平成28年 司法試験合格者

アガルートアカデミーの司法試験講座を利用して,見事平成28年度司法試験に合格された方の体験記をご紹介します。
注:入門講座→現総合講義300,3倍速インプット講座→現総合講義100,論文インプット完成講座:現重要問題習得講座

法科大学院卒業 20代
Y.Iさん

民事系59位,刑事系61位,倒産法69位

私は,法科大学院に入学したとき,入学試験の成績を開示してみて,明らかに下から数えた方が早いような順位でした。その時,本当に頑張ったら司法試験に合格できるのか非常に不安になったのをはっきりと覚えています。実際に,既修2年生の前期の授業が終わるころにも,さして学内の順位は変わりませんでした。
後期になり,授業にも不安を覚えていたころ,工藤先生が,アガルートアカデミーを立ち上げ,重要問題習得講座などの販売を開始されました。以前の講義である,3倍速インプットを受講していましたので,是非講義を受けたいと思うと同時に,アウトプットをしながらインプットをしなければならないという思いから,重要問題習得講座を受講しました。いかに分かりやすい授業といえども,七法分の講義を受けるのは,相当しんどいことでした。しかしながら,その結果,確かな根拠に裏付けされた知識を獲得することができ,また,工藤先生の思考方法をトレースすることで,しっかりと論文に知識を反映することができるようになりました。実際に,2年生後期からは,学年主席の座を譲らず(ギリギリではありましたが),翌年の予備試験にも合格することができました。
その後は,さらに,司法試験に向けて良質な問題を解くべく,旧司法試験解析講座や,司法試験型答練に取り組みました。直前の3月の模試で不安だった倒産法については,谷山先生の講義のおかげで,大幅に伸び,司法試験では,焦ることなく最後まで解答することができました。谷山先生の講義では,倒産法の基本中の基本の解き方から,司法試験の難しい問題点まで,しっかり分かりやすく解説していただけるため,伸びたのは,谷山先生のおかげだと思っております。
アガルートの講座がなければ,私は合格できていなかったか,少なくともあれほど落ち着いて受験することはできなかったと思います。司法試験は,誰でも不安になる試験です。もっとも,その中でも,ちゃんとアガルートの講義を受けていれば,いつも通り解くことで,司法試験に合格できるレベルの実力を得ることができます。受験生の方には,是非とも受けていただきたいと思います。

法科大学院卒業 20代
K.Yさん

民事系40位

私は大学院時代から,基本書を通読することを勉強の中心としてきました。しかし,昨年,初めて受験した司法試験で不合格となり,勉強スタイルを変えなければ同じ結果になると感じたため予備校の講座を検討しました。昨年,不合格になってしまった原因として,基本的な論点を素早く,丁寧に処理することができず,逆に発展的な問題については,その場で考え付いた場当たり的な発想をもとに書いてしまう傾向があることにありました。そこで,とにかく,基本的な事項を徹底的に教えてくれる講座を受講しようと,様々な予備校のパンフレットやホームページを見ていたところ,アガルートさんの司法試験講座にたどり着きました。総合講義100は,7教科を100時間という短時間で総ざらいできる点も魅力的ですが,論証集の「使い方」及び重要問題習得講座とリンクして,基本的知識を答案に書けるレベルまで持っていってくれます。私は,総合講義100と重要問題習得講座は3回以上,論証集の「使い方」はダウンロードして,10回以上聞いていたのですが,先生の解説が分かりやすかったので,聞いていて飽きることもありませんでした。
司法試験では,発展的事項が聞かれることもありますが,条文・判例といった基礎から考えることで,解ける問題が多いと思います。基本書等のみを用いて基礎を固めることに限界を感じておられる方は,講座の受講も検討してみてはいかがでしょうか。

20代
K.Tさん

公法系28位,論文総合73位

私は,一回目の司法試験に不合格となってから,何が自分に足りなかったのか,何を改善しなければならないのかを必死に考えました。そしてたどり着いたのが,「司法試験は民主主義の試験である」ということでした。みなができない問題は同じくできなくてもよいが,みなができる問題を十分なレベルに引き上げる。それができれば自然と合格するというものでした。
しかし,みなができる問題とはどのように見極めればよいのか。ロースクールでの授業や定評のある演習書をすべてやることは物理的に困難です。そもそも他のロースクールの授業内容を知ることも難しい。そこで考えついたのは,その判断は受験指導のプロに任せるのが一番であるということでした。このような経緯で,アガルートの司法試験型答練を受講することを決意しました。本講座には講師が出題を予想する論点がこれでもかと盛りこまれており,繰り返し問われている重要事項や,受験界で出題が予想されているものも多く含まれるなど,とてもバランスがとれていました。最新判例として目にしたことはあるけれども,どのように出題されるのかイメージがわかないし,答案に表現できる自身もないという方も多いとおもいます。本講座はそのような不安も解消してくれました。お蔭様で,「みなができない問題も十分にでき,みなができる問題はさらに差をつけることができる」という自信のもと試験を受け,そのとおりの結果を得ることができたように思います。
自分に何が足りていないのか。私と同じように悩んでいる方は本講座をとり,「民主主義の試験」とやらに打ち勝つ指針にしてみてはいかがでしょうか。

法科大学院卒業 20代
T.Tさん

倒産法69位

法科大学院の既修者コースを修了し,1回目の受験で合格しました。工藤先生が某資格予備校で講師をしていらっしゃった時から,工藤先生の講座を利用しております。
私は,「司法試験の合格に基本書や判例百選は不要である」という工藤先生のお考えのもと,ひたすらに問題集を解くという勉強をしてきて,合格を果たしました。教養を身につけるとか,深い理解に至るなどのために基本書や判例百選を読むことは有益かもしれませんが,司法試験に合格するという観点からは,何度も問題集を解いて,厳しい時間制約と極度の緊張感の下で吐き出せるお手軽な知識を身につけることの方が何百倍も大事だと思われます。なお,後述のように,倒産法については判例百選を用いました。
重要問題習得講座の問題集は,「この1冊だけはとにかく完璧にしておく」という自分のベースとなる問題集として利用しておりました。この問題集の他にもいくつか手を出しましたが,本番で心の頼りにしたのはやはりこの問題集で得た知識でした。やはり,工藤先生の思考過程と答案例を見ながらそれを覚えるという非常に効率的な勉強法ができるこの問題集に勝るものはないといえます。
倒産法論証集の「使い方」は,倒産法の勉強のスタートが非常に遅かった自分にとって,非常に有益なものでした。周知のように,倒産法の本試験では,百選掲載事件を素材にした事例問題の出題が多く,判例百選の大切さが民法などの他の科目とは比較になりません。
もっとも,判例百選の判旨を1から自分で論証化するのは骨が折れますし,効率的でもありません。そこで,倒産法の論文問題を解くに当たり,必要最低限度の論証を身につけるのにこの講座は役に立ちました。倒産法演習ノートなどの演習書や過去問を解く際に,この論証集の威力がわかると思います。

法科大学院卒業 20代
M.Sさん

総合6位,公法系14位,民事系76位

・短答の勉強について
私は,もともと短答が得意な方でしたが,間が空くと知識が抜けてしまうと思い,2015年9月からは毎日100問ずつ短答を解きました。科目ごとに苦手ノートを作り,間違えた問題はそこに書きとめて暇があるときに見直していました。この苦手ノートは試験直前の見直しにも役に立ちました。また,短答の問題を解くときは,常に判例六法を手元に置き,条文をチェックしながら解くようにしていました。
・論文の勉強について
<過去問について>法科大学院2年生の夏頃から,過去問を解き始めていました。ただ,本格的にやり始めたのは,法科大学院3年生の9月からです。6人くらいで自主ゼミを組み,出題趣旨・採点実感や合格答案と見比べながら,書けているところ,書けていないところを指摘し合いました。特に,出題趣旨や採点実感で最低限求められていることは何か,合格答案でみんなが書いているところを落としていないかを確認するようにしていました。
<その他>
年が明けてからは1日1通答案を書かないと不安だったため,過去問や答練などを1日1通書くようにしていました。論点の書き方や時間配分だけでなく,1頁書くのにかかる時間や,どのペンなら手が疲れることなく書き続けられるのかなどもその都度確認していました。

20代
K.Mさん

公法系96位

私は,司法試験論述式試験の問題を解答する際,法律論の部分が長くなってしまい,いわゆる「あてはめ」と言われる部分に時間を割くことができずに点数が伸び悩んでいました。
また,自分で一から法律論を組み立てると,時間をロスするばかりでなく,不適切な論証になることが多かったです。私は,司法試験論述式試験の問題を解答する際,法律論の部分が長くなってしまい,いわゆる「あてはめ」と言われる部分に時間を割くことができずに点数が伸び悩んでいました。
また,自分で一から法律論を組み立てると,時間をロスするばかりでなく,不適切な論証になることが多かったです。
アガルートアカデミーで提供されている,工藤講師担当の論証集の「使い方」講座で使用される論証集のフレーズを適切に活用することによって,法律論の部分がコンパクトになり,時間を節約することができました。余裕ができた時間を「あてはめ」に割くことができ,全体的に点数も上昇しました。
司法試験の論述式試験では,「あてはめ」の部分に多くの点数がふられているといわれていますが,「あてはめ」に多くの時間を割くためには,法律論の部分をいかに正確にコンパクトに短時間で記述するかが重要になります。この点を意識したことが良い結果につながったものと考えています。
アガルートアカデミーで提供されている,工藤講師担当の論証集の「使い方」講座で使用される論証集のフレーズを適切に活用することによって,法律論の部分がコンパクトになり,時間を節約することができました。余裕ができた時間を「あてはめ」に割くことができ,全体的に点数も上昇しました。
司法試験の論述式試験では,「あてはめ」の部分に多くの点数がふられているといわれていますが,「あてはめ」に多くの時間を割くためには,法律論の部分をいかに正確にコンパクトに短時間で記述するかが重要になります。この点を意識したことが良い結果につながったものと考えています。

