合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

内定先

浜松市役所

公務員をめざした理由・契機

育休、産休や有給などがしっかり取れる職種に転職したかったからです。私は今年の3月末までは看護師として働いていました。結婚を機に退職し浜松で求職することになりました。将来的に子育てをしながら働くことを想定した時に不規則な勤務でなかなか休みを急には取りづらい看護師は自分には厳しいと思い職種を変えてみても良いかなと思いました。
市役所職員として働く友人の話を聞いたところ、産休育休をしっかりとり子育てしながら働く市役所職員の話を聞き、公務員に魅力を感じました。
また、公務員試験は筆記試験、面接などの全ての試験が点数化され公平に選考されるというイメージがあったので、それなりに対策をしっかりしていけば自分でも合格できる可能性があるんじゃないかと思ったのもきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

某大手公務員予備校の資料と見比べた時に価格が安かったのが一番の決めてでした。また、価格だけじゃなく、オンライン講義で自分のペースで進められることや模擬面接が回数無制限で受けられることも魅力に感じました。

勉強の方針と進め方

月に1回の定期カウンセリグでその月のやるべき科目やテキストを教えてもらえるので基本的にそれにしたがって勉強は進めていました。
また、私は働きながらの受験勉強かつ始めた時期も11月からと遅めで比較的勉強時間がなかったのでその点もカウンセラーの方が考慮しながら計画を立ててくれたのがありがたかったです。数的処理など配点の高い科目なども自分でインターネットで調べればいくらでも情報は出てくるので自分の受験する自治体の出題科目などはしっかり確認するようにしていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

面接対策に苦戦しました。1次試験が終わるまで全く手をつけていなかったので初めの模擬面接は本当にボロボロで焦りました。
そもそも浜松市がどのような課題を抱えていて、どのような取り組みを行っているかなどを全く把握していなかったので1次試験通過後から2次試験までは毎日浜松市HPを見たり、図書館で広報のバックナンバーを読みあさったりして情報収集を徹底して行いました。
情報収集するうちに自分が市役所でやってみたいことなども見つかりました。

教養試験対策講座のご感想・ご利用方法

柴崎先生の数的処理対策講座が大変わかりやすかったです。テキストもいい感じのボリュームがあり良かったです。数的処理は典型的な問題がいくつもあり、それぞれの解法をポイントを絞って解説してくれる点がよかったです。講義を一つみたらそこに該当する問題を演習テキストで解くという順番で進めました。もともと理系だったので自然科目対策講座は地学にみ受講しました。頻出分野だけを扱ってくれているので効率よく学習することができました。

専門試験対策講座のご感想・ご利用方法

小林先生の法律系科目がとてもわかりやすかったです。法律系科目は大学時代も全く触れてこなかった科目だったので初めは用語からとっつきにくいところがあり苦労しましたが、小林先生が講義で抑揚をつけて大事なところをわかりやすくまとめて講義してくださったので講義を流し聞きするだけでも自然と頭の中にインプットができていたと思います。一つ講義を受講したらそこに合わせた問題をテキストで解いてみることで力がついたと思います。

人物試験対策講座のご感想・ご利用方法

1次試験通過後に1週間に1回くらいのペースで模擬面接を受けました。模擬面接の都度、自分の答え方の良かった点と悪かった点を客観的に評価してもらえるのがありがたかったです。自分的には面接は本当に自信がなくて落ち込むこともあったのですが、小林先生が「大丈夫。きっとあなたなら受かるから。もっと自信持って。」と励ましてくださり本当に自信が持てたし、本番も過度な緊張することなく臨むことができました。本当にありがとうございました。

学習時間をどのように確保し,一日をどのように過ごしていましたか?

3月末までは看護師としてフルタイムで働きながらの試験勉強だったので隙間時間を見つけては勉強していました。夜勤の仮眠時間や夜勤明けは勉強時間に充てることが多かったです。適宜友達と遊びに行くリフレッシュ時間も意識的に確保していました。4月からは仕事を辞めたので丸一日勉強に充てることができました。
毎日やることをルーティン(英文1テーマ、数的処理○問、民法2テーマなど)にして万遍なくいろんな科目に触れることで感覚を鈍らせないようにしていました。

直前期の過ごし方

とにかく無駄な勉強はしないように、いかに効率よく勉強するかを意識していました。直前の模試判定がE判定で本当にギリギリの状態だったからです。その日に間違えた問題は当日夜か翌日朝に見直して解けるようになっているか確認していました。
当日復習した項目のところと対応している模試の問題を解いてみてちゃんと知識が定着しているか確認することで「今日は前回できなかった模試が1問できるようになってるから大丈夫」と自分に言い聞かせていました(笑)

