受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私が公務員を目指すきっかけとなったのは、大学3年次に参加したマレーシアでの短期フィールドワークです。現地では、道路や公共施設などのインフラ整備が十分ではない地域や、制度が整っていないことによって生活に困難を抱える人々の姿を目の当たりにしました。そこで、改めて日本のありがたさ、社会の基盤を支える行政の役割の大きさを実感しました。それまで商学部で経営や会計を学んでいたため、公務員は進路として考えたことがありませんでした。しかし、学生時代からボランティア活動に積極的に参加し、人や地域のために行動することにやりがいを感じていたこともあり、利益を追求する民間企業よりも、多くの人々の暮らしを支え、社会全体に貢献できる公務員という仕事に魅力を感じるようになりました。自分自身も行政の一員として、人々が安心して暮らせる社会づくりに貢献したいと考え、公務員を志望しました。

アガルートをお選びいただいた理由

私がアガルートを選んだ理由は、受講料の手頃さとオンラインで学習できる点に魅力を感じたからです。公務員試験の勉強を始めるにあたり、独学では学習計画の管理やモチベーションの維持が難しいと考え、複数の予備校を比較しました。その中で私が最も重視していたのは、「合格できる環境が整っているか」という点です。合格するためには、質の高い講義に加え、自習時間を十分に確保できることや、学習を継続するための仕組みが重要だと考えていました。アガルートは実力ある講師陣による講義をオンラインで受講でき、大学や自宅など場所を選ばず学習できるため、自習との両立がしやすいと感じました。また、合格時の全額返金制度も大きな励みとなり、受講を決めました。もちろん最終的には本人の努力が最も重要ですが、私にはアガルートの学習環境が合っており、合格につながったと感じています。

学習の方針と進め方

私は6月にアガルートへ申し込みましたが、本格的に学習を始めたのは大学を休学した9月からです。休学中は学習時間を十分に確保できたため、大学受験の経験も生かし、毎日約9時間を目安に勉強を続けました。また、2か月に一度、小林先生との面談で学習の進捗を確認し、計画を見直しながら進めました。9月から2月までは憲法・民法・行政法・経済学と教養の数学を中心に基礎固めを行い、2月以降は東京都庁対策として自然科学や小論文、専門記述の学習を法律科目と並行して進めるなど、試験日程に合わせて学習内容を切り替えながら取り組みました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

失敗経験として感じているのは、アガルートの定期面談を十分に活用できなかったことです。商学部だったため周囲に公務員試験の受験者がおらず、学習科目や併願先、試験日程など分からないことばかりでした。しかし、「まだ相談する段階ではない」と考え、初めて面談を申し込んだのは受講開始から半年以上経った1月でした。面談では学習計画や志望先について具体的な助言をいただき、自分に必要な勉強を整理できました。それまで教養試験で不要な古文まで勉強していたことにも気づき、早く相談することの大切さを実感しました。この経験から、努力することはもちろん、自分に必要な学習を見極め、計画的に進めることも同じくらい重要だと学びました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

大学受験の経験があったため、教養科目の講義動画は視聴せず、数学の教材は2周しました。数学は出題数が多く配点も高いため、時間をかけて対策する価値があります。特に苦手意識のある方は重点的に取り組むことをおすすめします。

専門試験対策

小林先生の憲法、民法、行政法の講義は非常に分かりやすく、教材も充実していました。多くの人は、教科書を覚えて、問題集でアウトプットに取り組む人が多いと思いますが、問題集に取り組んだ後、もう一度、教科書を音読して取り組んでほしいです。教科書にはすべて書かれていますし、私はそれで覚えていないところがはっきりし、高得点につながったと思います。

人物試験対策

模擬面接を8回ほど利用し、厳しい指摘を受けながら改善を重ねました。私は本当に面接や、自己PRが苦手でしたが、練習の甲斐があってか、暗記ではなく自分の言葉で話せるようになり、本番でも落ち着いて対応できました。また、SPIなどで受験できる市役所などの面接にも取り組んでほしいです。他の自治体を知って、より自分が志望する自治体のことも知れましたし、本番練習できることは自分の経験につながると思います。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

私は大学を休学し、1月にはアルバイトも辞めたため、学習時間を十分に確保できる環境でした。その分、「今年必ず合格する」という強い覚悟を持って勉強に取り組みました。毎朝9時に大学へ行き、午前中は4時間ほど専門科目を学習しました。午後は数学や経済学などの計算科目に取り組み、気分転換も兼ねて学習内容にメリハリをつけていました。帰宅後は小論文や自然科学などを2時間ほど勉強し、1日8~9時間の学習を継続しました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

東京都庁の試験は4月と早かったため、直前期は焦りながら勉強をしていました。東京都庁は専門科目の記述試験があり、私は2月中旬ごろから取り組み始めました。科目を絞り、憲法、民法、行政法しか勉強しませんでしたが、アガルートの冊子を毎日暗記し、特に最後の1週間は勉強時間のすべてを専門記述の暗記に取り組んでいました。また、教養試験は時間を計り、過去問を10年分解きました。小論文は過去問を5年分解きました。東京都庁は傾向がはっきりしており、過去問の焼き直しも多いため、広く学習するよりかは、東京都庁対策をすべきだと思います。

