受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

松浦市役所

公務員を目指した理由・契機

松浦市は地元の平戸市の隣ということもあり、以前から何度も訪れたことがありますし、高校からの友人も居たりと、自分にとって馴染みがある街です。
また、水産物はもちろんですが、畜産業を始めとした農業も盛んで、元寇の歴史もあったりと、多くの魅力が溢れる街だと感じています。加えて、西九州自動車道の整備により、今後さらに発展していく可能性もあると考えています。
自分にとって馴染み深く、魅力あふれる松浦市において、私の強みである、前向きで明るく、誰とでも仲良くできる性格を活かし、職場の皆さん、市民の方々と協力して、地域を活性化させる様々な活動に携わり、松浦市を引いては、県北地区を盛り上げていきたい、そのように考えまして行政職を志望しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

学費が抑えられる点や、合格特典などが充実しているためです。
また、以前もアガルートで別の講座を受講したことがありましたが、その時、講義が非常に分かりやすかった点も魅力でした。加えて、面接対策にも対応していただけることも理由の1つです。

勉強の方針と進め方         

専門試験で得点を稼ぐように、専門試験の勉強に時間を多く割くようにしていました。
専門試験はボリュームも多く、最初は苦労することも多かったですが、一通り学習をしてしまえば、過去問と同じような問題が本番でも出るため、対応しやすいです。
また、経済学に最初は難しさを感じましたが、過去問を繰り返すことで、最終的には得意教科にすることができたと思っています。加えて、行政学や政治学などのいわゆる学系科目は、ボリュームが少ないので、試験直前の勉強で点数を伸ばすことができると思います。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私はこれまで、地元の市役所で2年間、法務省の専門職として8ヶ月仕事を行ってきました。
市役所はポジティブな理由で辞めたのですが、法務省専門職は仕事が自分にどうしても合わなかったというネガティブな理由でした。
結局のところ、理由はともあれ、結果的に2度の短期離職で多くの人に迷惑をかけてしまったことが失敗してしまった経験だと思っています。
ただ、失敗してしまったことをクヨクヨしても仕方ないので、これまでの経験を今後に活かすことを心に決め、勉強を頑張りました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

教養試験対策は、数的推理に多くの時間をかけました。しかしながら、途中から、この数的推理を得意分野にすることはできないと感じ、その他の分野の勉強もしっかりと行い、最終的には、数学や物理以外の科目は勉強しました。


 人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

 人物試験対策講義は3度利用しました。
対策講座を通じて、「面接の雰囲気を感じることができたこと」、「頻出質問を知ることができること」が良かったと感じています。
面接対策講座では、複数の講師と練習することができるため、緊張感を持った状態を保ったまま、練習することができると思います。
また、頻出質問等はインターネットでも調べうことができますが、それは一般論です。自分の経歴ではどのような質問がされやすいのかを知るためには、やはり個別練習が必要なのかなと感じました。

学習時間をどのように確保し,1日をどのように過ごしていましたか?

私は勉強を辞めて、自宅の農業を手伝いながら勉強を行なっておりました。
具体的には、朝の7時から15時ごろまでは農業を行い、その後は食事やお風呂の時間以外は勉強を行い、0時に就寝するようにしていました。
公務員試験は複数科目をバランスよく勉強する必要があるので、メリハリを付けながらも、1日に3科目以上は勉強するようにしていました。暗記系科目と計算系科目を交互に行うと、気分転換もすることができるのでオススメです。

 直前期の過ごし方

直前期は、これまでやった勉強の復習をするようにしていました。
ただ、公務員試験は範囲も膨大であるため、直前期にこれまでの内容を総復習することは難しいです。ですので、直前期に自分の苦手分野を効率良く復習できるよう、直前期に入る前から工夫することが重要だと感じます、具体的には、自分がこれまでできなかった問題にチェックをつけておき、併せて、テキストのどの部分を読めばよいかメモをつけておくことで、効率よく復習できると思います。