法科大学院卒業 20代
H.Nさん

総合40位

私は,2016年の1月,ロースクールの最後の定期試験を終えた後,アガルートアカデミーの司法試験型答練を受講しました。同講座を受講した理由は,直前期に答案練習をしておきたいと考えたからです。 直前期は,同講座をペースメーカーとして,最後の知識確認,過去問分析を繰り返していました。直前期には,初見で書く問題がなかなかないので,同講座は大変有用でした。毎回,同講座の問題を書くたびに,思考方法や書き方の再確認・修正ができたことは,今年の司法試験の合格に欠かせなかったと思います。また,直前期に,なるべく書くようにすることで,書くスピードも上がっていきました。
私は,添削も受けていましたが,同講座の添削はとても丁寧で,時には厳しく,時には優しいアドバイスをしてくれるので,モチベーション維持につながりました。また,同講座の添削を受けると,他の受講生の答案も閲覧することができます。このシステムは,自分の相対的な位置を把握することができるとともに,良い答案,悪い答案を分析するのに役立ちました。
同講座で得た知識,磨かれたセンスが今年の司法試験の合格につながりました。

30代
A.Nさん

公法系87位

受講

司法試験 予想論点攻略講座

最後の受験だったので,直前予想などは特に余念なく挑もうと思っていたところ,旧試験などを題材に格安で答案や解説がつくというので,予想論点直前攻略講座を即申し込みました。
決め手は,素材が旧試であるため短い問題で復習しやすいこと,答案ももらえること,そして価格でした。
内容は,目からウロコのものもあり,直前期に初めて考えたこともあったので焦ることもありました。でも,これを機に,みんなが押さえているのに自分は押さえていないものはないか,余念なくチェックするようになりました。
長年ひとりで勉強していると,自分の常識と周りの大多数の受験生の常識とがズレてくることがあるので,これを最後に確認できて本当に良かったです。
完全に全部の論点が当たる!ということはありえないのですが,プロの目から見て怪しい,大事だと思うところをチェックすることは,精神衛生上良いと思います。
全科目を一気に回せる分量なので,直前期でも定着します。
また,ラッキーなことに的中したものもありました。
コスパ最強です。本当にありがとうございました。

私が司法試験の受験を考え始めたのは,ちょうど司法試験予備試験が始まるころでした。そのころは,司法試験は法科大学院ルートしかないという風潮からあまり真剣に勉強をしている人も多くはいませんでした。また,予備校も旧来型の試験に合わせた講義しかないという風潮があり,使用するつもりはありませんでした。しかし,工藤先生のガイダンス講義で司法試験に合格するにはどうすべきかという戦略を聞き,合格のために何をすべきか明確になったことをよく覚えています。
そこから,逐次的に予備校の講義を受講し出しましたが,工藤先生は法科大学院ルート出身の講師ということもあり法科大学院での授業という学部生時代には遠い世界の話を身近に話してくれました。同時に司法試験のレベルはそう高くないということをよく理解できる内容の講義で着実に勉強していけば司法試験,予備試験に合格することができると感じました。
学部最後の年に,工藤先生が他社で出していた旧3倍速を中心とするコースと答練を受講しました。ここで司法試験に向けた基礎知識や,新試験型答練を受講することで予備試験対策を含めた答案作成のタイムマネジメント能力を学ぶことができました。その結果として法科大学院での授業は予習に過度に時間を割くことなく過ごすことができました。
その後,アガルートの開講時に再度総合講義100などを受講して,基礎知識のインプットのやり直しなどをしました。その結果として昨年は予備試験に合格できました。
予備試験では口述の会場まで総合講義テキストをもっていきました。
その後の司法試験対策でも自分の基幹テキストとして総合講義テキストを使用して司法試験に向けた知識の一元化を図りました。
工藤先生の解説は徹頭徹尾試験対策であって,無駄がありません。また,音声を聞くだけでテキストの内容が入ってくるので音声をDLして移動中も聞き続けました。
基本書やローの授業も学問的には非常に魅力的ですが,司法試験の対策という点ではオーバースペックという部分がありますが,予備校テキストでも,この総合講義テキストはまとまっている上に試験に必要な最小限が載っているので使い勝手が非常に良かったです。
司法試験の合格までにアガルートアカデミーの各種講義を受けることがなかったら,今の一回での合格はなかったと思います。
ありがとうございました。

今年,5回目のチャンスを生かすことができ,嬉しい気持ちで一杯です。
工藤先生の講座については,3回目の受験に向けた頃に本格的に聞き始めました。ちょうど独立される直前の頃で,工藤先生が独立される前に他社で担当していた旧3倍速講座をインプットの軸としようと思い,テキストをしっかりつぶし始めました。これで,他校のまとめ本ではつながっていなかった知識がつながり始めました。
ですので,アガルートに独立されてからは,オプション講座である短答知識完成講座と,旧試験過去問講座をとりました。
新司法試験受験界と受験予備校は,この10年の間,動揺の中にあったと思います。そんな中で,インプットの質の高さと講座設計の柔軟さでアガルートは他の追随を許さないと感じました。事業自体が,ベンチャー気質に富んでおり,ユーザーのことを真に考えていると思いました。
何よりムダがなく,受講生を拘束する時間が必要最低限です。だらだら長い講義,テキストを読めばわかることは排除されています。
工藤先生自体が上位合格ということで,成績が伸び悩む方は敬遠してしまうかもしれませんが,所詮受験生は先生方の劣化コピーになれれば良い方だと今は思いますので,できる限りついていくように努力すれば十分だと思います。
インプット講座は1回目はしっかりノートをとり,それ以降は必要に応じて高速視聴したり,苦手分野のみ聞いたり,ありきたりのことを丁寧にやっていくだけでおつりがきます。論証講義をBGMにして生活している方も多いでしょう(私は答練日の前や,しばらく離れていた科目を始めるときにざっと聴いたりしました。)。
アウトプット系に関しては,これも科目に応じてつぶし方の丁寧さを変えてみるといいと思います。
例えば民法のようにバリエーションが無限の科目では,網羅的につぶし,刑訴のようにバリエーションが少ない科目ではチョイスをきかす,などです。
工藤先生の旧試験刑法過去問の難問(承継的共同正犯)に対する鋭い解説は今も印象に残っています。今年の本試験の方が簡単でした。
司法試験は3000~2500人の中にできるだけ早期,受験前年の秋あたりに入ることがまずスタートとして必要だと思います。そのために,総合講義などの入門レベルを網羅します。
そして,その後,2人に1人,1500番以内に入るあらゆる努力を積み重ねる必要があると思います。決してものすごいレベルをやみくもに目指そうとするのではなく,基本を網羅し,本番でももらさずに拾ってください。そのために,日々,筋トレのように文章作成をする。答練で周囲のレベルもしっかり把握し,本番で許されるミスの限界を探る。
何があっても諦めない。ちなみに私は中年受験生でしたが,同好の士のみなさん,ターゲットに貪欲に向かい続ける工藤先生の講義を試してみませんか。きっと目から鱗が落ちます。
工藤先生,ありがとうございました。

私は法律の勉強をすることが嫌いで,なるべく勉強時間を減らしたかったので,アガルートアカデミーの講座がとても役に立ちました。アガルートアカデミーの講座はどれも要領よく情報を整理していて,短い時間で試験対策に必要十分な知識を身につけさせてくれます。このように書くと,知識詰め込み型の悪しき「予備校教育」のように思われるかもしれませんが,実際はその逆です。判例の内在的で深い理解や最先端の学説の紹介・比較は,学部の講義を凌駕する点も多々あります。
また,司法試験型答練及び添削は非常に質が高いと思います。問題については,典型論点とあわせて,未知の問題の出題が多くなされます。未知の問題を解くにはそのための方法論がある,ということを明示していただけるのはとてもためになりました。添削については,他社のものとは比べ物にならないほど丁寧でかつ有意義です。添削は一般に,添削を受ける側でも分かってしまうくらい,学力の低い方によってなされ,意味のない間埋めのコメントが付されることも多いと思うのですが,本添削はそれとは一線を画すものです。
無精の私が合格できたのはアガルートアカデミーの講座があったからです。

他社の司法試験講座を受講していましたが,知り合いの予備試験最年少合格者が工藤先生のゼミ生であり,師と仰いでいたため,アガルート講座を受講しました。
アガルートの講座には,受験生が苦手にしがちなポイントや知りたい点に絞ったものがあり,予備試験合格から本試験まで時間が限られている中,有効に学習することができました。特に,合格者の方の本試験の解説は,優れたノウハウや思考プロセスを惜しみなく伝授頂けるものであり,司法試験の合格に大きな助けとなったと考えています。
また,工藤先生の総合講義100で,公法のインプットの精度が上がったことも大きいです。公法は判例が特に重要ですが,独学では,判例の重要な判旨や着目すべき事実を見逃してしまう恐れがあります。そのため,見識のある工藤先生の講義は大変参考になりました。
今回の私の合格は,アガルートの講座に支えられたところが大きいと感じています。

司法試験は,手を伸ばそうと思えば無限にやることが増えてしまう試験だと思います。いま,新司法試験だけでも過去問が10年分,基本書や演習書は良いと言われているものだけでも数多くあります。
私は,工藤先生が,総合講義のテキストだけで論文試験の知識は大丈夫,と仰っていたのを信じました。結果的に信じて良かったと思います。たくさんある基本書や演習書に手を出していたら,どれも中途半端になり,勉強も嫌になっていたと思うし,合格もできなかったと思います。やることを工藤先生がしぼってくださり,それをちゃんとやった,と自信を持つことができたので,本番も落ち着いて受験できました。本当は,旧司法試験の講座も受けてみたかったけれど,私は,総合講義と重要問題習得講座だけで手一杯になってしまいました。でも,これで十分でした。
アガルートのテキストは,カラーで見やすいし,分厚くありません。勉強を続ける上で,嫌にならなかったのは,戻るべきテキストが分かりやすかったからです。特におすすめなのが,総合講義100の刑法のテキストです。図がたくさん載っているのですが,この図に制作者の妙なこだわりを感じました(笑)。この妙なこだわりが感じられる図のおかげで,判例が頭に残ったし楽しく勉強できました。今後受講される方は図に注目してみてほしいです。
私は,工藤先生を信じて,やることをアガルートの教材に絞って勉強したのが本当に良かったと思います。たくさんお世話になりました。ありがとうございます。

