れるという点で有効であったと思います。
予備校について
予備校について言及すると、私は工藤先生の市販している書籍を購入して参照することはあったものの、法科大学院修了まではほとんど予備校の講座を利用したことはありませんでした。しかし、法科大学院の授業を受けることがなくなってから試験まで長期間の時間があったため、この間を完全な独学で過ごすことに不安がありアガルートの講座を利用させていただくこととしました。

W.Kさん(女性,20代,予備試験合格)

■ 重要問題習得講座
■ 労働法 総合講義

司法試験対策として、もっとも過去問分析を重視しました。最大の教材は過去問と言われるほど、過去問をやりこむことによって司法試験委員が何を求めているのか理解することができました。さらに、実際に受験生の答案を読み上手な言い回しや書き方をノートにメモし、自分でも使えるようにストックしていました。 また、予備試験で民法が足を引っ張ったことから、民法に対して苦手意識を持っていたため、アガルートの重要問題習得講座の民法を受講しました。重問を何度も解き、重問と類似の問題であれば必ず回答することができると自分で思えたことは大きな自信に繋がりました。重問を解けば基本的な理解は十分だと思います。 さらに、論証集は実践的な形で論証が掲載されているので、実際の試験でも慌てることなく対処することができました。 短答対策としては、予備試験ですでに過去問を4周ほど解いていたため、それほど時間を割きませんでした。試験前に条文を確認し、過去問を見直すことで足りました。

R.Uさん【公法系5位】(女性,20代,予備試験合格)

■ 予備試験1年合格カリキュラム
■ 個人別マネージメントオプション
■ 民法(債権法)改正対策講座
■ 司法試験型答練
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 倒産法 3講座パック
■ 司法試験過去問答練ゼミ

最初に勉強を始めたのは四年前で、勉強したてのころは全くやり方もわからず、答案を写経してみるものの全く身につきませんでした。それからアガルートのマネージメントオプションで毎週答案を添削していただき、不足している点を指摘してもらいつつ、ようやく合格への道筋が見えてきた、という感じです。 私はアガルートの総合講義300のテキストと、重要問題習得講座、過去問の三つをメインに勉強を進めました。アガルートの総合講義300は、予備試験・司法試験合格に必要な知識が全部載っており、かつ必要最小限度の知識しか載せないので、覚えるべきことがはっきりわかって、合格直結の知識を身につけることができました。そして、判例を最優先した上で、必要なところだけ学説を載せるスタイルもとても簡潔でわかりやすく、かつ小手先のスキルではなく、法律体系がよくわかるテキストとなっており、勉強始めたての頃から、予備試験、司法試験当日まで、ずっと使い続けました。 また、マネージメントオプションや個人指導では、先生方が論文答案のノウハウを親身になって教えてくださり、本当に書くべきことは何かよくわかるようになりました。ラウンジでは定期的に勉強会を無料で開催してくださり、先生たちの情熱をとても感じることができましたし、先生方、アガルートの学生らみんな一同となって試験を乗り越えるような気がして、とても勇気づけられました。 合格した今、アガルートを最初に選択したことを幸いに思うと同時に、感謝仕切れません。村長を「むらちょう」と読んでしまうような日本語弱者でも、公法系で一桁の順位が取れるまで成長できたのは、アガルートの先生方のおかげです。本当にありがとうございました。

T.Kさん【民事系92位】(男性,20代,予備試験合格)

■ 予備試験1年合格カリキュラム
■ 論証集の「使い方」
■ 重要問題習得講座
■ 「刑法事例演習教材」解析講座
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 民法(債権法)改正対策講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 判例百選スピード攻略講座

司法試験合格を決意した当初、どういった勉強方法が効率的なのかわからなかったため基本書を漠然と読む日々が続きました。しかし、司法試験や予備試験に必要な知識を身に着けていないことに気づき、アガルートの予備試験1年合格カリキュラムを受講しました。 このカリキュラムによって司法試験や予備試験に必要な知識、答案作成において重要な思考過程やスキルを学ぶことができました。各講座を繰り返し取り組むことで知識やスキルが定着していき、予備試験に最終合格できました。アガルートのテキストを反復することで、いつしか予備試験合格レベルに達していました。信じて取り組むことのできる講座が揃っていると感じます。 予備試験合格後は『司法試験論文過去問解析講座』を受講し、過去問対策をしました。 何とか司法試験に合格できたわけですが、最初から最後までアガルートには本当にお世話になりました。

N.Nさん【民事系92位】(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」
■ 旧司法試験・予備試験型答練

法科大学院入学当初は、授業がとても高度(複雑な学説を整理させる、修習でやるような主張整理を求められるなど)なもので、衝撃を受けました。 工藤先生が講義で「受験生は司法試験に合格することだけを考えてください」と仰っていたことから、司法試験合格に向けて教材・勉強内容を絞り込むことにし、ロー入試に向けて受講していた工藤先生の入門講座テキストを辞書的に使いつつ、過去問(司法試験、予備試験)、自分で各科目から1冊選んだ論文の問題集、論証集を完璧に自分のものにすることを法科大学院での第1目標としました。 普段は授業の予習復習は殆ど行わず、期末試験2週間前から一気に復習をし過去問を解き、なんとか試験を乗り越えました。ただ、授業で指定された文献などを読み漁っている友人が多く、自分も読んだほうがいいのではないか、応用的な部分も学習しないと司法試験には対応できないのではないかと不安になることもありました。しかし、既修1年目の期末試験が終わった夏から司法試験の過去問を解き始めたところ、問題は難しいものの採点実感を読むと応用的な部分はみんなできていない、基本さえ確実にすれば合格ラインは越えられると感じました。 既習1年目の夏から司法試験直前期まで論文問題集と過去問を何度も解き直し、採点実感・出題趣旨を何度も読みこんだことで、試験委員の求める書き方や各科目の基本知識、処理手順は盤石なものとなりました。その際、工藤先生の入門講座テキストを何度も参照しましたし、内容の量・質ともに十分なものなので基本書などを参照せずに済みました。 また、それらに並行してアガルートの論証集を、各科目60周以上回しました。論証集を完璧に理解し暗記することで、思考にロスが生じずらくなりますし、基本問題で書き負けることがなくなります。また、きちんと理解した上で暗記しているので、応用的な問題が出ても「あの問題点と根底は似ているのではないか」と類推し、食らいつくことができました。ぼんやりと覚えたではダメです。本番では異様な緊張感にのまれることも想定されるので、どんな状況になっても正確に書ける状態にした方が良いと思います。苦しいけどここは逃げずに。 このように、過去問、各科目1冊の問題集、論証集を完璧にすることで司法試験に合格することができました。 今振り返ってみて、アガルートの教材は本当に秀逸なものだったと感じています。内容が正確な上にコンパクトで、でも情報量は十分という、司法試験との関係では最強の教材でした。自分は過去問分析で市販本の再現答案を使いましたが、+αでアガルートの過去問分析講座を使っていればもっと勉強時間を短縮できたなと少し後悔しています。 法科大学院に入学し、司法試験に向けて色々な教材を使うか、応用的な内容に踏み込むか最初はとても悩みましたが、アガルートを信じてよかったです。

R.Yさん【公法系92位】(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」
■ 重要問題習得講座
■ 倒産法 論証集の「使い方」
■ 倒産法 過去問解析講座
■ 司法試験型答練

【論文式試験】 自分に合うと思った方法を貫いたことが合格の要因になったと思います。 論文式試験に向けた勉強法は千差万別であると思いますが,私は,直前期にアウトプットを大量にこなして勘を養うことが重要だと考えたので,ロースクール在学中にインプットを済ませて,直前期はアウトプットに重点を置くことにしました。 インプットに関しては,ロースクールの授業や演習書で十分だと考えていましたが,アウトプットを万全にこなすためには,授業等で得た知識を体系的に整理し直す必要があると思うようになりました。そこで,論証集の「使い方」等のアガルートの講座を受講しました。アガルートの講座は,合格答案を書くために必要なエッセンスが詰まっているうえ,比較的短い時間で1周することができるため何度も繰り返すことができ,ロースクールを卒業する頃にはインプットを盤石なものにすることができました。 アウトプットに関しては,直前期に予司法試験型模試を5回受けました。初見の司法試験型の問題を時間内に解ききる経験を積んだことで,筆力と処理能力がかなり向上しました。また,本番でも模試を受けているような感覚で気負いせずに問題を解くことができました。 直前期にここまで模試を受けるのは邪道かもしれませんが,アガルートの講座で培った土台があったため,本番で力を出し切ることができたと思います。
【短答式試験】
私は,平成30年の予備試験短答式試験に不合格でした。マーク式試験は得意だから論文試験の勉強さえしていれば大丈夫だと自惚れていたことが原因でした。そこで,司法試験短答式試験には確実に合格するために,基本書や条文に照らしながら過去問をやりこむという勉強を1年以上続けました。短答式試験については,自己流を改めて王道の勉強を続けたことが良い結果につながったのではないかと思います。

K.Tさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 重要問題習得講座
■ 論証集の「使い方」
■ 総合講義300
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 論文答案の「書き方」
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 倒産法 論証集の「使い方」
■ 倒産法 過去問解析講座
■ 司法試験型答練

