千葉県柏市役所の公務員面接試験は、どのような雰囲気、流れで行われているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、柏市役所の公務員面接試験に合格した方の面接を再現します。
再現した面接内容を参考に面接対策をしましょう。

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【柏市役所】公務員試験の面接再現①【2022年】

試験日・試験時間・面接官

2022年8月1日(月)
予定は午前9時からでしたが、受験生が早くそろっていたため、午前8時55分から開始になり、面接が終了したのは、9時20分ごろでした。
3名

場所・雰囲気

広い部屋に面接官が3名いらっしゃって、距離はやや遠めでした。

また、部屋に入ると荷物を置くところがありました。

面接内容・再現

受験者:失礼いたします。

面接官A:受験番号と名前お願いいたします。

受験者:受験番号〇〇〇〇の(名前)です。本日はよろしくお願いいたします。

面接官A:よろしくお願いします。着席してください。昨日はよく眠れましたか。

受験者:緊張していましたが、六時間は眠ることができました。

面接官A:ヒアリングシートで音楽を聴くことが好きと書いてありますが、普段はどのような音楽を聴かれるのですか。

受験者:緑黄色社会さんの「Mera!」という曲を聞いています。
とても元気が出る曲で明るい気持ちになることができます。

面接官A:私もその曲を知っています。パワフルな声で通勤時などにも聞いています。
ではさっそく、面接の質問の方に移ります。アルバイトでは塾の講師をしているのですね。
どのような人を対象に教えていますか。

受験者:中学生と高校生の英語を中心に教えています。

面接官A:中学生と高校生で教え方は異なると思いますが、それぞれどのように教えていますか。

受験者:中学生のなかでも、三年生は、初めての受験を控え、不安な気持ちを持っていた生徒が多かったです。
そのため、不安な気持ちを聞いてあげるなどして、勉強面以外のサポートにも尽くしました。
一方で、高校生は、高校受験が終わり、気の抜けやすい時期ですが、勉強のモチベーションをあげるために、たくさん褒めたり、できなかったところは、一緒に考えたりしていました。

面接官A:一人ひとりに合わせて教えていたんですね。

面接官B:塾の先生のイメージは事前の準備にものすごく時間をかけるというイメージがありますが、緊急に対応をしなければならなくなったときはどのようにしていましたか。
緊急な対応をしたことがあれば教えてください。

受験者:緊急な対応をしたことがあります。
おっしゃる通り、塾の講師はとても長い時間を授業前の準備に使っています。
そのため、緊急な場合は準備時間の確保が難しいので、授業をしながら次に説明することを考えるなどしていました。準備不足なことを焦ってしまうと、冷静に進めることが困難になってしまうため、緊急時でも焦らないことが大切だと思いました。

面接官B:たいへんでしたね。では割と緊急な対応には自信があるほうですか。

受験者:はい。自信があります。

面接官B:今、併願先として書いているところが、もしすべて受かっていたら、どのように行動していましたか。
就職先を決める軸などがあれば、教えてください。

受験者:すべて合格していた場合は、私は市が行っている政策を重視して就職先を決めているので、「ペアレントトレーニング」などの子育て支援を行い、子育てを不安に感じている人に寄り添ったり、公・民・学の連携で市や市民のために尽力することができる柏市に決めていました。

面接官B:逆に、柏市を含め、すべての併願先が不合格だった場合、どうしていますか。

受験者:残念なことではありますが、そのような場合は、一年間勉強をし直して、より成長した姿で柏市を受験しようと思っています。

面接官C:通学のときに常磐線使ってるということは、柏駅通るよね。
そのとき、柏駅や柏に関して。率直に印象を聞かせてください。

受験者:柏駅はよく通っています。常磐線を利用したときに率直に思うこととしましては、柏駅では乗り降りする人の数が多く、学生から会社員までたくさんの人が利用しているため、非常に大きな都市であると感じていました。

面接官C:よく見てますね。今どき、スマホを見ていてこういうことに関心がない人もいるからね。
ストレスを感じたとき、あなたはどのようにしていますか。

受験者:普段からあまりストレスを感じる方ではありませんが、悩んでいることや不安に思っていることがあったら、周りの人を頼るようにしています。
どうしても、自分視点で物事を考えていると、悪い方向にとらわれてしまうことがあります。
そうなってしまう前に、身の回りの人を頼ることで、客観的な視点から物事を考えることができ、ストレスも軽減されます。