法科大学院卒業生 20代
K.Tさん

僕は4回目の受験で,アガルートの開講から履修していました。過去3回ともあと少しで合格というところで不合格になっており,知識が足りないというよりは,本番でいつも通りの実力を出すことができないという感じでした。
4回目の今回は,正直,今までよりも勉強の時間自体は少なくなりました。論文勉強の内容は,総合講義100をとりあえず全科目見直して知識をしっかりと確認したのちに,市販の問題集や司法試験の過去問を解いていきました。憲法に限っては,総合講義100を何度も判例部分を中心に読み返すという勉強をしていました。2016年に入ってからは,アガルートの答練と旧司法試験論文過去問解析講義を解いて,できなかった部分を中心に復習しました。旧司法試験に関しては,時間を計って全て書くというよりは,答案構成をしっかりと行いできるだけ多くの問題にあたるようにしました。
短答の勉強は,過去問集を3科目ともまわしました。それと同時に,条文の素読を行いました。憲法は総合講義100の判例部分を読めば,かなりの高得点をとれると思います。民法,刑法に関しては,短答知識完成講座をさらに履修すれば短答で8割をとることも困難でないと思います。
司法試験後は,国家公務員総合職,裁判所事務官総合職等の公務員試験を受けました。司法試験以外の勉強は特にしていませんが,受けていた試験はすべて合格しました。

20代
T.Iさん

アガルートのテキストでは,学説が非常によくまとまっております。これは今年度から試験委員が変わって実務色が強くなった司法試験において非常に有用なものでした。すなわち,実務では,学説の議論に終始するのではなく,事案の解決に必要な限りで学説を理解して解いていかなければなりません。これにアガルートのテキストはまさにベストな教材となっておりました。とりわけ,刑事系は工藤先生の説明も素晴らしく役に立ちました。
また,司法試験に至るまではロースクールの授業も乗り切らなければなりません。アガルートの講座では,たとえば刑法の因果関係についてなど,司法試験に直接必要ではないもの(そのように工藤先生が考えているもの)であっても,ロースクールの授業対策として必要なものはしっかりとまとめられて,かつ説明してくださり,とても助かりました。
さらに,テキストのAdvanceでは,工藤先生が司法試験に必要と思う最先端の議論がコンパクトにまとめられており,2015年の司法試験民事訴訟法で的中しているなどとても参考にしておりました。

20代
A.Kさん

私は2回目の受験で家で一人で勉強していましたので,コンスタントに答案を書く練習をしたいと思い,アガルートの答練を利用しました。実際に解いてみると,問題はコンパクトですが判例をベースにひねったもので,よい練習になりました。年内は答練を利用して新しい問題を書くのと並行して,過去問を解きなおし,基礎知識をマスターすることに徹底していました。2回目の受験でしたので,どのようにしたら合格に近づくかと考えたときに,手を広げすぎて難しいものをやるよりも,みんなが解ける問題を必ず落とさない方が得策だと考えたためです。
私は刑事系が苦手という意識があったため,工藤先生の論証集や刑事訴訟法の連載も用いて刑事系のインプットをし,答練のほかには新司法試験および旧司法試験をアウトプットとして利用していました。結果として,昨年と比べると刑事系の得点を20点近くあげることができました。
2回目の受験はプレッシャーとの闘いですが,無事,乗り切ることができてほっとしています。乗り越えるための力になった,工藤先生にとても感謝しています。

法科大学院卒業生 20代
A.Yさん

法科大学院在学中にアガルートが開講されました。一つ上の先輩がもうすぐ本番であるにもかかわらず,アガルートの講座を必死に聞いておられるのを見て,なんとなくいいのかなと思って,受講しはじめました。
総合講義100はわかりやすいテキスト,メリハリのある講義で,頭に入って来やすかったです。
スマホからも映像が見ることができ,テキストがなくても,勉強ができました。
法科大学院在学中というある程度インプットができている状況だったため,すべての講座は聞かず,自分の苦手を克服する形で講座を活用しました。
テキストのページで,どのチャプターを聞けばいいかすぐわかる一覧表があったため,そのような勉強方法も楽にできました。
苦手な民訴は全部の講座を聞き,法科大学院での成績も上がりましたし,司法試験でもA評価を取ることができました。
ロースクール在学中,残念ながら不合格となってしまった人にもオススメの講座です。
今回は合格することができて本当に良かったです。

私は,いわゆる純粋未修で3回目で合格しました。
2回目の受験では,合格点までほんの少し足りず不合格となりました。自分に何が足りないのかを合格者の方々にアドバイスを頂きながら考えたところ,論証が上手く書けていないのではないかとの結論に至りました。
そこで,アガルートさんの論証集の「使い方」を受講することにしました。論証自体を全て暗記することは難しいと思ったため,論証の中でも絶対に書くべきポイントを解説して頂けるところを重視し受講しました。実際に,2回目の不合格直後に受講し,試験直前まで何度も聞きました。特に,行政法,商法,刑法,刑事訴訟法のおいて非常に効果が現れ,規範や理由付け等がスッキリし,当てはめを充実させることに繋がったと思います。
私は倒産法選択でしたが,非常に倒産法の成績が悪く,2回目の受験の際も倒産法が足を引っ張っていました。そこで,倒産法論証集の「使い方」を受講しました。本試験直前の発売であったため,購入するか迷いましたが,講義時間が短く,直前でも何回か聞くことができると思い受講することに決めました。ちょうど他社さんの全国模試の直前に1度聞きました。その結果,模試の成績が非常に良く,直ぐに効果が現れました。単に知識不足だったのかもしれませんが,何をどのように論じるべきかわかりやすく解説されており,苦手意識はなくなりました。結果的に,40点弱だった倒産法の成績が今年の司法試験では60点程度まで上がり,得点源となりました。
今年無事に合格できたのは,アガルートさんの各講座を受講したおかげだと思います。本当にありがとうございました。

20代
K.Gさん

私は,判例等の規範を正確に覚えることが苦手で,どうしても規範を自己流に書いてしまいがちでした。そして,採点実感等で法律概念を自分の言葉で説明するように再三言われていたことから,私は,その点が自分の論文の点数が伸び悩む原因であることに気付いてすらいませんでした。
しかし,2016司法試験型答練オンライン添削を受講し,規範を自己流に書きすぎていていることが論文の点数が伸び悩んでいる原因であるとの指摘を受け,初めて自分の弱点に気付くことができました。
そこで,私は,論証集の「使い方」を受講し,工藤講師による論証のキーワードについての明確な解説を受け,判例等の規範を正確に覚えることが可能になりました。
そしてついに,弱点を克服した私は合格することができました。
このように,アガルートの講義は,自分の弱点を浮き彫りにし,その弱点を克服してくれたという意味で大変有益なものでした。アガルート及び工藤先生に感謝申し上げたいと思います。

法科大学院卒業生 20代
Y.Hさん

私は今年2回目の挑戦で司法試験に合格することができました。
私が司法試験を受験するに至ったのは以下の理由からです。法学部に入学する多くの学生は,民間の企業に就職もしくは公務員になる人がほとんどで,法律を使う仕事に就く人なんてごくわずかでした。「それではもったいない!」と私は感じ,「法律を使う仕事に就こう!」と思いました。
また,ドラマ「リーガルハイ」に出てきた弁護士がすごくかっこいいなと思いました。
以上のような理由から,司法試験の受験を決意した私は法科大学院に入学しました。法科大学院では,授業について行くのが精一杯の状況のまま3年間を修了してしまいました。
終了してすぐに受けた1回目の司法試験では,まったく試験対策をしないままの状態で受験したため,短答式試験はギリギリで通過したものの論文は全く手が届かないといった点数でした。
2回目の受験をするにあたって,まずは短答式試験の知識を固めよう!ということで,短答知識完成講座Ⅰを受講しました。この講座は細かい短答式試験の知識もカバーしているため,この講座のおかげで短答式試験は絶対に落ちることはないと自信が持てるようになりました!
それと並行して,論文の勉強も行いました。論文については,私は基本論点すら押さえられていない状態だったので,そのインプットから行うべきだと考え,論文集の使い方講座を受講しました。
この講座をダウンロードして通学中に何度も聞くなどして,繰り返して基本論点の確認に努めました。そのおかげで,5月の司法試験までには各科目の基本論点をかなりアウトプットできる状態までにはなっていたと思いますし,本番で出た基本論点もすらすら書くことができました。
今振り返って考えれば,早い段階からアガルートの講座を受講して,択一の知識や基本論点をインプットしておけば1回目の受験で司法試験に合格することも可能であったと思います。
独学や法科大学院だけでは限界があるので,ぜひアガルートアカデミーを有効活用して皆様の最短合格に結びつけてください!

