受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私は社会人として働きながら、公務員試験を受験しました。

もともと「誰かの役に立つ仕事がしたい」という思いがあり、新卒では公務員試験は受けず、民間の金融機関に就職しました。

日々の業務を重ねるうちに、特定の個人の利益を支援することにとどまらず、「もっと広く社会全体の利益に貢献できる役割を担いたい」という思いが強くなっていきました。また、資産運用の提案業務を行う中で様々な税制に深く関わるうちに、人々の暮らしや国の社会基盤を根本から支えている「税」という仕組み自体の重要性や影響力の大きさに強く惹かれるようになりました。

こうした経験から、公平な税の確保を通じて社会の土台を最前線で支える国税専門官として、自分の目標を実現したいと思い、公務員への転職を決めました。

アガルートをお選びいただいた理由

社会人として働きながらの受験だったため、予備校に通学する時間はどうしても取れず、最初から「オンライン完結で学べるところ」を探していました。特に当時の私は通勤時間が片道2時間ほどあったため、この移動時間をなんとか有効活用したいと考え、スマホひとつで手軽に講義を受けられるアガルートが候補に挙がりました。

ネットで調べてみると受講生の評判も非常に良かったですし、他の大手予備校と比べても受講料が良心的で、挑戦しやすい金額設定だった点も魅力的でした。

そして、「合格時のお支払い金額全額返金」という特典も決め手として大きかったです。単に合格すること以外にも、「受講料の全額返金」という明確な目標ができたおかげで、毎日の勉強に対するモチベーションが一気に上がりました。電車移動などの隙間時間をフル活用して最後まで走り切ることができたので、アガルートを選んで正解だったと感じています。

学習の方針と進め方

学習方針として意識したことは、「隙間時間の有効活用」と「スピードを重視したインプット」です。片道2時間ある電車の中ではテキストを広げて書き込むのが難しかったため、重要なスライドをスマホで撮影(スクショ)し、そこに要点をメモして保存していました。そして帰宅後にその内容を実際のテキストへ書き写し、できる範囲で問題演習を行うというサイクルで学習しました。

また、働きながらの勉強は一度ペースが崩れると取り戻すのが大変だと思ったので、学習スケジュールから遅れないよう、まずは動画講義をできるだけ早いペースでどんどん視聴し、全体のインプットを終わらせて講義に追いつくことを最優先に進めました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

一番苦労したのは、復習の時間がなかなか確保できないことでした。平日は仕事の疲れもあり、帰宅後に机に向かってじっくりテキストを見直す余裕が作れず、せっかくインプットした知識がどんどん抜けていってしまう焦りを感じていました。

そこで、「机に向かって勉強しなければいけない」というハードルを下げることにしました。勉強のやる気が低いときは、より気軽に復習をするため、日頃撮りためていた講義のスクショをスマホの写真フォルダでパラパラと見返すようにしました。手軽な感覚で隙間時間に確認できるようにしたことで、心理的な負担が少なく知識の定着を図ることができ、落ちかけていた勉強へのモチベーションも復活させることができました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

講義はテキストベースで進むものの、先生がイラストや分かりやすいメモを交えながら噛み砕いて説明してくれるので、初学者でもすんなり理解できました。また、動画講義なので倍速再生ができたり、分かりにくい箇所を何度でも見返せたりする点も非常に助かりました。

学習方法としては、通勤中に要点を押さえ、問題演習では「たとえ時間がなくても1日1問ずつ、毎日複数の科目に触れる」ということを意識し、知識の抜け漏れを防ぎました。

人物試験対策

模擬面接を2回活用しました。それぞれ別の先生にお願いしたのですが、先生ごとに違った視点や知見からアドバイスをいただけて、とても視野が広がりました。

何より良かったのは、一般的なマナーや総評だけでなく、「国税専門官の面接ではここが見られる」「この経験は現場実務とこう結びつけると伝わりやすい」といった、志望先特有の踏み込んだ実践的なアドバイスをいただけたことです。本番直前の自信と安心感に繋がりました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

平日は片道2時間の通勤時間が主な学習時間となり、行き帰りの電車内で講義動画の視聴に集中しました。帰宅後は仕事の疲れもあるため、無理に重い勉強はせず、電車内でまとめた内容をテキストへ軽く整理したり、10分程度でも軽めの問題演習をコツコツ進めたりする程度にとどめました。

その分、まとまった時間が取れる土日には、平日の疲れた頭ではなかなか集中できない「数的処理」など、思考力を使う重めの科目の演習に時間を充てました。「平日は動画インプットと軽い整理」「休日は頭を使う問題演習」と役割を分けたことで、メリハリのある学習リズムを維持できました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

直前期の学習では、暗記科目の復習を重点的に行いました。

心構えとしては、働きながらの挑戦だったこともあり、ある意味今年は記念受験として捉え、ダメなら来年受け直そうと、良い意味で肩の力を抜いて捉えるようにしていました。ただ、適当に投げやりで取り組むのではなく、せっかく受けるのであれば今できることは最後までやりきろうと、前向きに切り替えていました。そうすることで、プレッシャーに潰されることなく最後まで集中して勉強に打ち込めました。

