特別区の公務員面接試験は、どのような雰囲気、流れで行われているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、江東区の公務員面接試験に合格した方の面接を再現します。
再現した面接内容を参考に面接対策をしましょう。

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【江東区】区面接試験の面接再現【2022年】

試験日・試験時間・面接官

2022年8月23日(火)

14時00分~15時00分

 若い案内係の方が3名、30~50代とみられる面接官が3名

場所・雰囲気

会場は江東区役所ではなく隣接されている江東区文化センター内の会議室。

控室・面接前のヒアリング室・面接室すべて大体学校の教室と同じくらいの大きさ。

控室には長机で4席ほど用意されており、ホワイトボードに面接での注意事項や今後の予定などが記載されていた。

面接前のヒアリングとして隣の部屋に案内され、2人の若い人事課職員から、人事院面接に提出した住所や電話番号、メールアドレス等の確認や事前に用意した面接カードに記載されている内容について軽く触れられる(このヒアリングは採用には一切関係ないとのアナウンスあり)。

その後もう一度控室に戻り、順番になったら先ほどのヒアリング室と反対側の会議室に入室、面接を行う。

ドアのすぐ前に椅子が用意されており、そこに着席。
面接官との距離は大体学校の教室の半分ほどの長さ。会議室であるため声は響きやすく、面接官の声が聞き取れないということは全くなかった。

面接内容・再現

案内係:では、扉を3回ノックして、返事が返ってきても来なくても「失礼します」と言って入室して頂いて結構です。
緊張するとは思いますが、ご自身のタイミングで入室してください。
(笑顔で説明してくださった)

 

受験者:(3回ノック)失礼します。

面接官A(中央の40〜50代と思われる男性):受験番号と名前をお願いいたします。

受験者:受験番号〇〇〇〇〇、〇〇と申します、本日はよろしくお願い致します!

面接官A:それでは、おかけください。

面接官A:本日は20分ほどの面接時間ですので、〇〇さんについて色々なことを聞いていけたらなと思います。できるだけ端的にお答えいただけると時間の都合上幸いです。よろしくお願いします。

受験者:はい!よろしくお願いします!

 

面接官A:えー本日は、江東区を選んで受験していただき、ありがとうございます。
まずはじめになんですけれども、数ある区の中から、江東区を選んでいただきました志望理由というか、きっかけでもいいんですけど、何かお聞きできますか?

受験者:はい、私が江東区の職員を志望した理由は、特別区で1番職員のみなさんがチーム意識を強くもっていると感じたためです。
私は基礎自治体の職員として働く上で、自分が住みたいと思う街で働きたいと考えていました。
長く勤めるには、思い入れがあるところの方が良いと思ったためです。そのため、特別区の出願時にいくつかの区をリストアップしていました。
そこで江東区の採用案内を見ると、山崎孝明区長をはじめとした職員の方々が、皆「チーム江東」という言葉を多用しているように感じました。
アルバイトなどの経験から、私は個人で黙々と作業をするよりも周りの人と一緒に何か仕事をする方が楽しく感じられます。
そのため、江東区こそ自分が働いて、いずれ移り住むのに1番良い町だと感じ、志望させていただきました!
(志望動機の原稿そのままですが、概ね同じことを話しました)

 

面接官A:はい、よく分かりました。ありがとうございます……………なるほど、思い入れがあるということは、〇〇さんは江東区に来られたことがあるんですか?
江東区のどういうところに魅力を感じられたんでしょうか?

受験者:はい、大学1、2年の時に清澄白河や亀戸の方にいき、最近豊洲のららぽーと周辺にも行きました。

区が広いことや東京オリンピックによる開発もあると思いますが、江東区は発展した都会的なエリアと閑静で下町情緒の残る住宅街とが共存しており、暖かくも洗練された街の雰囲気に魅力を感じました。

 

面接官A:なるほど……(あまり納得がいっている表情ではなかったような気がします)それでは次に、〇〇さんは◯◯市出身とのことですが、私この◯◯市について何も知らないんですけれども、ご自身の出身地について何かPRというか紹介というか、そういったものお願いできますか?

受験者:はい、少々お時間頂いてもよろしいでしょうか?