◆ローを卒業したものの,短答での不合格が続き,そもそも司法試験における基礎知識がどのようなものかわからなくなった時期がありました。そんなときに,「ゼロからやり直そう,1年で予備試験に合格する人たちが最も信頼する先生に賭けよう」と思い,たくさんの司法試験・予備試験合格者の方のブログやyoutube配信映像等を検討した結果,たどり着いた答えは,工藤北斗先生でした。
◆学習ペースとしては,以下の通りでした。
・短答で不合格になった最後の年の6月~8月:短答過去問を丹念に潰す,条文を音読。
・9月~10月:総合講義100,重要問題習得講座,論証集の「使い方」,短答知識完成講座Ⅰをまずは1周。
・11月~2月:本試験論文過去問・短答過去問を,本番通りの時間をかけて,手を動かして解き,添削を受けながら,並行して各テキスト及び各音声を2~5周。
・3月:総合講義100を1周,論証集の「使い方」を3~5周。
・4~5月:1日1論文書きながら,総合講義テキストと論証集の「使い方」を復習。
◆アガルートの驚異的な点は,なによりコストパフォーマンスの高さにあると思います。工藤北斗先生の解説する内容には,どの話にも確かな法的な裏付けがあり,細部に至るまで極めて的確かつ正確です。たとえば民法94条2項における法定承継説の解説では,どうして「・・・対抗することができない」と記述することが正確でないかにもきちんと言及くださっています。にもかかわらず,その講義が,最大でも総合講義300という形で圧倒的な短時間に集約されています。さらに,テキストは申し分ない程の充実した内容であるにもかかわらず,薄く軽くて見やすいです。おまけに,USBやWEB,音声ダウンロード等による受講環境であるため,いつでもどこでも受講可能である一方,あまりにも破壊的な価格で提供くださっています。司法試験合格を目指すなら,どんな学者の本よりも,どんな高度な問題集よりも,まずはアガルート講義一式を揃えるべきです。
◆司法試験の4日間を通じて,試験会場へはもちろんアガルートのテキストを持参し,直前まで見返し続けました。現在,司法修習に向けた勉強をする中でも,いまだに総合講義テキストを手元においています。今回,自分の合格という結果は,工藤先生及びアガルートなしには到底実現することの不可能なものでした。この場を借りて,心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

20代
N.Sさん

司法試験合格に必要なのは“基礎”だとはよく言いますが,じゃあ基礎っていったい何なんだ,というところから僕の作戦立案は始まりました。司法試験は,受験回数が増えるごとに合格率が下がることからも,おそらく絶対的な知識量ではなく,もっと根本的な何かが合格には必要だと考えていました。
再現答案の分析を行う中で,合格者の共通項を探ると,当たり前のことを当たり前に書くこと,という点に落ち着きました。上位答案は当たり前のことプラスアルファが掛かれていますが,合格ラインあたりの答案に関しては,当たり前のことを当たり前に書いているだけだと感じました。
そこで,その当たり前を自分の中でより確実にするために,論証の重要性を感じ,工藤講師の講座を受講しました。講座そのものは良かったですが,本当に大切な基礎は論証ではない,という結論に至り,講座の使用は1か月ほどにとどまりました。
結局,普通の問題集(重要問題習得講座のような)を繰り返し解くこと,司法試験・予備試験を繰り返し解くこと,ということを繰り返すことで,着実に力がついていったと感じています。

私が,アガルートで総合講義100を受講したのは,工藤北斗講師が,別の予備校で講師をされていたときの講座がとても良かったからです。7つの法律科目が,すべて1冊のテキストで集約され,講義もそれほどコマ数が多くなく,時間をかけずに一回しをすることができました。だいたいどこの予備校でも,入門講座のコマ数が非常に多く,受講料が非常に高く設定されています。結局のところ,非常に高額な授業料を払う一方で,ひととおりの基本的な知識を身につけるのに,1年以上かかってしまうのです。時間をかけすぎる結果,全体像がみえなくなってしまうのです。私は,工藤北斗講師の講座で基本的知識をインプットしたため,不当に高額な授業料を払うことなく,適度な受講料ですみ,さらには,短期間で基本的知識のインプットを完了できたため,予備試験の短答式試験は4ヶ月程度の学習で合格しました。その後,工藤北斗講師が新しく独立することを知り,基本的知識をインプットしなおすため,総合講義100を受講し,予備試験論文式試験,口述試験にも合格し,翌年の司法試験にも合格しました。総合講義100は,入口(基本的知識のインプット)の段階から出口(司法試験合格)の段階まで,どの段階にも使える良い講座だと思います。

法科大学院卒業生 20代
木村洋介さん

受講

司法試験 論文過去問解析講座

知的財産法 過去問解析講座

知的財産法 論証集の「使い方」

大学時代の終盤に司法試験の受験を決意し,法科大学院既習クラスへの入学に向けて勉強するも及ばず,未修クラスへと入学しました。母校の未修クラスの授業は概ね素晴らしいもので,基本書を用いて基本的知識を習得することができました。もっとも司法試験対策としては不安が残ったため,3年生の夏休み頃から,他の予備校の答練などと共に,友人から評判のあるアガルートアカデミーの講座を受講しました。予備校の講座を受講してみると,改めて合格との距離や方向を認識することができ,その都度自分の勉強方法を修正していきました。特にアガルートアカデミーの講座は,学問的に高度でありながら司法試験対策のための分析も秀逸で,非常に有益でした。基本書を用いた自習とアガルートアカデミーをはじめとする予備校の講座,その他にも友人とのゼミや市販の問題集など,実行できる勉強方法をうまく併用できたことが,合格に繋がったと自負しています。これから司法試験を受験される皆様も,自分の勉強方法を探し続けてみてください。

私は,論文の使い方講座,合格者講義に加えて工藤先生がLEC時代に開講していた旧3倍速インプット講座と論文インプット完成講座を受講しておりました。
使い方としては,旧3倍速を計7,8周繰り返し聴いて基礎知識を定着させました。このテキストに書いていることは絶対に覚える!という気持ちのもとで何度も回し,最終的には工藤先生のおっしゃっていた内容とテキストに書いている内容がどこのページの第何回目の講義におっしゃっていたかまで覚えているようになっていました。
旧論文インプット完成講座については憲法以外の科目を全て10周以上は回し,基礎問題の処理を完璧にしました。このおかげで基礎問題レベルの論点を落とすことがなくなりました。また問題を解いたら必ず参考答案を読むようにしていました。こうすることで参考答案に書いてある論証を問題演習と並行して覚えることができました。
論証の使い方講座については論証を覚えることはもちろん,科目全体をもう一度復習したいが3倍速をやる時間がない,という直前期に総復習として工藤先生の講座を聴いていました。記憶力のない僕にとって3倍速や論文インプット完成講座で見覚えのある論証を何度も視覚で,聴覚で復習することができ効率的であったと思います。
合格者講義については現場の相場感を再現答案から探ることができました。本番の試験で何を削るか判断する上で大きく役立ちました。
私はもともと一流大学に合格するだけのスペックはなく,ローに入ってからも論文の評価は最悪でした。そのような私が1発で合格できた理由はテキストを工藤先生の講座に絞り何度も繰り返したこと,そして工藤先生のわかりやすい説明があってこそだと思っております。
本当に工藤先生には感謝してもしきれない程です。ありがとうございました。

20代
K.Tさん

アガルート・アカデミーの論証集に論文知識を一元化することで合格に大きく近づくことができたと考えている。本試験直前及び当日において短時間で知識を再確認する作業は必須ではないだろうか。その意味でも,情報の一元化が求められる。私はアガルートの論証集は,そもそも使いやすいが,これに情報を加筆等することでオリジナルの一元化ノートを完成させた。論証集は科目によって回数の差はあるが各科目2~5回は繰り返して読んだため本試験当日の休憩時間など短い時間で当該科目の全範囲の知識を一気に確認することが可能であった。

20代
H.Tさん

最近の司法試験は10年も経って大分ノウハウが蓄積されており,そのノウハウを周囲からどれだけ吸収できたか(そしてそれを素直に実践する努力をしたか)によって合否が決するようになってきたと思います。とりあえず基本書と判例集を読んでがむしゃらに頑張るだけでは,もはや合格可能性はないと思います。
つまるところ予備校というノウハウの塊を利用せざるを得ないのですが,私のように金銭面でどうしても予備校は辛い…という人にとって,アガルートは非常に心強い味方だと思います。
私が受講した答練について言えば,まず問題は非常に良く練られていましたし,俗なことを言えば本試験的中度も非常に高かったのではないでしょうか(なぜかそこまで騒がれていませんが)。
また自分で採点するというのも,単に人から採点されたのを放置するよりはよっぽど身が入った復習ができますし,どのような採点がされるのか,そして受験生としてできなければならないレベルがどこなのかといった点(これらは現場戦略上非常に重要です)まで詳しく知ることができます。
何より,講師が非常に能力の高い法律家なので,示す構成・解答を全力で信頼することができます。裏を取るために自分で調べて時間を浪費するということがないわけです。また,複数の解答筋を先生は想定して配点表を構成していますが,これは「筋を外しても点がつく」という本試験の採点に近いと思います。
繰り返しますが,司法試験の合格については,「どれだけ正確なノウハウを効率よく吸収できるか」がカギを握っています。
今回の合格はアガルート答練と工藤北斗の合格論証集のおかげだと思います。これからもアガルートさんにはいろいろと素晴らしい教材・講座を出していってほしいなと思います。

20代
K.Tさん

司法試験合格は試験前にいかに自分をベストの状態に持っていくかが重要であると思います。ベストの状態とは,司法試験のような未知の問題が聞かれる場面においては,基本的な理解が瞬時に頭に浮かんでくること,及びそれに対する応用を現場で効かせることです。そのためにはどうすればよいかというと司法試験のような出題に慣れるということが重要です。司法試験型答練はまさに自分をベストの状態に持っていくのに最適な講座でした。まず,問題が裏付けのあるものであり,それに対する模範解答も法的裏付けのあるものです。そして,時に基本を出題し,時に応用を出題するという答練のバランス感覚はアガルート独自のものであると思います。
時間内にアガルートの答練を解くことは幾つものメリットがあり,合格を引き寄せるために必要なベストの状態にスムーズに自分を誘導できるものだと思います。合格をして,自分の考えは間違っておらず,受講をして本当に良かったと思いました。

