ニュース検定を実施されている、日本ニュース時事能力検定協会にインタビューを行いました。

ニュース検定の概要や取得するメリットについて、詳しくご回答いただいています。

ニュース検定に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

ニュース検定とはどのような検定なのでしょうか?

今の時代を生きるために欠かせない、ニュースを読み解き、活用するチカラ(時事力)をつける検定です。

2007年に開始し、累計の志願者数は63万人です(2025年6月時点)。

現代社会は、無数の情報にあふれています。その中には、事実かどうか疑わしかったり、根拠が不明だったりするものも少なくありません。

そうした情報に振り回されることなく、事実に基づいた正しい情報を選び取る力が、今を生きる私たちに求められています。こうした「時事力」を身につけるための検定がニュース検定です。

特定の分野に偏ることなくバランスよく出題されるため、効率よく時事力を高めることができます。

ビジネスチャンスを逃さない「情報収集」や、よりよいコミュニケーションにつながる「話題作り」のツールとしてもオススメです。

どのような方が受検されることが多いのでしょうか?

小学生から80代の方まで、幅広い年代の方に受検いただいています。

特に高校生・大学生が入試や就職に備えて受検されることが多いです。

企業においてはニュース検定合格を昇格要件の一つとしているケースもあります。

5級からスタートしてステップアップしたり、毎回1級を受検してその時々の時事問題への理解度を測ったり、親子で一緒に受検したりと、さまざまな形でチャレンジしていただいています。

ニュース検定を受けるメリットを教えてください

◆ニュースを正しく理解できるようになる

・今起きている出来事や社会課題に関する基礎知識、背景、考え方を身につけられます

・信頼できる情報源(新聞、テレビをはじめとしたマスメディアなど)を活用し、無数の情報の中から事実に基づいた正しい情報を選び取る力を養えます

◆入試対策に

・中学入試で頻出の時事問題対策に効果的です。対策が難しい分野だからこそ合否の分かれ目になることも

・大学・短大入試では全国約400校で活用されています

◆就活対策に

・エントリーシートに記載することで時事力を客観的に証明できます

・行政書士試験、公務員試験の一般教養対策にも有効です

◆生涯学習に

・時事問題という日々移り変わるテーマを扱っているため、生涯学習ツールとして継続して取り組めます

ニュース検定の試験概要について教えてください

検定は年3回(6月、11月、2月)に実施しています。

試験方式は、①会場でのマークシート試験、②ご自宅でのオンライン(IBT)試験の2つ。※2月はオンライン(IBT)試験のみ。

オンライン試験はカメラ・マイク機能付きのパソコンを使って、自宅等の個室からインターネット経由で受検します。

マークシート試験よりも早く結果が分かるというメリットもあります。

オンライン試験を受検された方からは「自宅でリラックスした環境で受検できる」「会場まで移動する時間や交通費を節約できる」などご好評の声をいただいています。

詳しい日程やお申し込みはこちら

https://www.newskentei.jp/i_index.html

ニュース検定は今後どうなると思われますか?

激動の時代の中でよりよい社会を作っていくために、時事力がますます重要になると思います。

社会は今、かつてないほど大きく変動し、先行きが不透明です。

そうした中で私たちは、多くの人と議論し、課題を解決することが求められます。

事実に基づいた正しい情報を選び取ることは、その第一歩です。

そのため、ぜひニュース検定で時事力を身につけてもらいたいです。

そして、世の中の出来事に関心を持ったり、「どうすればよりよい社会を作っていけるのか」を考えたりするきっかけにしてほしいと思います。

なお、多くの方に受検いただけるよう、自宅から受検できるオンライン試験を導入したり、毎年11月の検定では点字での試験を実施したりしています。

今後もどなたでも受検しやすい環境を整えていきたいです。

実施団体様より一言

検定の対策教材として公式教材をご用意しております。

「難しい」ニュースを「分かりやすく」解説しているので、検定対策だけでなく、ニュースを正しく理解するための参考書としても役立ちます。

ニュース検定の公式サイト(https://www.newskentei.jp/)では、検定情報のほかにも過去問題や公式教材のご紹介など様々なコンテンツをご用意しています。

ニュース検定に興味を持ってくださった方やもっと知りたいという方、ぜひ見に来てください。

<令和7年度のニュース検定試験>

2025年度試験日:第2回:11月16日(日)、第3回:2026年2月15日(日)

※第3回はオンライン(IBT)試験のみ

申込期間:第2回:8月1日(金)~9月29日(月)、第3回:11月17日(月)~2026年1月14日(水)

申込先リンクはこちら

https://www.newskentei.jp/lp/