私がアガルートに出会ったのは、成績に悩んでいた大学2年生の時でした。なんとか成績を上げようと、書店で参考書を眺めていたら、『アガルートの司法試験・予備試験実況論文講義』を見つけ、購入しました。その本に書かれていた答案作成のコツは、それから司法試験を受験するまでずっと使えるものであり、大変感激したことを覚えています。そうして、成績がみるみる上がったことと価格の良心さも相まって、「総合講義300」と「重要問題習得講座」と「論証集の「使い方」」を受講しました。 私は、「総合講義300」でインプットしつつ、「論証集の「使い方」」で論証を暗記し、「重要問題習得講座」でアウトプットする、というサイクルをひたすら回しました(他にも「旧司法試験論文過去問解析講座」を応用として使用しました。)。そうして、各科目の基礎を盤石にすることができ、法科大学院の試験を全額免除で合格することができました。 法科大学院では、いよいよ司法試験ということで、「司法試験論文過去問解析講座(令和元年~平成23年)」、「短答知識完成講座Ⅰ」、「倒産法過去問解析講座」「倒産法論証集の「使い方」」を受講しました。新しい講座を受講しましたが、上記サイクルは変わらず、アウトプットとして司法試験の過去問を解くことが増えたくらいでした。 このように、アガルートは、法科大学院ではやってくれない司法試験対策を手厚くやってくれました。また、直前期も「司法試験型答練」を受講して最後の仕上げをすることができます。 以上のことをまとめますと、上記講座は、学部から法科大学院までずっと使うことができ、それぞれが相互に結び付いていますから、無駄なく使いこむことができます。 したがって、私が司法試験に合格することができた最大の理由は、上記サイクルを回し続けたことにあると思います。

Y.Aさん(男性,20代,予備試験合格)

■ 総合講義300
■ 重要問題習得講座
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 論証集の「使い方」
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 予備試験 論文過去問解析講座
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 倒産法 3講座パック

私は、大学2年生の春休みに先輩の勧めでアガルートを利用して司法試験に向け勉強することを決めました。まず利用したのは、総合講義300です。サークルやアルバイトの合間を縫って、これを2月までに2回受けました。今振り返ると、1回に留めても良かったと思います。そして、短答に向けての対策に着手しました。結果は、大学3年生の予備試験の短答は5点差で落ちてしまいました。予備試験に落ちたことが悔しかったので、さまざまな合格者のブログを読み、合格するためのプランを作りました。これは、次の短答の1ヶ月前まではひたすら論文の勉強をし、最後の1ヶ月で短答に間に合わせるというものでした。論文式の対策として、重要問題習得講座・旧司法試験論文過去問解析講座・予備試験論文過去問解析講座を繰り返し解きました。他にも適宜市販の基本書を読んだり、問題集を解いたりしました。法律雑誌を読んだりもしていました。そして、短答1ヶ月前からは、短答の過去問を何度も何度も解きました。短答に合格した後は、他塾の答練をペースメーカーとし、論証を何度も暗記したり、本番の時間配分の勉強をしました。口述は、過去問を読み込み勉強範囲を定め、その範囲を徹底的に勉強したり、時折合格した先輩や同期の論文に受かった友達と練習をし、受かりました。 司法試験は、7科目については新たな法律知識の勉強は不要と理解し、問題形式になれることに努めました。これは、他塾の答練や司法試験過去問を利用しました。選択科目で選んだ倒産法は、アガルートの講座を利用した他、市販の基本書・問題集を利用したり、難しい判例は調査官解説を読みました。司法試験がコロナウイルス関係で延期されました。私は幸いにも東京大学法科大学院に進学したので、授業を受け法律の勉強をより深く勉強することとしました。特に、苦手の意識のあった民事訴訟法や商法を重点的に勉強しました。そして、本番を迎え、合格しました。

遠藤 嵩大さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義100
■ 民法改正対策 中上級者向けパック
■ 重要問題習得講座

今回の司法試験は、私にとって三回目の受験となりました。ロースクール時代の友人は一回目又は二回目で皆合格していたため、孤独との戦いでもありました。一回目、二回目はロースクールの自習室に通っていたのですが、今回は実家だけでの学習をして乗り切りました。また、就職を考えたため、公務員試験も受験し、そちらも最終合格し内定を貰うことができました。私が今回合格できたのは、前回落ちた際に、すぐに自身の学習内容を合格者数人と共有し、何がまずかったのか分析し、その分析の結果、合格するために必要となる学習を選定し、一つ一つ実行したからだと思います。その分析の中の一つに、問題演習があげられたため、過去問演習以外に問題演習をしようと考え、評判の良いアガルートの重要問題習得講座を受講しました。令和2年度の司法試験は、新型コロナウイルスにより三カ月ほど延期されましたが、延期された三カ月間に重要問題習得講座の問題を何度も解きました。これにより、基礎力が向上し、司法試験に合格できたと私は考えています。特に、民法は助けられたと感じます。今年度からは、改正民法が出題されていますが、市販の教材のほとんどが改正民法に対応していなかったので、重要問題習得講座の受講は大きなアドバンテージになったと思います。また、改正民法の総合講義100も受講したのですが、これにより短答試験は比較的高得点を出すことができました。大変感謝しております。

K.Oさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義100
■ 司法試験アウトプットカリキュラム

私は合格するための勉強方法を取りました。具体的には、司法試験受験生の平均層に書き負けないための勉強をしました。 まず、司法試験では、満遍なく論点を拾い採点項目に充足するような事実認定をすることが大切です。そのため重要問題習得講座の答案構成を1問10分ほどで行い基本論点を問題文から抽出する訓練を繰り返しました。一通り構成が出来るようになったころには、答練で平均点を割ることがほとんどなくなりました。 次に行ったことは、答練で自分の答案が客観的にどのような評価がなされるかを分析することです。確かに、答案の採点者はいい加減な人がいますし採点に納得できない場合があると思います。しかし、そのような人でも分かりやすい文章を書くことが出来れば点数が安定していきます。点数が伸びなかった理由は、規範が不正確だったからか、事実の評価の部分がいまいちだったのか、単純に文章の流れが悪かったのか様々な理由があると思うのでその点を分析し、ノートにまとめて構成時間を調整したり、論証集に当てはめの際のポイントを記入したりしました。 最後に答練で行ったことは、2時間ではなく1時間40分で解くという方法です。司法試験では、答練では出題されないような現場思考問題が必ず出題されます。その場合に時間管理をギリギリに設定すると、途中答案のリスクが生じます。そこで私は「答案構成30分・1頁10分・7頁文末・20分のバッファ」を目標に、筆力を上げる訓練をしました。その結果、司法試験では時間に余裕があったため現場思考問題に時間をかけることができ、安心して解答することができました。

岡川 裕貴さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義300
■ 民法改正対策 中上級者向けパック

私は1回目の司法試験に落ちました。その後友達の合格をきき、初心に戻って勉強したいと思いアガルートアカデミーの総合講義300を受講することにしました。初めにしたことは総合講義300を一周受けることです。難しいな、覚えることができるかなと不安にもなりました。ひとまず一周していくうちに理解が深まり、2週目以降に入ると見る世界が変わりました。最初引っかかっていたところの理解が次第に深まっていきました。次に工藤先生の論証集をひたすら回しました。わからない言い回しや理由があれば教材の該当箇所の工藤先生の説明をきき理解を深めました。あとは過去問を解きました。私自身司法試験に落ちた経験がありますが、司法試験の過去問を書いた方がいいと思います。 1つ目のメリットは過去問を書くことによって思考と動作が連動するため記憶として残ることです。 2つ目に書く練習になると思います。司法試験において書く分量が増すとそれだけでアドバンテージになります。 3つ目に試験形式になれることによって本番の緊張感の中でも司法試験委員の先生が読める文字を書けることができます。 結果として教材→論証→過去問をひたすら回すことが合格に繋がったと思います。

小野邉 桃子さん【刑事系58位】(女性,20代,法科大学院卒業)

■ 国際私法 過去問解析講座

私は、司法試験の勉強は主に法科大学院での勉強をメインとして行っていました。未修入学でしたので、始めはできる限り知識のインプットを行い、定期試験などでアウトプットを行っていました。法科大学院1年目はとにかくがむしゃらにいろんな方法を試行錯誤しながら勉強していました。2年目は、既修者が入学してきて、授業の内容も高度になり、1年間の勉強では網羅しきれない各科目の難しさを実感しました。それでも必死でくらいついてき、既修者の友人と自主ゼミを組んで選択科目以外の司法試験の過去問を解き、順調に成績を伸ばしていきました。 私の場合は、勉強時間を毎日記録し、自主ゼミの予定を入れたりして朝早い時間から勉強できるようにしていました。また、余白が大きくて書き込めるカレンダーを用意して、毎日こなしたいタスクを割り振って、勉強時間と達成度に応じて色を変えたマーカーで囲ったりして可視化しました。 短答は苦手意識がありましたが、忘却曲線に沿って復習頻度を考えてとにかく回数をまわして解いていくことを意識していくうちに、徐々に点が安定するようになりました。毎日午前中は短答の勉強に充てるなどしてルーティーン化しました。論文については、受験の2か月前から、毎日過去問や答練を1科目分に加えて選択科目の大問1問を解くようにして、論文を解くことを習慣づけました。1か月前からは最後の暗記に時間を費やし、細かい表現まで徹底的に頭に叩き込みました。 モチベーションが下がった時には、合格体験記を読んだり、あらかじめ早めに勉強を終了する日を作ったりしました。

