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平成30年 司法試験合格者

アガルートアカデミーの司法試験講座を利用して,見事平成30年度司法試験に合格された方の体験記をご紹介します。
注:入門講座→現総合講義300,【 】内→合格順位

合格者インタビュー

秋月亮平さん【全体・56位,民事系・38位】(男性,20代,専業受験生,予備試験合格)

私がアガルートの講座を利用し始めたのは,二度目の予備試験論文式試験に不合格となった後です。それまでは,他の予備校が出している市販のテキストの巻末の論証を覚えつつ,市販の問題集で旧司法試験の過去問の答案構成を繰り返すという勉強をしており,予備校の有料講座をとっておらず,独学の状態でした。

インタビュー映像・合格者体験記

石川賢樹さん(男性,30代,専業受験生,法科大学院卒業)

私は5回目の受験で合格しました。

5回目の受験を決意した時に,今までの勉強方法では合格できないと感じ,合理的な勉強方法を探してアガルートアカデミーと出会いました。

インタビュー映像・合格者体験記

川口章太さん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

一度目の受験の際には,ロースクールの授業にキャッチアップすることと過去問を解くことに時間をとられてしまい,論点を網羅的・体系的に学習することができていませんでした。そのため,本番でも適切な記述がほとんどできていない大問が少なからずあり,残念ながら不合格となってしまいました。

インタビュー映像・合格者体験記

高橋法照さん(男性,20代,社会人,法科大学院卒業)

自分の場合は,事前準備できることをできる限りガチガチに固めて受験しようと考えていました。

自分なりに過去の敗因を考えてみると,知識はあるが精度が低かったため確信を持って解答プロセスを踏めず,答案がゆるゆるな感じになっていました。

インタビュー映像・合格者体験記

合格者体験記

T.Sさん(男性,30代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験C(司法試験アウトプットカリキュラム)
■ 総合講義100/全7科目
■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目
■ 司法試験型答練
■ 短答知識完成講座Ⅰ/憲法・民法・刑法
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座/全6科目
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 個別マネージメントオプション

4回目の受験で合格した者です。
私は,法学部出身者ながら,LSの未修に入り,2回留年してLSを修了しました。その後,3回司法試験を不合格になり,4回目で合格しました。こんな自分でも合格できたのはアガルートのおかげであり,体験記を書くことにしました。
LS修了後,司法試験対策として,他校の答練を漠然ととっていましたが,1回目,2回目の順位は,合格圏内にほど遠い状況でした。そこで,2回目の不合格が決まった後,私は,谷山先生の個別指導の門を叩きました。
個別指導では,1回目の指導から,これまで潜在的に私がごまかし続けていた問題文の国語的読み方のぶれや問題提起をする理由があやふやといった弱点を具体的に指摘されました。私にとっては,耳の痛いことばかりでしたが,全て腑に落ちることであり,すぐに谷山先生についていけば大丈夫だ,との自信が芽生えました。
迎えた3回目の受験では,不合格でしたが,これは私の受験会場の疲労した状態下で論証や定義を書く精度に問題があったことが原因でした。
そこで,3回目の不合格後は,マネージメントオプションという,アガルートラウンジに赴き,週1回答案2通をその場で書き提出し,フィードバックを得る形の指導を谷山先生から引き続き受けることにしました。そうすることで,より本番同様の緊張感と疲労した中での実力を高めることを目的としました。
その結果,3月に行われた2つの大手予備校の全国模試では,いずれも合格推定圏内に入り,うち1つは二桁順位をとることができました。
5月の本番でも,疲労した中でいかに問題に答えるかという姿勢を貫いた結果,合格にたどり着きました。
経歴からすれば,司法試験受験を諦めるのが妥当ともいえる私が合格したのも谷山先生をはじめアガルートの皆さんのおかげです。
ありがとうございました。

高橋 良さん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/行政法・民事訴訟法
■ 重要問題習得講座/民事訴訟法

学習方法は,基本アウトプット中心でした。具体的には,演習書,過去問をひたすら解き,適宜論証集を確認,修正する形です。演習書は,全科目の演習本で論点を一通り習得し,それ以降は各科目1冊ずつ位定評のあるものを解きました。具体的には,民法が合格思考,刑法が事例演習教材,憲法が合格思考,会社法が事例から考える,民訴が基礎演習と重問講座,刑訴が古江と事例研究,行政法が基礎演習と事例研究,経済法が論点解析を使用しました。演習書の使用方法は,最初に自主ゼミを組んで模範解答を作成し,その後はひたすら答案構成を反復する形です。模範解答を作成するのは時間がかかるというデメリットもあります。しかし,自分の考える理想の答案を他人に批評してもらい軌道修正する良い機会になります。また,模範解答を作成しておけば,再度解くときにすぐ思い出すことが可能となるため,トータルで見れば早いと思います。アガルートの重問講座は,模範解答が最初から載っており,講義自体も短く解説されているため,何回も復習するのにとても適していました。過去問については,大体7年前位のものまで,2~3回ずつ時間を測って答案を書き,自主ゼミで検討しました。ここまで方法論を書いてきましたが,私が一番合格した要因は,勉強時間だと思います。8時半に集まる朝の会を開催し,夜は23時過ぎまで自習室にこもりました。方法論も大切ですが,絶対的な時間量が一番大事だと思います。

吉田 幸祐さん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/全7科目
■ 論文答案の「書き方」/全7科目

私は,純粋未修者としてLSに入学しました。
そして,授業が始まってみると膨大な予習の量に驚くと同時に,このままでは司法試験受験という観点から見たときに,非効率であると考えるようになりました。
そこで,アガルートの総合講義100を利用し,短期間でとりあえずは法律の全体像をつかもうと勉強を開始しました。
その結果,効率的に勉強を進めることができ,ストレートでLSを卒業し,司法試験にも合格することができました。
このように,私の勉強法はとにかく,効率重視でした。

T.Sさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業・予備試験合格)

■ 旧司法試験・予備試験型答練

司法試験は相対評価の試験です。あくまで受験生として,合格蓋然性を効率よく上げるという視点のみを遵守して勉強していました。
となると,司法試験本番においてなすべきことは,多くの受験生が書けることを書ききることにあると考えました。
教材選びや勉強計画においても,とにかく5000人の受験生のうち一体何人がこの教材を使用しているのか,この判例に目を通しているのか,正確な規範が書けるのかという視点で勉強していました。
これは当たり前かもしれませんが,もっとも多くの受験生が使用している演習本は,間違いなく,司法試験の過去問でした。
司法試験の過去問を勉強の中心に据えて,隙間の論点を,いわゆる工藤論証集や百選,著名な基本書で補うという形をとりました。
正直それ以外の演習書等に手を伸ばす暇もありませんし,最低限の演習書以外は不要かつ害悪だと思っています。
私の場合,多くのロー生があまりしていなかった旧司法試験の過去問にしっかり向き合ったことが,合格への大きなアドバンテージになったと思います。
本年度の試験においても,憲法・民法と旧司の知識が存分に生きました。
あとは,繰り返しになってしまいますが,工藤論証集です。ここに書いてあることが書けないという時点で少なくとも800人には(合格者の半分)敗北していると思います。

Y.Rさん(男性,20代,専業受験生,予備試験合格)

■ 論文答案の「書き方」/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目
■ 司法試験型答練
■ 知的財産法 過去問解析講座
■ 知的財産法 論証集の「使い方」
■ 予備試験論文式試験直前模試