(7秒ほど考えて)それでは、◯◯市について紹介させていただきます!
(市の名産品や、最近駅周辺の再開発が進んで人口が増えていること、市庁舎が建て替えられる予定でこれからもっと綺麗な街になっていくと思うということを1分ほど話しました)

面接官A:はい、ありがとうございます、よく分かりました。
それでは私の方からは一旦、以上になります。

 

面接官B(右の30代と思われる男性):それでは次に私の方から、今度は提出いただいた面接カードの内容に沿ってお話を伺いたいと思います。

まずはじめに、〇〇さんチームで働くことが好きだ、って仰っていたと思うんですけれども、それはアルバイトの経験からなんですかね?

受験者:はい、予備校のアルバイトの経験からです。

面接官B:ありがとうございます。でこちら(面接カード)にアルバイトについて記入して頂いているんですけれども、上司と部下との板挟みに悩んでいたのを、全員でお互いの考えをすり合わせる機会を作って乗り越えられたと。
でもやっぱりこういうことってすごく難しいと思うんですけど、こういったことを実行していく中で何か困難だったこととか、逆に自分なりのアイデアだったりみたいなのはありましたか?

受験者:はい、そちらについては本当に大変でした。まず上司とは〜(以下省略)

面接官B:ありがとうございます。
では次に、〇〇さんが「これは自分で主体的に取り組んで苦労した!」みたいに言える何か経験とかはありますか?

受験者:はい、そちらについても同じく予備校のアルバイトでの話で恐縮ですが、大学1年の時に河口湖で4泊5日の合宿に参加したことです。

面接官B:なるほど。それって、こう、ずっと朝から晩まで勉強するみたいな感じなんですかね?

受験者:はい、そうです。

面接官B:こう、何が特に苦労した、とかありますか?

受験者:はい、そもそも睡眠時間が短く、毎日の平均で2、3時間程度しか眠れないのと、初めましての生徒と関係を築き、成績やモチベーションを上げなければいけなかったことですね。

面接官B:なるほど…もうスタッフと生徒はその合宿がスタートするタイミングで初めて顔をみるんですか?

受験者:はい、そうです。
そのため前日や行きのバスの中で顔以外の氏名や学校、部活について頭に叩き込み、最初の1時間で覚え切りました。

面接官B:なるほど…それはすごいですね、私からは以上です、ありがとうございました。

受験者:ありがとうございます。

 

面接官C(左の50代と思われる男性):それでは次に私からいくつかお伺いします。
〇〇さんは面接カードに、採用されたら働きたい部署として「子ども未来部」って書いてくださっているんですけれども、こちらに関しては何か理由とかそういったものお伺いできますか?

受験者:はい、私がそもそも基礎自治体の職員を目指した理由として「安心して子育てができるまちをつくりたい」というものがあります。
安心して子育てができるということは、それだけ衛生環境や治安、各種支援が整っているということだと考えているため、そういったことも含め安心して子育てができるまちづくりのためにまずはこども未来部で働きたいと考えました。

具体的には、生活に困っている家庭や様々な支援を必要としている家庭に直接意見を伺うなどして、本当に必要なものは何なのかなどを見極め、区の児童相談所設置とともに、そういった生の意見が反映されるようなシステムづくり・維持に貢献したいと思います。

 

面接官C:ありがとうございます。では次に、またアルバイトのことについてお伺いします。
面接カードに、予備校の生徒数を目標であった前年度比+◯◯%まで増加させた、って書いてありますけど、これはなんでこの目標でやろうと思ったんですか?
こう、みんなで決めてというか、自分の考えというか、何か理由があったんですか?

受験者:はい、そちらにつきましては、私がリーダーに在任していた年の前年度で過去最低の数値を出してしまい、これはまずいという空気や上からの指示もあり、その中で、自分達が達成しなければならない数値を考え、目指しました。
とにかくどうにかしないとという空気が大きかったですね…

面接官C:なるほど、わかりました。では私からは以上です、ありがとうございました。

受験者:ありがとうございます。

 

面接官A:ではまた再度私からお伺いします。
人事院面接に提出した資料だと……民間企業で内定を一社持ってらっしゃる?

受験者:あ、いえ、そちらは特別区に最終合格したタイミングでお断りしました。

面接官A:あ、え?あーそうなんですか…なるほど……..もしよろしければ内定された企業の業種など教えて頂いても?

