受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私が公務員を目指したきっかけは、6歳の時に福島県で東日本大震災を経験したことです。当時は幼く何もできませんでしたが、全国から駆けつけた消防隊員の方々に助けていただいた経験は、今も強く心に残っています。就職活動を始めるにあたり、これまでの人生を振り返った際、被災経験が自分にとって最も大きな出来事であると改めて気づき、「自分にできることは何か」を考えるようになりました。民間企業も検討しましたが、都民や国民の安全・安心に直接影響を与えられるのは公務員の立場であると考えました。この思いから防災士の資格を取得し、防災の知識を深めてきました。今後は、助けていただく側だった経験を活かし、東京消防庁の一員として、火災予防・防災の面から首都の安全を支えていきたいと考えています。

アガルートをお選びいただいた理由

私は大学2年生の2月に、公務員試験対策としてアガルートを選びました。受講にあたり複数の予備校を比較検討し、次の点を評価しました。第一に、YouTubeで公開されている講義動画が分かりやすく、講師の教え方が自分に合うと確信できたことです。第二に、テキストが体系的で理解しやすかったことです。第三に、完全オンライン形式のため、大学の授業やアルバイトのスケジュールと両立しながら自分のペースで学習を進められたことです。第四に、模擬面接の予約が取りやすいという口コミがあり、人物試験対策も十分に行えると考えたことです。さらに、合格した場合に内定特典が受けられる制度も、受講を後押しする要因となりました。実際に受講してみると、当初は苦手意識のあった法律科目も、講義が分かりやすかったことで次第に得意科目へと変わっていきました。

学習の方針と進め方

学習サポーター制度を活用し、約3ヶ月に1回の面談で学習スケジュールを作成してもらい、それに沿って進めました。法律や経済など時間のかかる科目を先に固め、過去問演習などのアウトプットの時間も十分に確保しました。また、間違えた問題だけをまとめたノートを作り、毎日の学習の最後に見返すことで、知識の定着を図りました。大学のテスト期間は学習量を減らし、模試の結果をもとに科目ごとの量を調整するなど、計画通りに進まない時はその都度相談して改善しながら継続しました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

ミクロ経済の学習を始めた当初、インプットを重ねても過去問がなかなか解けるようにならず、伸び悩みました。このまま経済に時間をかけ続けるより、他の科目に注力した方が全体の得点は上がるのではないかと考え、受験する試験の専門科目の科目数と、合格に必要な得点を確認しました。その上で、経済の優先度を下げ、数的処理や法律科目の学習時間を増やしました。すべてを完璧にするのではなく、試験全体から逆算して取り組む科目を選ぶことの大切さを学びました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

教養試験対策では、特に数的処理の講座が役立ちました。解説動画とテキストが分かりやすく、解法の考え方から理解できる点が良かったです。学習方法は、1周目は自力で解き、分からない問題は解説や動画で確認しました。2周目以降は分からなかった問題のみを繰り返し、問題を見ただけで解法が浮かぶようになるまで、本番までに5周しました。

専門試験対策

専門試験対策では、特に法律科目の講座が役立ちました。1本の動画が10分程度に細かく区切られているため、分からない箇所だけをすぐに見返して確認でき、疑問点を一つずつ解消できました。学習方法は、一つの分野を学習したら必ず過去問を解き、インプットとアウトプットを繰り返すことを徹底しました。また、講師の教え方がとても分かりやすく、楽しみながら最後まで学習を続けられました。その結果、当初は苦手意識のあった法律科目が、受験直前には得意科目となり、大きな武器になりました。

人物試験対策

人物試験対策では、模擬面接の予約が取りやすい点が良かったです。模擬面接終了後すぐに次の予約を取ることができ、選考直前の時期は毎週受講していました。また、講師を選べるため、様々な質問パターンを経験できました。オンラインでの模擬面接については、対面でうまく話せるか不安もありましたが、本番さながらの緊張感で練習できたため、本番も練習と同じ感覚で臨むことができました。実際に本番で聞かれた質問の多くは模擬面接で経験済みだったため、自信を持って答えることができました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習を始めたのは大学2年生の2月頃です。3年生の9月までは、週3日程度のアルバイトと毎日の授業があったため、帰宅後に毎日3〜4時間勉強時間を確保しました。また、電車などの移動時間も参考書を読むインプットの時間として活用しました。10月には、学習時間を確保するためにアルバイトを退職し、自宅近くのレンタル自習室を借りて1日8〜9時間学習しました。朝9時に起床し、10時から勉強を始めるという生活リズムを決めて継続したことで、安定して学習時間を確保できました。気分転換には近くのカフェに行ったり、散歩をしたりしてメリハリをつけることで、集中力を保つことができました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

試験1ヶ月前の模試で、教養・専門科目ともに5割しか取れず、過去最低の結果となり大きく落ち込みました。しかし、間違えた問題はなぜ間違えたのかを一つずつ分析し、過去問を徹底的に解き直しました。過去20年分まで遡って解き、問題文を見ただけで解法や答えが浮かぶ状態を目指しました。その結果、本番では過去問に類似した問題が多く出題され、落ち着いて対応することができました。直前期も、朝9時に起床し夜0時に就寝する生活リズムは崩さず、体調管理を徹底しました。また、試験の2ヶ月前から実家に戻り、家族のサポートを受けながら学習に取り組みました。