大学在学中に工藤北斗先生から直接ご指導いただける機会がいただけたことと,アガルートの講座を活用することができたため,大学4年時に予備試験に合格することができました。
しかしながら,その後の慢心や努力不足のため,司法試験には2浪してしまいました。
さすがにこのままではマズイと思い一念発起。アガルートを含め多数の答練や模試を受け,アウトプットの意識づけをした結果,三度目の正直ということで合格することができました。
ロースクールに関して,受験のうえ何校か合格したのですが,結局ロースクールには行っておらず基本的に独学だったため,なかなか自分の立ち位置などがわからず苦労しました。しかし,その不都合については答練などを活用し,またSNSなどを通じて他の受験者と交流等することによってカバーしました。
受験は水ものと言われるように,運なども大きく関わってきますが,なんとか合格することができて良かったです。

川岸 司佳さん(男性,20代,無職,法科大学院卒業)

■ 労働法 論証集の「使い方」

私は4回目の受験で合格しました。
今年の受験は,①勉強ペースの確立,②勉強内容を特に注意し,行動しました。
同級生はすでに合格していたので,ゼミでの学習をすることはできず,しませんでした。ゼミができない以上,1人で勉強をすることになったのですが,前年度の不合格発表から本年度の試験までを1人で戦うには気持ちが持たずだらけることになると不安に感じていました。そこで,何らかのペースメーカーが必要であると思い,答練をペースメーカーとして利用することを決めました。答練をとる目的はあくまでペースメーカーとしてでしたが,やりっぱなしにすることは答練に費やす時間からしてもったいないと思いましたので,復習をしっかりこなし,また見返すことが容易にできるように分かりやすいインデックスを添付することも心がけました。これにより,本番直前にインデックスを基に復習をスムーズにこなせることができました。このようにして効率よくまただらけることもなく自分の勉強のペースを築き上げることはできました。
勉強内容については,司法試験が相対評価ということでどの問題集の内容がよいか,という視点ではなく,みんながやっている問題集は何かという視点で市販の問題集を選びました。そして,市販の工藤北斗論証集をベースに答案を作成し,問題とその答案を何度も見直していました。司法試験は時間が足りなくなるほど量が多いのですが,このような学習方法により,問題から反射的に答案を作成をすることができるようになり,本番も時間不足ということは生じませんでした。みんなが解ける問題を,時間内に答案化することができるようになれば,相対評価の司法試験では合格圏内に入ることができると思い,難しい問題には時間をかけずに普段の勉強をしてきました。
以上のようにして本年度の司法試験合格という結果を手にすることができました。

I.Nさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 労働法 総合講義
■ 倒産法 総合講義

私は3回目の司法試験で合格しました。回数としてはギリギリだったと思っています。2度めの不合格時に,合格者から,もっと人に答案を見せて改善していくことに力を入れるべきだとアドバイスを受けました。それまでは人に答案を見せることに対して積極的ではなかったのですが,「実務家になれば相手方や裁判官,クライアントにさえ書いた文書を読まれるのだから,人に見せることを躊躇っていては何にもならない」との助言を受け,まさにその通りだと強く首肯しました。
既に基礎知識は十分だと多くの先生や友人から言われていたので,最後の1年はひたすら答練をし,記述が足りない・不正確だ・改善すべきだと意見をもらったところを修正していく作業を繰り返していました。教材は,司法試験過去問・アガルートの司法試験型答練・他の予備校の答練などで,2週間あたり7~10通程度書いていたと思います。これを1人ですべてやるのは大変むずかしいことだと思うので,友人らとゼミを組んだり,ロースクールの提供する答案作成の機会を利用して強制力のある環境で進めていく方が確実だと強く感じました。
よく言われることだとは思いますが,ゼミを組むこと,過去問をやることは合格への大きな近道です。これを読んでくださっている貴方がまだこれらをやっていないというのであれば,学部生,ロー現役生,修了後,複数回目の受験いずれの立場であっても今すぐ始めることを強くお勧めします。

H.Kさん(男性,30代,専業受験生,予備試験合格)

■ 総合講義100/全7科目
■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 旧司法試験・予備試験型答練
■ 司法試験型答練
■ 短答知識完成講座Ⅰ/憲法・民法・刑法
■ 短答知識完成講座Ⅱ/行政法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座/全6科目
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 刑事訴訟法「伝聞」対策講座

私は予備試験合格の資格で司法試験を受験しました。最初は予備試験に合格したのだからと楽観的でしたが,本格的に司法試験の論文の過去問を見ると予備試験とは勝手が違うと思いました。具体的には,①問題の量が予備試験よりかなり多く,聞いていることも多い,②予備試験に比して難易度の高い問いが多いので現場思考を要する場面が多いというものでした。それらに対応するため,①についてはまずは筆力を上げようと思って,過去問を演習する時に実際に書いてみて長時間書くことにとにかく慣れたり,書く内容もどうすればより少ない文字で表現できるのかを考えながら書いたりしました。②については処理手順の確立及び基本事項の暗記を徹底させて,どんな問題が出てもいつも通り基本的なことはスピーディに書けるようにして,現場思考に使える時間を増やそうとしました。
また,私は法科大学院に進学していないので,ロー生の間では定番である演習書を調べて,自分だけ知らないということを減らそうとしました。
短答対策については,先輩から足切りを心配して短答に時間をかけすぎて論文の勉強がおろそかになる人が結構いるという話を聞いていたのと,予備試験に合格していることから短答はそこまで心配することはないと判断して,過去問を2周回す程度にして論文の勉強に時間を費やしました。
以上が私の合格のために実践した勉強方法です。

三浦 一希さん(男性,30代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験型答練

2回目の受験での合格です。
私は,特に人より秀でたものがあったわけではなかったので,とにかく,誠心誠意,勉強に取り組みました。
まず,相対評価という司法試験の採点制度上,周りが必ず書くであろう基本的な点は,必ず答案に書けるように,注意して学習していました。その学習を土台にすれば,応用部分についても,習得がより早く,容易になりました。
また,わからないことをほおっておくと,ゆがんだ土台のまま,知識が上に積み重なっていき,最終的にたどり着くべき水準に達することはないだろうと考え,外聞を気にせず,わからないことは“わからない”と,逐一外部に質問をしていました。一度誤って積み重ねたものは,容易には矯正できないと思われますし,以降の学習の効率が著しく落ちてしまいますので,この点は特に気を付けていました。
さらに,自分ひとりで学習していると,上記の2点にはなかなか気づきにくいため,ほかの受験生と一緒に同じ問題を解いたり,判例を検討したりするなど,周りとのズレがないかを意識していました。

I.Tさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目
■ 判例百選スピード攻略講座/刑事訴訟法・民事訴訟法・会社法
■ 労働法 論証集の「使い方」
■ 総点検シリーズ「リンクで押さえる重要論点民法」

私は,ロースクールの既修コースを卒業後はじめての司法試験受験では不合格となりましたが,今回2回目でなんとか合格することができました。私は前年の不合格後自分で敗因分析をしてみました。最初は,応用力が欠如していたのかななどとあいまいに考えていたのですが,分析を進めるうち根本的な原因は基本的な知識自体が不足していたことに気づかされました。そこで,司法試験を受験するうえで各科目の基本的な知識を論文で完璧に吐き出せるようにするためにはどうすればよいか考えました。その結果として,アガルートの重要問題習得講座,論証集の「使い方」を徹底的にやりこむことを決心しました。重要問題習得講座は,内容は司法試験と比較すると易しい問題が多いようにも感じますが,実際は良問が多く,このレベルの問題をみて迷わず答案構成がスラスラできるようになれば,司法試験合格に値する基本的な知識等を身に付けているといえるのではないかと思いました。論証集の「使い方」は,工藤先生が論証のキーワードを指摘してくださるので,単なる丸暗記学習法ではなく,本質を理解した上で論証を覚えられるのは大変有益だと思いました。このように,私は司法試験合格を,基本的知識の徹底反復でなんとか勝ち取れました。正直司法試験の論文に大変苦手意識があり,去年の不合格時には自分は司法試験合格できるセンスがないのだとあきらめようとも思ったほどでした。しかし,今年の結果からわかったことは司法試験とは基本的知識さえ身につければ,このような少なくとも論文を書くセンスに乏しい私ですら合格できる試験であるともいえます。みなさんの合格を心より祈念しております。