試験期間中の過ごし方

試験期間中は、東京都庁、国家一般職、兵庫県庁の筆記・面接対策を並行して進めながら、官庁訪問や留学に向けたビザ申請などの準備も行っていました。限られた時間の中で優先順位を意識し、特別なリフレッシュを設けることなく、目の前の課題に淡々と取り組んでいました。国家一般職の筆記試験終了後は、筆記対策を一区切りとし、面接対策に集中しました。兵庫県庁は筆記試験の倍率が比較的低く、第一志望である東京都庁と国家一般職の面接対策を優先したことで、限られた時間を効率的に活用できたと感じています。

受験した時の手ごたえ

教養試験を受験した時の手ごたえ

平均点くらいだろうと思いました。特に、数学は過去問より難しく感じましたが、グラフの問題など取りこぼしのないように集中力を切らさず解答しました。自然科学も物理、化学、生物、地学から1問ずつしか出ませんが、アガルートのテキストと、過去問に取り組んでいたため、2問解答することができました。

専門試験を受験した時の手ごたえ

手応えがありました。2題(民法、行政法)完答、1題(憲法)は6割ほど書けたと思います。最後の1週間はアガルートの冊子を音読して、8時間ほど勉強していたため、その成果を出せたと思います。特に近年の東京都の専門記述は過去問の焼き直しが多いです。東京都で過去5年以内に出題された問題を排除して、アガルートの冊子で学習すれば、十分合格点に届くと思います。勉強法としては、暗記、音読、反復です。心配な人は4教科選択してもいいと思いますが、私は3科目に集中して学習しました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

アガルートの模擬面接を2回と兵庫県庁のSPI試験で一度面接した経験で、東京都庁に挑みましたが、手応えはありませんでした。主に志望理由と自身のことについて聞かれました。志望理由はしっかり話せましたが、自己分析が不十分だったため、自己PRは下手だったと思います。沈黙する場面もありましたが、最後まで、面接官の目をしっかり見て、自分なりの言葉で話そうとする姿勢を貫いたことが、合格へ一歩近づいたと思います。

合格・内定した時の気持ち

最終合格の結果を見たときは、安心した気持ちが一番大きかったです。一方で、東京都庁はその後に採用面談があるため、素直に喜んでよいのか分からず、実感はあまり湧きませんでした。それでも第一志望に合格できたことは本当にうれしかったです。結果発表までは大きな不安はありませんでしたが、それまで続いていた緊張から解放され、ようやくぐっすり眠れるようになりました。公務員試験は長期戦ですが、最後まで諦めずに併願先の対策もしっかり行ってほしいと思います。

振り返ってみて合格の決め手

エントリーシートの添削と模擬面接を繰り返し受けたことです。筆記試験対策はもちろん重要ですが、面接対策も同じくらい大切だと実感しました。私は自己PRに強い苦手意識がありましたが、添削や模擬面接を重ねることで、自分の言葉で話せるようになりました。面接では普段の会話をするような自然な姿勢を意識し、自分の強みを簡潔に伝えられるよう準備することが大切です。ただ、私のような本当に面接に苦手意識のある人は、東京都庁は筆記と面接の合計点で合否が決まるので、筆記試験対策を十分にやっていただきたいです。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

東京都庁職員として、誰もが安心して暮らし、自分らしく能力を発揮できるまちづくりに貢献したいと考えています。私は留学や海外でのフィールドワークを通じて、多様な文化や価値観に触れたことから、多文化共生に強い関心を持つようになりました。一方で、日本では外国人の受入れが進む一方、地域での不安や相互理解の不足も課題となっています。私は、日本人と外国人の双方が安心して生活できる環境づくりに取り組みたいです。そのために、都民への異文化理解の促進や、外国人への日本語学習支援、生活ルールや行政サービスの分かりやすい情報提供などを充実させ、多文化共生社会の実現に貢献したいと考えています。また、どの部署でも相手の立場に立って丁寧にコミュニケーションを取り、都民や職員から信頼される職員を目指したいと思います。

受験生に対するメッセージ

ここまでアガルートの魅力についてお伝えしてきましたが、最終的に合格を決めるのは自分自身の努力だと思います。私は休学して勉強時間を確保できましたが、大学やアルバイト、民間企業の就職活動と両立しながら受験される方も多いと思います。公務員試験は長期間にわたるため、思うように成績が伸びず、不安になることもあるかもしれません。そんな時こそ、「なぜ公務員になりたいのか」「1年間他の人より大変な勉強をしてまで公務員を目指すのはなぜなのか」という原点を思い出し、自分と向き合うことが大切です。焦らず一歩ずつ努力を積み重ねれば、必ず成長できます。最後まで自分を信じて、悔いのない受験生活を送ってください。皆さんの合格を心から応援しています。

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