法科大学院卒業生 20代
Y.Aさん

ロースクール入試は3倍速インプット講座で,司法試験は総合講義100をメインに勉強し,どちらも合格することができました。
工藤先生の講座はいくつも受講させて頂きましたが,特に,総合講義100と重要問題習得講座の2つは司法試験合格に直結する非常に良い講座でした。
基本書の通読はせずに,総合講義のテキストと講義と論証集でインプットし,重要問題習得講座でアウトプットを行うことに時間を割いて勉強しました。
2月までアルバイトを続けていたため,司法試験の過去問もろくに検討せずに本番を迎えました。実際,時間を図ってフルスケールで答案を書いたのは模試のみで,過去問は10分ほど問題を見て,予備校の解説を流し読みする程度でした。出題趣旨・採点実感も2年分しか読みませんでした。それでも合格することができたのは,工藤先生の講座が司法試験対策として非常に効率の良い教材だったからだと思います。
アルバイトを辞め,本格的に勉強を始めた3月~本番までは,過去問はチラ見したのみで,総合講義のテキストと論証集の熟読と重要問題習得講座の問題をひたすら解きまくる作業を続けました。合格に必要なエッセンスはこの2講座に詰まっていると信じていたので,これらの講座で配布される教材は丸暗記する気持ちで繰り返し復習を行いました。
むやみに手を広げずに,司法試験対策として必要な講座に集中したことが合格の最大の要因だったと思っています。
第1志望のロースクールに合格し,司法試験も1発で合格できたのは工藤先生の講座のおかげです。本当にありがとうございました。

私は2回目で合格することができたのですが,それには工藤先生の講座が非常に役立ちました。
総合講義のテキストは司法試験で問われるであろう知識,論点,判例についてはおおよそ記載されており,ノートを作ったりすることが好きではない私には最適のツールとなりました。
工藤先生の講義を聞いたうえで,テキストに必要だと思うことを加えたり,自分でまとめたりすることで,2周目以降そのテキストを見るだけでインプットの確認は完璧にすることができました。
また,総合講義や重要問題習得講座をまとめて購入するプランでは,フェイスブックで講師に質問することができるというフォローがついており,講義の内容やテキストの記載についてはもちろん,インプット面での質問にもご回答いただくことができ,どの基本書を読んでも理解できなかった箇所を理解することができました。
色々な本が出版されている中で,自分の信じるものを見つけて,それを最後まで信じて勉強することは非常に有益であると考えているのですが,私は最後までアガルートの講義,テキストを信用して勉強を続けることで無事合格することができました。

法科大学院卒業生 30代
飛田貴弘さん

私は5回目の受験で合格しました。
不合格のたびに何度も諦めそうになりました。
特に4回目,5回目の受験はロースクールを離れて実家での勉強でしたので環境はよくなく,また週5日の仕事もしていましたので,精神的にも時間的にもかなり厳しいものがありました。
それでも最後までやり通すことができたのは,「挑戦の機会を自ら捨てるのでは一生後悔する。先に受かった友人のことも羨んでしまう。そんなのは絶対に嫌だ。後悔したくない」という思いがあったからです。
5回目の受験にあたっては,自分の答案の何がいけないのかがわからなくなってきたため,恥を忍んで,先に合格した友人らに答案添削をお願いしました。
自分の甘えや傲慢さをなくすため,徹底的に厳しく添削してもらいました。彼らに共通して言われたのが①知識が不正確②わかりにくい文章が多い③事実の評価がない,でした。
働きながらの勉強で時間もないため,とにかくこの3つに重点をおいて,ひたすら毎日過去問の答案作成,検討を繰り返しました。
しかし,これらは何度もやった問題なので,初見の問題に対応する力を養うことはできません。しかし,予備校に通う余裕もなく悩んでいたところ,アガルートの論文答練を知りました。解説書が薄い分,かなり値段も安く,また解説も信頼できる講師によるものでしたので,すぐに申し込みました。
問題の質も良かったのですが,何より,講師の解説中に答案の書き方,普段の勉強のヒントを見出すことができたのがとても良かったです。「典型論点だから論証の貼り付けでいい」「知識は正確に」など,基本的なインプットとアウトプットの姿勢を学ぶことができました。また,「ここは要件充足が明らかだからほとんど書かなくていい」など,答案のメリハリなど,技術的な部分も学ぶことができました。
これらを普段の勉強にいかすべく,主要な判例の規範,要件の定義などは正確に暗記し,瞬時に論証する練習をしました。
そういった訓練の結果,3月末ころには事務処理及び答案作成の速度が格段にあがり,初見の問題でも安定して時間内に6枚の答案を書くことができました。
本試験でも①正確な知識②わかりやすい文章③事実の評価をとにかく意識しました。特に民事系と刑事系は典型論点が多かったので,友人の言葉や講師の解説を思い浮かべながら書くことができました。
最後の試験だから後悔しないよう,全力を尽くすことだけを考えましたが,3科目で大きな失敗をし,合格点には少し足りていないというのが手応えでした
5回目の試験で不合格なら完全に撤退しようと考えていましたので,最後のけじめとして,合格発表は法務省まで見に行きました。霞が関駅から歩くのもつらく,何度か立ち止まりました。
掲示板で自分の番号を見つけたときは色んな思いがこみ上げ,膝から崩れ落ちるようにうずくまり,泣きました。あの感動は何事にも代えがたく,一生忘れられない瞬間でした。
司法試験は厳しい試験です。私も合格はしましたが,これからもまだまだ厳しい道であることは覚悟しています。
それでも,危険を恐れずに自分の信念を貫き,最後まで受験して本当に良かったです。
その一助となりました,工藤講師をはじめアガルート関係者の皆様には,深く,感謝しております。

法科大学院卒業生 20代
K.Sさん

私は,今年の春にロースクール(既修)を卒業し,1回目の受験で合格することができました。
ロースクール在学中,多くの人の答案を見る機会に恵まれましたが,基本的な論証すら書けていない答案があまりにも多いことに衝撃を受け,特に上位合格を狙うのではなく平凡な成績で合格をするためには,基本的な論点に気付けて,その論証が書けるというレベルで十分なのではないかと思うに至りました。また,かく言う私も基本的な論証がパッと思い浮かばないことが多くあり,時間不足になってしまうことを改善したいと常々思っていました。
そこで,重要問題習得講座と論証集の「使い方」講座を受講し,そもそも「基本的」とされる知識が何であるかの確認と,答案上で自身の理解をいかにして表現するかの訓練をすることとしました。
アガルートを選んだ理由2つあり,主にWEBやダウンロードした音声を利用して受講する形式であり,受講する場所と時間を自分で決めることができるので,ロースクールの授業の予習・復習と両立ができるということと,各講座のボリュームからは想像のできないほど受講価格が安価であったことです。
重要問題習得講座の問題,解説,解答例の出来は秀逸であり,また,テキストには判例百選の番号も掲載されていたため,非常に使い勝手が良かったです。余白も多くあるため,ロースクールの授業で学んだ知識を余白に書き込むなどしてみたところ,意図せずテキストが一冊のまとめノートとなり,本番もこれを会場に持ち込み,最後まで確認をしていました。本番当日はテキストに掲載されている論点か否かで,今自分が取り掛かっている問題が基本的な問題なのか,それとも発展的な問題なのかの見分けて,ペース配分等を考えていました。
論証集の「使い方」講義は主に音声ファイルをダウンロードして,ロースクールへの通学時間をはじめとする隙間時間に倍速で流し聞きをしていましたが,その甲斐あってか不思議と論証が頭に残っており,大変助かりました。
振り返ると,私は基本書を読まないどころか司法試験の過去問ですら直近数年分しかきちんと検討しておらず,また,フルスケールでの答案を書くことも「腕が疲れるから」というおよそ受験生とは思えない理由で直前期になるまで怠っていた不真面目受験生でありましたが,本年一発合格をすることが叶いました。考えなしに分厚い基本書を読み込んだり,色々な演習書に手を出したり,漫然と過去問をこなすのではなく,一般論や他人はさておき,自分自身が合格するためにやるべき勉強は何か,改善すべき点は何かを常に考え,それに合った対策をピンポイントで講じていくことが肝要だと思います。
アガルートの各講座はロースクールの授業や他の演習書等とも併用しやすく,また単体でも合格に必要なエッセンスが十二分に積み込まれていると,今回の受験を通じて確信いたしました。本当にありがとうございました。

僕は4回目合格,有名ローの出身でもない,あいつ今年もどうせ落ちるんだろうなと思われていた受験生です。
なので,こんなやつもいるんだという感覚で読んでください。
①司法試験の知識,択一の勉強と②論文の勉強2つに分けて書きます。
まず,①司法試験の知識,択一のインプットについて話したいと思います。
4回目で合格できましたが,その間学者の本は1冊も通読しませんでした,というか通読できませんでした。
例えば,有名な憲法の芦部先生の本も1回も通読できませんでした。
本を1人で読んでいると,時間だけが過ぎて結局論文は書けないと思っていたからです。
たまに,弁護士の先生や学校の先生に,調査官解説や有名な分厚い基本書を読めと言われて,見たこともありましたが,苦痛でしかなく1分も経たずに読むのを諦めました。
あくまで僕は学者の本は全部捨てて,工藤北斗先生の3倍速インプットを何回も聞いて,すぐに短答の問題を解くのがいいと思います。
必ず工藤北斗先生の3倍速インプットや択一の解説を見ても分からないことがあると思いますが,決して学者の本まであたる必要は絶対ないと思います。時間の無駄だと思います。
こんな勉強法でも,択一は今年も140から150点は取れました。
次に,②論文について話したいと思います。
論文も工藤北斗先生の3倍速インプット,重要問題習得講座,旧司法試験の問題,新司法試験の過去問のみやりました。
結局択一と同じで,学者が出している問題集もありますが,解説を見ても分からないので,4回目の受験のときは上記以外の論文問題集は「捨て」ました。
僕は重要問題習得講座と旧司法試験と新司法試験の過去問のみやれば論文も大丈夫だと思います。
最後に,去年落ちたときには,自分はもう予備校を信じて,この問題集を何回も何回もやるだけだと決断しました。
そして,苦しくてもやっていれば模試でいい点がついて来て精神的に楽になって行きました。
大事なのは,悩むのは時間の無駄で,とにかく,やることを絞って,それを信じて何回もやることだと思います。

