この記事では「DX」認定資格3選を紹介します。紹介する資格は初心者向け~高位なスキルを要するエンジニア向けの資格です。

さらに、DXの認定資格ではありませんが、DXの「推進」に役立つ資格6選を紹介していきます

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DX関係のスキルを直接問う資格3選!

DX関係の資格を取得すると、PM・SE・SS・PG職の方は自社の名刺に「DX検定取得」の文言を付記することができます

たとえばFP資格なら「ファイナンシャルプランナー2級」と、就業先がISOの認定を受けていると名刺に「ISO9001/14001認証」と付記し、個人スキルと会社の社会貢献度をアピールできます。

ここでは、そんな大きなメリットのあるDX資格を3つ紹介します。

DX検定

「DX検定」認定資格は、日本イノベーション融合学会が実施している資格。正式名称は「DX検定™」です。

「DX検定」は、DXに関わる用語を正確に理解しているか問う目的があります。ビジネスと技術の両方の知識がなくては合格することはできません。

基本的には抽象的な「ビジネストレンド」「先端IT技術トレンド」のカテゴリーが出題され、専門的な技術やスキルを要するシステムの問題はあまり出題されません。

受験資格は特にありません。学生さん・新入社員・管理監督職・フリーランスエンジニアなど様々な人が受験可能となっています。

認定試験は年2回あり、毎年1月・7月に実施。特定の受験会場は設定されておらず、従業先・自宅からインターネットWebサイトを介して受験する形式となっています。

試験時間は60分で、設問数は120問の知識問題で多肢選択式です。試験結果は後日、専用検定サイトで結果を確認することができます。

試験結果はスコア配点方式です。スコア配点が600以上で「DXスタンダード・レベル」、700以上で「DXエキスパート・レベル」、800以上で「DXプロフェッショナル・レベル」に認定されます。

デジタルトランスフォーメーション検定

「デジタルトランスフォーメーション検定」資格は、一般財団法人 全日本情報学習振興協会が認定する資格です。「デジタルトランスフォーメーション検定」が資格の正式名称となっています。

「デジタルトランスフォーメーション検定」は、DXを推進する部門・部署の責任者・エンジニアとDXの推進を生業にした事業を展開する方々・団体をターゲットとした認定資格です。

DX基礎知識・DX人材になるために、AI(人工知能)・IoT・クラウドコンピューティングのカテゴリーが出題されます。

なお「デジタルトランスフォーメーション検定」には、「DX推進アドバイザー認定資格」「DXオフィサー認定資格」があります。

前者の「DX推進アドバイザー認定資格」 には下記の知識が必要です。

  1. DXの現状の知識
  2. 企業のビジネスを変革させるためのデジタル技術の知識
  3. トランスフォーメーションを推進する人材と方法論の知識

受験資格は特になく、学生・新入社員・管理監督職・フリーランスエンジニアなど誰でも受験可能です。

認定試験は年4回で、毎年3月・6月・9月・12月に実施されます。

受験方法は、「公開会場(マークシート形式)」「CBT(全国のテストセンターのPCで受験)」「オンラインIBT(自宅・職場受験)」の3種類から選択可能です。

オンラインIBT受験を選択する場合は、不正防止のため360度全周Webカメラとパソコンを用意する必要があります。

試験時間は90分、設問数は100問(四肢択一式)で、合格基準は70点以上(難易度により調整あり)です。

合否結果は試験の約1ヶ月後に公式サイトで発表され、合格者には合格証書と合格カードが発送されます。

後者の「DXオフィサー認定資格」は、DX推進の責任者・管理監督職を対象にした知識が必要です。

受験資格は特になく、管理監督職・フリーランスエンジニア等々誰でも受験できます。

認定試験は年4回で、毎年1月・4月・7月・10月の実施。受験会場は公開会場(東京・大阪・名古屋等)、CBT、およびオンラインIBT試験です。

試験時間は120分。設問数は100問の多肢選択式と記述式で、正答率は70%です。

選考結果は試験後1ヶ月後に専用HPで発表されます。

+DX認定資格

+DX認定資格は、IoT検定を実施しているIoT検定制度委員会が運営しています。

+DX認定は、DXの基礎知識・DX実現のためのAI(人工知能)やIoTの知識・DXの継続性と可変性を柔軟に対応できる知識・DX推進のために社内外の調整ができる知識が求められます。

