「行政書士はやめとけ」と言われる理由7選!仕事はきつい?現実は厳しい?
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結論からいうと、行政書士が「やめとけ」と言われる理由は以下のとおりです。
- 人数が多く飽和状態だから
- 就職・転職しづらいから
- 稼げない行政書士もいるから
- 独立しても成功するとは限らないから
- 独占業務が少なく仕事がないから
- 試験の難易度が高いから
- 他社から妬まれるから
しかし、一部でネガティブな声があるのは、独立開業の厳しさや稼ぎ方のコツが正しく理解されていないためであり、行政書士は決して「やめておくべき仕事」ではありません。
この記事では「やめとけ」と言われる理由とその実態、厳しい現実に打ち勝つポイントを解説します。
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「行政書士はやめとけ」と言われるのはなぜ?

「行政書士はやめとけ」と言われる理由は以下のとおりです。
- 人数が多く飽和状態だから
- 就職・転職しづらいから
- 稼げない行政書士もいるから
- 独立しても成功するとは限らないから
- 独占業務が少なく仕事がないから
- 試験の難易度が高いから
- 他者から妬まれるから
これらには真実も含まれていれば、必ずしもそうとは言えないものやイメージが悲観的過ぎるものもあります。
ここからは、個別にそれぞれの実情について解説します。
人数が多く飽和状態だから
1つ目の理由は、人数が多く飽和状態だからです。
行政書士の個人の登録者数は、令和8年4月1日時点で54,186人となっています(出典:日本行政書士会連合会)。全国で5万人を超えており、士業の中では人数が多いことは事実です。
たとえば、司法書士は約23,000人で行政書士の半分以下の人数です。他には、社労士は約45,000人、弁護士は約46,000人と、行政書士よりそれぞれ6,000人以上少ない人数です。
出典:日本司法書士会連合会・社会保険労務士白書・日本弁護士連合会・日本税理士会連合会
ただし、それぞれの士業の人数と年収は、特に相関関係がありません。人数が少なければ一人当たりの仕事が多くなり、平均年収が上がるかというとそうとも言えないのです。
元々の仕事量に対して適正な人数かどうかが問題であり、行政書士に関しては実は仕事の種類が豊富なこともあり、飽和状態というわけではありません。
たとえば、行政書士の独占業務である許認可申請業務の種類は1万以上あるとされており、毎年膨大な数の許認可申請が行われていることが推察されます。
それを考えると、約5万人という人数は決して多すぎるとは言えないでしょう。
また、この5万人全員が行政書士業務に専念しているわけではありません。ほかの士業の副業として登録している人や、単に登録しているだけでほとんど稼働していない人などを含めての登録者数です。
就職・転職しづらいから
2つ目の理由は、就職・転職しづらいからです。
行政書士は独立開業を目指す人が多く、個人事業主として一人で働いている場合が多いので、行政書士を雇う事務所はそれほど多くないのが実情。地域によっては就職・転職しづらいことは事実です。
ただし、都市部などでは行政書士法人や合同事務所などで行政書士の求人も比較的多く見られます。士業専門の転職エージェントなどもあり、それを利用して就職や転職を目指すことも可能です。
また、行政書士としてではなく資格保持者として一般企業に就職する場合、行政書士資格はよいアピールポイントになることも多いでしょう。
「独立する意思はない」「ずっと勤務行政書士をしたい」という人は、地域によって就職が難しいことは事実です。しかし、行政書士は多様な働き方ができるため、過剰に心配する必要はありません。
稼げない行政書士もいるから
3つ目の理由は、稼げない行政書士もいるからです。
厚生労働省の提供する職業情報提供サイト「jobtag」によると、行政書士の平均年収は591万円です。ただし個人差が大きく、中には「稼げない」「食べていけない」といった声もあります。
医師などとは異なり、単に資格を取得しただけで高収入が保証されることがないので、年収1000万円を超える行政書士も多くいる一方、年収300万円以下という行政書士も多くいることは事実です。
ただ、これは他の士業も同じなので、行政書士が特別不遇というわけではありません。士業は独立開業する人が多いため、本人の能力次第で高収入にも低収入にもなりえます。
たとえば、行政書士のメイン業務の許認可申請業務については、内容によっては報酬単価が数十万以上というものも多く存在します。
そのため、努力や工夫次第で高収入を稼ぐことは十分可能です。
また、高収入を得ることができなくても、独立開業した場合、定年退職することがないので自分が続けたいだけ仕事を続けることができ、収入を維持できます。
独立しても成功するとは限らないから
4つ目の理由は、独立しても成功するとは限らないからです。
行政書士の中には、独立開業してもうまくいかずに廃業してしまう人が一定数います。しかし、これは行政書士に限らず、すべての独立開業できる職業において言えることです。
