受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員を目指すきっかけ

私は中学生の頃、公民の授業で裁判所の役割や三権分立について学んだことをきっかけに、法律や裁判に関わる仕事に興味を持つようになりました。その思いから大学では法学部に進学し、法律や判例について学びました。大学時代に卒業後の進路について講師へ相談した時に、初めて裁判所事務官という職種があることを知り、裁判手続を支える重要な役割に魅力を感じました。

大学生の時に裁判所事務官を目指して公務員試験を受験しましたが、結果は不合格となり、卒業後は民間企業へ就職しました。しかし、働く中でも裁判所で働きたいという思いは変わらず、後悔したくないという気持ちから、仕事と両立しながら公務員試験の勉強をすることを決意しました。

アガルートをお選びいただいた理由

当初は市販の参考書を利用し独学で勉強をしていましたが、幅広い科目の学習が必要になるため、予備校でサポートしていただきながら、効率的に学習を進めたいと考えました。社会人として働きながら公務員試験の合格を目指していたため、通学型の予備校は勤務時間や休日の都合上難しいと考えました。そのため、自分の好きなタイミングで受講できる通信講座を利用することにしました。試験の年齢制限が近いこともあり、次の試験で結果を出したいという思いがありました。そこで、複数の公務員試験対策講座を比較した結果、内定実績が高く、フルカラーのテキストなどを魅力に感じたため、アガルートを選びました。さらに、内定特典があることで、必ず合格しようというモチベーションにも繋がりました。

学習の方針と進め方

受講開始前のオンライン相談で、自分に最適なプランや、合格までの学習スケジュールを作成していただきました。各時期に取り組むべき内容を把握したうえで学習を開始できたので、指針になり大変参考になりました。受講開始後は、毎月学習サポートで配信されるホームルームを活用して、その時期に応じた勉強方法を確認しながら進めていました。また、1〜2ヶ月に1回程度の頻度で学習サポーターを予約し、勉強の進捗状況や悩み相談を聞いていただきました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

仕事をしながら勉強を続けることが予想以上に大変でした。仕事が終わってから勉強する生活を続けていましたが、疲れてやる気が起きなかったり、残業等で帰りが遅くなり勉強時間が確保できないこともありました。このままで本当に合格できるのだろうかと不安になり、退職を考えましたが、まずは会社に相談して自分の状況を伝えたところ、時短勤務を提案していただきました。そのおかげで仕事と勉強を両立することができました。夢を応援してくれた会社には感謝しかありません。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法(使い方)

教養試験対策

とにかく数的処理が苦手だったので、真っ先に対策を始めました。ところが、講義を一通り聞いても問題を自力で解けるようにならず、焦りを感じていました。そこで、裁判所の過去問の出題傾向を調べて、出題されやすい分野を重点的に勉強するようにしました。また、時事については講義を受けつつ通勤時間にも音声を聞き流しながら、知識を定着させるようにしていました。

専門試験対策

法律科目は講師の説明が分かりやすく、勉強をしていて楽しいと感じながら学習を進めることができました。講義を聞きながら教科書に直接マークや書き込みをしたり、イラストを描くことで理解が深まりました。復習する時や本番直前でも教科書を活用していました。

人物試験対策

講義の中に面接の再現動画があり、受験者の良かった点や改善した方がよい点をメモしながら視聴していました。面接官の視点になって見ることで、どのような点が評価されるのか、またどのようなことに気を付ければいいかを理解することができました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

仕事を続けていた期間は、平日は2〜3時間ほど勉強していました。通勤時間は車内で講義の音声を聞いたり、昼休みに問題集を解いたりなど、スキマ時間を見つけて少しでも勉強しようと意識していました。一方で、休日は仕事の疲れから4〜5時間程度しか勉強できていなかったため、振り返ってみるともう少し努力できた点だと思います。直前期には試験に専念するため会社を退職し、図書館の開館時間である9時から閉館する19時まで勉強していました。帰宅後も自宅で勉強しており、1日10時間以上を目標に勉強をしていました。

直前期の過ごし方(どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか)

苦手だった数的処理は、全ての分野を復習するのではなく、頻出単元に絞って過去問を繰り返し解きながら着実に解法を身につけるようにしていました。現代文や英語は新しい問題を解くのではなく過去問の復習に絞り、解答を導くための考え方を理解するようにしていました。また、短期間で点数の向上が見込める法律科目や時事などの暗記科目に力を入れて勉強をしていました。論文対策は、講座を視聴して基本的な書き方の型を学びながら、アガルートの問題集や裁判所の過去問の中から1日1題書くようにしていました。