20代
Y.Tさん

私は二回目の受験での合格です。一度目の試験で不合格だった後,しばらくは何も勉強できませんでした。しばらくして,敗因分析をするうちに,受験前に見直すコンパクトなテキストが必要だと考え,アガルートの総合講義100を受講しました。
合格発表まではまったく勉強していなかったこともあって,知識とやる気を取り戻すために,11月くらいまでは,講義を聞いて,テキストを理解・補完する作業をひたすら行っていました。年始ぐらいにやっと勘が戻ってきたことを覚えています。
年が明けてからは,過去問を時間を計って解いて,その都度テキストで確認&足りないところを補完していきました(といっても,足りないところはほとんどありませんでした)。
あとは,ひたすらテキストの確認と過去問の検討を繰り返し,本番を迎えました。
私が合格できたのは,アガルートの講座に辿り着いたことによると思います。予備校は様々ありますが,受験生の皆さんは是非サンプル等を見比べて,最善の選択をしていただきたいと思います。

20代
Y.Tさん

受講

論証集の「使い方」

重要問題習得講座

司法試験型答練

総合4位合格者が教える,30分で済ませる答案構成講座

私は,今年3回目の受験で,約1000番で合格できました。去年は,約3300番でしたので,2000番以上番数を上げることができました。
ですが,私は,去年と違って何か特別なことをした訳ではありません。
私が去年落ちた理由は,複数あるとは思いますが,明白であったのは途中答案が多かった,ということです。「これをなんとかしなければ受かることはない」,と痛感しました。
そこで,とにかく年内にもう一度2時間で過去問を手書きで作成して,そのあとは,本試験になるべく近い形の予備校の新作問題を解きまくろうと心に決めました。
さまざまな予備校を比較検討した中で,アガルートの2016司法試験型答練が目にとまりました。
その理由は,添削の質の評判でした。
私は,過年度に他社の答練を受けており,その添削の酷さ,添削者のやる気のなさにうんざりしていました。
もちろん,そもそも添削にそこまで期待を寄せるべきではないとも意見もごもっともだと思いますが,あまりに添削が酷いと,答案は誰かに読んでもらうために書くものという意識が薄れて,起案の意義が乏しくなってしまいます。
私にはこのような失敗経験があり,同じ轍を踏みたくないという思いで,この講座に賭けてみました。
結果は,大変満足のいくものでした。
私の期待は,いい意味で裏切られました。添削の丁寧さは,私の予想以上でした。時には,私の答案の一文から,普段の私の勉強の方向性がズレているのではないか?と推察され,思い当たる節がありました。まるで毎回,勉強相談を兼ねているようでした。
ここまで丁寧に見てもらえると,俄然,「下手な答案は,読ませられない。次はよりよい答案を読んでもらいたい。」と思えるようになり,たとえば,ナンバリングは不自然でないか?接続詞は適切か?段落分けは適切か?文字,特にひらがな・数字が読みにくくなっていないか?原則論はきちんと示せているか?などと自分の中で自分をチェックする意識が高まっていきます。
さらに,よかったと思うのが,他科目まで横断的に見てくれた上で,トータルでのアドバイスをくれたりすることです。
というのも,そもそも,司法試験は,トータルでの点数を競うものですから,苦手を潰さなければ,受かることはできません。
しかし,受講生にはそれぞれ程度の差こそあれ,各科目に好き・嫌い,得意・苦手があり,特に,私のように地方で孤独に勉強していると,知らず知らずのうちに,好き・得意の科目の勉強に偏ってしまいがちです。これは,人間として自然なことだと思います。
この点について,アガルートの添削者は,「あなたは,憲法ができているので,これ以上は深入りしなくても,よい。逆に,民法は壊滅的で,こちらに労力を傾注したほうがよい」などと,トータルバランスという観点からも,アドバイスをくれます。
こんなアドバイスは,高額なゼミを受講しない限りは,他社で受けることはありえないと思います。
こうした丁寧・的確なアドバイスのおかげもあって,全科目を万遍なく勉強することができ,今年は,全体的に点数を底上げすることができたと思います。

20代
森田浩輔さん

私は,今年2度目の受験で合格を果たすことができました。
1度目は,自分の力不足を自覚しているつもりで,「今年はあかんやろうな。短答だけでも受からんとな。」という消極的な姿勢で受験に臨んでいました。今思えば,このような気持ちで臨んだこと自体が大きな誤りだったのだと感じます。
結果,1度目は短答は突破したものの論文で不合格でした。ただ,返ってきた成績を見ると,あと12点足りないだけ,あと一歩のところまできていました。
しかし,これは自分の主観と採点者の客観との乖離が大きいということを意味していました。僅差での不合格を受けて,沸々と強い悔しさが込み上げてくるのを感じ,まずは徹底的に敗因分析をし,足りない部分を補う勉強をして来年は絶対に受かろうと強く誓いました。
幸い,成績を見ると点数の良かった系統,悪かった系統がはっきりしていたので敗因分析とその対策設定はしやすかったです。
主な敗因は,時間配分ミス,特に刑事系で書けたのに時間が足りず書けなかったことが多かったと分析しました。それを克服するために必要だと考えたのは,知識の引き出しを素早く引けるようになること,すなわち,事例問題に当たったときに書くべきことを早く頭の中に思い浮かべ構成を組み立てる能力を高めること,これが一番必要だと考えました。そのために,司法試験レベルの演習問題をできるだけ数多く解くこと,それも一回では定着しないので同じ問題を何度も繰り返すことが必要と考え,他の予備校の模試とともに,アガルートアカデミーの司法試験型答練を受講することにしました。
答練は自分にとって非常に有益な講座でした。司法試験のレベルを大きく逸脱することのない問題と,講師によるポイントをおさえた丁寧な解説,模範答案は8枚いっぱいの記述だったのでとくにあてはめを参考にさせていただきつつ,6枚でおさえるなら削るところはどこかという観点をもって使わせていただきました。また,自分の答案と似た間違いを犯した答案があればその部分を講師がどう評価,指摘されているかも解説で確認し,使えるものは余すところなく活用させていただきました。
そして,少し内容が抜けてきたと思われる時期にもう一度問題を読み,答案構成し,解説,答案を確認する,ということを繰り返し行い,定着を図りました。
結果的に,2度目の試験では科目全体で答案構成の時間を短縮し,途中答案をほとんどなくすことができました。そして無事合格を勝ち取ることができました。
私の本年度の合格に,アガルートアカデミーの司法試験型答練が大きく寄与したことは間違いありません。本当に感謝しております。

社会人 30代
H.Kさん

アラフォーの社会人として仕事をしながらなんとか合格することができました。平日の昼間は仕事をしているので,昼休みや移動時間などの隙間時間は暗記系や肢別本の勉強に充て,自宅の勉強時間には論文の勉強などに充てていました。
アガルートでは総合講義100などを受講しましたが,非常に密度が濃いので自宅で集中して聴いていました。インプット系の勉強は自分でやると際限がなくなってしまいがちですが,総合講義100は試験に必要十分な情報をメリハリをつけて整理しているので,時間がない中,効率よく知識を整理できたと思います。講座の性質上,講義の進度はハイペースですが,よく分からなかった箇所についてFacebookで講師に直接質問できるシステムは有り難かったです。
弁護士業界の不況が伝えられる中,修習の負担など有職者の参入障壁は小さくないですが,様々な専門性を持った法務サービスに対する需要は今後ますます強まっていくと思います。今後もアガルートのような受験機関に期待しております。

法科大学院卒業生 20代
Y.Kさん

受講

知的財産法 過去問解析講座

知的財産法 論証集の「使い方」

私は,法科大学院を卒業後,初受験で司法試験に合格することができました。私の受験対策方針は,常に他の受験生との関係の中で自分がするべき受験対策を選択することでした。
例えば,多くのクラスメイトが使用している演習書は,自分も必ず使用することにし,多くの受験生が知っていることを自分が知らないという事態が起こらないように注意しました。
その上で,他の受験生よりも少し差をつけるための勉強をプラスアルファで行うという意識を持っていました。
以上の,受験対策方針の下で,プラスアルファの受験対策を求めてアガルートの知的財産法の講座にたどり着きました。具体的には,知的財産法過去問解析講座,知的財産法論証集の「使い方」を受講しました。右講座を受講することで,知的財産法の論文の書き方から始まり,条文,定義,趣旨,判例までも学習することができました。
私は,アガルートの存在を知るのが遅かったため,知的財産法の講座しか受講できませんでしたが,アガルートの講座を受講し,そして司法試験に合格した今,これからは,アガルートの講座が受験界のスタンダードになるだろうなと,感じております。

20代
K.Tさん

私は,幸運にも1回目の司法試験で合格することができました。
私がアガルートの答練を取ろうと決めたのは,司法試験を受ける前の年の秋でした。きっかけは,その年の予備試験の論文式試験に,とんでもなく悪い順位で落ちたことです。その不合格を受けて,私は,自分の答案を,然るべき人に見てもらい,かつ受験生の中の自分の位置をきちんと把握したいと感じ,アガルートの答練を受講するにいたりました。
自分で分析するに,私が予備試験に合格できなかった理由は,インプットに走り過ぎたことと,問題を既存の知識に引きつけてしまうクセがついてしまっていたことにあると思われました。
アガルートの答練の問題は,アウトプットの練習になるのはもちもん,ほぼ初見となるような問題ばかりでしたから,知識に引きつけずに書く能力も鍛えられました。
また,予備試験に落ちてからというもの,自信喪失気味だった私ですが,添削者の方が,あなたは十分合格できる位置にいると添削で書いてくれたため,自分のやりかたに自信を持って,本試験まで突っ走ることができました。