K.Oさん(男性,30代,予備試験合格)

■ 司法試験インプットカリキュラム
■ 一般教養科目対策講座
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 予備試験 論文過去問解析講座
■ 民法改正対策 中上級者向けパック

アガルートの総合講義100で各科目の全体像を掴み、工藤先生が重要であると仰ったことは確実に理解できるように努めました。 私が最も使用したのは、重要問題習得講座です。この講座は予備試験の受験からそのまま利用しましたが、司法試験においても極めて有効でした。その理由としては、予備試験も司法試験も結局は各科目の基礎基本、原理原則がきちんと理解できているかで合否が分かれるという点は変わらないと考えられるからです。 具体的な利用法としては、1度目は、解説講義を聞き各問題を理解することに重点を置き、2周目以降は答案構成を繰り返し行い、特に典型論点・重要判例がすぐに想起できているかという点を重点的に確認しながら繰り返し学習しました。重要問題習得講座に掲載されている問題は基本問題、それ以外は応用的で合否にはそこまで影響がないと自分の中で判断基準を作ることが出来たことは、難易度の高い問題が出題される司法試験を受験するに際し大きな自信となりました。 特に、私は民事3科目が苦手だったのですが、重要問題習得講座を本当に何周も繰り返した結果、本試験では安定した結果を残すことができたので本当に繰り返し学習してよかったと思いました。

S.Kさん(男性,30代,法科大学院卒業)

■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 論証集の「使い方」
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 判例百選スピード攻略講座
■ 問題文の「読み方」と答案構成の「やり方」
■ 司法試験過去問答練ゼミ

私は、ロー時代から成績は芳しくなかったものの、それなりに努力をしておりました。過去問の起案及び分析も徹底的にやりましたし、短答の過去問集も7科目全て3周以上回しました。それにも関わらず、ロー在籍中は予備試験に全て短答落ちしましたし、卒業後の司法試験も1回目は短答落ち、2回目は短答の成績こそ134点とそれなりに取れたものの論文の成績は2000番台と話しにならないレベルでした。 今まで我流で勉強していた私はこのままでは未来がないと思い、司法試験に4位で受かった渡辺先生から考え方を学ぶべくアガルートの「過去問答練ゼミ(渡辺講師)」という講座を受講しました。そこでは、①請求→②法的根拠→③要件→④効果の順番で検討していき、条文を意識しつつ三段論法を守って書くことの重要性及び判例の答案への活かし方を教えてもらいました。「法律ってこういう風に考えてこう書いていくんだ。上位合格者(渡辺先生は4位)ってこのレベルで知識をおさえているんだ。判例ってこういう風に使うんだ。」と毎回驚きがあって自分の勉強のしかたが大幅に変わっていきました。 私にとってこのゼミはローの2年間よりもはるかに意義のあるものでした。このゼミを受講してから、司法試験に合格するためにやるべきことが明確になり、そこから半年ほどの勉強で合格することができました。もちろん、今までの積み重ねがあったからこそ半年で合格できたのだと思いますが、このゼミに出会ってなければ今年も不合格であったと確信しております。 最後に、いつも講義後しつこく質問していたにも関わらず嫌な顔ひとつせず丁寧に答えてくださった渡辺講師には心から感謝しております。今後も、私のように努力の方向性がズレて回り道をしている受験生を救ってあげてください。どうかよろしくお願いします。

H.Kさん(男性,20代,予備試験合格)

■ 論証集の「使い方」
■ 重要問題習得講座
■ 短答過去問解析講座
■ 労働法 3講座パック

とても大変な勉強生活でした。 色々なものを我慢していました。 1日15時間くらい勉強したこともあります。 ストレスで寝れない日もありました。 心身ともにダメージが溜まっていると思います。 明るい未来を夢見て頑張りました。 何とか結果が出て良かったです。 司法試験の勉強を始めた時は、テキストの多さに驚愕していました。 軌道に乗るまでが長かったです。 短答は30周以上しました。 論文も旧司法試験の過去問から、10周くらい答案構成をしました。 予備試験の過去問は3回フルで書きました。 やり過ぎくらいが丁度いいと思います。 ネットには、超短期合格の人や少ない勉強量で合格した人が溢れています。 ただ、起算日が怪しい人もいますね笑 会計士の人や法学部の人は、法律について前提知識がありますもんね笑 普通に大学に入って、1年生から勉強を始める人が多いと思います。 司法試験合格を目指すのには覚悟が必要です。 ひたすらに頑張れば合格できるはずです。

近藤 圭悟さん(男性,30代,法科大学院卒業)

■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 労働法 3講座パック

私は、ロースクールへ既修で入学したものの、それまでの勉強方法は、いわゆる論証パターンをただ何となく覚えて、何となく予備校が出している問題集を何度か回すという勉強を主にやっていました。そうすると、当然ですが、この勉強方法ではおのずと行き詰まるときが訪れ、学校の定期試験レベルでは単位は採れるものの、司法試験の過去問に手を出すと、手も足も出ないという壁にぶち当たりました。そこで自分の勉強方法を一から見直さなければいけないなという時期に、友人からアガルートがいいよと進められました。初めは、アガルートも予備校であることには変わりないので、半信半疑で無料講座等を受講しましたが、そんな疑念は、工藤先生の講義を受講するうちにすぐに消え去りました。工藤先生の講義では、大事なのは論証パターン(もちろん最終的には論証は必要ですが)ではなく、条文から始まり、条文の解釈で終わるということを徹底的に教わりました。そうすると、司法試験の過去問レベルでもめきめき答案がかけるようになり、最終的には、最短ルートである1発で試験に合格することができました。

M.Sさん(女性,20代,法科大学院卒業)

■ 重要問題習得講座
■ 司法試験型答練

私は法科大学院修了後3回目の受験で合格しました。法科大学院入学以降は予備校の講座等は受講せずに勉強していましたが、2回目の受験で不合格になったのをきっかけに予備校の利用を考えました。ロースクール修了して少し時間が経ったことや基本論点の知識に穴があるのではないかが不安だったので、基本的な論点を網羅的に短時間で復習できる講座を探していたところ重要問題習得講座に出会い受講しました。 私は7科目セットで重要問題習得講座を受講しており、各科目の得手不得手に応じて各科目の演習を何度も回していました。具体的にはまず試験日から逆算して1日に解く問題数を決めてスケジューリングしていました。試験まで時間的にあまり余裕がなかったことから答案は書かずに全て問題文を読んで答案構成をして解説を聞いて復習をするという流れで行っていました。そしてその都度抜けていた論点や知識があれば自分の一元化教材に反映させ、おろそかになっていた判例があれば百選等で確認する作業を必ずしていました。この学習を半年の間に3周ほど繰り返すことで知ってないと合否を分ける部分については定着したと感じました。 そして、私は司法試験型答練も受講しました。ここでは、重要問題習得講座で身につけた知識を答案に反映させることができるかを確認する機会として利用しました。

Y.Sさん(女性,20代,法科大学院卒業)

■ 「刑法事例演習教材」解析講座
■ 国際私法 3講座パック

勉強の範囲の指針は、「みんなが書ける部分を書けるようにする」でした。なので、過去問等で他の受験生が書けていない事項についての勉強は、基本後回しにしていました。 勉強が必要な部分についてはロースクールの授業内容が答案に役立つ場合は参考にしつつ、不十分な部分については適宜参考書、問題集などを参照していました。問題集を参照することについて疑問に思われるかもしれませんが、私は新たな知識を習得する際、答案ではどう表現するかを常に考えていました。ですので、当該知識の使い方を主に解説する問題集の記述は非常に役立ちました。 短答式試験について、過去問を何度も回すことが王道だと思います。私も憲法、刑法は過去問を何回も回していました。しかし民法について、私の受験年度から改正民法になったため、過去問演習はほどほどにして、条文の素読を中心に勉強していました。令和2年の短答民法の平均点は例年に比べて低いものでしたが、上記の勉強方法のおかげで私は特に点数を下げることなく合格できました。

H.Jさん(女性,20代)

■ 重要問題習得講座

わたしは大学3年次にロースクール進学を決意し、某大手予備校の基礎講座、論文マスター講座を利用して法律の学習を始めました。 無事ロースクールに入学することはできたものの、ロースクールの授業に全く対応できず、自分の勉強が論証の意味を十分に理解しないまま丸暗記したものであったと気付かされました。 新たに講座に申し込む経済的余裕がなかったため、工藤先生が執筆された市販の論証集を購入して、既存のテキストや基本書と併用してテキストと論証集を読む→演習書を解く→ノートへの一元化を繰り返し行いました。 工藤先生の論証集を読むことで、これまで丸暗記してきた論証の真の意味、論点を理解することができ、ロースクールの試験、外部の模試の成績が一気に上がりました。 司法試験後、自分が十分に勉強してきた知識を発揮できなかったことが悔やまれたので、新たにアガルートの重要問題習得講座に申し込みました。 某大手予備校よりも分かりやすく、アガルート独自の問題や上位ロースクールの入学試験問題等、内容が非常に充実しているにもかかわらず、手の出しやすい価格で驚きました。また、合格者返金制度は受験生の立場に立った、素晴らしい制度であると思いました。 結果として司法試験に合格することができましたが、司法試験後から合格発表までの間に重要問題習得講座を受講したことで、法律への理解が更に深まりました。