I.Kさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験型答練
■ 倒産法 直前対策講座

もともとは法律学という学問が好きで,悪く言えば,受験とは関係のない事柄にのめりこみがちな姿勢でした。しかし,1回目の司法試験を受験して不合格となった後,このまま終わるのではあまりにつらい,と勉強姿勢を改めました。もちろん,1回目のころから頭では,受験対策が不可欠と考えていたのですが,つい興味関心がある方向の勉強をしていたのです。
そこで,2回目の受験にあたっては,必要なことだけに絞ること,その必要なことは正確に再現できるようになること,分からないところは分からないなりに得点がくるように準備しておくことを意識して勉強しました。
特に,必要なことは正確に再現できるようになることは大事だと考えています。単に論証が不正確だ,というだけで減点になるだけでなく,規範が不正確だとあてはめるべき事実がブレたり,規範を書くのに時間が掛かるので,答案のトータルバランスが悪くなる傾向があったと感じたからです。したがって,答案全体の評価を上げるためには,正確な記載をできるようになっておくということは最も優先度が高いと考えました。また,暗記は積み重ねなので,努力さえすれば向上させられるという意味で,とっつきやすい敗因でもあったため,改善しやすかったということもあります。
これらの努力の結果,無事2回目で合格することができました。

S.Dさん【全体・94-96位】(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験型答練

司法試験の勉強をする上で大事にしていたのは,分析,インプット,演習,自主ゼミです。
言うまでもないことですが,出題趣旨や採点実感の分析は大事です。
インプットに際しては,工藤先生の論証集は重宝しました(講義は受けていません)。一から自分で作っていては時間がかかりすぎるので,市販の問題集を自分好みに改造するのが良いと思います。
一番時間をかけたのは演習です。過去問はできる限りフルスケールで書き,市販の問題集は答案構成を作成しました。演習の際には,①論点を発見できるか,②その論点について「答案化できる程度の」知識があるか,に意識を向けていました。
自主ゼミは積極的に組むべきです。他人の目から答案を評価してもらえます。自分で自分の答案を見るときにはついつい行間を補ってしまいがちです。日本語として読みやすいか,「その答案自体から」自分の意図が伝わるか,他者に意見をもらうことは重要です。難しすぎる応用論点や細かすぎる法的議論に固執せず,どうすれば他の人と同程度の答案が書けるのか,という視点から検討すると良いと思います。

N.Tさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験型答練

アガルートでは司法試験型答練を受講しました。
実家に帰って1人で勉強していた私にとっては,オンラインで全てが完結するアガルートの答練は魅力的でした。
アガルートの答練は全ての受講者の添削済み答案の閲覧が可能で,他の受講生が論文をどのように書いているか,その答案に対する評価はどれほどかというものが見ることができます。
さらに,講師による解説や,受講生の答案を踏まえた解説の動画もあり,復習にも大変役立ちました。
問題の質,添削の質,解説の質,受講生の質のいずれも高く,自分の答案を客観視することに本当に役立ちました。
ありがとうございました。

T.Kさん(男性,30代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目
■ 司法試験型答練

7年間の社会人経験を経て法科大学院未修コースに入学。卒業するまで正直授業についていくのが精一杯で,一度目の受験では歯が立ちませんでした。ニ度目,三度目も他の予備校答練,過去問講座を受けていたものの不合格となり途方にくれていたところ,twitterでアガルートの情報を発見。
翌年度以降の受験を断念するか悩んでいたが,受講相談で谷山先生に親切かつ適切なアドバイスを頂き,力強く励まして頂いたおかげで再度受験することを決意。「総合講義100」と「重要問題習得講座」,「司法試験型答練」を受講しました。
10月中旬から本格的な勉強を再開し,受験までに「総合講義100」を2周,「重要問題習得講座」を3周回しました。「重要問題習得講座」の3周目は,論証があやふやにしか思い出せない問題に直面したら「総合講義100」のテキストを読み返すようにしました。
選択科目は経済法を選択。他の予備校の法律実務講座と論点解析経済法を3周程度回しました。
短答については,三度の受験でそれぞれ130~140点程度取れていたため,そこまで注力せず,夜寝る前にベッドの上で肢別本を100問やることを3月から開始。
四度目の受験にしてようやく無事合格することができました。
私のように法科大学院時代は授業についていくのが精一杯だった方も,一からやり直すつもりで工藤先生の講義を受ければ,合格できると思うので,諦めずに頑張って頂きたいです。

N.Sさん【民事系・86-96位】(男性,40代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験C(司法試験アウトプットカリキュラム)
■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 論文答案の「書き方」/全7科目
■ 司法試験型答練
■ 旧司法試験 論文過去問セレクト答練
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 刑事訴訟法「伝聞」対策講座(新版)
■ 知的財産法 過去問解析講座
■ 知的財産法 論証集の「使い方」

司法試験の合格のために重要な要素は2つだと思います。
 ① 盤石な基礎知識
 ② 法律文の書き方を身につける。
私は4回目で合格したのですが,1回目は知識が足らず司法試験の順位は4000番,2回目は基本書や論パで知識をインプットしたものの,法律答案の書き方の訓練をしていなかったために2000番前半でした。3回目は,過去問の重要性に気づいたのは良かったのですが,ただ闇雲に過去問の回数を増やすだけで練習の質が悪く,法律答案の書き方はほとんど身につきませんでした。更には過去問に時間を費やしたぶんインプットがおろそかになり2000番台中盤に成績が下がってしまいました。
ですが,勉強方法を変えることによって4回目は順位を2000番近く上げて合格することができました。その最大の要因は上記①②をバランスよくやったからだと思います。
①については,演習書や論パを何度も何度も回して基礎知識を盤石にしました。
②については,法律答案の書き方についての本を読んだり(『合格思考民法』など),過去問演習をやる際に出題趣旨・採点実感をしっかりと自分の目で読んだりしました。また上位答案,500番台,1000番台,不合格答案などを読み比べて徹底的に分析したりしました。これによって,過去問でどのレベルのことを書ければ合格できるかを知ることができました(司法試験合格レベルに要求されている知識はほとんどが基本)。
おそらく3回目の不合格の後,旧態依然とした勉強を漫然と続け,知識インプットと気の抜けた過去問練習だけの勉強を繰り返していたら,今回も再び2000番台前半にとどまって不合格になってしまったでしょう。そして,もがいているうちに5回の回数制限を使い果たしてしまったはずです。そうならないためにも,複数回受験していずれも2000番台前半から成績が上がらない方は,法律答案の書き方を徹底的に学ぶのが良いと思います。

桑原 大河さん【刑事系・74-79位】(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/全7科目
■ 倒産法 総合講義
■ 倒産法 過去問解析講座

