令和元年度 司法試験合格者 福澤寛人さん

合格者インタビュー&体験記

インタビュー #01

インタビュー #02

合格者アンケート

自己紹介(年齢・属性・学歴)

福澤寛人です。司法試験合格時は22歳,慶應義塾大学を卒業して1年目,司法試験は初めての受験でした。司法試験の成績は,短答151位・論文164位・総合147位でした。

法曹を目指すきっかけ

大学の法律サークルにおける法律討論会の活動を通じて法律の面白さを知り,法律に携わる仕事をしたいと思ったからです。

勉強の方針とどのように勉強を進めていたか

勉強の方針としては、手を広げすぎず、アガルートの講座・ラウンジ指導を中心に勉強をしました。また、特に過去問の分析にも力をいれ、本試験というゴールを意識した勉強をするよう心掛けていました。

予備試験合格までについて
総合講義300を受講したあとに、ラウンジ指導を受け、論文を書き始めました。今思えば、総合講義300と論文の書き方・重要問題習得講座は並行して受講すべきであったと感じています。

予備試験合格から司法試験受験までについて
司法試験の形式に慣れること・論証を理解暗記することを目的として,過去問・模試の演習や総合講義100の受講・論証の暗記をしていました。

アガルートならびにアガルートアカデミー講師との出会いやきっかけ

先輩からの紹介でアガルートを知りました。

受講された講座の良さ,当該講座の学習方法(使い方)

以下,予備試験合格まで

講座名:総合講義300
総合講義300は、300時間という短時間で法律科目全体を学べる点が良かったです。講座自体がとてもわかりやすいのですが、法律そのものが難解ですのでどうしても理解できない箇所がありました。しかし、工藤先生がおっしゃる通り、わからない箇所があったとしても一旦飛ばして先に進むという方針で勉強をしました。その結果、躓くことなく、また、ストレスを感じることなく、勉強を進めることができました。

講座名:論文の書き方
この講座は、論文の書き方の基礎をさらっと学べる点が良かったです。この講座は、受講をした後に、練習問題を実際に書き、先生に添削していただくという使い方をしました。

講座名:重要問題習得講座
この講座は、全ての問題を解くことで重要な論点の論文問題をこなせる点が良かったです。この講座は、答案構成をした後に解説講義を聴き、自分の答案構成と参考答案を見比べ、自分に何が足りていないかを分析するという使い方をしました。

講座名:論証集の使い方
この講座は、繰り返しきくことで自然と論証が頭に入ってくる点が良かったです。この講座は、iPhoneに音声を入れ、1.5倍速ほどのスピードで繰り返しきくという使い方をしました。

講座名:予備試験過去問分析講座
この講座は、難解な予備試験の過去問について丁寧に解説がなされている点が良かったです。この講座は、予備試験の論文の過去問を実際に説いた後に、講義をきくという使い方をしました。

以下,予備試験合格から司法試験合格まで

講座名:司法試験過去問解析講座
予備試験過去問解析講座と同じく,丁寧に解説がなされている点が良く,過去問を解いた後に講義をきくという使い方をしました。

講座名:司法試験過去問答練ゼミ
この講座の良さは,渡辺先生がソクラテスメソッドを通じて法律知識のみならず基本的な法律の思考過程を叩き込んでくださる点です。校舎に通う又はネットで受講する方法で,司法試験を解くペースメーカーとして使用していました。

講座名:総合講義100
この講座の良さは,100時間という短時間で法律知識を総復習できることです。また,講義内容が法律既習者を対象とするレベルの高いものであったので,新しい発見が何度もありました。司法試験直前の3月から4月にかけて論証集の復習と並行しながら受講しました。

講座名:判例百選スピード攻略講座
この講座の良さは,判例百選の事案について渡辺先生の答案が記載されていること・それに基づき渡辺先生が答案の書き方を教えてくださることです。勉強時間に限りがあったため,自分の理解が足りていない事案については講義を受け,それ以外の事案についてはテキストのみ読みました。

学習時間はどのように確保し,一日をどのように過ごしていたか

隙間時間を有効に活用することで、最低限の学習時間を確保するよう意識していました。勉強に飽きたときには、あえて勉強をせず、ストレスをためないように意識をしていました。

直前期の過ごし方

司法試験の形式に慣れること・論証を理解暗記することを目的として,過去問・模試の演習や総合講義100の受講・論証の暗記をしていました。絶対に合格するという心構えで試験を迎えました。

試験期間中の過ごし方

普段と同じ行動をすることを心掛けました。また,司法試験2日目の夜には大好きなかき揚げ丼を食べに行き,3日目の休日にはたくさん睡眠をとりyoutubeを見るなどリフレッシュの時間を設けていました。

受験した時の手ごたえと合格した時の気持ち

手ごたえは十分にありました。ですが,合格発表前になると不安になり緊張したので,合格したときにはほっとしました。

振り返ってみて合格の決め手は?

合格の決め手は、アガルートを信じて手を広げ過ぎなかったことであると感じています。アガルートの講座のみを繰り返すことによって盤石な基礎固めをすることができたと思います。そのため、上記の講座は、今回の合格に大きく影響していると考えます。

アガルートアカデミーを一言で表すと

「合格塾」です。

受験生に対するメッセージ

予備試験・司法試験は出題範囲が広く、受験は長期間の闘いになると思います。ですので、無理をしすぎず、ストレスをためない勉強方法を模索することが大事だと思います。ご自身の精神上・身体上の健康を大事に頑張ってください。みなさまが良い結果を得られますよう応援しております。

令和元年度 司法試験合格者一覧

※ラウンジは【2024年7月30日(日)】をもって閉室いたします。

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