20代
K.Wさん

1 自己紹介
私は,小学生の頃,とある弁護士を特集していたテレビ番組を見て,法律を武器にして困難に陥っている人を助けたいと考え,法曹を目指すようになりました。
2 勉強法
①法知識のインプットについて
各科目,軸となる基本書を1つ決めて,何度も通読しました。このとき重要なのは,個々の項目についてきちんと理解しながら読むということです。分からないことがあったら,先生に質問するなどして納得してから次に進むことが大切です。
②論文対策について
論文対策は,友人と一緒に司法試験の過去問を解く自主ゼミに加え,アガルートの司法試験型答練を受講しました。アガルートの答練は,問題の質がとても高く,司法試験の傾向を十分に検討して制作されていると感じました。また,オンライン添削によって他の受講生が書いた答案を読むことで,自分の弱点を知ることができました。
③短答対策について
短答対策は,司法試験の過去問を繰り返し解いて,間違えたところをノートにまとめました。ノートにまとめるというひと手間を加えることにより,記憶が定着すると思います。

30代
A.Tさん

私は,一般的に合格が厳しいとされる純粋未修でしたが,3回目の受験でなんとか合格することができました。これも,アガルートさんの答練とゼミを受講したおかげだと非常に感謝しています。
1回目の受験では,完全な知識不足で短答試験で不合格となりました。知識をつけて2回目に挑んだところ,短答は合格しましたが,総合1900番台で不合格となりました。
2回目の不合格発表の後,敗因を分析したところ,次のことがわかりました。知識をつけただけあって,短答は合格に必要な点数は取れていましたし,再現答案を作ってみても合格に必要な論点はほぼ拾っていました。しかし,規範が不正確であったり,規範それ自体は正確でも当てはめで拾っている事実や評価が間違っていて,論点の理解が足りないことを露呈する答案となっていました。
そこで,理解を深めることが必要だと思い,答練を受けるだけではなく,ゼミに参加することが必要だと考えました。他の予備校とも比較した結果,ゼミの合格率,価格,そして講師の指導力が決め手となり,アガルートさんの答練とゼミを受講しました。
そして,答練の答案を書くこと,他人の答案を見ること,添削者に評価してもらうことを通して,期待通り,各論点の理解が深まったと思います。しかも,本試験で論点が的中した問題が非常に多かったのです。そのため,本試験では焦ることなく,落ち着いて答案作成することができました。
敗因分析を正しくできたこと及び理解を深めるのにアガルートさんの答練,ゼミを選べたことが私の勝因だと思っています。ありがとうございました。

法科大学院卒業生 20代
K.Kさん

私は法科大学院入試時には他の予備校を利用していたのですが,法科大学院で実際に授業を受けてみると,その知識では授業についていけないという事態に陥りました。その予備校で教えられた知識はいくつかの基本書のツギハギであることや,もはや古い議論であること,実務的には到底とりえない説による論証だったことによります。
そのため基本書に手を付けてみるも,予備校本に慣れてしまった私は学習がなかなか進まず,今後の学習をどうしていこうか悩んでいました。
そんな時,工藤先生の論証集が市販され,基本書をまとめるための参考として利用することができました。
さらに,その後アガルートが設立されたため,論証集の「使い方」と重要問題習得講座を受講することにしました。市販の論証集ではわかりにくい部分や,特に重要なキーワードについて学ぶためです。
「使い方」では,そのような点について工藤先生の説明が加えられつつ進んでいくので,論証の理解が進みました。論証については,工藤先生もいつもおっしゃっていますが,暗記ではなく理解することを心がけておりました。理解することで論証の長さを設問に応じて変更することができ,また,その知識を他の論点に流用することができるようになったため,理解することは正しかったんだと実感しております。
重要問題習得講座では,工藤先生による解説が付いているため,論証の長さを設問によっていかにするか,どのような事実を拾い,どのように評価するかということを学ぶことができました。また,インプットした論証集の知識をアウトプットすることで,知識の定着につながりました。
司法試験の直前期は,自分で書き込みを加えた論証集を回すばかりでした。自分なりのまとめノートとして加工できたため,とにかく短時間で知識を確認することができました。この論証集は,試験会場にも持ち込み,最後の見直しにまで利用することができました。
私が司法試験に合格できたのは,工藤先生によるこれらの講座のおかげだと考えています。実際に試験本番でも,この論証を多数用いることで,なんとか答案を完成させることができました。
本当にありがとうございました。

社会人受験生のため,(あせって色々な基本書や問題集に手を出したくなるのですが,時間がないので,必死にがまんして)手を広げすぎないよう心掛けて勉強しました。特に,最低限の論証は反射的にしっかり書けるようにしようと思い,この1年は,工藤先生の合格論証集を勉強の中心に置いていました。特に民法を読み始めて,原則-例外というパターンをこれでもかという位しつこくかつ明確に書かれていたのが印象的で大変参考になりました。
また,谷山先生の倒産法過去問解析講座を受講して,条文重視の勉強を貫くことが司法試験全体を通じて一番肝要だということを再認識させていただいたことも,今回の合格の最大の要因の1つだと思っております(予備口述試験の際に条文はとても重要と思い知らされたはずなのにいつの間にか忘れていました。)。
最後に,予備校等に通う時間もなく,情報がないのが最大の不安でした。その中で工藤先生のブログは勉強法や参考図書情報などを的確に発信していただいていたので助かりました。
どうもありがとうございました。

私は今年の受験が最後の機会でした。アガルートの講座は昨年の受験の時にも受講させていただいておりましたが,余裕を持って消化することができず,本試験で活かすことができませんでした。
今年は受験するにあたってまず重要問題習得講座を数回解くことで基礎論点を外さないことを心がけました。その上で旧司法試験論文過去問解析講座を使用して基本知識を応用するためにはどうすべきなのかを学びました。工藤講師がおっしゃるとおり,司法試験においては旧司法試験と似た問題意識や法的思考が試されることが多々あるため,旧司法試験の問題から得られるものは多かったと思います。実際に本試験の民法は難しかったですが,旧司法試験の問題を繰り返し解いていたためか法律構成を組み立てるにあたって一定の考え方を崩さず落ち着いて対応することができました。また旧司法試験に比べ問題文は長いですが,コアのような部分は似通っているため刑法の問題を解くにあたっても有益でした。
本試験直前期,アガルートテキストと論証集をベースにすることで各科目を素早く回すことができました。本試験当日も持ち運びやすいテキスト・論証集のおかげでこれだけ理解できていれば必要十分だと落ち着いて試験にのぞむことができたと思います。

1 はじめに
私はアガルートアカデミーの講座を利用し,平成27年度予備試験と平静28年度司法試験に合格することができました。
2 予備試験について
予備試験における最大の難関は短答式試験でした。私は,受験する年の3月4月をすべて短答式試験対策に費やしました。内容は過去問を2周し,アガルートアカデミーの短答知識完成講座Ⅰで仕上げました。内容が充実しており何度も繰り返し読み,合格することができました。
論文式試験は,短答式試験の合格発表から1か月しかありません。私は,重要問題習得講座を受講しました。基本的かつ重要な問題が揃えられており大変勉強になりました。おかげさまで論文式試験に合格することができ,また司法試験対策としても有意義でした。
口述式試験は,過去問を入手し友人と出題しあったりして対策を行い,最終合格することができました。
3 司法試験について
司法試験対策として論証集の「使い方」講座を受講しました。講義は工藤北斗先生の説明が簡潔でとても分かりやすかったです。論証集がとても充実しており,試験本番まで何度も読み返しました。特に公法系の論証は市販されておらず,公法系の論証を手に入れるためだけでも受講の価値があります。
短答対策は特にしませんでしたが,短答知識完成講座Ⅰのテキストを直前に見直しました。
以上のように勉強し無事司法試験に合格することができました。

合格するとは思っておらず,来年の受験に向けてバイト漬けの日々を送る中(現実逃避),突然の朗報でした。
運良く,一発合格できたのは,間違いなくアガルートのおかげです。
他社の全国模試ではE判定が出るも,最後まであきらめずに,論証集と重要問題習得講座を中心にし,さらに過去問を回していました。
私は,過去問はみんな潰す。予備校の答練はみんな受けてくる。今まで出たことがなく,上記にも当てはまらないものは,超基本的知識でない限り,合格には直結しない。と,考えました。
そこで自分で工夫した点は,
①過去問に出てきた論証に年度を書き込みマークする
②答練に出てきた論証にマークする
③山あてに出てきた論証にマークをする
④マークがある論証を重点的に,ひたすら回す
というものでした。
これはかなり有用であったと思います。
また,先輩から言い聞かされていたのは,1問落としても次の問題で挽回できる。1科目落としても,次の科目で挽回できる。1日目がダメでも2日目がある。前の問題を気にしないで,今解いてる問題に全力を尽くす。ということでした。
また,ローの先生からは,定期試験で,書かなければ点数のつけようがない,とも聞かされていたので,わからなくても頑張って何かしら書きました。
何も書かなければ足切りに引っかかる可能性もあるのですから…。
最後に,僕の合格は,工藤先生とアガルートがなければ,ありえないものでした。本当にありがとうございました!

