「法科大学院入試の対策ができる予備校ってあるの?」

「各予備校で開講されている講座の特徴や料金を知りたい」

法科大学院(ロースクール)の受験を検討している方で、このようにお悩みの方はいませんか?

予備校にはそれぞれ特徴があり、複数のカリキュラムが開講されているため、どの予備校(講座)を選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、各予備校の特徴や料金、具体的なカリキュラムを徹底的に調査し、分かりやすくまとめました。

また、法律の学習をゼロからスタートしたい人や、予備試験の受験を検討している人など、目的別のおすすめ予備校も紹介しています。

この記事を読めば、自分に合った予備校を選べるようになりますよ。

法律知識がゼロの方でも、1年で難関法科大学院入試突破に必要な学力が身につく!

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【比較】法科大学院の入試対策におすすめの予備校3つ

まず、法科大学院の入試対策におすすめの大手予備校を3つ紹介します。

予備校ごとに強みや特徴が異なるため、下記のように様々な観点から自分に合った予備校を選ぶようにしましょう。

予備校を選ぶ際に注目すべきポイント

  • 価格
  • 合格率・実績
  • 講義内容・特徴
  • サポート制度(新津門や添削など)
  • 購入特典や合格得点など

各予備校の特徴を次の表に簡単にまとめました。以下からは予備校ごとの講義内容や料金などについて詳しく紹介します。

予備校名講義名・料金特徴
アガルート法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム
関東版・関西版:657,800円(税込)
全国版:877,800円(税込)
・フルカラーテキスト基本的知識から過去問演習までを網羅
・充実したサポート体制
伊藤塾 司法試験 入門講座 法科大学院1年合格コース
本科生+リーガルトレーニング:999,200円
本科生:932,500円 (※いずれも別途入塾料10,000円)
論文マスター:41,700 円~495,800円
・著名な講師による講座やテキスト
・予備試験受験から法科大学院入試(未修)
まで対応のコース
LEC
(※販売終了)
難関法科大学院コース 
通信:667,450円
個別大学院対策講座(法律):33,000円~ 44,000円
・コースの種類が豊富で自分に合わせた講座を選べる
・自習室を利用できる

アガルート

アガルートアカデミーは、各種国家試験や検定試験等の講座を提供しているオンライン予備校であり、法科大学院入試対策にも定評があります。

法律講座をオンラインで展開してきた先駆けともいえる予備校で、講義内容やテキストの構成、サポート体制が充実している点が魅力です。

アガルートの講座・料金

アガルートでは、2026年4月の入学を目指す『法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム』を開講しています。

カリキュラムの受講料金は、以下の通りとなっています。

講義名料金
法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム関東版・関西版:657,800円(税込)
全国版:877,800円(税込)

後述するように、このカリキュラムでは複数の講座がセットになっているため、例えば既に法律学習経験がある場合には『重要問題習得講座』だけを受講する、といった柔軟な申込みも可能です。

アガルートの特徴

法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム』は、これまで法律を学習したことがない人でも1年間の学習で難関法科大学院入試を突破できるような構成となっており、以下の講座がセットとなっています。

講座名講義時間
キックオフ司法試験予備試験約50時間
総合講義300約300時間
論文答案の「書き方」(オンライン添削付き)約31時間
重要問題習得講座(オンライン添削付き)約89時間
予備試験答練(オンライン添削付き)約12時間
論証集の「使い方」約34時間
法科大学院入試(ロースクール入試)ステートメント対策講座約2時間
法科大学院入試(ロースクール入試)過去問解説講座各年 約2時間

このように、法律の基礎知識を勉強できる『総合講義300』、復習やまとめノートのベースとしても利用できる『論証集の「使い方」』、論文試験対策として愛用者の多い『論文答案の「書き方」』と『重要問題習得講座』などが含まれ、『過去問解説講座』で実践的な演習まで行えます。

講義動画は受講期間内であれば何度でも繰り返して視聴できるほか、視聴スピードは8段階で調整できることから、自分の理解度に応じて視聴方法を変えることが可能です。

また、全員が司法試験合格者という充実した講師陣による添削を受けられるため、最短距離で難関法科大学院入試の突破を目指すことができます。

アガルートの評判・口コミ

大学3年の夏に法科大学院への進学を決意し、アガルートで勉強を始めました。

総合講義300』で知識をインプットし、『重要問題習得講座』でアウトプットすることで、着実に知識を習得しました。

2021年の3月までに講座を一周し、その後は二周目に入りました。その後は、志望する法科大学院の『過去問解説講座』を利用して試験準備を行いました。

アガルートのカリキュラムのおかげで、効率的に学習することができたと感じています。

【参照:早稲田大学(既修|全額免除)合格者の声|大学3年の夏から効率よく勉強して合格 K.Kさん

伊藤塾

伊藤塾は、司法試験や予備試験、法科大学院入試などの法律試験に特化した予備校であり、トップクラスの合格実績を誇ります。

著名な講師も多く在籍しており、ハイレベルな講義やテキストを利用できることで有名です。

伊藤塾の講座・料金

伊藤塾では、法律をゼロから学習できる総合的な講義から、各大学院の入試に特化した講義・模試まで、さまざまなカリキュラムが用意されています。

講義名料金
司法試験 入門講座 法科大学院1年合格コース本科生+リーガルトレーニング999,200円本科生932,500円※いずれも別途入塾料10,000円
論文マスター41,700 円~495,800円

