一般社団法人 食品表示検定協会インタビュー!「食品表示検定」とは?
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食品表示検定を実施されている、一般社団法人 食品表示検定協会にインタビューを行いました。
食品表示検定の概要や受験するメリットなどについて、詳しくご回答いただいています。
食品表示検定に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
食品表示検定とはどのような検定なのでしょうか?
食品表示検定は、「食品の安全・安心」を守るうえで不可欠な「食品表示」を正しく読み解き、作成し、説明できる力を身につけるための検定試験です。
私たちが日々手に取る食品の裏面には、原材料、栄養成分、添加物、加工方法、保存方法など、多くの情報が記されています。
これらの表示は、消費者が安全かつ適切な食品を選ぶ際の大切な判断基準です。
食品表示検定では、この「食品表示」を理解し、活用できるスキルが身につきます。具体的には以下のような力が身につきます。
- 表示内容の正確な読み取り(初級)
- 法令に基づいた表示作成(中級)
- 表示に関する知識を周囲に説明・指導(上級)
どのような方が受験されることが多いのでしょうか?

主に生産者、食品メーカー、商社・卸売業、小売業、飲食業など、食品関連事業者の方が多く受験しています。
事業者にとっては、表示を正しく伝える力が信頼性に直結するため、社員教育の一環として導入されるケースも増えています。
一方で、一般消費者の受験者も少なくありません。
食品を選ぶ力、つまり「選択眼」が養われ、家庭の食育にも大きく役立つと評価されています。
また、近年では食品業界を志望する学生が、就職活動の武器として取得するケースも増えています。
食品表示検定を受けるメリットを教えてください
- 合格者には、レベルに応じて「食品表示診断士」の認定証が発行されます(初級・中級・上級)。
- 一般消費者には、安全な食品選びのための基礎知識が身につきます。
- 食品製造業や流通業では、自社商品の正確な情報発信が可能になります。
- 食品関連業界を目指す学生にとって、就職時のアピールポイントになります。
食品表示検定の試験概要について教えてください
食品表示検定試験は、全国約300か所のテストセンターで受験できるCBT(Computer Based Testing)方式です。
検定の種類とレベル:
- 初級(表示を読み解く力)
試験時間:90分/75問/合格基準:70点以上 - 中級(表示を作成する力)
試験時間:90分/100問/合格基準:70点以上 - 上級(表示を教える力)
試験時間:120分/基礎問題35問+記述問題4問/合格基準:80点以上
※中級合格者のみ受験可能
試験実施時期:
- 前期(初級・中級)
・初級:2025年5月30日(金)~6月21日(土)
・中級:2025年6月12日(木)~7月6日(日) - 後期(初級・中級・上級)
・初級:2025年10月31日(金)~11月24日(月)
・中級:2025年11月13日(木)~12月7日(日)
・上級:2025年11月2日(日)
申込方法:
団体申込と個人申込の2種類があります。詳細・お申込みは公式サイトをご確認ください。
▶︎ https://www.shokuhyoji.jp/
食品表示検定は今後どうなる?

食の安全性と透明性は、国内外を問わず高い関心を集めています。
国際的な食品取引や観光業の発展により、食品表示は「日本国内」だけの課題ではなくなっています。
今後は、グローバル基準を意識した表示制度や多言語表示の理解も重要となるでしょう。
食品表示検定は、そうした社会の変化に対応しながら、実務と消費行動の両面で役立つ実践的な知識を提供していきます。
実施団体様より一言
食品表示検定は、我が国最大規模・最高品質の食品表示に関する検定試験です。
食品関連事業に従事する皆様にとってはもちろん、一般の方々にとっても「食」を正しく選び、伝える力を育む資格として、今後ますます活用されることを願っています。
<2025年度の食品表示検定>
2025年後期の試験日程
第32回【初級・中級】/第15回【上級】検定試験概要
【初級】
- 申込期間:
9月9日(火)~10月22日(水)(団体申込:8月20日(水)~9月8日(月) - 試験期間:
10月31日(金)~11月24日(月)
【中級】
- 申込期間:
9月9日(火)~10月22日(水)(団体申込:8月20日(水)~9月8日(月) - 試験期間:
11月13日(木)~12月7日(日)
【上級】*中級合格者のみ。
- 申込期間:
8月12日(火) ~9月22日(月) - 試験日:
11月2日(日)
詳細は下記ホームページをご覧ください。
