合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

国家一般職(東京税関)

公務員をめざした理由・契機

そこそこ名前の通っている大学を卒業し、新卒採用で民間企業に入りましたが、サービス残業や休日出勤が横行し福利厚生も整っておらず将来に不安を感じたため、退職しました。
ベンチャー企業だったため、転職活動で労働環境や福利厚生が整っている大企業などに就職することはかなり難しいことが分かっていたため既卒や短期離職が不利に働かない公務員を受験することを決めました。

また、公務員はボリュームゾーンがMARCHのため筆記試験も問題なく通ると思い、公務員を目指しました。このような安定が、、、福利厚生が、、、等の適当な理由で公務員を目指した場合、志望動機を考えるのが大変になりますが、そこはインターネットやアガルートアカデミーさんの講師等活用し、頑張ってください。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

インターネットの各予備校の待遇を比較検討していたところ、アガルートアカデミーさんの返金特典と面接回数無制限に惹かれ、受講を決めました。
実際他の予備校では、人が多いあまり高いお金を払ったにもかかわらず面接の予約が取れないということが多々あったと話を聞いたので、アガルートアカデミーさんを選んで良かったです。

勉強の方針と進め方

年内には専門科目+数的を8割取れるようにすることを目標に進めていました。が、実際12月には小論文や学系科目に何科目か手を出し始めました。年明けは学系科目、時事、面接対策を中心にしながら、本番の緊張感に慣れるために模試などを受けていました。
勉強時間としては、平日は朝6時に起床し勉強。また電車内や休憩時間などの隙間時間を有効活用しながら仕事終わりに自宅でも勉強し1日4-5時間は確保してました。休日には自宅または集中できない時には図書館などを活用しながら日にもよりますが8-13時間は勉強していました。

人によってはスタプラなども活用しながらモチベーションを維持していました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

模試は模試でしかないです。私は直前の4月の模試で上位3%の順位をとってしまい、調子に乗り勉強を怠った結果、特別区の試験でこけました(なんとか通過はしましたが、点数や席次ともに低かったです。また受験生は直前に伸びる傾向にあるため、油断は禁物です)

模試を受けると、その結果次第で一喜一憂しますが、模試は模試でしかありません。ですので、結果に対して一喜一憂せずに自分の勉強のどこが足りてないのか、を把握するために活用してください。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

私は基本的には独学で勉強し、小論文と人物試験の対策のためにこの講座を利用したため、教材や講義の動画はほとんど利用していませんでした。ただ、独学の際にわからないところや演習量が足りない時に教材や講義を受講しながら利用しました。
講義の感想としては、特に資料解釈の講義はわかりやすかったです。講義を受講する前は資料解釈の問題が苦手でほとんど放置していました。しかし、この講義を受け資料解釈の問題の見方や解き方のコツ等わかりやすく教えていただいた結果、実際の試験ではほぼ全問正解をとることができました。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

1月からと早いうちから対策できる点が非常に良かったです。今年は特別区の面接カードが、申し込みと同時になったことに加え、前述したように私自身、短期離職持ちで志望動機も固まっていなかったため、早いうちから先生に相談に乗っていただけたのはとても大きかったと思います。

模擬面接を予約する際に必ず模擬面接をやらなければいけないという訳ではなく、面接カードの相談や筆記試験の相談など自由に活用しても構わないとの事だったので、積極的に利用したほうがいいと思います。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

フルタイムで働きながらの受験のため、隙間時間を有効活用しました。私の受験期の勤務先は副業や転職活動をしてる方が多い職場のため、休憩時間なども周りを気にせず勉強してました。なので、平日は出勤する前、休憩時間、隙間時間、退勤後併せて、4-5時間勉強してました。

休日には自宅または集中できない時には図書館などを活用しながら日にもよりますが8-13時間は勉強していました。人によってはスタプラなども活用しながらモチベーションを維持していました。

直前期の過ごし方

前述した通り、模試でいい結果をとってしまったが故に勉強を怠ってました。そのため、早く試験日が来ないかなと、毎日思いながら日々を過ごしていました。なので、緊張や試験日が近づくことにまったく不安はありませんでした。
ただひとつアドバイスをするとするならば、直前は新しいことには触れずに復習を中心にしながら、1回受けた模試を再度受け、自身の成長を感じることでモチベーションのアップに繋げると良いと思います。