試験期間中の過ごし方

直前期は筆記試験の勉強を優先していたため、面接対策は一次試験終了後から本格的に始めました。裁判所の面接試験は、一次試験合格後に日程が決定し、6月上旬から7月上旬頃までの期間で行われます。私は面接日が早かったため、一次試験が終わってから二次試験の面接までの期間は約1ヶ月と短く、予想以上に準備期間が限られてしまいました。私は、アガルートやハローワークで計5回程度模擬面接を受けましたが、筆記科目に余裕がある方は、早めに面接対策をすることをおすすめします。

受験した時の手ごたえ

教養試験を受験した時の手ごたえ

午前中に教養試験がありましたが、数的処理が予想以上に難しく感じました。応用問題の出題が多く解けなかった問題があったため、足切りラインに届いていないかもしれないと不安になり、手応えは全く無かったです。試験後の昼休みの時間も絶望的な気持ちでしたが、結果を気にしても仕方ないので、とにかく午後の専門試験で実力を出し切ろうと気持ちを切り替えました。

専門試験を受験した時の手ごたえ

専門科目は、苦手な教養科目の点数をカバーできるよう重点的に対策を行いました。問題集を繰り返し解き、掲載されている問題で答えられないものがないと感じられるレベルまで達したため、本番前から自信を持っていました。試験中も手応えを感じながら問題を解くことができました。結果として9割近く点数が取れたため、力を入れて勉強した成果が発揮できたと感じます。

人物試験を受験した時の手ごたえ

面接までの準備期間が短く、限られた期間で対策を進めました。頻出質問とその回答を50問ほど用意したり、アガルートやハローワークで模擬面接を繰り返し行いました。模擬面接の時に、猫背にならないように姿勢良くすることと、目線・笑顔を意識することを指摘されたため、本番でも特に意識しました。その結果、面接官からも姿勢や表情について触れていただけました。また、面接の途中で予想外の質問があり焦ってしまったのですが、「少し考えさせてください」と伝えて、落ち着いて回答することができました。

合格・内定した時の気持ち

大学生の頃から裁判所で働きたいと思っていましたが、当時は公務員試験を受験したものの合格することができませんでした。そのため、社会人になってから改めて挑戦することには不安もありましたが、諦めずに勉強を続けてきました。合格発表で自分の受験番号があった時は、これまでの努力が報われたと感じて本当に嬉しかったです。また、合格から内定の連絡が来るまで、しばらく日にちが空くと思っていましたが、合格発表日当日に内々定の連絡があったことに驚きました。

振り返ってみて合格の決め手

合格の決め手は、自分自身の得意科目と不得意科目を理解した上で、学習計画を立てたことです。裁判所の一次試験の筆記は、教養30問・専門30問です。それぞれ足切りラインはありますが、合計点数が重要になります。私は教養科目にはあまり自信がなかったため、専門科目で高得点を取ることを目標にしていました。また、一次試験の約1ヶ月前に仕事を退職しましたが、最後の追い込みの期間になったので辞めるという決断をしたことも良かったと思います。二次試験の面接対策では、模擬面接を受けているときの自分を録画して、姿勢や動作など気になるところを改善しました。本番では自信を持って受け答えできたと感じています。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

裁判所は、裁判部と事務局に分かれています。さらに裁判部では、民事部・刑事部・家事部・少年部があり、それぞれ異なる役割を担っています。私は、部署異動を通じて様々な業務を経験し、幅広い知識や実務で必要な能力を身につけたいと考えています。また、裁判所の事務職員は、特に適正かつ迅速な事務処理が求められるので、正確性を意識しながらもスピード感を持って仕事に取り組みたいです。日々の業務では、裁判官と書記官と連携を取りながら、チームで仕事をすることを心がけたいと思います。また、事務局では裁判所という組織を支える仕事ができます。将来的には、裁判所で働きたいと思っている方に向けて魅力を伝えられる仕事もしたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

私は、大学生の時も社会人になってからも公務員試験を受験してきたため、それぞれの大変さを経験してきました。大学時代は、周りの友人たちが民間のインターンシップや面接などの就職活動を進めるなか、試験勉強をすることになります。徐々に内定を獲得する友人が増えたり、予備校で成績の良い受験生を見たりするたびに、自分と比較して焦りや不安を感じることが多くなりました。そして、筆記試験に合格できるのか不安になったり、もし不合格になれば就職できないと思い詰めたりしました。社会人になって再度目指そうと決意した後も、仕事をしながら勉強をする難しさを感じました。仕事が終わってから勉強時間を確保できなかったり、合格するか分からない試験のために仕事を辞めるか悩んでいました。それでも最後まで諦めずに勉強できたのは、絶対に裁判所で働きたいという思いの強さと、家族や友人など周りの方々の応援があったからだと思います。なんでこんなに辛い思いをしてまで勉強しているのかと思うこともあるかもしれません。しかし、公務員を目指したときの決意を忘れず、最後まで思いを貫くことが合格に繋がると思います。

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