S.Sさん(女性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義300
■ 論証集の「使い方」
■ 論文答案の「書き方」
■ 重要問題習得講座
■ 総合講義100

今回初受験でしたが、司法試験がコロナの影響で初延期、それもかなり長期間の延期となり、自分自身の勉強ペースが崩れてしまって試験前はあまり精神的に安定していない状況でした。そのような状況下で、自分が今までやってきたこと、勉強してきたことの積み重ねや、成績、過去のデータ等を信じて受験するしかありませんでした。自分を信じて、結果を出せてよかったと感じています。 法科大学院時代の受験勉強は論文に力を入れすぎ、短答対策が疎かになってしまっていたと思っています。そのため、年明け頃からの焦りはかなりあったと思います。焦りすぎて勉強に集中できないという悪循環も生まれたため、短答対策は精神衛生的にも早め早めにやっておくべきだったと考えています。 合格した今ですら短答さえ、もう少し早めに着手していればもっと論文の理解も深まり、よりよく法律を理解でき、よりよい順位で合格していたのではないかな、と思い、少し後悔しています。

S.Tさん(男性,30代)

■ 知的財産法 論証集の「使い方」
■ 知的財産法 過去問解析講座
■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座

私は大学卒業後、社会に出てから弁理士試験にチャレンジし、合格しています。その弁理士試験の過程で、自分で主体的に選択した資格の勉強をすることがそんなに辛くはないと感じたことや、弁理士試験合格を経て、自分は法律試験の勉強方法をすでに習得していて司法試験を効率よく勉強できると(誤った)認識をしたこと、弁理士試験もそこそこ難関だったので司法試験もいけるだろうという(甘い)自信を抱いたこと、などがあって、今度は弁理士業務の傍らで予備試験ルートから司法試験に挑戦しました。 上記の通り、弁理士試験の過程で法律試験の勉強方法はすでに習得済みと考えていて、まずは市販の教科書だけを買って完全独学で勉強を開始しました。その結果、確かに予備試験の短答試験までは独学でも対応できたのですが、予備試験の論文試験まで行くと自分が誤った考えを抱いていたことに気づかされました。 弁理士試験の論文試験では、少なくとも私が合格した2014年時点では、問われていることに対してほぼ定型的な論理展開でブレのない結論が出るタイプの問題がもっぱらでした。一方で、司法試験(予備試験含む)では、複数の論理を事案に応じて選択したり、法律や判例が当該事案について適用できるか個別に検討したりする必要があり、応用力の問われる形式の問題が多く出ます。弁理士試験に合格するだけではこのような問題への対処法や考え方は身につきません。そのことに、二回目の予備試験の論文試験に落ちたあたりでようやく気付き、私は予備校の講座を受講することにしました。 アガルートの講座を受けたところ、当然というべきか、このような応用的な問題への対応策も教えてくれました。すなわち、複数の結論があり得る問題に対して、どのような論点があって、それぞれの論点に対してどのように考えることができ、どのように結論にもっていけばよいのかについてわかりやすく教えてもらいました。授業内容はあくまで試験を見据えたもので、点数に直結するポイントをついた内容でした。 なかでも、個人的にありがたかったのは、論文の講座において、試験において現実的に書ける内容が考慮されていたことです。市販の問題集などでは、時間内に書ききることは非現実的であるような模範解答も多く見受けられ、かえってどのように勉強を進めればよいのか混乱させられることすらあります。一方で、アガルートの講座では、ある問題ではどこを重視すべきか、あるいは逆に、ある問題においては、場合によって簡易的な記載にとどめたり切り捨てたりしてもよい部分があることをしっかりと示してくれました。これにより、変に完璧主義に走ったりすることなく、時間内に現実的な合格答案を作成する能力が向上したことを感じております。 最終的には3回目の挑戦にて予備試験に合格し、今回、司法試験本試験1回目の挑戦にて最終合格に至ったわけですが、最初からアガルートに頼っていればもう1年くらいは早く司法試験の最終合格に至ったのではないかな、と感じております。

H.Tさん(女性,20代,法科大学院卒業)

■ 論文答案の「書き方」
■ 重要問題習得講座

2回目の試験に臨むにあたって、疎かになっていた基礎のインプット中心の勉強にしようと思い,情報の一元化と、メリハリを意識しました。 司法試験できかれる論点は、限られます。これを司法試験当日までに自分がアウトプットできる確率をあげる作業が大切だと思い、インプットの精度とアウトプットの頻度の相関性に気をつけて勉強しました。 まず、インプットは、浅く広く。これはまとめノートをパラパラ見返して、とにかく、過去問、模試、答練、論証集にある論点の条文の文言は何か、その解釈、解釈の前提となる趣旨、趣旨から導かれる規範、規範の限界事例の判例、に目を通すことを意識しました。 そのあとは、アウトプットですが、アウトプット段階でインプットが浅いので、出てくるのは一部の規範や、趣旨、だったりします。そこから、自分で考え、思い出す訓練をしました。アウトプットの形での再インプットなので、規範が作出できればそのままあてはめ、規範が作出できないレベルであれば規範をみながらあてはめ、作出できなかったのものは、規範だけを再度確認していました。 これを、重要問題集、過去問等で行い、答練では2時間の時間管理になるべくこだわりました。 ざっくり述べると以上の通りですが、基礎的な力をつけることに重きをおきました。基礎であるのに、わからないことが存在する場合、他者との相対評価である司法試験では、遅れをなくすよう、これをつぶすのが勉強であるとの意識の下、有限な時間の中、確率の引き上げにあてました。

Y.Tさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 重要問題習得講座

私は3回目の司法試験受験でなんとか合格することができました。 1,2回目ともに短答式試験は突破しており、論文式試験がネックだという認識のもと、3回目の受験に向けた準備を進めておりました。 司法試験は過去問演習が重要であることは間違いありませんが、科目ごとに特性があることもまた真実です。 しかも、その特性も受験生それぞれによって相対的です。 私の場合、特に民事系科目の成績が悪かったので、それらの特性に合わせた対策の必要性を感じていました。 そこで、公法系、刑事系科目は過去問演習をメインとして繰り返し、民事系科目は近年の過去問演習をした後、論点網羅的な問題集の演習を繰り返して行いました。 特に民法は、令和2年の試験から改正民法の適用があるため、より充実した問題演習を行う必要性があると感じ、改正法に対応しているアガルートの重要問題習得講座を受講しました。 仕事をしながらの受験勉強だったので、範囲を絞ったうえで、より効果的な学習をするという観点から、重要問題習得講座は最適な講座でした。
自分の苦手な民事系科目と真摯に向き合って、対策を重ねた結果、民事系科目はオールA評価をとることができ、合格することが出来ました。

田子 大樹さん(男性,30代,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」
■ 「刑法事例演習教材」解析講座
■ 「憲法事例問題起案の基礎」解析講座
■ 「事例研究行政法」解析講座
■ 司法試験型答練

「短答対策」 まず、司法試験が開始した2006年~2019年までの司法試験・予備試験で出された全ての短答の過去問題を解きました。この時、自信を持って正解した問題・なんとなく正解した問題・間違った問題の3つに分けてチェックします。そして、なんとなく正解した問題と間違った問題は、どんな知識があやふやだったのかを分析して、解説にマーカーを引き、自分でマーカーを引いた個所をパラパラと見返す事を繰り返しました。そうして、1度短答過去問を解いてからしばらく時間が経った後に、2周目として、前回、なんとなく正解した問題と間違った問題だけを解きます。このような作業を繰り返していき、短答対策をしていきました。 「論文対策」 まず、ロースクールの授業や予備校のテキスト、基本書を読む等して、基本的な知識を身につけました。この時に大切なのは、最初からあまり完璧を目指そうとしない事です。初めはわからなくてつまずく事も多いと思います。それでも、繰り返していけばだんだんと分かってくるものです。ある程度、知識を身につけたら、実際に司法試験の論文の過去問を2時間(選択科目は3時間)で書いてみる事が良いと思います。最初は、あまりできないかもしれませんが、ゴールから逆算して、今の自分に何が足りないのか、しっかりと分析する事が大切です。個人的には、演習書に取り掛かるよりも先に論文の過去問に取り組む方が良いと思いました。

田坂 尚樹さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義100
■ 論証集の「使い方」
■ 重要問題習得講座
■ 司法試験型答練
■ 民法(債権法)改正対策講座