法科大学院卒業生 20代
T.Hさん

法律の勉強の最初は,何から始めていいのか,まったくわからない状況にありました。そこで,まずはいわゆる予備校本を利用し,全体の体系を捉えることとしました。ただ,漫然と読むだけでは頭に入らないので,法律に書かれていない部分として,論点化されているものを中心に頭に入れることとしました。そこで,自分でまとめノートとしてワードファイルで知識を整理することを始めました。刑事系については,市販の工藤講師の論証集を利用しました。そして,読むべき基本書ややるべき演習書などの記載から,必要な知識を選び,まとめノートの論証の表現を試行錯誤し,周辺知識についても端的にまとめることを心がけました。各科目ごとにまとめノートを作ることで,それぞれの科目の知識を自分の中である程度体系化することができました。
法科大学院に入ると,仲のよい友達とともに自主ゼミを組み,一緒に問題を解くように心がけました。自主ゼミでは,自分の答案を書き上げるとともに,担当を決め,設問に適切に答えた場合にどのような答案になるのか,自分なりに作成したものを共有し,それを他の者が褒めるべきところは褒め,叩くべきところは叩くという方法をとることで,問題に向き合う姿勢というのを学びました。自主ゼミでは,司法試験の過去問だけでなく,様々な問題集や,法科大学院の定期試験など多岐にわたるものであり,これらすべてを丁寧に考察することで,幅広い分野について深い知識を得ることができたと思います。直前期には,試験の空気になれることが必要だと考え,司法試験型答練を利用し,当日と同じ時刻に解き,続けて書く場合の疲労感や,休み時間にどれくらい勉強できるかを考えました。
ひたむきに努力をすれば報われると思います。先がなかなか見えない法曹のルートですが,司法試験に関しては,ただやみくもに頑張るしかないと思います。

私は二回目の受験で合格しました。
落ちた時に,敗因分析をしっかりするように言われたので,自分なりに考えてみると問題演習の不足が考えられました。
そもそも,病気で入院してしまったという事情があったのですが,どの科目も時間が足りないので中途半端な知識でヤマを張って玉砕していました。
そこで,6月から刑事訴訟法について,古江先生の本を読んでいました。しかし,手頃な演習書がなくて悩んでいた頃,アガルートの存在を知りました。
アガルートはできたばかりでしたが,レックで工藤先生の講義を受講していたので,安いなあと思いながら旧司法試験の解説講義と答練を申し込みました。
工藤先生は刑事訴訟法が得意なのでしょうか。解説はとても素晴らしく鋭い着眼点に何度もなるほど!と頷いていました。
古江本で基礎知識を整理してから上記講座をとれば刑訴はバッチリです。自分の場合,論述にクセがあるようで添削者の方に丁寧に指導して頂きました。
試験本番では工藤先生のアドバイスを思い出しつつ冷静に解くことができました。特に刑法の論点の取捨選択の感覚などは天性のものだと思うので多くの受験生にとって有益なのではないでしょうか。

20代
R.Tさん

自分の苦手なことに向き合って真摯にそれを克服することが合格への近道だと思います。短答の対策としては,過去問を解くだけで解けるようになる人もいますが,わたしは短答がとても苦手でした。そのため,短答知識完成講義で択一プロパー知識を学び,市販の問題集を50周し,定期的に短答を時間内に解いたり,模試を受けたりしました。
特に択一プロパー知識は論文ではあまり使わないため,意識的に学習しなければいけませんでした。アガルートの短答知識完成講座は択一知識を集中的に学習するのにとても効率的でした。短答が苦手だ,やっているのに成果が出ないと考えている方はぜひ受講することをおすすめします。
次に,論文の対策についてですが,一定量の知識をもっていることは大前提ですが,論文は知識を持っているだけでは合格できないと感じました。本番の緊張感の中でも,三段論法をくずさず,論じたいことを強弱をつけて論じる力を備えることが必要だと感じました。そのため,インプットが終わっていないと思っても,同時進行でアウトプットとして起案することをおすすめしたいです。書いてみて,自分の答案に足りないのはどんな知識か,抜け落ちてる知識はないかを確認し,同時に文章にする力を鍛えることが大切だと思います。
アガルートの司法試験型答練は私が知っている中で,もっとも司法試験問題に近い質の高さだと感じました。模範答案も緻密で解説もとても分かりやすいです。
そして,人任せにする事なく,解説を聞きながら自分で自分の答案を採点することで,客観的に答案の出来をチェックすることができ,力がついたように感じました。
論文が苦手だと考えている方はぜひ,早い段階から起案することをおすすめします。
最後に,本番ではとにかく真摯に目の前の問題と向き合って,今もっている知識を使って自分の頭でよく考え,知識をはき出すのではなく,問題を解くことを意識して解けば大丈夫です!
受験生活は毎日不安との闘いで,本当につらいですが,諦めずに,ひたむきに努力を続ければ必ず合格できます!
敵は自分自身です。諦めずに目標に向かって頑張ってください。

法科大学院卒業生 20代
Y.Nさん

自分は既修でロースクールに入学しましたが,ロースクールで留年してしまいました。自分が通っていたロースクールは民事系で特に高度なことをやるためについていくことができなかったからです。そこで,自分は,学校のみによる司法試験対策をあきらめ,予備校を利用することにしました。工藤先生の講義は非常に分かりやすく,また,合格ラインがどこにあるかを示してもらいました。
自分は旧司法試験論文過去問解析講座という講座を受講したのですが,市販の本だとどうしても解答例を信用することができず,そのため,継続する気持ちになれませんでした。しかし,この講座は工藤先生の解答例に加え,予備試験合格者の解答もついていて,一問につき二つの解答があるため,旧司法試験の問題について深い理解を得ることができました。また,憲法の答案では工藤先生の解答をみてこう書けばよいのかとフィードバックしたところ,憲法の答案練習会の点数がよくなりました。予備校の講座を受講していない人が知らないテクニックが憲法には多く,また,覚えることも少ないため,劇的に点数をあげることも可能だと思います。

20代
Y.Iさん

私は,この度,2度目の受験で司法試験に合格することができました。経済的理由からアルバイトをしながらの受験となりましたが,何とか合格することができたのは,少ない時間で効率的に学ぶ勉強方法を採った点にあると感じています。
2月まで週に4回ほどアルバイトをしていたため,勉強時間があまり確保できない期間が長くありました。そこで,私は,各科目3回のみであり,かつ,アガルートの多くの講師が検討・作成していることから問題の質は他社に比べ高いと思い,司法試験型答練を受講することとしました。しかし,いかに問題がよくとも,自分の起案がどのように評価されるか分からないのでは,効果としてどこまでのものがあるか不安に感じたため,ゼミも受講することにしました。
まず,起案をし,その後解説を読みながら,分からなかったところや新しく知ったことをパソコンでまとめていきました。ここでのポイントは,次に出題された時どう書くかを意識することにありました。メモ書き程度にせず,基本書を読むのは,このまとめを作成する限りと決めて,その場で理解し尽くし,その結果をノートに集約することを意識しました。また,ただ知識を羅列して書いていくのでは,基本書や答練の解説と変わりません。そこで,ノートに記載する際には,そもそもどの条文のどの文言が問題になるのか,条文の趣旨は何か,規範はどう書くのか,あてはめの要素はどのようなものがあるのか,判例の相場観はどうかなど,そのまま答案に吐き出せる形で記載することで直前期まで読み返すことのできる資料作りを意識しました。その際に,講師の模範答案が非常に有用であり,かなり多くの言い回しをマネしていました。
その上で,ゼミでは,自らの答案がどのように伝わっているのか,自分が書けたと思っていたのに,評価されていない場合にはなぜ評価されなかったのかを,講師の優秀答案へのコメントを聞きながら考えました。そして,それでも疑問があれば,どうして伝わらないか,伝わるためにはどうすればよいかを納得いくまで質問させていただきました。自分の拙い起案がなぜ間違っているのかと聞きに行くのは恥ずかしい部分もありましたが,おそれず質問することで,独りよがりな答案を防ぐことができました。
実際に本試験の刑訴法では,講師に質問をし,学んだ書き方を実践し,高い評価を得ることができました。
そして,ゼミ後には,ゼミで得たことを先のまとめにフィードバックしておくことで,直前期に気を付けることをブラッシュアップできるようにしておきました。
このように,1度の起案を大事にすることで,後で同じところを見返す無駄な勉強をすることなく,本番に臨むことができました。また,常に「どう書くか」を意識して,知識面の拡充をしたことで,本番で出題された際にも焦ることなく,淡々と処理することができました。
合格の喜びはこれまで味わったことのないものでした。時間がない中で合格することができたのは,答練の質とアガルートの講師の指導のおかげです。本当にありがとうございました。

私はロースクールに通わず予備試験に挑戦していましたが,論文試験を突破することができず苦しんでいました。
そんな状況で,書店で発売されたばかりの工藤先生の市販の論証集を偶然手に取り,工藤先生とアガルートの存在を知りました。
工藤先生の合理的な方法論や分かりやすい解説に惹かれてアガルートの講座を受講することにしました。まずは,重要問題習得講座と論証集の「使い方」を受講し,基本的な論証を覚えつつ,問題演習をこなしました。
私は時間がなかったので,当時,総合講義は受講しませんでしたが,総合講義を受けてから論証集を使う(覚える)のが正しい流れですし,十分理解した上で覚える方が効率的だと思います。(私は,論証集で分からない箇所は別途基本書等で調べ直してました。)
これまで,予備試験の論文試験では時間不足に苦しんできましたが,上記の講義を受けて,典型論点の論証を覚えたこと,及び問題処理能力が向上したことで,ほとんどの科目で時間不足に陥ることなく書き切ることができ,無事予備試験に合格することができました。
予備試験合格後から司法試験受験まではあっという間でしたが,アガルートの総合講義100を受講し重要論点を盤石にした上で,過去問の演習を中心に対策しました。
今年司法試験に合格できたのは,工藤先生の方法論と講義のおかげです。ありがとうございました。

法科大学院卒業生 20代
T.Kさん

今年度の受験は,ロースクール卒業後5年目(一度受け控えがあったので回数としては4回目)にあたり,私にとってラストチャンスでした。前回までは常に2500~3000番台でしたが,最終回にして何とか合格することができました。
今回は,諸事情により,司法試験の勉強は3月半ばから試験の日までの約2か月間しかできませんでした。そして,その2か月間で勉強したのは,自作のオリジナル論証集と工藤先生の論証集+司法試験型答練+倒産法 過去問解析講座のみでした。
今回は,過去の受験と比べて,試験勉強の時間が極端に短かったです。それにもかかわらず合格できたのは,(自作論証集はさておき)上記の教材や講座が質の高い素晴らしいものだったからだと思います。特に,司法試験型答練の添削指導は他の予備校とは一線を画する素晴らしいもので,私の合格の原動力となりました。
昨年までは別の予備校を利用しており,アガルートアカデミーの司法試験講座の利用は今回が初めてでした。工藤先生をはじめ,アガルートアカデミーの諸先生やスタッフの方のお力を借りなければ,合格はできなかったと思います。ありがとうございました。

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