受験者:はい、広告業です。

面接官A:なるほど…広告…..ありがとうございます。
じゃあ今のところ、特別区、というか江東区が第一志望ということで大丈夫ですか?

受験者:はい、そうです。

面接官A:わかりました、ありがとうございます。
ではもうお時間となりますが、最後に私から、あなたを色で表すと何色ですか?

受験者:はい、少々お時間頂いてもよろしいでしょうか?

面接官A:どうぞ。

受験者:(5秒ほど考えて)緑色です。緑色は青と黄色でできています。
青は落ち着きや誠実さを表しますが、私は仕事に対し真摯に向き合い、時には明るさや元気さを表す黄色のように、目標に向かって頑張る姿勢も持ち合わせています。そのため、緑色を選びました。

面接官A:ありがとうございます、よくわかりました。
それでは、本日は以上になります。お時間頂き、ありがとうございました。

受験者:こちらこそ、ありがとうございます。

面接官A:それでは退室して頂いて大丈夫です。

受験者:はい、失礼いたします。

面接を終えての印象

事前に調べていたネットの情報では、面接官は和やかな方が多く、終始穏やかに進んだという意見が散見された。

確かに案内係の人事課職員の方々3名はとても丁寧に対応してくださっていた。

案内されるごとに「お待たせしてすみません」と謝られたことに驚いた。

しかし面接官の方々は、決して圧迫といった空気はないが、しっかり緊張感があった

そうは言ってもやはり、特別区の人事院面接と地元の市役所も受験した上で、江東区が一番落ち着いて面接を進められたように感じた

模擬面接と比べて実際はどうだったか

模擬面接では人事院面接の練習を行ったためそもそも内容の部分で違うところが多かった。何よりオンラインでの面接と対面での面接は、やはり空気感が全く違うと感じた。

オンラインでの面接は、大学3年次に民間企業のインターンシップの面接等で経験していたが、対面での面接は特別区の人事院面接本番まで一度も経験したことがなく、とても緊張した。
しかし人事院面接については、面接カード内容の掘り下げなど、模擬面接で行った内容と被るところもあり、落ち着いて答えることができ、受けていて良かったと感じた

対面での面接は緊張するとはいえ、会場に行くまでに身なりを整えシャキッとした気持ちで会場に向かい、その場の緊張感から逆にいつもより頭が冴えるような感覚もあったため、対面での面接の方がやりやすいところもあった。

他の受験生の印象

人事院面接では、様々な受験生がいた。友人同士で受験しに来ているのか、会場(ロイヤルパークホテル)の入口のところで話している受験生もいた。
自分が想定していたよりも髪の色が茶色い人や、逆にしっかり刈り上げたツーブロックヘアの受験生が多くいた印象がある。
また事前に「ノーネクタイ、ジャケット無し等のクールビズでお越しください」との案内があったため、ジャケットを着用している受験生はほとんど全く見られなかった。
受験生の1人が「寒いのでジャケットを着てもよろしいでしょうか」と控室の職員に質問していたが、その職員は「ジャケット着用は全く構いませんが、面接官には『受験生はクールビズで面接をしますので』と伝えてあるため、そこはご自身の判断で動いてください」といった旨を伝えていた。

総じて真面目そうな人が多い印象であった。

江東区の区面接では自分の他に3人の受験生を見たが、全員髪型や服装がきちっとしており、案内係の方々との受け答えもハキハキしていた印象である。

受験生へのアドバイス

特別区の人事院面接では、早めに会場に入れば落ち着いて手続き(受験票などの提出)が済ませられ、さらに控室で10〜20分ほど待つ場合もある。

そこではスマートフォンを開いて3分間プレゼンの練習などもできるため、自分のスマートフォンに3分間プレゼンや面接練習のための原稿を入れておいたり、不安であれば紙に印刷して持っていけば面接ギリギリまで練習することができる