『司法試験 入門講座 法科大学院1年合格コース』では、法科大学院入試対策ができるのはもちろんのこと、その後の司法試験をも見据えた水準での講義が行われるため、法科大学院合格後にスタートダッシュを切りたい人におすすめです。

また伊藤塾では、『法科大学院別 法律科目論文模試』を実施しており、難関法科大学院の出題傾向を分析して作成された予想問題を解くことができます。

さらに『論文マスター』を受講しておけば、司法試験合格も見据えた論文対策ができるでしょう。

伊藤宿の特徴

伊藤塾は「真の法律家を育成する」ことをモットーに掲げ、数多くの法曹を輩出してきた実績があります。

これまでの蓄積されてきたノウハウをもとに展開される講義やテキストは、法科大学院入試に必要な力をつけるだけではなく、司法試験や司法試験合格後にも役に立つことでしょう。

伊藤塾の講義は比較的高額ではありますが、確固たる実力を身に着けたい人にはおすすめです。

伊藤塾の評判・口コミ

基礎マスターや論文マスター段階では、講義を途中で止めることは避け、常に前進しました。しかし、試験対策に焦点を当てすぎて、復習や過去問の解答などの重要な勉強がおろそかになってしまいました。

法科大学院対策として、問題研究と過去問題の繰り返し解答に取り組みました。特に慶應義塾大学法科大学院では時間制約が厳しく、過去問を使った時間計測の練習が重要であると感じました。また、出題形式の変化や新たな出題範囲に対応するために、広範に学習することも大切だと思います。

予備試験合格を目指して伊藤塾に入塾しましたが、初めて短答試験に落ちたときには自信を失いました。しかし、後戻りできないと思い、夏休みを集中的に勉強して合格しました。

伊藤塾は合格への道筋をしっかり示してくれ、それに従い行動すれば結果は付いてきます。これから法科大学院合格を目指す皆さんにも、是非とも成功を祈っています。

【出典:早い段階で伊藤塾で学習したことで、大学でも好成績を維持 – 伊藤塾公式サイト】

LEC

LEC(東京リーガルマインド)は、資格講座を手がける大手資格予備校であり、司法試験や法科大学院入試対策でも高い実績をもっています。

全国各地に校舎があるため、直接講義を受けられる点や、自習室(有料)を利用した学習ができる点が魅力です。

LECの講座・料金 

LECが展開している法科大学院入試対策講座には、以下のようなものがあります。

講義名対象者学習期間料金
難関法科大学院コース
(※販売終了)
大学生・社会人向け難関法科大学院(既修コース)を目指す人1~2年通信:667,450円

『難関法科大学院コース』は、主に大学2~4年生、社会人の受講者を想定しており、100回超の入門講座や答練がセットとなった総合コースです。

インプットとアウトプットを平行して行うことで、しっかりと知識を定着させながら合格に必要な力をつけることができます。

『法律科目基礎パック』では、法律基本7科目(憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法)の基礎的な知識を身に着けられます。

これまでに法律の学習をしたことがない人や、もう一度ゼロから法律を復習したい人におすすめです。

『個別大学院対策講座(法律)』は、各法科大学院の過去問3年分と合格者再現答案をもとに分析を行う講義であり、志望校の傾向と対策を検討することが可能です。

LECの特徴

LECは北海道から沖縄まで各地に拠点を設けており、有料ではありますが自習室としても利用できる点が特徴です。

また、LECでは宅建士や社会保険労務士、公務員試験など幅広い講義を展開しているため、法科大学院入試と並行してこれらの講義を受講して進路の幅を広げることも可能です。

LECと提携している大学の在校生であれば割引価格で受講することができるため、LECの受講を考えている方は一度大学の事務室に問い合わせてみるといいでしょう。

LECの評判・口コミ

学部時代に公害問題を学び、被害者が適切な救済を受けられていない事実に触れ、公害問題を法的に解決したいと法曹を目指すようになりました。

司法試験対策のためにLECを選んだ理由は、その指導実績と講師選択の自由さから信頼感を感じたからです。法科大学院入試の対策は、過去問3年分を検討し、予備試験の論文式試験の対策を行っていました。

LECの講座では、通学、通信、Zoomなどの多様な受講環境が提供されており、特にZoomを併用することでスケジュールの制約を緩和できました。

また、田中先生の予備論文ポイントコア講座は、入門講座で得た知識を論文に如何に活用するか学べ、論文力が向上しました。さらに、過去問の添削により、論文作成の機会が確保されました。

