司法試験｜「Law Practice 民法」解析講座

『Law Practice 民法』を短時間でマスターする

本講座は『Law Practice 民法Ⅰ』『Law Practice 民法Ⅱ』を題材として，講師作成の解説や解答例を参照しながら，約17時間で同書をマスターする講座です。
『Law Practice 民法Ⅰ』『Law Practice 民法Ⅱ』は，多くの民法学者が主要な問題点について分かりやすく解説し，民法の基礎を正確に，深く理解することができる人気の演習書です。
しかし，問題や解説においては発展的な内容も多分に扱っており，それらを答案でどのように反映するべきかを独力で理解しようとすると，時間がいくらあっても足りません。
また，予備試験や司法試験で問われていることは，結局のところ基礎知識に対する深い理解です。基礎知識に対する正確かつ深い理解があれば，予備試験や司法試験で柔軟に対応することが可能になります。そこで，本講座は，基礎知識をもとに答案の骨組みを形成していくことに焦点を絞って解説します。
本講座は，司法試験・予備試験の民法において安定した得点を狙いたい受験生，民法を一通りは勉強したが，どういった枠組みで知識を答案で表現すればいいのかが分からない，改正前の民法で学習してきたが改正後の民法の下でも問題演習をしたいという受験生におすすめです。
※　「Law Practice 民法I（第４版）」「Law Practice 民法II（第4版）」（いずれも，商事法務，2018年）はご自身でご用意ください。
※改訂前の旧版となります。ご注意ください。

本講座の特長

改正後の民法を踏まえた思考の枠組みを身に付ける

講義においては，答案をどのような枠組みで書いていくのかに重点を置いてスピーディーに解説をしていきます。もちろん，いわゆる論点にも重点を置きますが，そういった論点が，どの条文のどの要件との関係において論じられるべきなのかを意識して解説をしていきます。
また，債権法改正との関係において，改正前の民法と改正後の民法との関係でどのように変わっているのかにも言及した上，それを答案にいかに反映していくべきかにも重点を置いて解説しています。そのため，改正前の民法で勉強してきた受験生との関係においても，スムーズに知識を身に付けることができます。

論文式試験との関係で特に重要かつ基本的な問題を30問ずつピックアップ

収録されている問題には，論文式試験との関係では出題可能性が低いものも含まれています。民法の範囲は膨大なので，出題可能性の高い問題を優先して勉強した方が効率的な学習につながります。
そこで，本講座では，出題可能性の高く，かつ民法改正との関係で重要な問題を，「Law Practice 民法Ⅰ」「Law Practice 民法Ⅱ」からそれぞれ30問，選び抜きました。取り扱う問題には，全て講師書下ろしの答案例が付属しています（発展問題を除く）。思考の流れが読み取りやすい答案となるよう意識されていますので，答案例を読むだけでも学習効果があります。