試験期間中の過ごし方

私は浜松市役所しか受験していないのでとにかく浜松市の試験日程に標準を合わせてスケジュールを立てていました。1次試験通過後は2次試験の面接に向けて準備を進め、2次試験通過は3次試験の面接、小論文の対策をしていました。小論文の対策を始めたのは2次試験終了後から行いました。
小論文の対策については初めの1週間は小林先生の論文対策講座を受講し、講座のテーマを進めるごとにそのテーマについての浜松市の情報も収集していました。
小論文の対策については2週間くらいしか対策を行なっていませんが十分だったと思います。

教養試験を受験した時の手ごたえ

目標だった5割は達成できたかなと思いました。時間はギリギリでした。模擬試験の時に時間が足りなかったのでとにかく時間配分に気をつけて臨みました。知識だけで解答できる社会系科目から取りかかったのも、つまずくことなく問題を捌けたので良かったなと思います。
試験時間のラスト5分は必ずマークミスがないかの見直しに当てると決めていたので、試験終了直後もマークミスなどのケアレスミスはないと確信できたので次の専門試験にも余計な心配事なく集中して臨むことができました。

専門試験を受験した時の手ごたえ

過去問よりも難しかったです。特に法律系科目が重箱の隅を突くような問題が多く出ていた印象です。一方、苦手だった経済系科目が予想よりも簡単だったので救われました。専門試験も教養試験同様に目標5割でしたが、2択まで絞れた問題はたくさんあったので運が良ければ5割は取れてるんじゃないかなと思いました。
試験時間はとても余裕がありました。全く対策していない科目に関しても一般常識である程度選択肢を絞ることができたのもラッキーでした。

人物試験を受験した時の手ごたえ

とりあえず面接官からの質問には詰まることなくスムーズに全て答えることができたので最低限はクリアできたかなと思いました。
何回か模擬面接を受けていたので過度に緊張することなく面接に臨むことができたので場慣れって大事だなと思いました。意地悪な質問などもなくリラックスできるような雰囲気を面接官の方々が作ってくださったので素直に聞かれた質問には答えられたかなと思います。
面接の最後には「ぜひ一緒に働けることを楽しみにしている」という言葉をいただけたので結構好印象だったのではないかなと思いました。

合格・内定した時の気持ち

素直に嬉かったです。働きながら勉強していた期間もあり、精神的にキツい時もあったけど今までの努力が報われて本当に良かったと思いました。
また、これで本当に看護師として働くことはないんだなと思うと少し寂しい気持ちにもなりました。
令和5年4月1日採用の新卒枠で受験したのですが、面接官の方にはもしかすると採用時期が早まるかもしれないと言われていたので実際に自分の採用時期はいつになるのか早く知りたいなと思いました。

いま振り返ると,合格の決め手は何だと思いますか?

諦めなかったことだと思います。
実際、「受かったらラッキー」くらいの軽い気持ちで公務員試験勉強を始めたのですが想像以上に勉強しなければいけいないことが多く序盤で諦めかけました。
しかし、限られた時間でいかに効率よく勉強を進めていくかを常に意識して、月1の定期カウンセリングでこまめに勉強計画に軌道修正を行えたのが大きかったと思います。
また、直前の模試の結果もE判定でしたが最後の最後まで諦めずに勉強したおかげでなんとか合格を掴み取れたと思います。

公務員として実現したいこと,取り組みたいこと

市民一人一人に合わせた対応を心がけたいです。
実際、私は看護師として働いていた時は患者様と接する時は常に同じ目線で話すようにし、一人一人に合わせた看護ができるように心がけていました。前職で学んだこの姿勢を市役所職員になっても忘れないようにしたいです。医療現場で得た知識、経験を生かせるような仕事がしたいです。災害時の医療ネットワークシステムの運営や医療ICT推進事業などに携わってみたいです。
実際に病院で自分が働いていたので病院側の事情も把握しやすいのでうまく医療機関と行政の連携を取れるように頑張りたいです。
また、浜松市はフィルムコミッションやベンチャー企業誘致なども力を入れている自治体なのでそのような大掛かりな取り組みにも携わってみたいです。

受験生に対するメッセージ

働きながら公務員試験を受ける方は本当に大変だと思いますがどうか諦めずに頑張ってください。まとまった勉強時間が取れなくても毎日5分でも良いからテキストに目を通すようにするだけでもだいぶ違います。
私は5月に受験した直前模擬試験の結果もE判定で絶望的でしたが諦めずに最後の最後まで粘って勉強していれば意外となんとかなるものです。働きながらだと、仕事中も他の受験生は今頃きっと試験勉強できているはずなのになど考えてもやもやすることもありますが仕事中とそうじゃない時間のオンオフははっきりさせることがおすすめです。
精神的にも不安になることはあると思いますがアガルート の定期カウンセリングで自分の不安を聞いてもらうのもおすすめです。