試験期間中の過ごし方

私の場合、国税専門官の単願だったため、一次試験が終わった直後からすぐに気持ちを切り替えて二次試験(人物試験)の対策に専念することができました。

他の併願先の筆記試験対策に追われることがなかった分、面接カードの内容や、自己PR・志望動機の深掘りにしっかりと時間を割くことができました。模擬面接でのフィードバックも踏まえ、これまでの社会人経験をじっくり振り返り、「なぜ今の仕事を辞めて国税専門官なのか」「培ってきた対人スキルや知識を現場でどう活かせるか」を掘り下げて準備することができました。そのことが、本番の面接でも動じずに自分の言葉で伝える自信に繋がったと感じています。

受験した時の手ごたえ

教養試験を受験した時の手ごたえ

正直なところ、解き終わった直後はあまり出来が良くなかったかもしれないと感じていました。知識系や暗記系の科目は最後まで手が回りきらなかったという印象が残っていました。

それでも、日頃からコツコツ練習していた「文章理解」や、休日に時間をかけて対策していた「数的処理」で点数を稼ぐことができ、なんとか持ちこたえられたという感触でした。

専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験については、手応えを感じることができました。講座では受講していなかったのですが、学生時代に勉強していた「会計学」を選択科目に選びました。

事前に過去問に目を通していたこともあり、比較的スムーズに問題を解き進めることができました。試験時間がかなり余るペースで最後まで解き終え、見直しもしっかりできたため、途中で退室できるくらいの余裕を持って終えることができました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験は、それなりの手応えがあったという印象でした。面接官の方々に対して、現在の業務で培ってきた対人スキルや実務経験が、国税専門官の現場でどのように活きるのかを具体的に伝えることができたと思います。

また、日頃から関心を持っていた「税という仕組み」に対する自分なりの意見や考えについても、自分の言葉で素直にお話しできました。最初は緊張しましたが、途中から落ち着きを取り戻して取り組むことができました。

合格・内定した時の気持ち

合格した瞬間は、働きながら勉強を続けてきた日々の努力が報われて、素直に嬉しかったです。

それと同時に、来年4月からは税務という専門性の高い分野に打ち込める環境に身を置けるのだと思うと、ワクワクした気持ちもありました。

一方で、内定をいただいたことで「これから国の根幹を支える国家公務員になる」という責任の重さや覚悟が急にリアルなものとして実感され、引き締まった気持ちにもなりました。この時の喜びと覚悟を胸に、春からの新しいスタートを切りたいと思っています。

振り返ってみて合格の決め手

振り返ってみて合格の一番の決め手になったのは、社会人生活を続けながらも無理なく継続できるアガルートの学習環境があったことです。スマホで完結する講義や、志望先に特化した実践的な模擬面接のおかげで、限られた時間の中でもやり切ることができました。

また人物試験において、これまでの職務経験や継続して学んできた専門知識を、現場の実務へ直結する強みとして説得力を持ってアピールできた点も非常に大きかったです。

そして、「国税専門官の単願」として覚悟を決め、なぜ他の公務員ではなく国税なのかという理由と熱意を面接官へまっすぐ伝えられたことも、合格をいただけた大きな要因の一つだと感じています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

国税専門官として実現したいのは、税務の最前線に立つことで、社会全体を根底からしっかりと支えることです。

民間企業で働いていた時に感じていた、特定の誰かの利益を追求する目的ではなく、「国のために、社会全体のために働く」という使命感を持ち、公の立場から社会全体に貢献したいと思っています。

具体的には、日々の現場実務の中で適正かつ公平な課税と徴収を徹底していきたいです。誰もが安心して利用できる医療や教育、インフラといった公共サービスを維持し、時代の変化に合わせてさらに発展させていくためには、適切な税収の確保が非常に重要になると考えています。納税者の方々と誠実に向き合いながら国の基盤を支え、より良い社会の維持と発展に貢献していきたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験の勉強は長丁場で、特に働きながら挑戦している方や、周りに同じ境遇の人がいない環境だと、途中で不安や孤独を感じる瞬間がたくさんあると思います。

最終的な合格をつかむためにも、「なぜ民間ではなく公務員を目指すのか」という原点や、この道を選んだことに強いこだわりを持ってほしいです。そのような軸や信念があることで、途中で意志がくじけそうになった時にも、迷わず目の前の勉強に打ち込むための原動力になるかと思います。

また、長い受験生活を乗り切る上では、一人で抱え込まずにモチベーションを保ち合える仲間を作ることもとても大切だと感じます。もし身近にそうした仲間が見つかりにくい場合は、アガルートのサポーター制度やバーチャル校舎などをぜひフル活用してみてください。同じ目標に向かって勉強している人の存在を感じるだけでも、勉強に対して前向きになれます。

覚悟を持って踏み出した自分を信じて、最後まで走り抜けてください。心から応援しています!

公務員試験講座TOP