私は、短答式試験は毎年合格しているものの、論文式でいつも躓いていました。そこで、論文式を重点的に鍛えることにしました。 アガルートの合格体験記などを読み、どのような勉強法で合格しているか類型化することから始めました。 そこでは、①基本的な知識をしっかり学んでいくこと及び②司法試験での書き方を学んでいくことの2点が主に記載されていました。 まず、①基本的な知識をしっかり学んでいくことでは、重要問題習得講座で基本的な知識をつぶしていくことにしました。 重要問題習得講座では、合格に必要十分な知識が掲載されており、これをつぶすだけで十分合格できる水準の知識を頭に入れることができます。 重要問題習得講座の使い方としては、問題を見て白紙に答案構成を行う→参考答案をみて問題の所在をどのように書くか、規範はどのようなものか、あてはめで参考になる事実や評価はどういったものかなどの点を学びました。 1周目は特に時間をかけました。というのも、問題文から論点を抽出することや規範に対する理由付けがあまり出来ていなかったため、市販の基本書などを参考に理解を深めていったからです。結果的にこの勉強法が基本的な知識への理解を深めることにつながり、効果的に学習をすることができたのではないかと考えます。 また、②司法試験での書き方は、毎月2回ほど司法試験合格者に答案を見てもらう機会があったのでそこで答案を見てもらい、書き方を修正していく作業を行いました。 この2点に絞って集中的に勉強することで、合格することができたので、あまり手を広げる必要はないのではないかと思います。

K.Tさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」
■ 司法試験インプットカリキュラム
■ 労働法 総合講義
■ 倒産法 総合講義

私は法科大学院2年から3年に進級するにあたって、アガルートアカデミーでの学習を開始しました。その理由は、①翌年に迫った司法試験に向けて質・量ともに信頼できる実践的な学習ができる、②法科大学院の未修1年目及び2年目での学習内容に司法試験の試験的な内容も加味した一元化テキストを利用できる、及び③司法試験まで1年ほどの短期間で一気に司法試験レベルまで仕上げることができると考えたためです。これらの理由から、私が受講したのは司法試験インプットカリキュラムでした。この選択は正しかったと自信を持って言えます。以下では、短答と論文それぞれの学習について述べさせて頂きます。 まず、短答の学習についてです。私は、法科大学院3年次に予備試験の短答式試験の勉強をしていたこと、3年次の講義の小テストで憲・刑の短答過去問を解く機会があったことから、憲・刑については3年次の12月に受けた短答模試では良好な点数でした。しかし、民法に関しては前述の予備試験以来勉強しておらず知識も完全には定着していなかったことが影響し、足切りの点数を取ってしまいました。このままではマズイと考え、本格的に司法試験に向けての短答の学習を開始しました。私は、憲・民・刑いずれについても、主として市販の過去問集を利用しました。短答の学習範囲は、どうしても論文の学習と異なり細かな知識にも及ぶため、短答と論文の学習はそれぞれ特質を有すると考えてしまいがちです。しかし、私は短答の学習は繰り返すうちに単調なものになってしまう危険があると考え、どうせ短答の学習を行うならば、時間を効率的に使って短答と論文の学習を関連付けながら同時に行うことを意識しました。具体的には、問題の肢ごとに、仮にこの問題が論文で問われた場合にはどう答案に書くかということを意識して解いていました。この勉強法は、最初のうちは莫大な時間がかかってしまう方法で根気を要するものだと思います。もっとも、単に短答の問題と割り切って解くよりも格段に知識に対する理解が深まって定着度合いが高まり、結果的に忘れにくく論文にも活かすことができる知識にできたと考えています。加えて、アガルートアカデミーの短答知識完成講座Ⅰも活用することで、過去問で出題された知識の理解度を高め、同時に未出題の知識もカバーできるようにしていました。 次に、論文の学習についてです。アガルートアカデミーのテキストは法科大学院での学習内容に匹敵する内容を扱い、内容の正確性も担保され、さらにテキスト及び講義時間がコンパクトで周回できると考えたため、論文の学習のベースは総合講義100、論証集の「使い方」及び重要問題習得講座にしていました。2年次の2月頃から学習を開始し、3年次の7月頃までに総合講義100及びその復習として論証集の「使い方」の全ての講義を受講しました。夏休みになると、論証集の「使い方」を繰り返し聞きつつ、ひたすら重要問題習得講座の問題を解き、論文抽出能力と文章力を養っていました。なお、問題を解く際は、基本的に答案構成で済ませることが多かったです。重要問題習得講座を夏休み中にすべて受講し、9月末からは他の予備校の答練を受講しました。この答練を受講することで、司法試験レベルの長文の問題に取り組むにあたっての時間配分、問題文の読み方及び文章表現力などを養っていました。そのまま、3月に全国模試を受験し、さらに司法試験延期後の7月にも全国模試を受験しました。答練や模試を通じて、アガルートアカデミーで学んだ内容が十分に通用することを実感することができ、そのまま司法試験本番に臨み1回目で合格することができました。司法試験本番に臨むまで、上記3講座、特に重要問題習得講座は最後まで繰り返し解いていました。なお、私は司法試験過去問を法科大学院のゼミ等を通じて2年分ほどしか解いていなかったため、今になってはもう少し過去問を解いておくべきだったと考えています。しかし、アガルートアカデミーのテキストは過去問の出題実績の記載があり、工藤先生も講義中に言及されるため、司法試験過去問を意識しながらの学習はしていました。また、司法試験は相対評価であり、受験生全員が解ける問題は確実に正解することが必要です。このような観点からは、重要問題習得講座で網羅的かつ正確に基本的な問題を押さえることにより、司法試験過去問を消化量の少なさをカバーすることができたのだと思います。

Y.Nさん(男性,40代,法科大学院卒業)

■ 重要問題習得講座
■ 総合講義100
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 予備試験 論文過去問解析講座

私は2度目の法科大学院卒業後、2回目の受験で合格しました。 1度目の法科大学院は未修で入学しましたが、法科大学院自体があまり司法試験向きではなく、その後も方向性を見失ったまま4度不合格となりました。 その後に神戸大学法科大学院が司法試験対策に力を入れているとの噂を聞き、再度入学し学び直すこととしました。同大学院は既習で入学しました。神戸大学の教育はとても素晴らしく、充実した2年間を過ごすことができました。ただ、大学院の課題も多かったため、司法試験の合格点を確保するという点が不十分のまま1度目の受験を迎えてしまい、結果、バランスを欠き不合格となりました。 神戸大学での学びで知識の深さは十分だと感じたので、合格点を確保するという試験に特化した対策をとるためにアガルートの講義を受講することとしました。 アガルートでの学びは無駄なことはできるだけ省き、必要なことを試験で対応できるよう整理できる内容となっていましたので大変有益でした。 本番では民法で大失敗したため論文で900番台と振るいませんでしたが、合格するには十分でした。

E.Nさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義300
■ 総合講義100
■ 短答知識完成講座Ⅱ
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 重要問題習得講座
■ 「刑法事例演習教材」解析講座
■ 判例百選スピード攻略講座
■ 司法試験過去問答練ゼミ

短答も論文も問題演習を中心としつつ、適宜知識を正確にインプットする方法により学習を進め、法科大学院は上位で修了することができ、司法試験にも合格することができました。 アガルートの講座はいくつか利用しましたが、最初に利用したのは総合講義100です。事前に理解しておくべき知識の範囲を知り,その知識を正確に効率よく身に着けることができた点で有用でした。 法科大学院在籍時には、渡辺悠人先生ご作成の教材を中心に学習を進めました。特にロースクール最終学年の秋以降は、判例百選スピード攻略講座を繰り返しつつ、司法試験の過去問を解き、司法試験過去問答練ゼミに通う日々でした。これにより、非常に実力を高めることができたと思います。司法試験型答練も受講すればよかったです。 アガルートの教材を用いた一連の学習を通して、アウトプットを中心に据えつつ、正しい思考過程と正しい知識を身に着けていくことが大切であると実感することができました。 ぜひ、受験生の方々にも体験して頂き、合格をつかみ取って頂けると良いと思います。

M.Nさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」

私の場合、国家総合職法律区分最終合格→官庁訪問でマッチング失敗の立場からロースクールに転身・進学した身であり、最初から司法試験・予備試験を目指して基礎を積めていたわけではありませんでした。一方で法学部の定期試験でそれなりの評価をいただき、またロースクールに入学させてもらえる程度の実力は学部及び国家総合職の勉強の中で身につけてきていたこともあり、改めて1から勉強をし直すことも時間的・金銭的に現実的ではありませんでした。 そこで、ロースクールの学習に全力を出しつつ、ロースクール内での自主ゼミで過去問や司法試験を模した問題を解きまくるといった方法で力をつけようとしたのですが、これがどうしても我流であったため、法律的な文章の書き方(要件を全部ピックアップしてそれぞれについて簡単にでも触れることや法的三段論法など)や覚えておくべき規範等がきちんと形になっておらず、3月模試の時点で(大手の模試を2社受けましたが両社とも)徹底して低い評価を受けました。 そこで慌てて加入した(他塾ではありますが)規範総ざらい講座や直前フォローアップ講座等を通じて、基礎事項の暗記や書き方を徹底して叩き直し、試験延期のため特別に開催された6月の模試で合格点水準まで持ち上げることができ、そのまま無事8月の本番でも合格を掴むことができました。 正直、例年通りの開催であれば、立て直しが間に合わず、今も受験生をやっていたと思います。こうした経験から私は、(事案の解釈、大まかな結論の立て方といったようなものはロースクール等での勉強の中である程度自然に身につくものかもしれませんが、)こうした試験対策じみた書き方のテクニックや規範の暗記については、騙されたと思って予備校で適正化されたやり方をしっかりと聞いて、早いうちから身に着けておくことをおススメしたいと思います。