私は,多くの受験生がそうであるように,インプットとアウトプットを並行して学習を継続し,今年合格することができました。
まず,アウトプットは司法試験の過去問や,著名な演習書の起案を毎日,もしくは2日に1通のペースでこなしていましたが,特に過去問の起案については,起案するだけでなく,出題の趣旨や採点実感を読み,自分で採点表を作っていました。これは出題者の意図や問題の傾向を知る上で有用だったと思います。
次に,インプットについては,著名な予備校本を基盤としながら,今年は工藤先生の総合講義100を用いて知識を入れていました。これは,近年の司法試験の傾向が,基礎知識と受験テクニックで乗り切れない,ある程度広い知識が必要になったと個人的に思うようになったことに由来するものであり,特に今年の試験は,従来の論文試験であまり聞かれない知識が複数問われたと思います。上記講座は,これらの問題に対処するのにとても有用でした。

I.Tさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験型答練
■ 労働法 総合講義
■ 労働法 過去問解析講座
■ 労働法 論証集の「使い方」

私は,3回目の受験で,司法試験に合格することができました。2度の不合格を経験し,勉強の方向性が根本的に間違っていると感じたため,軌道修正を図るために,個別指導を受講しました。本年度の司法試験に合格することができたのは,間違いなく,渡辺悠人先生のご指導のおかげです。
私は,1回目の不合格の後に,地元に戻ったため,周りに受験生が1人もいない環境で勉強を続けていました。そのため,3回目の受験にあたっては,個別指導(通信指導)を中心に,勉強していました。
渡辺先生の個別指導では,「法律の使い方」と「物事の考え方」を徹底的に訓練しました。具体的には,まずは,個別指導で学んだことを確実に身に付けていくことが重要であるため,1週間に1回の個別指導で,司法試験の過去問を1科目ずつ扱っていくという形を2周しました(選択科目を除く7科目×2回)。その後は,実際に使いこなせるようになるために,1回の個別指導で,複数の科目を扱うなど,演習中心に移行していきました。その際には,司法試験型答練の問題や司法試験の過去問を使用しました。また,年明けからは,受験生の中での自分の立ち位置を把握するために,他の予備校の答練も受講しました。
個別指導で学んだ「法律の使い方」と「物事の考え方」は,ある特定の科目にしか使えないものではなく,他の科目にも応用可能な,非常に汎用性が高いものでした。そのため,個別指導の回数を重ねるにつれて,これらをしっかりと身に付ければ,どの科目の問題に対しても,適切に対応できることを実感し,自分の中で,科目間の垣根がどんどん無くなっていきました。また,各個別指導の後には,個別指導で学んだことを,答案上でも適切に表現できるようになるために,添削コメントや解答例などを熟読しながら,自分の答案を改善していきました。
選択科目(労働法)については,渡辺先生が担当されている労働法の講座(総合講義・過去問解析講座・論証集の「使い方」)を受講し,年末年始で個別指導が休みの期間に,集中的に勉強しました。
このような勉強の結果,今年の全国模試では,A判定を獲得することができ,本試験にも,合格することができました。

F.Tさん【刑事系・33-36位】(男性,40代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/全7科目
■ 短答知識完成講座Ⅰ/憲法・民法・刑法
■ 司法試験型答練
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座/全6科目

1. ローの授業は内容的に偏りがあり,司法試験の合格には直結しないと考えたので,まずアガルートの総合講義100を利用することにした。受験まで複数回講座を回して,基本的な知識を全般的に身に付け,定着させることに努めた。
2. その後,アガルートの旧司解析講座を取り,特に民法・民訴・刑法・刑訴の基本的な論点を理解して解答筋を覚えていった。旧司の学習は受験直前まで定期的に繰り返し,論証をストックしていった。なおアウトプットはほとんど行わず,インプット教材として利用した。
3. さらに,司法試験の過去問,予備試験の過去問を各年検討し,出題趣旨を読み込み,自分なりの解答を作成しつつ,勉強仲間との答練で繰り返し解いた。2回目受験前の秋からはアガルートの司法試験型答練を同級生と受講し,毎回時間を計って解くとともに,模範答案を参照し参考となる記述を論証化していった。
選択については,基本書を軽く読んだ後ひたすら過去問と出題趣旨を検討し,試験に問われる部分のみを学習していった。また各予備校の模試を集めて答練を行い,とにかく書いて処理手順や重要論点を覚えていった。
以上につき,基本書や百選については補充的にのみ利用した。
4. 短答については,過去問を解き判例六法にマークを行って知識を一元化するとともに,各予備校の模試を集めて解き,間違えた問題に色分けした付箋を貼って復習を繰り返した。また,アガルートの短答知識完成講座Iを受講し,各模試があるたびに聴きなおして(特に憲法・刑法について),記憶を喚起し1点でも多く点が取れるように努めた。

K.Sさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 知的財産法 過去問解析講座

「一度で合格する」という目標を定めた上で,その目標を達成するために何が必要かという観点から勉強方針を早期に固めていました。そして,その方針に従って,毎日淡々と勉強を続け,勉強方針が誤った方向へ進んでいないかを適宜チェックしていました。
全科目に共通して言えることは,基本書やアガルートの講座等を参照しながら,一元化作業を行い,知識の集約及び確認を繰り返して行っていました。
論文対策としては,試験本番で表現できる限界点を知り,それに合わせた勉強や準備をしました。限られた時間の中で,答案構成にかかる時間や書くスピード,書く分量は人それぞれで,問題演習を繰り返すと自分が試験本番で表現できる限界点が見えてくると思います。そうすると,自分のようにあまり分量が書けない受験生からすれば,冗長な規範は不要であると考えたため,キーワードを拾った適切な分量の規範に加筆修正したり,あてはめのキーワードや考慮要素等をメモしておくことで事前に表現の幅を広げておくことができます。こういった作業を含めて一元化作業を行っていました。
短答対策としては,一定程度回し続けることは択一の出題形式に慣れるために必要ですが,なぜ間違えたのか,次はどうすれば解けるようになるのかということを適宜チェックしていました。そして,間違えた箇所を重点的に直前になったら見直せるようにまとめノートを作成していました。

N.Mさん(男性,20代,専業受験生,予備試験合格)

■ 総合講義100/憲法
■ 知的財産法 3講座パック

司法試験は過去問をこなすことが一番重要だと思っていたので,時間を計って過去問を解き,答案を作成することを中心に行っていました。最初のうちは2時間の感覚がつかみきれず,途中答案になってしまうことが多かったですが,練習を重ねるうちにペース配分のコツが身についてきたように思います。知識面については,問題演習でできなかったところを中心にインプットを行いました。加えて,判例の知識がそのまま問われることもしばしばある科目(民法や商法)については,百選や最近(直近3年分くらい)の重要判例解説にも目を通し,聞かれたらある程度のことが書けるようにしておきました。今年の本試験でも百選や重判に載っていた判例が絡む問題があったので,これをやっておいて良かったと思っています。短答については,4月までは論文の勉強の合間に過去問を回すということをやっていただけでしたが,直前期には短答のほうが伸びしろがあると思ったので短答に割く時間を増やしていました。選択科目については,過去問の解答例と論証集を自作し,直前期はそれらと条文を眺めるにどどめていました。

芳野 晶拡さん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業・予備試験合格)

