カイロプラクター登録試験を実施されている、一般財団法人日本カイロプラクティック登録機構にインタビューを行いました。

カイロプラクター登録試験の概要や取得のメリットなどについて、詳しくご回答いただいています。

カイロプラクター登録試験に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

カイロプラクター登録試験とはどのような試験なのでしょうか?

カイロプラクター登録試験(JCR登録試験)は、一般財団法人日本カイロプラクティック登録機構(JCR)が主催する試験であり、世界保健機関(WHO)ガイドラインに準拠した国際基準のカイロプラクターとして必要な基礎医学、臨床知識、ならびに技術的能力を評価します。

本試験の問題は、米国国家統一試験(NBCE)を運営する団体が作成した試験項目の中から、日本カイロプラクティック登録機構の試験委員会が日本国内の実情に即して採用しています。

日本国内では、カイロプラクターに対する国家資格制度が存在しないため、日本カイロプラクティック登録機構は本試験を通じて、安全かつ適正に業務を遂行するための臨床基準を設定しています。

日本カイロプラクティック登録機構は、カイロプラクターの登録を行う機関であり、その登録対象者は、WHOガイドラインに準拠した大学教育プログラムの修了者、または一定水準以上の国内カイロプラクティック養成課程修了者です。

登録区分には、「第1種認定登録カイロプラクター」および「第2種認定登録カイロプラクター(JCR登録試験合格者)」の2種があり、3年ごとに単位取得による更新制度を設けています。

どのような方が受験されることが多いのでしょうか?

受験対象者は、国際教育認証(各地域のCCE基準)に準拠したカイロプラクティック教育課程を修了した方、またはそれに準ずる教育(コンバージョン教育)を修了した方です。

カイロプラクター登録試験を受けるメリットを教えてください

本試験を通じて、受験者は国際基準のカイロプラクターとして必要な知識を確認・評価することができます。

試験合格者は、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)の「認定登録カイロプラクター」として申請・登録することができ、登録後は厚生労働省に毎年提出されるカイロプラクター登録者名簿に掲載されます。

また、認定登録カイロプラクターには3年ごとの単位更新制度が義務付けられており、厚生労働省や消費者庁などの行政機関、ならびに日本カイロプラクティック科学学会などの学術団体が実施する講義を受講し、所定の単位を取得する必要があります。

カイロプラクター登録試験の概要について教えてください

2025年の試験の詳細は以下の通りです。

第16回 カイロプラクター登録試験(JCR試験)実施要項

  • 試験名:第16回 カイロプラクター登録試験(JCR試験)
  • 主 催:一般財団法人 日本カイロプラクティック登録機構(JCR)
  • 協 力:国際カイロプラクティック試験委員会(IBCE)
  • 日 時:令和7年(2025年)11月16日(日)10:00〜16:30
  • 試験内容:
    <項目1> 患者評価に関する理解および一般常識を確認する問題
    患者への問診・理学検査・神経筋骨格系検査・X線検査・臨床検査・特殊検査・診断および臨床所見・カイロプラクティック・テクニック・補助療法・症例への対処方法
    <項目2> 臨床でよく遭遇する25の症例マネジメントに関する問題
    関節、神経学、筋骨格系の症状・消化器系、心血管系、呼吸器系、外皮系の症状・内分泌、代謝、生殖器(男女)、血液学、リンパ系、腎・泌尿器系の症状・その他多岐にわたる症状(アレルギー、栄養学、眼・耳・鼻・喉、小児、性病など)
  • 試験形式:全200問(2項目構成)、マークシート方式(多肢選択問題)
  • 使用言語:日本語または英語
  • 受験対象者:
    ・各地域 CCE認証取得カイロプラクティック教育(専門大学教育) 修了者
    ・日本カイロプラクターズ協会(JAC)承認カイロプラクティック標準化コース(CSC) 修了者
    ・臨床カイロプラクティックプログラム(安全教育プログラム) 修了者
    (※ 国内のカイロプラクティック養成学校卒業生は、臨床カイロプラクティックプログラムの受講が必須条件です。)
  • 受験料・申込:
  • 受験料:45,000円
  • 申込締切日:2025年10月10日(金)
  • 詳細・申込先:
    日本カイロプラクティック登録機構(JCR)公式サイト
    https://chiroreg.jp/jcrexam/

カイロプラクターは今後どうなる?

現在、日本国内においては、カイロプラクターに対する国家資格制度が存在しないため、諸外国のように大学に国際基準のカイロプラクティック教育プログラムが設置されていません。

そのため、カイロプラクティック教育を体系的に修得するには、海外の大学に留学するか、もしくは日本カイロプラクターズ協会(JAC)が主催するコンバージョン教育を受講するいずれかの方法による必要があります。

厚生労働省はカイロプラクティックを法的資格制度のない医業類似行為として位置づけていますが、一方で、総務省および文部科学省等では医療関連分野として取り扱われています。

今後は、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)の「認定登録カイロプラクター」を基準とし、国民の安全確保の観点から、カイロプラクターという職業が公的に認知されていくことが期待されています。

<今後のカイロプラクター登録試験>

今後のカイロプラクター登録試験に関する詳細は、日本カイロプラクティック登録機構(JCR)公式ホームページをご確認ください。

https://chiroreg.jp