G.Nさん(男性,20代,予備試験合格)

■ 総合講義300
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 「憲法事例問題起案の基礎」解析講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座

私は、大学3年生の時に予備試験に合格し、4年生で司法試験に合格しました。 司法試験の戦略としては、まず、短答式試験をかなり重要視していました。これは、予備試験の受験時と意識を変えた点です。すなわち、予備試験では、合格点さえ超えることができれば、論文式試験へと進むことができます。一方、司法試験では、短答式試験の点数がそのまま総合点の一部になることから、なるべくいい点数を取るべく、直前期でも欠かさず過去問を解いていました。具体的には、8割(140点)を目標としていました。それは、8割取ることができれば、論文2科目分の失敗を巻き返せると思っていたからです。実際には、146点を取ることができ、作戦としては上手くいったと思います。 次に、選択科目の対策を徹底しました。選択科目は、予備試験になく、また、初日の最初の科目でもあったので、論文式試験対策としては、予備試験後一番時間を割きました。私は、労働法を選択しましたが、予備試験後、司法試験まで時間がなかったので、インプット講座などは受けず、ほぼ独学で進めていきました(幸い、集団的労使関係法に関しては、大学の授業を受けていました。インプットとしては大学の授業で十分でした)。ただ、対策としては、特段変わった点はなく、過去問と定評のある問題集を解き、分からない点を基本書や判例集で確認する、ということを繰り返しました。また、答練を2回ほど受け、勉強の方向性を確認していました。本番では、69点台を取ることができ、この対策でも問題がなかったのだと安堵しました。 その他、論文式試験7科目に関しては、予備試験までの勉強と同じく、問題集と過去問を解くことを繰り返しました。さらに、年明けからは答練に通って初見の問題を2時間で解く練習をしました。これによって、筆力も高めることができました。他方、普段過去問を解くときは、1時間くらいかけて詳細な答案構成を作るにとどめました。実際にフルスケールで答案を書いたのは、前年度分の1回だけでした。答案をフルスケールを書くと、2時間かかるので、それよりは、その時間で過去問2問分の答案構成を作成した方がいいのではないかと思ったため、このような対策をしました。

T.Hさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 重要問題習得講座

私は、短答式試験に苦手意識を持っており、短答式の合格ラインを超えることについてはともかく、140点以上の高得点については期待していませんでした。したがって、とにかく配点の大きい論文式試験において、安定して中位以上の点数を出せるようにするという目標を掲げ、それに向けて必要な対策をとっておりました。 具体的には、まずは、基礎力を身につけることです。典型的な出題パターンに対して、確立されているアプローチを身につけることで、多くの受験生が本番で書けるであろうレベルの記述において書き負けないことを意識しました。 次に、過去問を用いて、上記の基礎力を前提に、事案に食らいついて基礎を応用する能力を伸ばすように努めました。もちろん、中には難しいものも多く、受験生の中でも満足に検討できないほうが大多数であるような事項もあります。そこで、実際の合格水準に照らして、なにができるべきで、なにはできなくてもよいのか、今の自分が優先的におさえていくべき事項はどれなのかといった選り分けを行うために、採点実感等を活用しました。また、基礎的なものであっても、よりよい記述を行うためにも、採点実感は非常に有用でした。たとえば、ある事項に関する出題がされたときに、採点実感では非常に多くの指摘が記載されますが、これを可能な限り一般化させることで、他の分野の論述の際にも参考にできる部分が多いため、当該出題で問題となっている部分以外のテーマについても、何かしらのヒントを得ることができました。 この2つによって、基礎固めと、応用の中でも特に優先度の高いものを身につけることができたと考えています。結果的にも、芳しくない評価(D以下)を得た科目は一つもありませんでしたから、決して上位ではないものの、危なげなく合格をすることができたと感じています。

N.Hさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 知的財産法 論証集の「使い方」
■ 重要問題習得講座
■ 「事例研究行政法」解析講座

まず、学部3年生のときから、法科大学院進学のための勉強として、法律の勉強を開始しました。この時期は、基本書、市販のアガルートの論証集を読んで、インプットを中心に勉強していました。 次に、法科大学院に入学した後は、基本書、論証集、学校の授業で学んだことをまとめノートに一元化して、すぐに見返すことができるようにしました。また、アウトプットについても、司法試験の過去問、予備試験の過去問、市販の問題集等を利用して、勉強していきました。司法試験の過去問は3回ほど、予備試験の過去問は2回ほど回しました。 試験直前期には、アウトプット中心に勉強をし、インプットは、アウトプット時に出てきた論点を確認する程度で勉強していました。また、模試は、二回受け、自分の現在の位置、苦手な分野、時間配分、中日の利用の仕方などを知るために利用しました。 試験期間は、まとめノートを使用して、見返す部分を限定して、体調に気を付けて、試験を受けることができました。 これらの勉強を通して、重要だと感じたのは、アウトプットをいかにたくさんするかだと思います。司法試験では、問題文に忠実に答え、論理的に文章化できなければ、いかに知識があっても、それは無駄になってしまいます。その知識を無駄にしないように、やはりアウトプットを中心にやることで、問題文からの論点の見つけ方、それを論理的に文章化するやり方を学ぶことが重要だと思います。

藤井 祐輔さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 倒産法 総合講義
■ 倒産法 論証集の「使い方」
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 民法改正対策 過去問パック

私は、ロースクール経由での司法試験受験を決めましたが、ロースクールとの併用という意味では、アガルートの教材は最適でした。科目ごとの受講ができたのが大きく、授業の予習対策に用いることができたのはもちろん、授業後の復習のときにも使用していましたし、ローのカリキュラムのみでは履修しきれない科目や分野についてはアガルートの教材をつかって効率的に自習を進めることができました。また、音声データを持ち運びできるので、通学時間や隙間時間などに気軽に耳からの学習もでき、とても有意義に時間をつかうことができました。また、短答対策という意味でも、基本書を読み込むよりも効率的かつ簡潔に知識の吸収をすることができたのでとてもよかったです。私が受験した司法試験から改正民法の出題があったのですが、いち早く対応してくださり、また対応の形も非常にレベルが高かったという印象があります。そのおかげで改正民法対応もスムーズに進めることができ、ロースクールでの学習にも非常に役に立ちました。私は、司法試験の学習には、第一に量、質はその次と考えてやっていました。量については自分で努力をして、1日12時間は勉強時間を確保すると決めてやっていました(授業も含めてですが)。その中でもコンパクトかつ効率的に何度もまわせるという意味で、アガルートの講座での学習は量を確保するのに非常に役に立ちました。そして、質についても、ロースクールの授業はもちろんでしたがアガルートの教材のおかげで確保できた面も大きいと思っています。ロースクールの授業の補助的な利用はもちろん、ロースクールの授業ではカバーしきれない細かい知識や分野についての学習ではメインで利用させていただいておりました。

町田 孔平さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 重要問題習得講座
■ 総合講義100
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 倒産法 総合講義
■ 倒産法 過去問解析講座
■ 倒産法 完全攻略講座

私は、ロー受験対策からアガルートの総合講義100と重要問題習得講座を受講し、その結果中央大学のロー入試で授業料半額免除を頂きました。 そのままローでも同講座を基本として勉強を続けていきました。 ロー入学後はそれに加え、倒産法講義と、新司法試験解析講座を受講し、ひたすら過去問演習を繰り返す、という方法で勉強していました。新司法試験解析講座は、出題趣旨のみならず、考え得る構成を丁寧に解説してあり、アウトプットとインプットをスムーズにでき、本当に助かりました。 1回目受験では残念ながら論文不合格となってしまいましたが、仲間とゼミを組み過去問演習と相互添削をし、インプットは総合講義100と重要問題習得講座の基本を徹底的に押さえる、という勉強をしました。 その甲斐あって、2回目本試験では予想外の問い方をされた問題でも、条文から食らいつく姿勢を維持でき、なんとか最後まで書き切ることができました。 アガルートの設立前から工藤北斗先生にはお世話になり、初期の勉強から正確な指針を示していただき感謝しかありません。 本当にありがとうございました!