■ 法律実務基礎科目対策講座

司法試験の過去問を本格的にやり始めたのは法科大学院3年の12月からです。予備試験の勉強をしていたことやその後少し休んでしまったことから,かなり遅くなりました。少なくとも夏休みが終わったころから,できれば夏休みからやった方がいいと思います。12月から10年以上の過去問をつぶさなければなりません。そこで,4月中旬までに過去問を2回ほど回せるスケジュールを表にして立てました。12年分×8科目=96科目分を約4か月で2周するためには1日2科目分やれば十分間に合います。最初はそのように楽観的に考えていたのですが,そのようにうまくいきません。司法試験の問題は非常に難しいのです。法科大学院の入試問題や予備試験,旧司法試験の問題よりもはるかに難しいのです。最初のうちは1日2,3科目の答案を書いてという生活をしていましたが,挫折してしまいました。そこで,スケジュールを変更し,苦手科目や難しい科目だけ起案することにしました。また,傾向が少し違う最初の方の年度の過去問も起案まではしませんでした。フルで起案するものと答案構成にとどめるものに分けることで挫折することなく,「分析」することができました。答練は時間的な問題で結局やりませんでした。

右田 圭吾さん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験C(司法試験アウトプットカリキュラム)
■ 短答知識完成講座Ⅰ/憲法・民法・刑法
■ 刑事訴訟法「伝聞」対策講座
■ 重要判例解説解析講座
■ 改正会社法対策講座

前年度の不合格を受けて自分なりの敗因分析をした結果,私に必要なものは,①徹底した過去問のやりこみと②強者のメンタルの構築だと考えました。
①については,「具体的に試験現場で再現可能なレベルの答案は,どの程度のものなのだろうか」ということを常に考えました。司法試験の過去問解説がなされている市販の教材には,超上位答案から下位合格者の答案まで幅広く掲載されています。しかし,そのいずれもが合格者が試験後に制限時間を気にせず作ったものであるため,やたらに規範の論証が長かったり,あてはめが充実し過ぎていたりします。試験本番の時間のなさを経験から知っていた私は,「自分の能力では試験現場でこんな答案は再現不可能」と考え,さらっと読み飛ばせるような超平凡的答案を目指すことにしました。採点実感でいうと「良好な答案」を上限に,どの範囲が書けなくてはならないのかを徹底して分析しました。
②については,「試験本番では完全な解答は不可能。三段論法だけ守って,法曹としての素養だけ採点官に見せられたらO.K.」と割り切ることで,今年の問題のように出題傾向が変わった際にも,落ち着いて解答作成に取り組むことができました。また,5日間にもわたる司法試験の最初の試験である選択科目(環境法)の出来は,自分のメンタルに多大な影響を与えると考えたため,他の受験生よりも比較的時間は割きました。その際には,自分が合格して「環境法 総合講義」を担当することをイメージして,いかに点数を取るかということに重点をおいて,まとめノートを作成しました。結果として環境法で60点近い点数を取れたことが,今年の合格に跳ね返ってきたと思います。

F.Hさん(女性,40代,主婦,法科大学院卒業・予備試験合格)

■ 総合講義100/憲法
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座/刑法・刑事訴訟法

昨年の司法試験に不合格となり,2度目の司法試験挑戦にあたって,「出題趣旨」及び「採点実感」を3年分熟読した。「採点実感」で毎年全科目において繰り返されるのが,基本の重要性である。基本とは何かといえば,条文を中心とする,各科目の土台となるような制度の正確な理解だと思う。採点者から見て,右制度を理解しているのかが怪しいと判断されると,大幅に減点されるというのが,昨年司法試験に不合格となった私の実感だった。とはいえ,家族との関係で勉強時間は非常に限られ,演習書に手を拡げたり予備校の答練を行ったりする時間はなかった。そこで,各科目ごとの重要な制度(例えば,民事訴訟法の「処分権主義」や「既判力」)について,条文・制度定義・趣旨・要件・効果ごとにまとめ,繰り返し復習して容易にアウトプットできるまでに定着させるようにした。また,司法試験受験において最重要課題である過去問については,司法試験・予備試験・旧司法試験という優先順位で答案構成を行い,理解のあやふやな部分をピックアップして完全に答案構成として再現できるまで繰り返し解いた。

K.Sさん(男性,20代,法科大学院在学中,予備試験合格)

■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目

予備試験合格後から,司法試験までの日数は余りなく,予備試験にない選択科目の対策も考えると実は余裕は少なかったです。そこで,あくまで予備試験合格までやってきたことを継続していくことを基本に手を拡げないように心がけました。特に知識面は追求していけば際限がありません。アガルートの論証集を基準にして,ここに書いてあることは覚える。書いていないことは無理に覚えようとしないという方針を貫きました。
学習の基本は,過去問の問題演習です。司法試験の場合は,すでに膨大な量の過去問があり,これを潰し切ることは到底不可能と思えるほどです。実際に,私も感覚的には,5割,6割ぐらい何とか消化できたと思ったところで合格しました。過去問に注力すべきだと思います。しかも,その際に深入りしないことが肝心だと思います。合格レベルを確実に超えられるという自信がつかない限り,それ以上の厳密な正解を求めるのは趣味としてやるべきです。そうした「趣味」も時には楽しいものですが,合格レベルを確実に超えるというハードルは十分高いので,そこに時間を使ってはいられないと思って勉強してきました。

坪田 優さん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験 論文過去問解析講座

私が法曹を本格的に目指し始め,いわゆる受験勉強を始めたのは,ロースクール入試のおよそ1年前でした。 そのため,早急に知識を仕入れる必要があると感じ,予備校の入門講座で一気に知識を仕入れ,毎日答案を書き,その後に論文の講座で解説を聴くという勉強をしていました。この時期に多くの答案を書くことによって,論文の書き方の基礎が固められたと感じています。
その後,ロースクールに入学した後には,日々の予習復習に追われ,自分の勉強の時間を捻出することが難しくなりましたが,周りに自分よりも優秀な学生が沢山おり,ゼミを組んで一緒に勉強することができる環境だったこともあって,司法試験に向けてモチベーションを維持し続けることができました。
勉強法については,ロースクール入学前については以上の通りです。ロースクール入学後に主に行っていた勉強法ですが,論文については,演習書を使った問題演習(各科目2冊まで,1冊最低5周するという点を決めていました),司法試験の過去問を使った答案練習,これらによって仕入れた知識の論証集への一元化といった勉強をしていました。 短答については,肢別で解く問題集を中心に問題演習に取り組みました。具体的には,一度目に解いた際に不正解だった肢に付箋を貼っていき,2周目,3周目と解いていくうちに,正解できるようになった肢からは付箋を外すという形で,本番に向けて全ての付箋が取れることを目標にして問題集を周回しました。
いずれの勉強においても,基本書を通読するということはほとんどありませんでした(ただし,行政法と選択科目については,ロースクールに入学してから初めて勉強したので,基本書を一度通読しました)。 問題演習を基本に据え,辞書的に基本書を用いたり,あるいは苦手分野のみ該当箇所を精読するという方法が試験に合格するという目標との関係では最も合理的な方法であると考えたからです。

E.Mさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/全7科目
■ 国際私法 3講座パック

法科大学院に通っていました。
国際私法はアガルートのみで対策しましたが,その他の法律については,法科大学院の勉強と司法試験を解くことで対策しました。
まず,法科大学院に入るまでは,予備校を一切使わず,大学の授業もです,ひたすら基本書の通読をしていました。今にして思うと,実に効率の悪い作業であったかと辟易します。このころからアガルートに通っていれば,ぼくは今頃大空に羽ばたく成績だったでしょう。
『工藤北斗の合格論証集』を全科目購入し,法科大学院の授業や司法試験の解説を読みつつ自分なりにカスタマイズしていきます。その作業はさながら,卵からヒヨコをかえす作業でした。
その論証作成が終わり,あとは過去の模試や問題集を片っ端から解く作業に移りました。その作業はさながら,ヒヨコがひな鳥に成長し,ひな鳥が羽ばたく準備をする期間でした。
この時,短答の勉強がネックでした。短答の対策は肢別本を何周も解くという地道な作業で乗り切るしかないと思います。何度も何度も解きなおし,何度も何度も間違えました。
そして,司法試験本番
ひな鳥が,羽ばたきました。