行政書士は、看板を出すだけで仕事が舞い込んでくるほど甘い世界ではありません。成功者は、絶え間なく営業努力を続けたり、他との差別化を図るセールスポイントを作ったりと努力をしています。
また、営業努力と併せて、常に知識のブラッシュアップも怠りません。
よって、成功するための努力が不可欠なことは事実ですが、行政書士の独立がほかの事業で独立するよりも特別難しいことはありません。
資格がなければ独立開業できない分、誰もが参入できる事業に比べれば競争が過度に厳しいわけではないのです。独立するための初期投資も、それほどかかりません。
独立前から人脈づくりなどに励んだ人は、より早く成功しやすいでしょう。すぐに成功しなくても、地道に努力を続けて評判が立ち、大器晩成するタイプの人もいます。
独占業務が少なく仕事がないから
5つ目の理由は、独占業務が少なく仕事がないからです。
一定数聞かれる声ではありますが、こちらは事実とはいえません。
行政書士の独占業務は大きく以下の2つがあり、それぞれ多くの種類の書類が含まれるからです。
- 官公署に提出する書類の作成
建設業許可申請、飲食店営業許可申請、農地転用許可申請、NPO法人設立認可申請書類など - 権利義務に関する書類の作成
遺産分割協議書、贈与契約書、売買契約書など
書類の提出先もさまざまで、市役所、都道府県庁、警察署、保健所、各省庁など多岐にわたります。
行政書士と比較されることの多い司法書士は、基本的に法務局又は裁判所に提出する書類を作成します。それに比べて、行政書士は様々な機関に提出する書類を作成するため、業務範囲は広いです。
そのため、独占業務が少ないから不利、ということはありません。
独占業務のうち、自分の専門分野を作ってそれに特化するタイプの行政書士と、オールマイティに様々な業務を取り扱う行政書士がいて、自分の方針によって業務範囲を決めることもできます。
試験の難易度が高いから
6つ目の理由は、試験の難易度が高いからです。
行政書士試験の合格率は1割程度と、難しい資格であることは事実といえます。
ただし、決して頭のよい人しか受からないということはではなく、合格者の学歴や経歴、年齢などはさまざまです。高卒や中卒などで合格している人も大勢います。
色々なバックグラウンドの人がいるのも行政書士の面白いところです。
また、行政書士試験は絶対評価の試験なので、一定の点数を取れば合格できる対策の立てやすい試験といえます。真面目にコツコツと努力を続けられる人であれば、合格することは十分可能です。
そして、試験がある程度難しいからこそ取得する価値が高いことも事実です。難しいから断念してしまうのでは、結局何も手に入れることはできません。
難関資格を取得することで、成功体験が自分の自信につながることもメリットの一つです。
他者から妬まれるから
7つ目の理由は、他者から妬まれるからです。
難関資格を取得するために努力している人を馬鹿にしたり、妬んだりして、「そんな資格意味ない」「受けるだけ無駄」などとネガティブな発言をする人も中にはいるようです。
努力をすることができない人にとって、目標に向かって努力をする人の存在は、時に羨ましく映ったり目障りに感じたりすることもあるのでしょう。
そのようなネガティブな人の発言を気にする必要はまったくありません。
前向きに目標に向かって努力することは素晴らしいことです。
そして、行政書士資格を取得することがマイナスになることは決してありません。
資格を取得することで、自分の未来の可能性を広げることができます。
周囲の雑音に影響されずに、自分を信じて行政書士の資格取得を目指してはいかがでしょうか。
行政書士はつらい?きつい?動画で解説
アガルートの人気講師・豊村講師が、行政書士のつらい部分やきつい部分について解説しています。
本記事で紹介した「就職・転職で役に立たない?」「飽和してライバルが多い?」といった疑問に加え、集客の難しさについても解説しているため、これから行政書士を目指す方は参考にしてみてください。
まとめ
今回は「行政書士はやめとけ」と言われる理由について解説してきました。
- 行政書士の人数が多く飽和状態である
- 就職・転職しづらいイメージがある
- 人によって年収の差があり、稼げない行政書士もいる
- 独立しても成功するとは限らない
- 独占業務が少ないなど仕事内容への懸念
- 試験が難しい
- 努力する人への妬み
「行政書士はやめとけ」と言われる理由のほとんどは、ごく一部の意見を切り取ったような内容です。難易度の高い資格であることは間違いありませんが、合格後はそれに見合うメリットを享受できます。
就職・転職や独立などさまざまな働き方を検討できるため、ぜひチャレンジしてみてください。
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- 無料で試験勉強をはじめてみたい
- 行政書士試験に合格している人の共通点や特徴を知りたい
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