【2026・2027年合格目標】司法試験・予備試験｜租税法 重要問題習得講座

租税法 重要問題習得講座の特長

答案例から、どのように書けば理解が伝わるのかを学ぶ

インプットした知識がどのようにアウトプットされているのか、どこまで、何を書けば司法試験考査委員に評価されるのか、実際に書かれた答案例から読み解くことができます。
条文を挙げるときにはどうするか、最高裁判例（ないし重要な下級審判例）があるときはどう表現するのか、課税要件事実の認定、当てはめをどう書くのか。何をどの順番で書けばよいのか。そもそも最初の一文をどう始めるのか。インプットが終わって初めて答案を書く段階では、何を、どの順序で、どこまで書けばよいのか、わからない方が大半です。
答案例を分析することで、何が、どうしてこの順番で、この程度で書かれているのか、なぜそう書くべきなのかが見えてきます。そして、この分析を通じて、インプットをする時に意識すべきことが理解でき、他の問題を解くときにも応用することができます。

問題文及び条文の読み解き方を体得する

問題文を読んで何が問われているのか、出題の趣旨がわからなければ、合格答案を作成することはできません。基本的知識を前提に、問題文のどの事実に着目し、どのように出題趣旨を読みとるのかを本講座を通じて学習することができます。また、司法試験では、条文が存在することは知っていても、学習上実際に要件を正確に読解し、課税要件事実に当てはめたことがない、そんな条文が出題されることがあります。こうしたほぼ初見の条文に対応するためには、主要な判例を学習する際に、適用条文と具体的事実を踏まえて判決文を読むことが必要となります。
この作業を、本講座の24問を通じて行うことで、条文の読み解き方を体得し、ほぼ初見の条文であっても落ち着いて読解し、要件を事実に当てはめることができるようになります。

重要問題を網羅した24問

租税法では、同じ論点が繰り返し出題されています。合格答案を作成するためには、繰り返し出題されている論点について、条文・基本的知識・判例を正確にインプットし、試験現場で正確にかつ丁寧に論述することが必要となります。合格答案を作成するために厳選された24問を通じて、重要事項を把握し、繰り返し出題されている論点について自信をもって答案を作成できるようになります。

採点実感を踏まえて作成された答案例

採点実感では、どのような答案が、優秀、良好、一応の水準、不良、と評価されたのか、具体的に説明されています。採点実感で示された評価基準を前提に、高い評価を受ける答案例を作成しています。この答案例と、作成してみた自分の答案を比較することで、どこをどう改善すればより評価されやすい答案を書くことができるのか、分析することができます。

講師紹介

井上 絵理子講師

2011年

予備試験合格（論文10位）

2012年

司法試験合格（総合200番台）

2014年

京都大学　法学部中退

2012年～2018年12月

辰已法律研究所にて司法試験を指導

2012年合格直後から指導を開始。親しみやすくわかりやすい指導を心掛けている。