A.Aさん【全体79-80位・刑事系・74-79位】(女性,30代,専業受験生,法科大学院卒業・予備試験合格)

■ 重要問題習得講座/全7科目

昨年の予備試験合格に引き続き,今年の司法試験にも合格することができました。
私は,基本書等を通読しながらインプットすることが苦手であったことから,演習問題を通じて基本的知識を修得するスタイルを取っていました。
まず,合格するための勉強である以上,ゴールを意識することが重要ですので,それを意識する際に過去問は最良の問題となります。
すなわち,基礎段階であっても可能な限り早いうちから過去問に取り掛かり,ゴール(合格答案)と自分の答案との差を埋めることが大切であると考えています。
論文式試験については,合格答案と自分の答案との差を意識した上で,定評のある演習書や予備校のテキスト等を用いて,使える基本的知識を蓄えつつ知識の隙間を埋めていくことが肝要です。
択一式試験についても同様で,過去問を何度も繰り返すことにより,本試験で問われている知識を確認し,確実に自分のものにしていくことが大事だと考えます。
来年度以降受験される皆様の合格を,心よりお祈り申し上げます。

K.Tさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 重要問題習得講座/全7科目

私は未修者ということで,ロースクール在学中には周りの友人に比べて知識不足,力不足を感じる場面も多かったのですが,卒業後1回目の受験での合格を目指して,焦らず自分のペースでインプットに重点を置いて,自分に合った教材を使った勉強を心がけました。
その結果,ロースクールでの成績も試験を重ねる度に上昇し,司法試験においても,目標としていた1回目の受験でかなりの余裕をもって合格することができました。

I.Tさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 司法試験 再現答案分析講座/平成29年

私は,司法試験受験4回目で合格しました。裏を返せば3回失敗していることになります。その主な原因は,論文式試験において法的三段論法などの形式面に難があったこと,知識面においても司法試験の合否を分けるボーダーラインというものを十分に意識できていなかった点にあります。私は,司法試験の受験を重ねるごとに徐々にですが成績は上がってはいました。しかし,論文式試験の順位が2000番をなかなか割れず頭打ちとなっていると感じました。自身の司法試験本試験の再現答案を他の司法試験合格者に見せ,コメントをもらうことで自身の弱点を分析することにしました。その結果,今までと同様の知識を追い求める勉強をすることをやめ,司法試験の合否を分けるボーダーラインを研究することと,論文式試験の答案の形式面を整える勉強を最優先にすることにしました。この勉強方法の方向転換が成功したと思います。司法試験の合否を分ける知識は,決して高度なものではなく,ごく基本的な法律や条文の趣旨,文言,定義,原理・原則であることに気づきました。複数回受験していると,知識が付いてくる分,何が原則で何が例外であるかを見誤っていることが多々あります。そこで,複雑な学説の議論などといった知識は捨て,どの教材を見ても書いてあるようなごく基本的な原則から勉強することを徹底しました。
また,答案の形式面では法的三段論法を徹底しました。

M.Mさん【全体・97-98位,公法系・10-11位】(男性,20代,専業受験生,予備試験合格)

■ 国際私法 3講座パック

私は,法科大学院既修2年次に予備試験に合格し,司法試験を受験しました。私の所属していた法科大学院では,2年次の前期に必修科目(司法試験科目)を集中して履修することとなっていたので,その範囲については法科大学院の授業を中心に学習を進めました。
予備試験合格後に,本格的に司法試験対策を始めましたので,主に12月からとった勉強法を記載したいと思います。
まず選択科目についてですが,私は,12月の出願時に,国際私法で受験することを決めました。出願まで国際私法を勉強したことはなかったのですが,それほど選択科目に割く時間をとれないと思ったので,アガルートの講義を受講して対策しました。
その他の基本7科目については,予備試験受験時に,インプットの不正確を痛感していましたので,インプットに比重を置いて学習を進めました。それまで,論証を一元化することができていなかったので,『工藤北斗の合格論証集』を購入し,散乱していた規範を法科大学院の講義メモと組み合わせて一元化する作業を進めました。論文対策も並行して行いましたが,3月末までこの一元化作業に費やしました。論文対策として,専ら司法試験の過去問を解いていました。出題趣旨の読み込みと再現答案を参照し,合格答案に必要な内容を把握,構成,記述する練習を行いました。過去問に手をつけるのが遅かったので繰り返し解くことができなかったのが悔やまれますが,予備試験と司法試験は試験時間も異なるので,ペースをつかむ意味でも過去問演習は必須だったと思います。
また,直前には予備校の開催している模試を活用しました。3月と4月に1回ずつ計ニ度受験しました。実際の試験会場で,当日と同じタイムスケジュールで受験できる上,成績表によって相対的な自分の位置を知ることもできるので有益だったと思います。4月の模試後の1か月は,一元化した論証集のインプット作業を行い試験に臨みました。

N.Hさん(女性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 重要問題習得講座/全7科目

私は,新司法試験過去問の答案をたくさん書く,という勉強法をとったことが合格につながったと感じています。少なくとも司法試験前半年間は,週に7~9通の答案を書いていたと思います。
私は,法科大学院入学前に真面目に法律の勉強をしていなかったため,人より勉強期間が短く,法律論に弱いという自覚がありました。そこで,法律論ではそこそこのレベル(合格者なら誰でも知っているであろう議論を間違えない程度)を目指すにとどめて,答案上での文章表現力を強化して,合格を目指そうと考えました。そこで,人より答案をたくさん書き,思考過程を分かりやすく示す練習を徹底的に行うことにしました。
友人とのゼミでは,答案を交換して,三段論法が崩れている箇所はないか,事実への評価が不十分な箇所はないか,といったチェックを行い,採点官に伝わりにくい部分がないかを常に確認していました。
いかにレベルの高い法律論を考え付いても,それを答案に表現することができなければ点になりません。合格を勝ち取るには,何よりも,読みやすい答案を書くことが重要だと思います。

K.Tさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目
■ 司法試験 論文過去問解析講座

私は,ロースクールの既修コースを修了し,その年の司法試験に受験1回目で合格した者です。
私は,学部の3年次にLEC時代の工藤先生の入門講座を受講しました。しかし,当時は受験まで時間があるとして危機感を持っておらず,勉強をさぼり続けて,結局最後まで受講し切ることができませんでした。
そして,ロースクールの既修コースになんとか入学し,まじめに勉強しようと思い,アガルートの総合講義100と重要問題習得講座の受講を開始しました。
ロースクールの授業には必ず総合講義のテキストを持参し,役に立つ情報などがあった場合には,それを直接総合講義のテキストに書き込んでいました。また,私は,基本書や判例集の通読はしておらず,疑問がある部分や苦手意識のある部分のみをつまみ食い的に読む程度でした。そして,それらに書いてある事項のうち,試験に有益と思われるものについては総合講義のテキストに書き込んで情報の一元化をしました。
私の勉強の中心は総合講義のテキスト及び論証集の読み込みと重要問題習得講座の問題を解きまくることでした。過去問はきちんと全部解くのが理想だと思いますが,私は民事系については5年分程度しか解いていません。それでも合格できたのは重要問題習得講座の問題を繰り返し解いたからだと思います。
なお,私はロースクールの授業で事例研究行政法を少し使用した他は,学者の演習書を使用してません。その代わり,重要問題習得講座の問題を少ないものでも2回,多いものでは6~7回解きました。過去問の他の演習はこれだけで十分でした。
論証の暗記については論点マップを使用しました。論点マップの論点名を見て論証を思い出せるかを確認し,思い出せない場合にはテキストの該当ページを見て確認するということを繰り返しました。
本試験では,総合講義のテキストに載っていることは書く,それ以外は書けなくても差がつかないところだから無難に済ませるということを意識して臨みました。このようにしたのは,模試や答練で総合講義のテキストに書かれていることがきちんと書ければ相対的に上位に入ることを経験的に知っていたからです。このような意識で本番に臨んだら合格することができました。
私はアガルートがなければ絶対に(少なくとも一発では)合格することができなかったので,工藤先生にはとても感謝しています。ありがとうございました。

