司法試験|古江頼隆「事例演習刑事訴訟法」解析講座

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受験生定番の演習書,古江頼隆「事例演習刑事訴訟法」を短時間で攻略する

本講座は,研究大学院にて刑事訴訟法を専攻する田中耕一講師が,司法試験・予備試験受験生定番の演習書である古江頼隆「事例演習刑事訴訟法(第2版)」(有斐閣,2015年)を解説する講座です。
「事務処理としての答案作成」を意識し,事例設問を答案化し,その答案例を示しながら,「答案の書き方」及び「事案を処理する際の視点」を解説していきますので,刑事訴訟法の効率的な試験対策を行うことができます。また,本講座の第1回では,テキストである「事例演習刑事訴訟法」の解説を読む際の視点,刑事訴訟法の学習において注意しておくべきこと,事務処理としての答案作成を効率的に行う方法について解説し,受講生の便宜を図っています。
本講座は,司法試験・予備試験の刑事訴訟法において高得点を狙いたい全ての受験生におすすめです。

※古江頼隆「事例演習刑事訴訟法 (第2版)」(有斐閣,2015年)は,各自でご用意ください。
※改訂前の旧版となります。ご注意ください。

担当講師:田中耕一

時間

約10時間

教材発送日・視聴開始日

発送・配信中

視聴期限

お申込み手続き完了日から550日(約18ヶ月)

※ 配信開始日前にお申込み手続きを完了されている場合,起算日は配信開始日となります。

サンプル講義

古江頼隆「事例演習刑事訴訟法」解析講座 はじめに

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古江頼隆「事例演習刑事訴訟法」解析講座 第21回「自白の証拠能力⑵」

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古江頼隆「事例演習刑事訴訟法」解析講座の特長

「事務処理としての答案作成」を意識した解説

本講座は,受験生であれば誰しもが手にとるであろう,古江頼隆「事例演習刑事訴訟法(第2版)」をテキストにしています。そして,事例設問を答案化し,その答案例を示しながら,「答案の書き方」及び「事案を処理する際の視点」を解説していきます。

近年の司法試験・予備試験では,正確な法的知識を有していることを前提に,事務処理能力が問われています。司法試験・予備試験において行う事務処理とは,事案の分析を通じた「答案作成」です。
そこで,本講座では,試験の会場において,できる限り効率的な事務処理を行うために,どのように答案を作成することが有効か,また,事前に何を準備しおくべきか,ということを重視して答案の書き方を解説していきます。事務処理という視点から答案作成の方法を習得しておくことで,試験会場において,偶然に左右されるヒラメキに頼らず,毎回安定した答案を作成することができるようになるはずです。

本講座は,あくまで司法試験・予備試験において要求される「事務処理としての答案作成」を効率的に行う能力を習得することを目的にしています。
そのため,刑事訴訟法に関する法律論については,概念や論点の解説を網羅的に行うことはせず,必要な限度で解説をするにとどめています。また,答案化し解説を加える設問についても,試験における重要度に応じて濃淡をつけました。

本講座を通じて,試験委員が求める答案例がどのようなものかを理解すること,皆さんが有している知識をどのように答案に反映させるかことが効率的,ということを習得できるでしょう。

刑事訴訟法は法律科目7教科の中の一つです。普段の学習に割ける時間にも限界があります。その点を考慮し,司法試験・予備試験に合格するために必要な「事務処理としての答案」を書ける力を習得するために必要なことを濃縮したのが本講座です。

刑事訴訟法を専門とする講師による講義

本講座を担当する田中講師は,司法試験合格後,研究大学院博士後期課程に進学し刑事法を専攻しています。
自身も研究職を目指し,学説・実務を学術的な視点から探求している田中講師が「事務処理としての答案作成」を意識した解説を行いますので,正確かつ効率的な試験対策を行うことができます。

対象としている受講生

本講座で対象としているのは,司法試験・予備試験・法科大学院既修者試験の受験予定者の中でも,一通り刑事訴訟法についての学習を終え,理解を確立されている方です。
また,講座の時間は10時間程度と比較的短時間であるため,司法試験の直前期に刑事訴訟法の基本論点を復習したい方,予備試験・法科大学院入試に備えて刑事訴訟法の事例問題を検討してみたい方,刑事訴訟法について一通りのインプットが終わり,これから答案を書こうとしている方に特に有効な講座となっています。

教材のポイント

司法試験・予備試験は,「あり得る一つの事案処理」を答案において示すことができれば十分に合格可能です。そのため,本講座でレジュメとして使用する答案例の作成にあたっては,予備試験の会場で作成可能な「あり得る一つの答案例」となっていることを意識しました(司法試験の設問に比べ,テキストの設問は事案が短いため,答案作成時間は70分を想定しました)。

刑事訴訟法は,実務と学説の対立が最も大きい科目であるといえます。学説の多くは原理的な視点から,あるべき刑事訴訟法の解釈論を展開しており,それが刑事訴訟法学の発展に寄与していることは間違いないことでしょう。しかし,司法試験や予備試験の会場で,学説の原理に基づいた解釈論を展開することは残念ながらできません。時間や答案用紙のスペースとの関係で無理があるといえるでしょう。
そこで,本講座では現在の実務の運用が原理的に正しいかはさておき,試験会場で再現可能な「あり得る一つの答案例」を作成し,それをレジュメとして使用します。

また,本講座の答案例は,基本的に古江教授が解説で支持している立場を採用して作成しています。これは,受講生の方が「事例演習刑事訴訟法」以外の参考書を参照する手間を省くためです。もっとも,試験会場での答案の書きやすさを考え,一部は古江教授の支持する立場を採用していません。

合格者の声

令和元年司法試験合格者

K.Kさん(女性,30代,予備試験合格)

刑事訴訟法の講座を選択させていただきました。演習書をより分かりやすく解説する講座で,記憶の定着にも役立ちました。また試験本番での学説対立の問題も演習書及び講座でとりあげたものだったので,本番にも役立ちました。

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