過去問は、あらゆる資格試験の勉強において欠かせないものですよね。

それは土地家屋調査士試験においても例外ではありません。

「過去問を制する者、試験を制す」です。

今回は、過去問の活用方法についてお届け致しします。

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過去問から学ぶべきこと・身につくこと

なぜ過去問がそれほど重要かといえば、本試験について重要な情報を得ることができるツールだからです。

例えば

・難易度
・問題量
・出題傾向

ですね。

これらが分かれば、どのように対策を講じればよいかが分かるわけです。

そして過去問を解くことには大きなメリットがあります。

・アウトプットにより知識が定着する
・現在の実力が分かる
・不足している知識が分かる

といったことです。

今の自分の位置が分かれば、目標までの距離も見えてくるわけですね。

本試験までの期間から、やるべきことが明確になります。

そうすれば時間も効率的に使えるようになります。

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過去問を活用した勉強法

それでは、過去問はどのように使っていけばよいでしょうか。

土地家屋調査士試験では「択一式」と「記述式」の2つがありますので、分けてご説明します。

択一式の勉強法

まず択一式ですが、こちらは一通りテキストを終えたらすぐに取り組むようにしてください。

最初のうちは解けない問題も多くあると思いますが、構わず進めてください。

分からなければその都度テキストに戻り、少しずつ知識を増やしましょう。

イマイチ理解できないものは、とりあえず解説を読んでおくだけでも大丈夫です。

というのも、過去問の1周目は「どういった論点」が「どのように問われるのか」をまず知ることが大事だからです。

ただテキストを眺めているだけでは、情報の濃淡が見えてきません。

過去問を解いた後に改めてテキストを見ると、「ここがポイントだったのか」と分かるようになるのです。

また、「問われ方」が分かれば、それに合わせて覚えることもできます。

これは効率の面でとても大事なことです。

こうして、過去問とテキストの往復を本試験までに何度も何度も繰り返します。

それによって、少しずつ知識の層が厚くなっていくのです。

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記述式の勉強法

次に記述式ですが、こちらは最初のうちは軽く見ておくだけでOKです。

どのような問題が出るのか、どれぐらいのボリュームがあるのかだけ、サラッとチェックしておきましょう。

記述式は応用問題ですので、本格的に取り組むのは択一式でしっかり得点が取れるようになってからの方がよいです。

取り組む時期の目安としては、

・択一式で9割正解できる
・申請書の書き方が分かる
・基本的な計算や作図ができる

ようになった頃ですね。

記述式は問題文がかなり長く、初学者にとってはかなりハードルが高く感じるかもしれません。

しかし実は、すでに学んだ内容が文章の中に散りばめられているだけです。

基本的な知識と技術が身に付いていれば、解けないようなものではありません。

まずは時間を気にせずじっくり取り組んでみましょう。

間違えた問題や分からないところは解説をしっかり読み、それを真似して改めて解いてみましょう。

解き方が分かってくると、とても面白く感じるのが記述式です。

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過去問を解く際のポイント

さて、それではさらに具体的に科目ごとにポイントを見ていきましょう。

択一式「民法」

民法の過去問は、数が少ないのがネックになっています。

例年3問しか出題されない上、試験科目となったのが平成16年からなので、まだ過去問の蓄積がないのです。

よって、ひとまず既存の過去問を、肢の一つ一つまで大切に解きましょう。

ここでなるべく多くの論点を消化しておきたいところです。

そして余力があれば、他資格の民法過去問にも手を広げてみましょう。

ただし、土地家屋調査士試験は「総則」「物権」「相続」からしか出題されません。

それ以外をやっても意味がありませんので、その点は気を付けてください。

試験用に最適化されたこちらの講座もお勧めです。

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択一式「不動産登記法」

不動産登記法は例年16問出題されており、過去問の量は十分です。

最も重要な科目ですし、回すのに時間もかかるので、どんどん進めていきましょう。

ただし、不動産登記法は抽象度の高い手続法なので、民法のようにイメージしやすいものではありません。

そのため、問題や解説を読んでも、いまいち何を言っているのか理解できないことがあります。

そんな時は、テキストの該当箇所に戻り、じっくり解消していきましょう。

