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京都大学ビジネススクール【入試対策】

MBA大学院の特長

京都大学経営管理大学院(以下、京大MBA)の特徴は、入学時に自身の興味のある領域を4つのプログラム群から選ぶ点です。

普通MBAというと経営学全般を学ぶため、特定の領域を特定することはありませんが、京大MBAは「ビジネス・リーダーシッププログラム」、「サービス&ホスピタリティプログラム」、「プロジェクト・オペレーションズマネジメントプログラム」、「ファイナンス・会計プログラム」の4つから自身が学びたい点を選んだ上で入試を受けて、入学するのです。

この特定領域を指定して学ぶという点が大きな特徴です。

また、上記4つのプログラム以外に、京都という立地を活かしたコースも開設されています。

「観光経営科学コース(観光MBA)」です。観光地として世界的に人気のある京都という地域性を活かして国内初の「観光」という切り口でMBAを設置したのです。

上記4つのプログラム群、観光MBAともに、全プログラム共通の基礎科目が設置されており、そこで経営学の基礎を学び、その基礎を踏まえて、それぞれの専門領域を深めるために専門科目へ移行する形となっています。

また世界的に知名度のある京都大学、そして観光地京都としての知名度をすべて英語で授業が行われる国際プログラムも設置されています。

こちらは上記4つのプログラム群の内容を英語で学ぶ形になっていて、留学生に人気のプログラムです。

入試内容

京大MBAの入試は、一般選抜と社会人特別選抜に分かれています。

まず一般選抜から説明します。一般選抜は誰でも受験可能です。
社会人経験のない留学生の方から社会人の方まで幅広く受験できます。

入試内容は、TOEICのスコア提出、一般小論文、専門小論文の3つとなっています。

一般小論文と専門小論文の違いですが、一般小論文は国内MBAでいう所の志望理由書的な内容を論述する形式の試験です。専門小論文は読んで字のごとく経営学、経済学、会計学、数学の4つの分野から1つの分野を選択して論述する一般的な国内MBA受験で行われている小論文試験です。

次が社会人特別選抜です。こちらは出願時点で3年以上の実務経験を有する方が対象の入試です。
入試内容は、TOEICのスコア提出、学修計画書の提出、面接の3つとなっています。一般選抜と比較すると小論文の試験がないため受験しやすくなっています。

入試対策

入試対策を一般選抜と社会人特別選抜に分けて説明します。

まず一般選抜ですが、専門小論文の過去問を見ると、かなり専門的な知識が問われていますので、経営学や経済学などの学習経験がない方は、まずは基礎知識のインプットから始める必要があります。

各分野の専門書を買い込んで独学で勉強するか、予備校に通って基礎知識をインプットするかをする必要があります。

基礎知識のインプットが終わったら、実際に書く練習をします。こちらも独学で過去問や問題集を解答するか、予備校に通って訓練するかして準備をしてください。

次が一般小論文ですが、こちらは国内MBAで事前に提出する志望理由書や研究計画書に該当する内容を小論文として記述する問題です。

なので、国内MBAの研究計画書や志望理由書向けの対策をしておくといいと思います。TOEICに関しては、最後に説明します。

次が社会人特別選抜です。学修計画書、面接が中心的な対策です。面接は学修計画書をもとに行われますので、学修計画書の対策をすればOKということです。

学修計画書は国内MBAの志望理由書や研究計画書のことですから、これは人にもよりますが、2か月くらいあればしっかりしたものが書けると思います。

京大の学修計画書は、他の大学院と異なり研究テーマなどは要求されていませんので、問題意識の高い方なら1か月もあれば十分に作成可能だと思います。この対策をしっかりすれば京大の社会人特別選抜は合格できます。

最後が一般選抜、社会人特別選抜に共通のTOEICのスコア提出ですが、アガルートの指導経験を踏まえて考えると800点くらい取れていれば合格していますので、TOEIC800を目指してください。

700くらいでも合格できるかもしれませんが、安全というレベルに達するにはTOEIC800以上を確保しておいてください。

● この記事の著者

飯野 一講師

ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない,約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。
国内MBAに関する書籍を多数出版し,ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。
国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表,学会誌掲載の実績を持つ。

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