S.Mさん【公法系・84-91位】(男性,20代,専業受験生,予備試験合格)

■ 重要問題習得講座/民事系・刑事訴訟法・刑法

予備試験合格時に法科大学院に在学中であった私は,法科大学院を休学せず,法科大学院に通いながら司法試験の過去問の研究を進めることにしました。人によっては,予備試験合格後から法科大学院を休学するようですが,私自身は,法科大学院の講義で各法律科目の論点を深く学習できると考えていたので,このような選択をすることにしました。
司法試験の過去問の研究では,自分で実際に答案を書きつつ,各年度の上位者の再現答案,出題趣旨と採点実感を見比べながら,各科目どの程度出題趣旨で言及された論点に触れるべきか,規範,理由付け,当てはめのそれぞれについて確認しました。
このような作業を法科大学院の授業と並行して行ったところ,結局3月に受験した司法試験模試までに平成23~29年度の過去問しか消化することができませんでした。もっとも,平成22年度以前の過去問で問われた論点については,アガルートの重要問題習得講座や市販の演習書でもほとんど問われているものであったため,論点知識という面で過去問をよく研究している法科大学院卒業生にも負けることはないだろうと考えていました。
実際に,3月の司法試験模試でも,本試験でも,納得のいく成績をとることができたので,私の考えにそこまで間違いはなかったのではないかと思っています。
しかし,短答の成績が模試ではあまり良くなかったため,4月以降は,短答対策にも多くの時間を割きました。さらに,模試の結果から,論文のアウトプットについてはそこまで時間を掛けなくても良いだろうと考え,各科目の論証集のインプットや判例百選で近年掲載された判例を各科目確認することも4月以降重視しました。
その結果,司法試験本番にも,自分の知らない問題や論点は皆分からないという精神状態で臨むことができました。
以上のように,私は,直近7年分の過去問の研究により,合格者の相場感,上位合格の条件,司法試験での時間管理を学び,直前期のインプットによって,知識の網羅性を高めることで,司法試験に合格することができたと考えています。

黒川 一磨さん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/全7科目
■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目
■ 司法試験型答練
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座/全6科目

私はロースクールには法学未修者として入学しました。入学したのが地方ローで未修合格率も高くはなかった(そもそも未修の全国合格率も低い)ため,入学前からさっさと勉強を始め,正しい勉強の習慣をつけないと絶対に1回で合格できないと考え,ロー入試終了後の2015年1月から勉強を始めました。
ちょうどその頃,アガルートの講義が販売開始されたので,まず価格の安価な論証集の使い方から受講し,工藤先生の講義は自分と相性が良いと感じたため,総合講義100,次いで重要問題習得講座を受講し,ロー入学前に1周することにより,基礎を固めました。
なお,総合講義300のすべての配信が終わるのは9月頃であり,ロー入学までに1周することができなかった(設立1年目のため前年度の講義の配信もありませんでした)ため,総合講義300ではなく総合講義100を受講しています。
そして,アガルートの講義で基礎を固めたおかげで,ロー内でも上位の成績をキープでき,また,司法試験もそれなりの成績で合格することができました。
勉強の際には,司法試験に合格するために意味があるかということを意識して勉強していました。司法試験でどのように論証するか,司法試験の短い試験時間でどのように考えるか,自分の書ける答案の分量との関係でどこまで問題文の事実を拾えるか等,日頃の勉強で司法試験を意識して勉強したおかげで,ローの授業の難しい議論に呑まれすぎず,ある程度自分のペースで勉強できたと考えています。
そして,その際,司法試験の合格のみを意識した講師の講義は非常に役に立ちました。定期的に総合講義や重要問題習得講座等に立ち返り,司法試験に必要な範囲を確認することにより,司法試験を意識した勉強を最後まですることができました。
また,基本書を漫然と読んだりした時間や,答案作成の時間等,勉強した気になりやすい行為に費やした時間のすべて勉強時間から外し,司法試験的に有意義な行動(自分の答案の分析,司法試験の過去問を踏まえて論証等を訂正する等)のみを勉強時間と考えることにより,常に緊張感を持ちながら勉強しました。
このような方法をとったのは,大学入試の際,勉強した気になって調子に乗り,勉強しなくなって失敗したという自分の経験を踏まえたものです。
「自分は勉強している」という驕りを捨てることで,常に自分の実力を司法試験との関係で客観的に把握することができたゆえに,大学入試とは異なり,司法試験合格という目標に到達できたのだと思います。
自分の勉強は,アガルートアカデミーのテキストを軸として,そこから出ていきすぎないようにすることを前提としています。
もっとも,それが徹底できたのは,ロー3年11月以降です。ローの先生や採点実感が難しいことを述べているとそれに引きずられて難しい本を読んでしまう等司法試験から離れた勉強をしてしまう,ということが起こります。
私もこのような事態に陥ってしまい,上記の勉強法を徹底できず,予備試験には落ちてしまっています。敗因分析の結果,以前はできていた勉強をいつの間にかしなくなっていたことが原因であることに気づくことができ,改善できました。
皆さんも司法試験とは意味のない行為に走らないように気を付けてください。
最後に,私が司法試験に合格できたのは,アガルートアカデミーの講義が司法試験を徹底的に分析して作成されたものであったからであると考えています。もちろん,ただ漫然と使用するだけでは合格することはできませんから,司法試験合格のために必要なものは何なのかを意識することを忘れないでください。

M.Uさん(男性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/刑事訴訟法・民法・民事訴訟法
■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目

一回目の司法試験に不合格後,論文成績通知表をもとに評価が悪かった科目の敗因分析をしました。自己の答案を合格者の方々に添削してもらう中で,民事訴訟法と刑事訴訟法の基本的知識があやふやであることが明確になりました。どのように対策するのか考えた結果,アガルートの総合講義100の民事訴訟法・刑事訴訟法を受講することにしました。以前に,アガルートの重要問題習得講座を受講していたこともあって,動画による工藤先生の解説の分かりやすさ,問題集に付いている解説・答案の質の高さ,カラー刷りによる見やすさなどはすでに知っていました。文句なしの講座だったため,総合講義100もきっと質の良い講座であると思い,民事訴訟法・刑事訴訟法の基本的知識をスピーディに復習するために受講することにしました。
そして,民法の短答・論文に取り組み始めたとき,1回目の受験後から合格発表までの期間,十分な試験勉強をすることができていなかったため,民法についても知識が抜けていることに気がつき,民法の総合講義100も受講しました。
思っていたとおり,総合講義100は司法試験で問われる超重要な基本的知識をスピーディに復習することができました。工藤先生の解説が本当にわかりやすく,苦手な分野や忘れがちな分野は何度も動画を見て勉強しました。
論文の問題を解く中で,基本的知識が定着したという実感があり,大変自信がつきました。その結果,公開模試でもA判定を取ることができ,司法試験本番まで自信をもって受験することができました。そして,2回目の挑戦で無事司法試験に合格することができました。本当に総合講義100のおかげといっても過言ではないと思っています。アガルートに心から感謝しています。本当にありがとうございました。

