海津市役所の公務員面接試験は、どのような雰囲気、流れで行われているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、海津市役所の公務員面接試験に合格した方の面接を再現します。
再現した面接内容を参考に面接対策をしましょう。

【海津市役所】公務員試験の面接再現【2022年】

試験日・試験時間・面接官

試験日：2022年1月25日（火）
試験時間：10名
面接官：13：30～14：00

面接内容・再現

私：失礼いたします。

面接官A：受験番号と名前お願いいたします。

私：受験番号〇〇〇〇、〇〇〇〇です。本日はよろしくお願いいたします。

面接官A：着席してください。

面接官A：自己紹介と長所をお願いします。

私：〇〇大学〇〇学部卒業の〇〇と申します。私の長所は傾聴力だと考えています。私は、大学時代、地理学を専攻しており、特定の地域の調査を行っていました。卒業論文執筆の際にその地域の住民の方々にアンケート調査を行う必要がありました。そこで町役場の方々に協力してもらい、アンケート調査では１７名の回答をこと得ることができました。また、アンケート調査を通してその地域の住みやすさや改善点など住民の意見を詳細に聞くことができました。この傾聴力をいかして住民の方々の意見をしっかり聞きたいと思います。

面接官A：ありがとうございます。

面接官B：教育関係のボランティアを行っているとのことですが具体的にはどういった内容のものなのでしょうか。

私：不登校の児童の学習支援のボランティアを行っています。

面接官B：不登校の児童にどういった感じで接していますか。

私：なぜ不登校なのか聞かないようにしたり、児童を傷つけないようにするために言葉使いはかなり考えています。

面接官B：ありがとうございます。

面接官C：学生時代に力をいれたことは何ですか。

私：私は、学生時代グライダーという小型の航空機で飛ぶ活動及びその運営を行っていました。私は、運営の面で特に力をいれておりました。私はグライダーの運航に必要な機材の設置、修理を行い機材の扱い方を20名の学生や教官に指示する役割を担っていました。一番印象に残っているのは新人戦の際に40名の学生に機材の扱いや設置の指示を行ったことです。人数が多く、指示が通らないこともありました。しかし、コミュニケーションをしっかり行い、7日間機材関係の仕事を遂行することができました。この経験で責任感が身につきました。

面接官C：ありがとうございます。

面接官D：あなたはリーダーシップタイプですか。それとも縁の下の力持ちタイプですか。部活動以外でお答えください。

私：縁の下の力持ちタイプだと考えております。私は、高校時代に天文部に所属しており、周りの方々をサポートしていました。文化祭の際にプラネタリウムの組み立てや運営を協力して行うことができました。以上です。

面接官D：ありがとうございます。

面接官E：志望理由について教えてください。

私：部活動で御市の近くに宿泊したことがきっかけで、公務員の志望先として考えるようになりました。御市を含めていろいろな自治体を調べたのですが、御市では移住定住の促進事業をはじめとする様々な政策の根本に、住民が住み続けたくなる町を作っていきたいという理念を感じることができました。私もそのような理念を持って、他の職員の方とその理念の方向を向いて仕事をしていきたいと考え、志望しました。

面接官E：ありがとうございます。

面接官F：他に質問や一言はございますか。

私：御市以外から来た方々は私の他にいますか。また、どのような活動をしていますか。

面接官G：いますが、今は研修中です。

私：ありがとうございます。

面接官H：以上で面接を終わります。

私：ありがとうございました。

面接を終えての印象

面接官の人数が多く、その方々にどのような印象を持たれたのか非常に不安でした。

しかし、答えられる質問には答えることができたので、少し自信はありました。しかし、前職の上司との関係を聞かれた際にいい部分を答えようとしたので、その点に関しては少し申し訳なかったなという印象です。

あと、地理学を専攻していたのもあり、海津市を地理的に説明してくださいと言われた際には焦りました。そういった対策はもっとやっておいたほうがよかったなという印象です。

模擬面接と比べて実際はどうだったか

アガルートの模擬面接は受けていないので、ハローワークの模擬面接との比較について述べようと思います。

そこまで差はなかったという印象を受けます。やはり、面接において重要なのは自分の考えを具体的に伝えることなので、具体的な回答を事前に用意しておき、必要最低限には文言を覚えておかないといけないなという印象があります。

それは、アガルートの模擬面接もハローワークの模擬面接も共通だと思います。模擬面接は練習なのでどんどん失敗して経験を重ねるべきだと思います。

他の受験生の印象

個人面接でしたので、待合室の他受験生の印象について述べます。

緊張している雰囲気でした。緊張感が非常に伝わってきて自分自身もプレッシャーに押しつぶれそうなレベルでした。また、真面目そうな方々が多く、公務員に向いてそうだなと思いました。

また、身だしなみはきっちりしている印象でしたので、身だしなみの確認は面接時間直前まで行いました。周りも緊張している雰囲気でしたので、自分にプレッシャーがかかりすぎないように待ち時間は待合室から出る時間も多くとりました。

受験生へのアドバイス

まず、併願などで田舎の市役所を受ける場合に関して述べます。

田舎の市役所はバスの本数が少ないことが多く、一度乗り遅れると他に交通手段がタクシーしかない状況となってしまいます。ですので、前日までに交通手段をしっかり調べておく必要があります。

また、田舎だと現金払いの場合が多いので現金を多めに持っていっておくと安心です。クレジットは使えない場合が多いです。

早めに市役所に到着した場合は外で待つことがあるので、寒い日は防寒対策をして暑い日は飲料を持って行くなどの対策をしておいておくことが重要です。身だしなみはくずれやすいので髪のワックスなどを持って行っておくことをおすすめします。

あとは、緊張をほぐすために、イヤホンを持っていっておき、好きな音楽を聞くと少しは緊張が和らぎます。アドバイスに関しては以上です。