実際に紙をペラペラめくっている受験生が散見された。

また来年の受験がどうなるかはわからないが、今年度は半蔵門線「水天宮前」駅近くのロイヤルパークホテルが人事院面接会場だった。

近くにはドトールコーヒーショップがあるため、遠くから受験しに来る人などは朝早くからそこのドトールに入って面接練習をしていても良いかもしれない。

私は自分よりも前に受験していた友達と合流し、どんな内容だったかなどを聞いた上で臨んだため、若干落ち着いて面接ができた。

江東区の区面接については、こちらについても来年度がどうなるかはわからないが、面接会場が江東区役所ではなく隣の文化センターであった。

そのため、2次試験の合格が出て第1提示で江東区から連絡が来たら、江東区役所と文化センターの両方に入ってみてなんとなく会場の雰囲気を感じてみると良いかもしれない。

江東区役所には区民や外部の人たちに向けた区の案内パンフレットが置いてあり、無料で持ち帰ることができる。

また江東区は、必ず最後に「あなたを〇〇に例えると?」という質問があるらしいので、対策しておくと良いかもしれない。

【江東区】区面接試験の合格再現【2021年】

試験日・試験時間・面接官

・1日目
2021年7月9日(金)
9時45分~10時15分
3名

・2日目
2021年8月25日(水)
10時30分~11時00分
4名

面接試験の場所・雰囲気

1日目:蒲田産業プラザ

部屋の大きさはとても大きくて、1つの広い会場の中をパーティションで区切られていた。
面接官との距離は遠いと思う。

2日目:江東区役所

部屋の大きさは大きかったと思う。面接官との距離もコロナ禍だからか、けっこう離れていた。

面接内容・再現

1日目

受験者:失礼いたします。

面接官:受験番号と名前をお願いします。

受験者:(受験番号)、(名前)です。本日はよろしくお願いいたします。

面接官:着席してください。今日はどうやってここまで来られましたか?

受験者:電車で来ました。○○線で△△駅で乗り換えをし、そこから□□線で行きました。

面接官:どのくらいかかりましたか?

受験者:1時間くらいです。

面接官:そうですか。それでは、○○さんの自己紹介をお願いします。

 

3分間プレゼン

ここからはあまりよく覚えていないが、3分間プレゼンの内容の深堀りをされた。

私は、特別区の中でも江東区を志望する理由も言っていたので、江東区でやりたい事業を具体的に説明したり、学生時代力を入れたこととして、海外ボランティアについても言っていたので、その内容をより詳しく伝えた。

ほかには、アルバイトについて聞かれた。

アルバイトで大変だったこと、それを乗り越えるために何をしたかというような内容だったと思う。また、自分の弱みについても尋ねられ、その弱みとそれを改善するために意識していることを答えた。

 ・2日目 

受験者:失礼いたします。

面接官:お名前お願いします。

受験者:(名前)です。よろしくお願いいたします。

面接官:よろしくお願いします。ここまで何で来ましたか?

受験者:電車です。○○線と△△線を利用して、約1時間かかりました。

面接官:一人暮らしですか?実家ですか?

受験者:実家です。しかし、ここに就職する際には、近いところでの一人暮らしを考えています。

面接官:そうですか。

最初は雑談のような感じだった。

そのあと、あまりよく覚えていないが、志望理由の深堀りと自分が入りたい部署とその理由についてと実際に取り組みたい事業などを話した。

次は、私が学生時代に力を入れたことについて、海外ボランティアと短期留学の話を詳しく話したと思う。

また、周りからどのような人物だと言われているか、自分を漢字1つで表すと何かについて聞かれたと思う。漢字については、「動」と答えた。なぜなら、私は興味があることや達成したいことについては目標をもって取り組むからであるというように答えた。

最後は、逆質問で終わった。わたしの場合、質問を1つだけした。

たしか、「やりがいがあるなと思った仕事」について質問した気がする。

面接を終えての印象

面接は2回したが、2回とも緊張した

私の場合、就職活動もしていたので、民間企業の面接は何回かしたことがあり、そのときに、結論ファーストと、笑顔で明るく話すように心がけていた

公務員試験の面接も同じで、やはり、結論ファーストと笑顔で明るく話すことは重要であり、特に後者の方は、自分自身の最初の印象や雰囲気をあらわすので、明るく元気の良い感じで臨んでいってほしい

他の受験生の印象

周りの受験生は、面接の前までに自分がまとめた面接内容の紙を読んでいる人が多かったと思う。

受験生へのアドバイス

面接に緊張している方はたくさんいると思うし、私も面接に対して自信はなかったです。

しかし、本番は自分に自信をもって明るく笑顔で話していれば、自然に緊張もほどけ、自分らしさを出せると思います。最後まで諦めずに頑張ってください!!!

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