 試験期間中の過ごし方

基本的には復習をするようにしていました。復習の仕方については上述した通りですが、他にも例えば国税専門官を受験する直前は会計科目を重点的に復習するなど、配点が多い科目を重点的に復習するよう心掛けていました。
また、試験前はギリギリまで諦めないことが重要だと思います。現に、試験前日に確認したことが、本番で出たこともありました。1点を取るため、最後まで諦めず勉強を詰め込み、試験後は1日リフレッシュ休暇を取り。
次の日からは、また次の試験に向けて、1点を取りに行く勉強を行うことが大切だと思います。

教養試験を受験した時の手ごたえ

教養試験は、政令指定都市、国税専門官、市役所と、複数回受験しましたが、数的推理の難易度の差が大きいと感じました。特に、国税専門官の試験は応用的な論点多かったように感じました。
しかし、数的推理以外の科目については、それほど大きな難易度の差を感じませんでした。受験した手応えに関しては、数的推理は国税専門官以外の受験先はできた、数的推理以外は、どの試験もできたという手応えを感じました。数的推理以外の勉強も大切だと思います。

人物試験を受験した時の手ごたえ

政令指定都市、国税専門官は、自分が離職した理由をうまく説明できなかったこともあり、あまり良いものではありませんでしたが、その後、退職理由を改めて整理して臨んだ市役所試験は、退職理由を明快に伝えることができたため、手応えがよかったです。また、市役所試験では、面接中に笑いが起こるなど、和やかな空気でした。
やはり、転職する人や、離職経験がある人は、その理由をしっかりと説明することが重要だと感じました。

合格・内定した時の気持ち

これまでの努力が実った感覚があり嬉しかったです。また、私の場合は、これまで市役所と国家専門職を、理由は違えど短期離職した過去を持っているため、やはり最後まで不安はありました。
しかしながら、家族など多くの人に助けてもらいながら、内容を精査することができたため、最終的には、自分も他人も納得することができる説明を行うことができたと思います。ですので、内定を頂いたときは、やはり自分を助けてくれた人への感謝の気持ちが大きかったです。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

「2度の退職理由を明快に説明できたこと」「終始笑顔で、元気よく面接に臨んだこと」の2点だと思います。
職歴がある方は、間違いなく前職を辞めた理由は聞かれることになりますので、しっかりと整理しておくことが重要だと思います。
加えて、やはり若者らしさを感じてもらうことも大切だと思います。専門的なことは面接官には基本的には勝てませんので、人柄の良さ、フレッシュさをアピールし、一緒に仕事をしたいと思ってもらうことが大切だと思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

これまで市役所農林課で勤務をした経験や、少年鑑別所の心理技師として仕事をするために、心理や福祉領域の勉強を行なってきた経験がございますので、農林課や福祉課で、これまでの経験を活かしながら、仕事をしてみたいと考えています。
また、学生時、学生寮の広報部長をしたり、前職の市役所では、地元の農家さんを取材し、農業の魅力を発信する活動を自主的に行っていた経験がありますので、これまでの経験を活かし、時津町が持つ魅力を、より多くの人に、伝える活動にも携わりたいです。
ただ、どの部署に配属されても、私が大学4年間の寮生活で培ってきた、持ち前の明るく楽しい性格で、積極的に職場の雰囲気を盛り上げ、チームワークを重視しながら、仕事を行っていきたいです。

受験生に対するメッセージ

公務員試験を突破するためには、「継続的に勉強をすること」、「自分を真摯に見つめること」2つのことが重要だと思います。筆記試験は複数の科目があり、皆さん大変に苦労されていると思います。しかし、公務員試験の問題は、数的推理以外の科目は、知っていれば解けるという性質を持っていると思います。ですので、やはり勉強をしただけ、点数は伸びてくると思います。1年間の勉強を続けるために、一生懸命勉強しながらも、明日に向け少しだけ余力を残し、最後まで走り続けることを意識して、日々の勉強を頑張ることが大切だと思います。
面接試験では、自己理解が最も大切だと思います。自分の発言に自分が納得していなければ、説得力は出ません。公務員として理想の姿を演じることに囚われ過ぎないよう注意して下さい。