試験期間中の過ごし方

試験期間中も、朝9時起床・夜0時就寝という生活リズムは崩さず過ごしました。新しい問題にはほとんど手を出さず、これまで解いた問題の復習を中心に学習し、入浴中や移動時間は面接練習にあてました。試験が終わるたびに自己採点を行い、間違えた問題を復習したうえで、気持ちを次の試験に切り替えることを徹底しました。また、科目によって対策の優先順位を調整し、たとえば国家一般職の教育学は、第一志望である東京消防庁の試験が終わってから学習を始めました。SNSで就職活動を終えた友人の投稿を見るとつらい気持ちになったため、スマホを見る時間は極力減らしました。夜ご飯は必ず家族と一緒に食べ、気持ちを切り替えるようにしていました。

受験した時の手ごたえ

教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験では、最初に解くことにしていた時事問題で解答があやふやなものが多く、不安を感じました。また、数的処理も時間が足りず解けない問題があったため、全体として思ったより難しく、あまり手応えはありませんでした。一方で、歴史はたまたま事前に勉強していた範囲が出題されたため、自信を持って解答できました。手応えのなさを引きずらず、「専門試験で挽回しよう」と気持ちを切り替えて次の試験に臨みました。

専門試験を受験した時の手ごたえ

専門試験は10科目から3科目を選択する形式でした。あらかじめ準備していた3科目のうち2科目は、問題を見た瞬間にほとんど分からず焦りましたが、冷静に判断し、残りの得意な2科目に切り替えて解答しました。その結果、自信を持って解答することができ、その後の論文試験にも落ち着いて臨むことができました。この経験から、本番で想定外の事態が起きても対応できるよう、予備の科目を用意しておくことの大切さを学びました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

人物試験は、パーテーションで区切られた部屋で3人同時に行う形式だったため、他の受験者の回答が聞こえてきて緊張しました。しかし、質問された内容は模擬面接で聞かれたものと重なる部分が多く、自信を持って答えることができました。面接官の方も笑顔で話を聞いてくださり、手応えは良好でした。特に、第一志望かどうかを確認された際、東京消防庁が第一志望であることを自分の言葉で伝えられたことが、一連の自信につながったと思います。

合格・内定した時の気持ち

インターネットでの合格発表を見た瞬間、まず「努力が報われた」という思いがこみ上げてきました。第一志望であった東京消防庁に合格し、ずっと働きたかった場所で働けることが決まったという安心感が一番大きかったです。すぐに両親に電話で報告したところ、「よく頑張ったね」と喜んでくれたことが、これまでの努力を改めて実感させてくれました。これから入庁に向けて、楽しみな気持ちと同時に、首都の安全を守る仕事を任される責任の重さに身が引き締まる思いです。

振り返ってみて合格の決め手

振り返ると、合格の決め手は複数ありますが、特に大きかったのは模擬面接の回数を重ねたことだと思います。筆記試験は模試を通じて実力を確認し、人物試験は模擬面接を繰り返すことで対策しており、特に人物試験が決め手になったと感じています。また、学習を2年生の2月という早い時期から始めたことで、時間に余裕を持って過去問に取り組むことができ、20年分を繰り返し解いたことで、本番でも落ち着いて対応できました。さらに、直前期も生活リズムを崩さず体調を整え続けたことや、家族のサポートを受けながら安定した環境で学習を続けられたことも、最後まで力を発揮できた大きな要因だったと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

私が公務員として実現したいことは、地域の防災力を高め、一人でも多くの人が災害時に自分と周囲の命を守れる社会をつくることです。まずは消防署で基礎を積み、中期的には火災予防・防災部門で専門性を深め、地域に根差した防災対策に取り組みたいと考えています。特に力を入れたいのは、高齢者の単身世帯への対応です。情報が届きにくく、避難が遅れがちな方々に対し、住まいの防火防災診断や地域の防災訓練を通じて、直接顔を合わせる機会を増やし、自治会や福祉施設と連携しながら、地域住民同士が声を掛け合える関係づくりを進めたいです。また、女性向けの防災講話にも取り組み、母親や保育士など、子どもを守る立場にある方々に向けて、実践的な防災知識を届けたいと考えています。6歳の時に被災し、多くの方に助けられた経験があるからこそ、今度は自分が地域の安心を支える側になりたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験を目指す皆さんに伝えたいのは、模試や倍率の数字に一喜一憂しすぎず、最後まで諦めないでほしいということです。私自身、試験1ヶ月前の模試で教養・専門ともに5割という過去最低の結果を取り、模擬面接でも「このままでは合格できない」と言われたことがありました。しかし、間違えた問題を一つずつ分析し、過去問を繰り返し解き直すことで、本番までに着実に力を伸ばすことができました。また、どれだけ焦っても生活リズムだけは崩さないようにしたことが、最後まで集中力を保つ支えになりました。倍率が高い試験ほど不安になりますが、模試や模擬面接での厳しい評価は、本番までに伸びしろがあるというサインでもあります。最後まで諦めずに取り組めば、結果は必ずついてくると思います。

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