今後は、法科大学院で学び、司法試験合格を目指すとともに、社会貢献のできる法曹となることを志しています。

【出典:2022年度合格 M・Wさんの合格体験記 – LEC公式サイト】

【目的別】おすすめの予備校を紹介

ここまでは、法科大学院入試対策におすすめの大手予備校を3校紹介しました。

もっとも、各予備校によって特徴が異なりますし、様々な講義が開講されているため、自分がどのような予備校(講座)を選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこで以下からは、「未修の人におすすめ」や「通信講座で勉強するのにおすすめ」といった、目的別のおすすめ予備校を紹介します。

それぞれの内容や特徴をしっかりと把握し、自分にあった予備校を選ぶようにしましょう。

未修の人におすすめの予備校は?

未修の人におすすめの予備校は、アガルートの『法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム』です。

このカリキュラムには、法律の基礎知識を網羅的にインプットできる『総合講義300』が含まれているため、法律を全く勉強したことがない人でもしっかりと基礎を固めることができます。

他の予備校でも初学者向けに総合的な講義を開講しているところはありますが、300時間もの時間をかけ、同じ部分を3度繰り返し学習するというアガルートのスタイルは初学者にうってつけと言えるでしょう。

また、法科大学院入試や司法試験などの法律論文試験で守るべきルール(法的三段論法など)について『論文答案の「書き方」』で学ぶことができるため、インプットとアウトプットの両方を習得することが可能です。

学習経験者の入試対策におすすめの予備校は?

すでに一通り法律の基礎知識を習得している人には、アガルートの『重要問題習得講座』がおすすめです。

重要問題習得講座』では、全7科目450問という圧倒的な演習量を通じて、法科大学院入試や司法試験の際に求められる現場思考力を徹底的に鍛えることができます。

また、講師自ら執筆した模範解答と、89時間もの解説動画が付属しているため、合格者がどのように思考し、答案化しているのかを具体的に理解することができます。

難関大学を目指している人におすすめの予備校は?

難関法科大学院を目指している人には、LECの『個別大学院対策講座(法律)』がおすすめです。

この講座では、直近3年分の過去問について、合格者の再現答案をもとに講師が分析を行っています。

予備校講師が作成する答案はハイレベルすぎて参考にならない、ということもあり得るため、実際の合格者の再現答案を確認できる機会はとても貴重です。

また、伊藤塾の『法科大学院別 法律科目論文模試』を活用し、志望校の出題傾向を分析した予想問題を解くことで、自分の苦手な部分を見直すこともおすすめです。

通信講座で勉強をするのにおすすめの予備校は?

通信講座で勉強をする人には、アガルートの『法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム』がおすすめです。

今回紹介した予備校は、いずれも通信講座に対応しており、必ずしも通学する必要はありません。

しかし、アガルートはそもそも通学により生じる不合理(通学時間のムダなど)を解消するためにオンライン予備校としてスタートした背景があり、オンライン予備校の先駆けとして培ってきたノウハウがあります。

例えば、勉強のペースメーカーとして使える『マネージメントオプション』や個別指導、オンライン添削などのサポートを提供しており、決して一方向的な「講義」だけを行っているわけではありません。

アガルートの講座であれば、自分のペースで学習をしつつ、講師やスタッフのサポートを受けながら着実に合格に近付くことができます。

安く教材を揃えたい人におすすめの講座は?

費用を抑えつつ法科大学院入試対策を行いたい方には、アガルートがおすすめです。

アガルートの『法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム』は約65万円~約88万円となっており、伊藤塾の約半額の価格で受講できます。

予備校名講義名・料金
アガルート法科大学院入試(ロースクール入試)専願カリキュラム
関東版・関西版:657,800円(税込)
全国版:877,800円(税込)
伊藤塾司法試験 入門講座 法科大学院1年合格コース本科生+リーガルトレーニング:999,200円
本科生932,500円※いずれも別途入塾料10,000円
論文マスター:41,700 円~495,800円
LEC
(※販売終了)
難関法科大学院コース通信:667,450円
個別大学院対策講座(法律):33,000円~ 44,000円

まとめ

またアガルートでは、12回まで分割手数料無料のキャンペーンや、最大30%オフとなる割引得点などを実施しているため、定期的に公式サイトをチェックしてみましょう。

この記事では、法科大学院入試に対応している予備校の特徴や料金、目的別のおすすめ講座について詳しく紹介しました。

今回紹介したように、各予備校では学習状況や目標に合わせたカリキュラムを複数開講しているため、まずは自分の状況をしっかりと見極めることが重要です。

自分の実力を知るために、アガルートが辰巳法律研究所と合同で実施している『予備試験公開模試』を受験したり、『マネージメントオプション』を利用するのもおすすめです。

また予備校を選ぶ際には、合格実績やサポート体制、合格得点など様々な面から判断するようにしましょう。

この記事が予備校選びの一助となりましたら幸いです。

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