公益社団法人全国経理教育協会インタビュー!社会人常識マナー検定とは?
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社会人常識マナー検定を実施されている、公益社団法人全国経理教育協会にインタビューを行いました。
社会人常識マナー検定の概要や受験するメリットなどについて、詳しくご回答いただいています。
社会人常識マナー検定に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
社会人常識マナー検定とはどのような検定なのでしょうか?
●社会人常識マナー検定とは
社会人として必要なマナーや常識、コミュニケーションスキルを測る検定試験です。
社会常識、コミュニケーション、ビジネスマナーの3つの領域から出題されます。
- 社会常識:現代社会や組織で働くうえで必要な常識や心構え
- コミュニケーション:ビジネスでの良好な人間関係を築くための意思伝達スキル
- ビジネスマナー:業務処理に必要なマナーや技能(例:来客応対、電話応対、冠婚葬祭など)
検定は、以下の3つの級と留学生向けに分かれています。
- 3級
社会・組織の一員として必要不可欠な社会常識を理解し、初歩的な仕事を処理するための知識やビジネスマナーを学び、社内外の人と良好な関係を築くためのコミュニケーション能力を習得している。 - 2級
企業・社会のしくみと一般的な社会常識を理解し、仕事を処理するために必要な知識やビジネスマナーを身につけ、自ら築いた人間関係を良好に保つためのコミュニケーション能力を習得している。 - 1級
企業・社会のしくみと幅広い社会常識を十分に理解し、目標達成のために自ら率先して高度な業務を処理できる知識やビジネスマナーを活用し、後輩指導・グループをまとめるリーダーシップ・トラブル対応などさまざまなビジネス場面で発揮できるコミュニケーション能力を習得している。 - Japan Basic(留学生向け)
日本で働くためのビジネスマナーを身につけることを目的とした留学生向けのマナー検定。試験問題にはルビ(ふりがな)が付いており、小・中学生や留学生も受験しやすい内容となっています。
どのような方が受験されることが多いのでしょうか?
- 学生
- 就職・転職活動をしている方
- 社会人や内定者の研修
上記のような方に多く受験されています。
また、マナー検定は、10代、20代では女性より男性受験者が多いのが特徴です。
類似の検定(秘書検定等)には名称的に男性が受けにくいものもあり、マナー検定は男性が受けやすい、というのも一因です。
Japan Basic(留学生向け)は、主に日本語学校や専門学校に留学してきた学生が多く受験されています。
社会人常識マナー検定を受けるメリットを教えてください
- 就職活動や転職活動でのアピールポイントになる
- 社会人としての基本的なマナーや常識を体系的に学べる
- 企業や学校での人材育成・教育プログラムに活用されている
- 合格証書によりスキルを見える化でき、履歴書などに記載可能
検定受験者の声:https://www.zenkei.or.jp/voice
企業の内定者研修導入事例:https://www.zenkei.or.jp/CaseStudy
社会人常識マナー検定の試験概要について教えてください
試験は、ペーパー試験とネット試験の2種を実施しています。
ペーパー試験の概要
試験形式:マークシート方式(令和3年度より)
試験時間:60分
合格基準:各科目100点満点中、得点70点以上で合格
試験日程:
- 3級~1級 年3回(6月・9月・1月)
- Japan Basic 年2回(7月・12月)
受験料:
- 3級 2,900円
- 2級 3,400円
- 1級 5,000円
- Japan Basic 2,700円(全て税込)
受験資格:特に制限なし
合格発表:
試験日から約1か月後に、検定申込サイトのマイページから確認可能。合格者には合格証書(A4版)が交付されます。
ネット試験の概要
試験形式:CBT方式
試験時間:60分
合格基準:各科目100点満点中、得点70点以上で合格
試験日程:随時テストセンターで実施
受験料:
- 3級 4,600円
- 2級 4,100円
- Japan Basic 3,900円(全て税込・事務手数料1,200円含む)
※1級はネット試験の実施なし
受験資格:特に制限なし
合格発表: 即時判定。
試験後に合否判定が表記されたスコアレポートが配布されます。
合格者は、受験日の翌日以降、マイページより合格証(PDF)をダウンロードできます。
※「合格証書」の郵送はありません。
社会人常識マナー検定は今後どうなる?
最近、企業は求職者や新入社員に対して、専門的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力や対人スキルを重視する傾向が強まっています。
また、外国人人材の増加により、社会人としての基本的なスキルや企業文化に適応する能力を示す指標として、ますます重要になると考えられます。
今後、転職市場でも有利になる可能性が高く、社会人としてのキャリア形成の一助としてご活用いただければと考えております。
実施団体様より一言
全国経理教育協会は、文部科学省後援の「簿記能力検定試験」「税法検定試験」、中小企業庁後援の「中小企業BANTO認定試験」など12の資格試験を実施している団体です。
これまでに延べ2,100万人以上の方々に受験いただき、国内最大規模の資格取得者を輩出しています。
現在では、日本のみならず海外でも「社会人常識マナー検定」などを展開中。
詳しい情報を知りたい方は、下記ホームページをご覧ください。
公益社団法人 全国経理教育協会:https://www.zenkei.or.jp/
<令和7年の社会人常識マナー検定試験>
令和7年に実施される社会人常識マナー検定の詳細は、以下をご覧ください。
社会人常識マナー検定:https://www.zenkei.or.jp/exam/commonsense
社会人常識マナー検定 Japan Basic:https://japan-basic-exam.jp/