M.Mさん(女性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/民法

私は3回目の受験の時,短答落ちし,絶望感を味わいました。思い返してみると,短答は過去問をやったことがほとんどありませんでした。合格者の友人に相談したところ,それが短答落ちの一番の原因だと思ったので,私は6月から9月までは短答過去問を中心にやりました。これに加え,民法については,科目自体に苦手意識はなかったものの,短答過去問を解いてみると,意思表示や物権変動における第三者との関係のところ等,知識が不正確な点があることに気づいたので,総復習が必要であると考え,アガルートの総合講義100の民法を受講しました。この結果,1月に受けた模試では,短答はAの評価をとることができました。
論文については,9月から12月までは過去問を一通りやり,出題傾向等を把握したうえで,1月から問題演習をしました。精神衛生上,苦手な科目からやるようにしていたところ,民法は後回しになってしまい,民法の問題演習はあまりすることができなかったのですが,上記の短答対策が功を奏したようで,本試験の論文で民法はAの評価をとることができました。
去年の短答落ちから,今年の合格まで急上昇することができたのは,自分に足りないものが何かを見極め,それを補完するための対策をとったからだと思います。特に私と同じ純粋未修者の方は,知識の正確性や論点の網羅性が不十分である可能性が高いと思いますので,問題演習や論証集の利用(私は『工藤北斗の合格論証集』を使っていました),そして場合によっては総復習のためのインプット講座の受講を検討することをお勧めします。

M.Oさん(女性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 総合講義100/商法
■ 重要問題習得講座/民法
■ 知的財産法 論証集の「使い方」

自分の勉強方法について,特に人と違うなと感じる点は,①とにかく学内講座に出る,②なるべく完璧答案を作るです。
①「とにかく講座に出る」については,あまりお勧めできません。なぜなら,ほとんどの場合,講座で学んだことの復習ができずに消化不良で終わってしまうからです。わたし自身,複数の講座に出ていましたが,それぞれの復習はほとんどできませんでした。
もっとも,その上で色々な講座に出続けた理由は,自習が苦手だったからです。3時間自分で勉強するより講座に3時間出る方が身になると思って講座に出ていました。あと,起案系の講座に出るといろんな人の答案が読めますし,自分の答案も読んでもらえます。その時に,先生なり同じ講座の受講生に自分の答案の読みにくいところ,意味が伝わらないところなどを聞き,そして,自分でも読み返した上で改善していきました。
②「なるべく完璧答案を作る」についても,あまりお勧めしません。過去問は初見では2時間で解いた方がいいと思います。私は,2回目以降は出題趣旨や採点実感,上位合格者の答案,基本書などを使い完璧答案を作るよう心がけていました。完璧と言ってもあくまで2時間でかける完璧です。そしてあくまで答案です。レポートを書いているわけではありません。そのため,端折れるところは端折っていました。これが良かったのか悪かったのかはいまだによくわかりません。ただ,一度は基本書に立ち戻ることは意味があったと思います。多くの受験生がいう通り,最後は基礎知識が大事ですから,問題演習を通じてそれを身に付けて行ったと思います。
予備校が出している上位答案集は,読んだ方がいいと思います。特に刑訴等の評価の仕方は,上位答案を読んで学びました。いや,特に刑訴の事実の評価の仕方とかは,上位答案を読んで学ぶしかないと思っています。
あと,採点実感について一応の水準を書ければ受かるということを忘れずに読んでください。逆に一応の水準程度のことはみんな書けるということです。
演習については,司法試験の過去問を繰り返し解きました。

T.Aさん【公法系・84-91位】(女性,20代,専業受験生,法科大学院卒業)

■ 司法試験型答練

まず,短答については,過去問を解き,間違えたところを重点的に再度解きなおすというやり方を行いました。そして,知識を確認するために択一六法を使い,それを一元化して直前に見直すために,3科目だけ六法から切り取ったものに線や書き込みをしていました。短答は知識をしっかり入れることも大事ですが,解くのに時間制限があるため,設問形式での解き方に慣れる必要があると思います。
次に,論文については,過去問を最低一度は2時間で解き,重要といわれている年度についてはさらに何回か書く練習を行いました。そして,出題趣旨,採点実感を読んだうえで,過去問分析本などを用いてどのようなことが求められていて,実際の受験生がどのような答案を書いたのかを参考にしていました。特に,刑事系や行政法は,答案に使える問題文の事情が過去問を解くことで分かってくるため,有益だと思います。
2時間で構成を作って書くという行為は慣れていないと難しいため,過去問なり答練なり問題集なりを定期的に構成して書くことが重要だと思います。そして,論点に対する論証など,ある程度覚えていなければ,2時間で書ききることができないため,趣旨規範本に載っていることについては何となくでも思い出して書けるように暗記しました。

稲田 拓真さん(男性,20代,専業受験生,予備試験合格)

■ 労働法 3講座パック

私は予備校の教材を活用してインプットを素早く行いひたすら論文問題集や過去問集を演習するという学習方法で勉強をしていきました。7科目については他の予備校を,選択科目については渡辺先生の労働法の3講座パックを活用して学習をしました。
まず,労働法総合講義などインプットに関する講座を1.5から2倍速で視聴し素早くその科目全体のインプットを行いました。これにより,科目の全体像が漠然とはいえ理解することができるため各種論点などの位置付けが明確になりました。その後,過去問解析講座などでの演習を行いました。この段階ではインプットの内容の1割程度しか理解はしていませんでした。しかし,演習を行いながら分からなかったことは総合講義などのテキストに戻り論証集などに書き込んでいきながら理解を深めていくという方法を繰り返していくことで,知識の定着を図っていきました。また,合わせて通学時間などに論証集やオリジナルのまとめテキストを活用することで規範や定義のフレーズ,自分のミスした部分を中心にインプットの定着を図っていきました。
このような学習法を行うことにより司法試験の学習開始から3年で合格することができました。
以上が私の学習体験です。

N.Aさん【民事系・81-85位】(男性,20代,専業受験生,予備試験合格)

■ 総合講義100/全7科目
■ 重要問題習得講座/全7科目
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予備試験も司法試験も肝心なのは論文式試験なので,短答の直前期以外は論文の勉強しかやりませんでした。具体的な対策については,はじめのうちは答練や問題集をやって着実に実力が付いていったのですが,その後,基本書や学者の論文を読みふける勉強に陥ってしまい,一昨年の予備試験の論文試験に落ちてしまいました。そこで,それ以降は試験勉強に徹することを決意し,新司法試験の過去問をやりこむとともに,答練を真面目に受けるようになりました。その結果,論文作成能力が飛躍的に向上し,予備試験及び司法試験に合格することができました。
私は,大学卒業の頃になってようやく法曹を志すことを決意し,それ以降は1人で自宅学習を継続してきました。モチベーションの面などで周りから心配されることも多々ありましたが,他人と競い合って消耗するよりも1人でマイペースに学習する方が自分には合っていたため,むしろ理想的な学習環境でした(予備試験合格から司法試験受験までの半年間は油断のせいもあり大分だらけてしまいましたが)。最適な学習環境,学習方法は人によって異なると思うので,合格者の言うことをうのみにするのではなく,本当に自分に合ったスタイルを模索していくことが重要だと思いました。

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