面接官C:ということは、あなたは結構友達が多い方ですか。

受験者:ありがたいことに、友人は多いと思います。
今も連絡を取っている人で一番長くつきあっている人は、中学時代の親友です。

面接官A:これで面接は以上になります。

受験者:本日はありがとうございました。失礼いたします。

面接を終えての印象

私が笑顔で話していたからかもしれませんが、面接官の3名もとても和やかな雰囲気で進みました
率直な感想としては面接というより会話に近い印象でした。

また、最初の面接官がリラックスさせるために、趣味の話を振ってくれたことも緊張緩和の要因になったように感じます。

言葉に詰まってしまうこともなく、自分の言いたいことを伝えることができたので、面接が終わった後には手ごたえを感じていました。

模擬面接と比べて実際はどうだったか

模擬面接では、志望動機は聞かれなくなってきていると言われましたが、本当に志望動機が聞かれなかったでです。

それどころか、私がやりたい分野に関しても何も聞かれることはなく、基本的な質問事項としてはこれまでの人生の経験だったように思います。

また、模擬面接ほど、突っ込んだ質問をされることはありませんでしたが、とても良い練習になったと思います。
しかし、そのため突っ込んだ質問を想定して簡潔に答えすぎてしまうと、かえって聞かれなかったということもあり得るので、私は一分以内くらいなら、言いたいことがある場合は先に言っていました。

他の受験生の印象

控室で、私の隣にいた受験生はノートや新聞記事を見ていました。

おそらくノートには想定される質問やその回答が書いてあったのだと思います。
また、クールビズでお越しくださいと書いてあったため、男の人はワイシャツの人が多かったです。

受験生へのアドバイス

笑顔で話すことは大事だとよく言われますが、本当にその通りだと思いました。

こちらが笑顔で話すと、自分の緊張も緩和されますし、相手に与える印象も良く、相手も時折笑顔になって聞いてくれます。

また、受験生は私を含めて、集合時間の15分前には全員揃っていました。
遅くとも、10分前の行動は必須だと感じました。

最後に挨拶をすることもとても大事だと感じました。
これからこの市役所で働くかもしれないということを考えると、面接に関係のない職員の方であっても、積極的に挨拶をしていました。

【柏市役所】公務員試験の面接再現②【2022年】

試験日・試験時間・面接官

2022年8月1日(月)
9時~9時25分
3名

場所・雰囲気

柏市役所の5階にある会議室で面接を行い、部屋の広さはかなり広く、面接官との距離も離れており「声を大きくして離さないと面接官に聞こえないのではないか」と感じるくらいの距離感でした。

面接内容・再現

受験者:失礼します。受験番号〇〇〇〇の(名前)です。本日はよろしくお願いいたします。

面接官A:着席してください。

受験者:失礼します。

面接官A:昨日はよく眠れましたか?

受験者:はい。本日面接ということで少し緊張していましたが、ぐっすり眠れました。

面接官A:そうですか。それでは、面接を始めさせていただきます。

受験者:よろしくお願いいたします。

面接官A:柏市役所以外の自治体も受けられているようですが、市役所を選ぶ決め手は何だったのか、教えてください。

受験者:私は、市役所を選ぶときにどのような政策に力を入れているかを見て、受験するかどうかを決めています。

面接官A:柏市の場合、どのような政策が気になりましたか?あなたはヒアリングシートに柏プロジェクトを挙げていますが、どのような政策か知っていますか?

受験者:ヒアリングシートにありますように柏プロジェクトが一番の決め手になりました。
柏プロジェクトは、高齢者の生きがい就労事業を行っていたり、在宅医療を推進していたりと様々な活動を支援しており、高齢化を見据えた政策が非常に充実していると感じ、決め手になりました。

面接官A:おっしゃる通りです。ヒアリングシートに運転業務が苦手とありますが、運転に不安があるのでしょうか?

受験者:運転に不安があるわけではありません。AT限定ではありますが、免許を持っていて、現在も週に二回ほどは運転をしていますので、問題ないと考えています。

面接官A:分かりました。私からの質問は以上です。

面接官B:では続いて、私の方から質問をいくつかさせていただきます。よろしくお願いします。

受験者:よろしくお願いします。

面接官B:柏市役所を受験しようと考え出したのはいつ頃ですか?

受験者:大学3年生の春に、公務員を志望しようと考えその時に柏市役所を受けようと思いました。

面接官B:民間企業は考えなかったのですか?

受験者:私は、民間企業よりも、政策を打ち出してまちをより良くしていくことができる公務員の仕事に魅力を感じていたので、民間企業よりも公務員を志望していました。

面接官B:なるほど。あなたは塾講師のアルバイトをしているようですが、そこでは何を頑張りましたか?

受験者:塾講師のアルバイトでは、生徒一人一人の成績を向上させるために、なるべく分かりやすく授業を受けてもらえるよう丁寧に教えることを意識して頑張ってきました。

面接官B:では、アルバイト以外で頑張ったことはありますか?

