選択科目

【司法試験・予備試験】選択科目ごとの合格率・難易度をわかりやすく解説!

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司法試験では基本の7科目に加えて、選択科目も出題されます。
労働法・経済法・知的財産法・倒産法・国際法(私法)・国際法(公法)・環境法・租税法の8つです。

また、2022年以降は予備試験でも一般教養に代えて選択科目が出題されます。

受験生の皆さんは選択科目を選ばなくてはいけません。

そこで本コラムでは、選択科目ごとの司法試験合格率や難易度について解説します。

選択科目を選ぶ際の参考にして下さい。


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選択科目ごとの合格率

まず、平成29年以降の各選択科目毎の合格率を表にまとめましたので、ご覧ください。

令和3令和2令和1平成30平成29
倒産法↓
採点対象者437人452人608人758人906人
合格者数202人204人230人240人270人
合格率46.2%45.1%37.8%31.7%29.8%
租税法↓
採点対象者277人288人329人358人412人
合格者数109人97人97人101人94人
合格率39.4%33.7%29.5%28.2%22.8%
経済法↓
採点対象者639人683人789人848人867人
合格者数277人269人273人265人220人
合格率43.3%39.4%34.6%31.3%25.4%
知的財産法↓
採点対象者486人525人597人714人803人
合格者数193人200人194人192人201人
合格率39.7%38.1%32.5%26.9%25.0%
労働法↓
採点対象者1009人1104人1299人1481人1738人
合格者数455人481人482人466人480人
合格率45.1%43.6%37.1%31.5%27.6%
環境法↓
採点対象者143人161人256人305人353人
合格者数44人46人72人67人73人
合格率30.8%28.6%28.1%22.0%20.7%
国際関係法↓
(公法系)
採点対象者46人48人59人64人81人
合格者数19人13人13人9人16人
合格率41.3%27.1%22.0%14.1%19.8%
国際関係法↓
(私法系)
採点対象者355人403人492人672人769人
合格者数122人140人141人185人189人
合格率34.4%34.7%28.7%27.5%24.6%
合計↓
採点対象者3392人3664人4429人5200人5929人
合格者数1421人1450人1502人1525人1543人
合格率41.9%39.6%33.9%29.3%26.0%

※参考:司法試験の結果について

この表を見ると、選択科目ごとの合格率にはそこまで大きな差はないことが分かります。
もっとも、ある程度の合格率の傾向はあるようです。

なお、全体的に上昇傾向にあるのは、合格者数が変わらない一方で受験者数が減少し続けているからです。

そこで、もっと分かりやすく比較するために以下のグラフを見てみましょう。

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では、1科目ずつ比較していきましょう。

まず、安定してずっと合格率トップを維持しているのは倒産法です。

令和2年に至っては43.6%という数字を出しており、もう少しで倒産法選択者の半数が合格するという域まで迫ってきています。

倒産法は近年選択者数が減少しているにも関わらず、相変わらず高い合格率をキープしています。

2番目に合格率が高いのは労働法です。

労働法は毎年選択者が1,000人を超えるメジャーな科目でありその分合格者も多くなるので、合格率もある程度高くなるのもうなずけます。

しかし、労働法の選択者の数は圧倒的なのに他の科目と合格率に大差がないということは、逆に言えば労働法選択の不合格者もまた多いということです。

得意不得意が分かれる科目といえるかもしれません。

また、近年合格率を伸ばしてきているのが経済法と知的財産法です。

この2科目は近年人気を増してきている科目で、選択者数の数も合格率も似たり寄ったりの科目です。

どちらも40%に届きそうなくらいの合格率です。

租税法と国際関係法(私法)もほとんど同じような推移をしており、30%前後の合格率となっています

環境法と国際関係法(公法)は目に見えて合格率が低いです。

しかし、この2科目(特に国際公法)は選択者数が少ない科目なので数字が安定しないのもやむを得ないと言えます。

合格率の高い選択科目を選んだほうがよい?

以上で比較したように、選択科目ごとの合格率にはあまり大きな違いはありませんが、おおむね選択者数の大小に比例する傾向にあるといえます

そのため、単純な合格率や難易度だけを考えるのであれば、選択者数の多い科目を選ぶのが得策ということになるでしょう。

もっとも、選択科目を選ぶ基準は合格率や難易度だけではありません。

例えば、何を学びたいかという自分の興味や好みを大事にした方が学習のモチベーションが上がります。

また、各選択科目には少なからず法律基本科目との親和性がありますので、法律基本科目で自分がどの法系を得意にしているのかという点を基準とすることも考えられます。


いかがでしたか?

選択科目の決定は誰しも悩むところだと思います。

今回は合格率をご紹介しましたが、自分に合った科目を選ぶことが重要です。

  • 何に興味を惹かれるか
  • 多くの受験生と同じ科目の方が安心するのか
  • 学習の素材(基本書、演習書)はどのくらいあるのか
  • 暗記が得意なのか
  • 現場思考が得意なのか
  • 民事系に親和性があるのか
  • 刑事系に親和性があるのか

など、色々な角度から自分に合った科目を見つけてください。

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※下記はアガルートにおける選択科目ごとの講義時間です。

  • 倒置法:35時間
  • 労働法:52.5時間
  • 知的財産法:56時間
  • 国際私法:41.5時間
  • 環境法:45.5時間
  • 経済法:24時間
  • 国際公法:31.5時間
  • 租税法:34.5時間

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