三井 優さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 司法試験 論文過去問解析講座

私は2回目の司法試験で合格いたしました。1回目と2回目の違いをずばり答えると、基本的な内容の練度を上げることができたか否かにあると思います。 私は1回目の受験においては、論点を浅く広く覚えることで、どんな問題にでも対応できると考えて論点を覚えて吐き出すことを集中してやっていました。 このやり方の場合、確かにあらゆる論点が出ても一応知ってはいると言う状況になり、何となく合格できる気がします。しかし、相対評価の試験の大原則として誰も知らないところを深く書ければ別として、浅く触れたとしても成績はつかず、基本的な人がかける部分を浅くしか書けないと沈んでしまいます。 ですので一年目の私はその状態で受験をして、評価が高いと思った教科が跳ねることがなく不合格になりました。 そこで、2年目に関しては基本を徹底的に学習することにしました。具体的な方法としては、過去問を解き、その中で重要かつ周りもかけそうな論点が出た場合その論点を解説、判例、基本書で復習することにより、人に聞かれても説明できるレベルまで持っていくことを意識しました。その際、その周辺論点についての学習も行うことにより比較的広い範囲もカバーすることは意識しました。 このやり方に変えてからは、確かに一年目よりも知っている論点は減ったものの、基本的内容については人よりも深く正確に記述することができるようになり、また知らない論点であっても基本から考えることにより沈まない答案を作成することができました。 この基本を誰よりも深く正確に学ぶと言うことが私の2回目合格につながった要素だと考えています。

宮川 虎太郎さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 国際私法 3講座パック
■ 予備試験 論文過去問解析講座
■ 国際私法 過去問解析講座

私は基礎学習を終えた後はひたすら過去問演習を繰り返していました。予備試験の過去問も併せると短答も論文も問題数は膨大になるため、他の演習教材や旧司過去問に手を出す余裕はありませんでした。もっとも何度も同じ問題を解くことは飽きにつながってしまい、他の演習書等に魅力を感じてしまうことも多かったです。そこで答案構成を長くして書いてみたり、逆にほとんどしないで書いてみたりなど常に変化をつけて、より点数効率を上げるにはどうすれば良いかを実験することで飽きさせない工夫をしました。また、新司過去問及び予備過去問しかやらないで大丈夫なのかという漠然とした不安を解消するため、再現答案を読み、基礎学習と過去問演習で得た知識や構成力で合格答案に至ることはできると自分を納得させ、不安にならないようにも工夫しました。 また、司法試験においては本番にいかに普段通り臨めるかという点が非常に重要だと考えておりました。注意が散漫になるのがよくないことはもちろんのこと、集中しすぎるということも視野が狭くなるため避けるべきと考え、普段通りのテンションで臨む訓練をするため答練や模試を活用しました。

H.Mさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 総合講義300
■ 総合講義100
■ 論文答案の「書き方」
■ 重要問題習得講座
■ 司法試験インプットカリキュラム
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 労働法 3講座パック
■ 司法試験 論文過去問解析講座

私は、社会人として働く中で司法試験受験を決意し、法科大学院に進学しました。学部時代から司法試験に向けて準備していた方とは異なり、時間的制約がある中での受験だったので、効率を意識して学習を進めていました。 私の進学した法科大学院の入試は、憲法・民法・刑法だけだったため、その他の科目を本格的に勉強し始めたのは法科大学院進学後になります。法科大学院の1年目は、とにかく知識の習得を重視しました。総合講義をベースに法科大学院の講義を織り交ぜながら、司法試験に必要な知識や論証を暗記していきました。後期に入ってから、重要問題習得講座を使って、短文事例問題を解けるようにしていきました。この2つは、司法試験直前まで続けていました。 法科大学院2年目からは、司法試験過去問にも取り組むようになりました。長文の問題を解くのはそれまでとは異なる読解力や文章構成能力が必要になりますが、知識がないうちにこれを行なっても意味がなかったように感じています。自分の能力的にも、これより早い時期に過去問に取り組むことは不可能でした。 短答式試験の対策を本格的に開始したのは、2020年1月以降でした。選択肢ごとの問題集もありますが、選択肢を切る練習も必要だと思い、設問ごとの問題集を使用しました。わからない問題があるたびに、総合講義や短答問題習得講座のテキストに戻って確認をしました。これが知識の定着につながったと思います。 勉強を進める中で、答案構成のポイントや必要な知識はアガルートのテキストに一元化していたので、試験の1ヶ月前は、テキストの見直しに費やしました。暗記しておける量には限界があるので、直前期に知識をブラッシュアップすることは必須だと思います。定義等の解答に必須となる知識をこの時期で再度固められたことが合格につながったと思います。 司法試験本番では、できる限り疲れが残らないよう、深夜まで確認をしたりすることはしませんでした。本番は想像以上に体力を使うので、全力で試験に臨むことができるように体調管理に努めることが大切だと思います。

J.Mさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」
■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 国際私法 総合講義
■ 刑事系科目から,最年少合格者の思考プロセスを辿る
■ 国際私法 論証集の「使い方」
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 判例百選スピード攻略講座
■ 国際私法 過去問解析講座

私は主に総合講義100、重要問題習得講座、司法試験過去問解析講座を利用していました。最初に総合講義100を視聴しインプットをし、その後に重要問題習得講座をやりました。重要問題習得講座の問題を解き、分からないところがあれば総合講義100のテキストで確認していました。そして、これを何度も繰り返していました。そのため、重要問題習得講座の問題については問題を見ただけで何が問題点となっているか、何の論点が問題となっているかまで分かるようになっていました。 そして、司法試験過去問解析講座については工藤北斗先生が分かりやすく過去問の解析をされていましたので、自分で答案を書いた後、講義を視聴し再度司法試験で似た問題が出た場合に備えていました。実際に今年の司法試験では類似した問題が多く出題されましたのでこの講座がとても有用であったと思います。また、過去問を自分で解く際には、総合講義100や重要問題習得講座で得た知識か答案の型をどうやって過去問で使うかを意識していました。

森﨑 蓮さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 労働法 3講座パック

【法科大学院での学習】 法科大学院では事例演習形式の講義が多かったので、これらの講義で取り扱った事例問題について答案を可能な限り作成し、そこに先生から頂ける解説と質問内容を書き記した自分だけのまとめノートを作成していました。司法試験の勉強に当たっては、インプット重視なのかアウトプット重視なのかは大きく分かれるところかと思いますが、自分はアウトプット中心の学習を重ねて演習の中で分からなかったところを重点的に基本書や予備校のテキストを確認しました。その後、演習で出題されなかった分野で、司法試験での出題可能性が考えられるものを補充的に基本書で確認しました。また、このほかに各科目演習書を各1~2冊こなしました。 令和2年度の司法試験は、個人的に法科大学院で出題された期末試験や演習課題と親和性の高い問題が多かった印象があり、法科大学院で培った思考力が活きたのではないかと考えています。 【司法試験過去問】 過去問については、選択法以外の七法については、法科大学院在学1年目の秋に自主ゼミを組んで解きはじめました。司法試験はとにかく時間との闘いだと思っていました。そこで、30分計測し、時間内に全設問について解答の方向性を固め、答案構成を行うことをゼミでは取り組んでいました。最初は全設問を検討することができないなど困難もありましたが、回数を重ねるにつれて徐々にこなせるようになりました。本番でも現場思考の問題などが出ましたが、ゼミの成果もあり、落ち着いて問題を検討することができ、全科目途中答案なく終えることができました。また、過去問演習後は、ゼミ仲間や法科大学院の同期と時間をかけて問題に関する議論を重ね、論点に対する理解を深めました。 選択法については、アガルートの労働法講座を受講させていただきました。労働法の過去問解説は、七法とは異なり充実した過去問解説が見当たらない中、アガルートの過去問講座は詳細に事案を解説してくださり、かつ解答例も充実していたので、本番まで多用しました。

Y.Yさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 重要問題習得講座
■ 旧司法試験・予備試験型答練
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 総合講義100
■ 司法試験過去問答練ゼミ

法科大学院の授業は先端的な内容を扱うため、非常に興味がわく内容ではあったものの司法試験対策としては有用でないものも多くありました。そのため、試験対策として必要十分な内容を、網羅的に習得するためアガルートの講座を利用しました。 この他、問題検討に加えて出題趣旨・採点実感を事細かに分析し、本試験でどのような記述が求められるかなど、試験本番に向けての解答作成の作戦を練りました。
具体的には、法科大学院の授業の予習段階で、総合講義テキストの該当箇所を読んで基礎的な知識を学び、そこで得た知識を前提に授業で学んだ先端的な議論をいかに司法試験で使える知識にするのかを考えつつ法科大学院の授業を受講しました。総合テキストは一科目当たりのページ数がそれほど多くないため、試験当日のまとめノートとしても有用でした。私の合格はアガルートのおかげだったといっても過言ではありません。どうもありがとうございました。

H.Yさん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」
■ 総合講義100
■ 重要問題習得講座
■ 旧司法試験・予備試験型答練
■ 「事例演習刑事訴訟法」解析講座
■ 「刑法事例演習教材」解析講座
■ 民法(債権法)改正対策講座
■ 判例百選スピード攻略講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座