IoT検定制度委員会は、東京都渋谷区代々木にある株式会社サートプロの「IoT検定制度委員会」が2016年4月に運営を開始しました。

「IoT検定制度委員会」は、IoT・AI(人工知能)・ビッグデータ等の技術とマーケットに関する知識を検定する団体です。

受験資格は特になく、誰でも受験可能となっています。

受験するためには、DXの基礎知識・DX推進プロジェクトに協力ができる知識・DX推進の担当・責任者等の推進メンバーになれる知識が必要です。

認定試験は随時で、インターネットWebサイトから受験することができます。試験時間は60分です。

設問数は30問の多肢選択式で正答率80%で合格。選考結果は試験後1ヶ月後に専用HPで発表されます。

合格者には、ブロックチェーン証明書で認定書が発行されます。「+DX」認定資格はDX推進担当には必要な資格です。

DXのスキルに関係する資格6選!

ここからはDX推進をするために役立つ6資格を紹介します。

ITストラテジスト

「ITストラテジスト(ST)」検定は、情報処理推進機構が実施する「情報処理技術者試験」の一つで、国家資格。

情報処理推進機構の正式名称は、独立行政法人情報処理推進機構といい、IPAの略称があります。

日本のIT国家戦略を技術面・人材面から支えるために設立した独立行政法人で、経済産業省が所管しています。

「ITストラテジスト(ST)」検定は、高度なITスキル人材として専門分野があり、企業・団体の経営戦略に基づき、ITを活用して事業を改革しながら最適化するための基本戦略を策定する技術者向けの資格。

なお、2026年度(令和8年度)より、ITストラテジスト試験はPCで解答を行うCBT方式へと移行する予定です。これに合わせて実施時期も、従来の「4月(春期)」から「11月頃(前期)」へと大きくスライドします。受験を検討されている方は、学習スケジュールの見直しに十分ご注意ください。

試験時間は午前Ⅰ(50分)・午前Ⅱ(40分)試験は四肢択一方式、午後Ⅰ(90分)試験は記述式、午後Ⅱ(120分)試験は基準式です。

DX推進のためにもIT技術は必須となってくる中、IT技術を用いたDX推進の基本戦略を担う方にぴったりの資格でしょう。

※関連コラム:ITストラテジスト試験とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

プロジェクトマネージャ

「プロジェクトマネージャ(PM)」検定は、情報処理推進機構が実施する「情報処理技術者試験」の一つです。「プロジェクトマネージャ(PM)」は国家資格です。

「プロジェクトマネージャ(PM)」は情報処理技術者試験の「高度区分」に属する資格で、「基本情報技術者試験(FE)」よりも2段階レベルが高い認定資格となっています。

「プロジェクトマネージャ(PM)」はDX推進するシステム開発を担当するマネジャー向けの資格です。

システム開発のマネージャの業務は進捗状況の管理だけではなく、トラブル対応・リスク管理・発注元や受託開発先との調整役を担います。

そのため、プロジェクト管理のスキルが不可欠です。

「プロジェクトマネージャ(PM)」の資格は、そうしたシステム開発を成功に導くための認定資格です。

「プロジェクトマネージャ(PM)」についても、2026年度よりCBT方式への移行が予定されています。これに伴い実施時期が、これまでの「10月(秋期)」から、2026年度分は「翌2月頃(後期)」の実施へと変更されます。

試験時間は午前Ⅰ(50分)・午前Ⅱ(40分)試験は四肢択一方式、午後Ⅰ(90分)試験は記述式、午後Ⅱ(120分)試験は基準式です。

DX推進に必要なシステム開発を「マネージャ」の立場から指揮する方にとってはぴったりの資格であると言えるでしょう。

※関連コラム:プロジェクトマネージャ試験の概要とは?受験資格・科目・合格率・難易度・合格基準等を解説

ITコーディネータ

「ITコーディネータ」認定資格は、特定非営利活動法人ITコーディネータ協会が実施する、経済産業省が推進する資格で、企業経営・ITに精通したプロフェッショナルであることを認定する資格です。