試験期間中の過ごし方

筆記試験の時は特別区と国家や地上の試験で1ヶ月ほど空くため、ひたすらに勉強してました。特別区でこけてしまった焦りから、SNSなどの誘惑を全て排除し空き時間は全て勉強に費やしました。
面接試験は地上の筆記試験が終了後、すぐにきますが国家一般職の説明会など予定が多く入るため、事前に対策しといたほうがいいです。直前期になると人物試験の対策の予約がすぐに埋まってしまうため、早め早めに対策するかなり有利になります。

教養試験を受験した時の手ごたえ

試験ごとに手応えは異なりますが、国家一般職に限って言えばかなり手応えはありました。直前の国税専門官の数的がかなり難しかったため、それと比べると国家一般職の試験は簡単に感じました(点数は7割でした)

教養試験は教科数が多く勉強が大変かとは思いますが、全ての範囲を勉強するのではなく頻出の範囲のみ勉強するのも1つの戦略です。無理に苦手な科目を勉強するよりも数的処理や文章理解に時間を当てた方が成績は伸びると思います。

人物試験を受験した時の手ごたえ

人事院、官庁共に15-20分と面接時間も短く、終始和やかな雰囲気で終われたため、手応えはありました。ひとつの事を深く聞くと言うよりは、広く浅く聞かれたイメージです。多くの方が言っていることですが、「明るく元気よく」は人物試験の中でいちばん重要なことだと思います。

また、深堀対策に面接問答集を作成すると思いますが公務員試験は民間と違い、深堀りはあまりされないので広く浅く対策し、全部暗記するのではなく目を通す程度にするのがおすすめです。

合格・内定した時の気持ち

私は新卒で入社した会社を数ヶ月で退職し、フリーターをしながら後がない状態での受験でした。合格発表の日と以降確認の面談の日程が被り、電車の中で合否を確認しなければならなかったのですが、合格・内定を頂いた時は非常に嬉しかったのと同時に安堵しました。

公務員試験は勉強が大変にも関わらず、試験を受けてから合格発表までの時間が非常に長く、心身ともに疲弊しますが、その分合格・内定を頂いた時の喜びはとても大きいです。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

情報収集を怠らなかったことです。私は公務員試験において、公務員試験に限らずですが情報を持ってるか持ってないかで、かなり差がつくと思います。例えば面接試験も前年の質問の内容を知っていれば、効率よく対策ができるのと同時に質問に対して心構えもできます。

ですので、予備校だけではなくオープンチャットやTwitter、note等を活用しながら筆記・面接試験や採用の流れ等情報を集めながら対策できたことが、合格の決め手だと思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

正直なところ当初は公務員として実現したいこと・取り組みたいことはありませんでしたが、実際に国家公務員のことを調べていくうちに、国家公務員は国家全体に関わる業務を行っており、スケールが大きい仕事ができる国家公務員ならではの仕事にとても魅力を感じるようになりました。
そのような中でも、大学時代に学んだことを活かせることに加え、他の官庁に比べ様々な業務があり、各種研修が充実しており働きながら自己の能力が高められる税関職員に興味を持ちました。
そして私は税関職員として、不正薬物等の密輸を水際の最前線で防ぎ、「安全・安心な社会を実現する」という強い使命感や誇りを持ちながら、仕事に取り組んでいきたいと考えています。

受験生に対するメッセージ

公務員試験は長丁場であり、自分のやっていることが本当に正しいのか、このままでよいのかなど不安を抱えながら、勉強をしていくことになると思います。そんな時は1人で抱え込まずに友人や予備校の講師の方などに相談し不安や悩みを吐き出してください。また、勉強を根詰めすぎてもいつか力尽きてしまうので、適度に息抜きをしながら、頑張ってください。

また、特に地方公務員に関しては面接試験の比率が非常に高いですが、筆記試験に気を取られ対策が疎かになってしまいがちです。自己分析や模擬面接の予約など中々気持ち的に進めることが難しいかもしれませんが、面接が苦手だなと感じる人ほど早め早めの対策を心がけてください。
最後まで諦めずに努力し続ければ必ず報われます。皆さんの合格を願っています!