私は司法試験の学習を決意した段階で、アガルートの総合講義100・論証集の「使い方」・重要問題習得講座を主軸として勉強を進めていました。法科大学院に進学するまでは総合講義100を聴いて重要問題習得講座の該当箇所を読書感覚で読み進めていました。また、講義間の休憩時間や通学時間、バイトの休憩時間などの隙間時間で論証集を読み込み、まずは規範を書けるように理解に努めました。法科大学院入学後は法科大学院での授業範囲の重要問題習得講座を解き、授業の復習に努めていました。この頃は学習がある程度進んでいたので、判例百選スピード攻略講座を用いて会社法及び両訴法の深い理解に努めたほか、司法試験論文過去問解析講座を用いて過去問対策を始めました。法科大学院内では授業の予復習にアガルートのテキストを用い、授業内にも持参したため、常に持ち歩いて使用していました。司法試験に合格するためには1冊のテキストを使い込むことが重要ですが、アガルートのテキストは司法試験対策に有用な記載ばかりですので、このテキストを信じてボロボロのなるまで使うことで平凡であった私でも司法試験に合格することができたのだと確信しています。

K.Yさん(男性,20代)

■ 労働法 過去問解析講座
■ 総合講義100
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 「事例研究行政法」解析講座

私は、令和2年度の司法試験に2回目の受験で合格する事ができました。私が本格的に法律の勉強を開始したのは、大学3年の12月です。そこから約8ヶ月某予備校講座(基礎講座、論文講座)で勉強し、なんとか半額免除でロースクールに進学できました。しかし、ロースクールが開始するまでは全く勉強していなかったので、授業について行くことで精一杯でした。また、私は一つのことに集中し過ぎてしまうタイプなので、授業の予習・復習に時間をかけ過ぎて、それ以外の自分の勉強を行うことがほとんどできませんでした。したがって、1回目の司法試験までに自発的に短文事例問題集等を使ってアウトプットをしたのは、上記論文講座の時だけで、ほとんど自分の論証集を回すという勉強しかしていませんでした。また、司法試験の過去問に取り組み始めたのはロースクール3年次の9月でした。その時は特に自主ゼミ等を組んでおらず、一人で問題を解いて(2時間以内に書き切れず時間オーバーすること多数)なんとなく解説と再現答案を読むという勉強しか出来ていませんでした。その結果、司法試験本番までに平成23年度〜平成30年度分についてはなんとか一周することができましたが、特に何も得られたものはなく、論文落ちをしてしまいました。私は、1回目の受験をして圧倒的にアウトプット不足を感じました。そこで、まずは過去問をちゃんとマスターしなければいけないと思い、友人と自主ゼミを組んできっちりと時間を決めて解いた上で、アガルートの個別指導で添削してもらい、不明な点は全て質問することにしました。そこで、初めて司法試験では知識だけでなく思考過程や論じ方、合格の相場観を知ることの大切さを知りました。正直、個別指導を受けていなければ、私の合格はまた1年先延ばしになっていたと思います。それぐらい、個別指導を通じて得られたものは大きかったと思います。

吉成 学道さん(男性,20代,法科大学院卒業)

■ 労働法 3講座パック
■ 民法(債権法)改正対策講座
■ 司法試験型答練
■ 司法試験 論文過去問解析講座

私は当初は違う予備校で司法試験を目指していたのですが、司法試験の採点官の先生が言うようないわゆるテンプレの論証ばっかりであんまり評価されないなと思ってました。その時に、友人がアガルートに通っており、司法試験講座や論証がしっかりしていると聞き、労働法の総合講座に加えて、司法試験の過去問講座、答練を受講しました。講座を聞き、アガルートの先生方が言うポイントを中心に勉強していました。また、司法試験講座では先生方が各年度の出題趣旨、採点実感について丁寧に解説してくださり、それを基礎に司法試験過去問を解き続けました。実際令和2年の司法試験では過去問、出題趣旨、採点実感をしっかりと分析したかいがあり、一番苦手だった憲法を中心にしっかりと答案を書くことができ合格を勝ち取ることができました。アガルートの先生方が言うように過去問、出題趣旨、採点実感を読み込み分析すれば着実に論文の力がつき、必ず結果が出ると思います。本当にありがとうございました。

渡邉 小百合さん(女性,20代,法科大学院卒業・予備試験合格双方)

■ 重要問題習得講座

私は、論文作成はもともと得意であったため、インプットを中心に勉強しました。そして、未知の問題に対応するには、網羅的な基礎能力が必要と考え、基本書を中心に据えました。ただ、基本書は分厚く、読んでも頭の中がなんとなく整理されない、という実感がありました。そこで、自分の見やすいレイアウトに基本書の内容をWordで整理し直し、これをA4に8頁で表裏1枚となるよう縮小コピーし、これを繰り返し線を引きながら読むことにし、できるだけ前後関係を把握しながら体系的に知識をインプットしていきました。この勉強のお陰で、知識に穴がなく、まんべんなく問に対応することができたと思います。ただ、民法に関しては範囲が膨大であるため、ある程度内容のまとめられた書物を利用していました。 論文作成の勘が鈍らないよう、予備試験口述試験が終了するとともに、司法試験過去問論文式試験にとりかかりました。それからは、試験直前まで週1日、約2問のペースで取り組み、友人と話し合いました。また、本番に普段どおり取り組めるように、あらゆる論文模試を受験しました。そのお陰で、本番は自分でも驚くほど緊張せずに、模試と同じようなテンションで取り組むことができました。 短答式は、模試や予備試験で足切りギリギリのラインが多かったため、司法試験では入念に準備をしました。具体的には、肢別本を3周して、2回以上間違えた問題のみピックアップしたプリントを作成し、試験直前はそのプリントばかり読みました。この勉強により、短答式の得点が飛躍的に伸びました。

Y.Wさん(男性,20代,予備試験合格)

■ 予備試験1年合格カリキュラム
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 重要問題習得講座
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 司法試験 論文過去問解析講座

私は大学2年生の時からアガルートの講座を利用して司法試験の勉強を始めました。数ある司法試験予備校の中からアガルートを選んだ一番の理由は、ほかの予備校と比べて費用が安かったことです。しかし、費用は安くてもそのクオリティは高く、実際に司法試験を受けてみても総合講義300では足りないと感じることはありませんでした。 具体的な勉強方法としては、その科目の総合講義300を聞き、すぐに重要問題習得講座の問題を解くという方法をとっていました。一回の受講で知識を身につけて問題が解けるようになるわけではありませんので、総合講義300も重要問題習得講座も何度も繰り返しやることが必要だと思います。また、論証は試験合格に不可欠なので論証集の音声データをiPhoneに入れて通学中などの隙間時間に常に聞くようにしていました。総合講義、重要問題習得講座、論証集の使い方の3つの講座は、予備試験及びその後の司法試験合格まで使う教材なので、初学者の方もこの3つは特に重点的に勉強してほしいと思います。 予備試験合格後は司法試験対策として司法試験論文過去問解析講座を利用しました。予備試験に合格できる実力のある方であれば、過去問の解析と選択科目の対策を怠らなければ、司法試験に合格すること自体はさほど難しくはないのではないかと思います。 法律の基礎的な考え方を理解する段階や基本問題が解けるようになるまで、そして、予備試験及び司法試験を突破するまで一貫してアガルートの講座を利用していました。アガルートの講座には合格に必要なものがすべてそろっていると思います。

Y.Wさん(男性,20代)

■ 司法試験インプットカリキュラム
■ 短答知識完成講座Ⅰ
■ 重要問題習得講座

私は、他校の予備校で入門講義を受け、一通りの知識は身につけたものの、旧司法試験の過去問を解くときに挫折し論文の実力が停滞してしまいました。そこで、インターネットで情報収集をしたところ、アガルートの講座が良いという評判をみて、受講することを決めました。 私が受講した総合講義100と重要問題習得講座について書いていきます。まず総合講義100については、工藤先生は調査官解説や学者の書籍に至るまでリサーチされており、信頼できる講義であると感じました。便宜上は総合講義と短答講座で別れていますが、総合講義だけでもかなりの知識をカバーしていると思います。 次に重要問題習得講座についてみると、基礎問題を中心とした構成になっており、このレベルの問題をきちんとこなすことが、法律解釈力、事案分析力の向上に重要であると思います。わたしはこの問題集を何度も繰り返した後に旧司法試験の過去問や予備試験の過去問を解くと驚くほどスムーズに解くことができました。一通り知識をつけたのに論文が書けるようにならない人におすすめです。

T.Mさん(女性,20代)

■ 論証集の「使い方」
■ 重要問題習得講座

私は、未修入学の2回目合格でした。1回目の受験では、短答(刑法のマークミス)で不合格となりました。もっとも、マークミスがなかったとしてもぎりぎりの点数で、特に民法の点数が悪かったため、2回目受験の際には、短答に力をいれようと決めて勉強しました。 緊急事態宣言前までは、週5~6日、1日5~7時間勤務をしていたため、勉強時間を確保することが中々できませんでしたが、短答を中心に、論文も週2、3通は書くようにしていました。緊急事態宣言後からは、バイトがゼロになったことや、その他持病などの不安もあり、メンタルが不安定になってしまったことで、しばらく勉強に手を付けることができませんでしたが、試験日が確定した後は徐々に勉強のペースを上げることができたと思います。具体的には、短答の苦手なところを回したり、過去問を解いたりしていました。金銭的理由もあり、アガルートアカデミーをはじめとする予備校の利用ができなかったのですが、利用していればもっと余裕ある順位で受かることができたのだろうなと思います。

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