「ITコーディネータ」認定資格は、「ITコーディネータ試験 ~一般コース~」「ITコーディネータ試験~専門スキルコース~」があります

「ITコーディネータ試験 ~一般コース~」認定資格に特段の受験資格はなく誰でも受験可能です。

試験は例年、第1期(7月~9月頃)と第2期(1月~3月頃)の年2回、一定の期間を設けて実施されます。全国各地にあるCBTテストセンターで受験する形式となっており、試験時間は120分、設問数は100問の多肢選択式です。

後者の「ITコーディネータ試験~専門スキルコース~」の受験資格は、専門スキルコース対象資格の保有者。

試験は例年、第1期(7月~9月頃)と第2期(1月~3月頃)の年2回、一定の期間を設けて実施されます。全国各地にあるCBTテストセンターで受験する形式となっており、試験時間は80分で、設問数は60問の多肢選択式となっています。

経済産業省のデジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会の中間報告書『DXレポート2(中間取りまとめ)』に資格名が記載されるなど、DX推進を進める上で役立つ資格の一つであると言えます。

AWS認定資格

「AWS認定資格」は、「GAFA」の一角を担うAmazonの、Amazon Web Servicesに関する認定資格です。

主にクラウドコンピューティング・サービス活用のために必要な知識を有しているかが問われます。

AWSの認定を取得すると、クラウドコンピューティング関連スキルの証明となります。

「AWS認定試験」には「クラウドプラクティショナー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」があります

「クラウドプラクティショナー」は6ヵ月間の基礎的な AWS クラウドと業界知識が求められます。

「アソシエイト」は、1年間の AWS クラウドを使用した問題解決と解決策の実施における経験が必要です。

「プロフェッショナル」は2年間の AWS クラウドを使用したソリューションの設計、運用、およびトラブルシューティングに関する包括的な経験が求められます。

※関連コラム:AWS認定クラウドプラクティショナーとは?試験内容、難易度、勉強法を解説

Python3エンジニア認定試験

「Python3エンジニア認定基礎試験」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間資格試験で、Python3の基礎的知識と文法に関わる初心者向けの試験です。

認定試験は随時受験で可能で、コンピューター上で実施するCBT方式で行われます。

試験時間は60分です。設問数は40問の多肢選択式で、設問の70%が正答ですと合格になります。

※関連コラム:Python 3 エンジニア認定基礎試験・エンジニア認定データ分析試験とは

DS検定

「DS検定」は「データサイエンティスト検定リテラシーレベル」の略称です。「DS検定」は2021年9月に開始された検定試験となっています。

数理(数学の理論)・データサイエンス・AI(人工知能)の知識を総合して、実務能力と知識を有することを証明する難易度が高位な試験です。

全国の試験会場(テストセンター)の備え付けPCから受験するCBT方式で実施されます。

試験時間は100分です。設問数は100問の多肢選択式で、合格ラインは回次により変動しますが、概ね80%前後が目安となります。

試験結果は、試験実施(試験期間終了)の約1〜2ヶ月後に協会のHPで発表されます。「合格証」は同HPからダウンロードすることが可能です。

関連コラム:【講師が解説!】DS検定とは?難易度や合格ラインも解説

キャリアプランや目的に沿ってDX資格の取得を目指そう

ここまで、DXに関係する資格をいくつか紹介してきました。

資格は基本的に取得がゴールではなく、取得したその資格をどのように仕事に活かすかが重要となります。

そのため、自分は、どういったビジネスパーソンとして成長していきたいかといったキャリアプランや目的に沿って資格の取得を目指すのが重要

例えばDX関係業務と一口に言っても、DXそのものの技術を高めて技術者としての成長を目指すのか、コンサルやプロジェクトマネジメントなど、DX推進という「プロジェクト」を行なっていくビジネスパーソンとしての成長を目指すかによっても取得すべき資格は異なるでしょう。

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