それでも分からなければ、1週目は飛ばしても構いません。

不動産登記法は、繰り返し学ぶうちに、徐々に頭の中にイメージが構築されていきます。

細かい論点はそれに伴って身に付いてきますので、2周3周と進めて、知識を積み重ねていきましょう。

なお、余力があれば六法で各肢の根拠条文もチェックしておくとよいでしょう。

試験問題は条文の文言で出題されることが多いので、それに馴染んでおくと判断しやすくなるのです。

択一式「土地家屋調査士法」

土地家屋調査士法は、例年1問しか出題されないため、過去問の数は多くありません。

ただ、もともと学習範囲が狭いので、一つ一つの肢をしっかり確認しておけば、それなりの論点はカバーできるでしょう。

他の部分はテキストで補充しておけばOKです。

こちらは焦って早く勉強する必要はなく、他の勉強の合間に進める程度で問題ありません。

本試験が近くなってからでも間に合います。

記述式「土地」

近年でこそ難易度は落ち着いてきましたが、ひと昔前は非常に難しい問題が続いていました。

よって、取り組む順番としては、近年の問題から遡っていくとよいでしょう。

記述式は「計算」「知識問題(論述)」「申請書」「作図」で構成されています。

通してできればベストですが、最初のうちは分解して、できるものだけをやっても構いません。

全体を通してできるようになったら、時間を計ってやってみましょう。

なお、土地は申請書のパターンが少ないので、その分、計算や知識問題で工夫が凝らされていることが多いです。

計算は基本的な放射計算、交点計算の他、補正計算や内外分点計算なども確実にできるようになっておきましょう。

もちろん辺長や求積は必須です。

知識問題は、択一式の知識が問われますので、書けるくらいの正確な理解をしておきたいところです。

記述式「建物」

建物の問題は、近年の方がやや難しくなってきている印象です。

とはいえ、こちらもトレンドを把握する意味では近年から遡って解いていくのがよいでしょう。

なお、建物には非区分建物(普通建物)と区分建物の2種類があります。

これらはまったく違う特徴を持っているため、まずは非区分建物(普通建物)の問題だけを解き、その後に区分建物の問題をまとめてやった方が、違いを理解しやすいのではないかと思います。

一通り終わったら、今度はランダムにやってみましょう。

建物は申請書のバリエーションが多いので、正しく記載できるかが一つの課題です。

図面の量も多いので、早く形を捉えて描く練習も重ねましょう。

択一式と記述式を通してやってみよう!

実力がついてきたら、本試験さながらに「択一式+土地+建物」をフルで解いてみましょう。

もちろん制限時間付きで、です。

時間配分を意識してやると、いい予行演習になりますよ。

なお、この際はできるだけ本試験に似た雰囲気にするとベターです。

スマートフォンなどは目の届かないところにしまい、静かで集中できる環境にしましょう。

道具も本試験と同じものを揃えて、どこに何を置くかも決めておくとよいです。

電卓はケースを外してください。本試験ではケースの使用は不可なので。

また本試験ではペットボトル1本まで飲み物の持ち込みがOKなので、もし本番で持ち込むつもりなら同じものを用意してみましょう。

ここまですると、俄然緊張感が高まってきて、「やるぞ!」という気持ちになってきますよ。

ぜひ本番までに何度も行い、心と頭をバッチリ仕上げてくださいね。

アガルートアカデミー 土地家屋調査士試験 過去問解説講座について

以上、このコラムでは過去問で効率的に問題を解く力を身につける方法について解説してきました。

なお、法務省が公式に提供している土地家屋調査士試験の過去問には各設問の解説が記載されていません。

そのような中、資格試験予備校アガルートアカデミーでは全ての問題の全ての選択肢について解説する過去問解説講座を提供しています。

この講座では、全ての問題、全ての肢を詳細に解説するだけでなく、択一式では、実践的な解き方や考え方を身に付け、記述式では、様々なテクニックとともに、問題を早く正確に読解する方法を学ぶことができます。

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令和5年度アガルート受講生の土地家屋調査士試験合格率は63.41%(全国平均の6.56倍)

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この記事の著者 中里 ユタカ 講師

中里 ユタカ 講師

宅建士試験・行政書士試験・測量士補、土地家屋調査士試験にすべてストレートで合格。

まったくの初学者から、中山講師の講義を受けて8ヶ月で土地家屋調査士試験に合格。(択一13位、総合29位)

自らの受験経験で培った短期合格のためのテクニックを提供している。

中里 ユタカ講師の紹介はこちら

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