受験者:私は、ボランティア活動に参加した経験があるので、そういった活動も頑張りました。

面接官B:どのようなボランティアですか?

受験者:二つの活動をしており、一つは大学の近くにあるスズラン通りというところで開催されるボランティアともう一つが大学のオープンキャンパススタッフとしての活動です。

面接官B:なぜそのような活動をしようと思ったのですか?

受験者:私は今まで地元が生活基盤でしたので、大学に入って初めて東京に出たため、自分から活動することで東京の人たちを理解しようと考えたからです。

面接官B:ありがとうございます。私からは以上です。

面接官C:では、最後に私からいくつか質問をしたいと思います。
柏市役所に訪れたことはありますか?

受験者:はい。あります。大学3年生の時、柏市役所を受験しようと考えたのですが、まずは情報を集めようと思いパンフレットなどをもらいに行きました。
その時、対応してくれた方がとても優しかったため、素敵な職場なんだと感じました。

面接官C:人事課に行ったのですか?

受験者:いえ。人事課ではなく、一階にあるパンフレットを置いているところです。

面接官C:そうなんですね。ありがとうございます。
あなたは、高齢者支援に興味があるみたいだけど、もしその業務につけなかったらどうしますか?

受験者:高齢者支援の職務につくことができなかったとしても、任された職務を精一杯頑張りたいと思っています。
また、私はDX化や少子化対策など高齢者支援以外でも、たくさんのことに興味があるので、高齢者支援だけに関心があるわけではありません。

面接官C:DX化か。例えば、高齢者にはなかなか普及が難しいと思うんだけど、どうしていくのがいいと思っていますか?

受験者:おっしゃるように、すべての人がデジタル技術を使いこなせるわけではないと思うのですが、高齢者の中でも、使ってみたい、便利なものに触れたいと思っている人に、手厚いサポートをすることが大事なことなのではないかと考えています。

面接官C:まあ、なかなか難しい問題だよな。では次に、文句を言ってくるような市民がいたらどのように対応しますか?

受験者:私は、話を聞き続けるという姿勢は、どのような時にも行っていきたいと考えています。
相手が話しているのに、怒鳴っているから、うるさいからという理由で話を聞くことをやめてしまうのは良くないと思います。
相手が何を主張したいのかを考えて、それに合った対応をしていきたいと思います。

面接官C:分かりました。では、本日の面接はこれで終了となります。荷物をもって退出してください。

受験者:本日はこのような機会を与えてくださりありがとうございました。失礼します。

面接を終えての印象

私が女で、面接官3人が男性だったため、正直少し威圧感を感じました。

受け答えは、比較的無難にできていたと思ってはいますが、些細な言動であったり行動が見られていたと思うと、結果が出るまでは合格とも不合格とも思えず、自分の強みや、ここで働きたいという意志が相手に十分に伝わったのか不安がありました。

面接が25分だと分かった時は、そんなに長い時間頑張れるかと不安でしたが、面接の練習などをしてある程度慣れてくると25分という短い時間で、自分のことをアピールするのは難しいなと思いました。

模擬面接と比べて実際はどうだったか

模擬面接は、小林先生が担当でした。
模擬面接で聞かれた質問が、実際に聞かれたときは「模擬面接を受けておいて本当によかった」と思いました。

志望動機は、どの面接でも話すと思っていましたが、模擬面接で言われた通り、志望動機は話す機会がありませんでした。

また、模擬面接で「話が長いのでコンパクトに話そう」とアドバイスを受けましたが、本番の面接では、細かく突っ込まれることがなく、質問によって長く話したり簡潔にまとめたりする臨機応変さが大切だと感じました。

他の受験生の印象

4次試験まで進んでいる人たちということもあり、みんなこれまで一生懸命勉強してきた人たちなんだということを感じる受験生が多かったです。

面接が始まる前まで、準備してきたノートを見返している人や、身だしなみを整えている人、新聞記事のようなものを読んでいる人など様々な姿が見受けられました。

筆記試験の時も、自作のノートを見返している人や、参考書を読んでいる人がいて、緊張感がありました。

服装はスーツよりも私服のほうが多いように感じました。

受験生へのアドバイス

柏市役所は、比較的分かりやすい場所にありますが、駅から遠いなど少し不便に感じるとところもあると思うので、早めに出ることに越したことはないと思います。

また、電車で市役所に行く場合は、電車の遅延などが発生したとしても、時間通りに到着することができるように、一本早めの電車で行くなどすると良いと思います。

場所が不安だったり分かりにくいと思う場合は、一度下見に行った方が迷わずスムーズにいくことができると思います。

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