人生100年時代と言われるようになって久しく、定年後の生活に漠然とした不安がある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、定年を迎えた後60代からであっても社会に求められる人材として再就職したい方や、収入面での心配を少しでも減らしたいという方におすすめの資格をご紹介いたします。

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人生100年時代、定年後・60代からでも働ける仕事は持っておきたい!

65歳から95歳まで、夫婦二人で仕事をせずに年金だけで生活をしようとする場合、支給される年金額が生活費を下回るために、95歳の時点で2000万円程度の不足がでてしまうという金融庁の資料は世の中を騒然とさせました。

この資料はあくまで厚生労働省の国民生活基礎調査や総務省の家計調査の結果から算出された平均的な家庭の年金額や支出額に基づいて試算されたものです。

誰もが老後資金として2000万円を用意しなければいけないという訳ではありません。

それでもやはり、定年後の家計を支えてくれる給与収入があることは大きな安心材料となることは間違いないと言えるでしょう。

定年後に備えて資格取得を進める人は多い!

今後の高年齢者雇用の現状と課題についてより

上記の内閣府のデータからも定年後に働き続けたいと考えている人が多いことが伺えます。

また、働きつづけたい理由の第1位は経済的な理由であり、55歳~69歳までの男女ともに半数近くがこの理由を挙げています。

働き続けたい他の理由としては、いきがいや社会参加という回答も目立ち、定年後も社会に求められる人材であり続けたいという心情が読み取れます。

定年後・60代からの仕事・再就職に役に立つおすすめ資格!

定年後60代からの仕事に役立つ資格を以下に挙げて解説します。

マンション管理士

マンション管理士は、専門的知識を持って管理組合の運営その他マンションの管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行なうことを業務とする専門家です。

国家資格として位置づけられています。

前述したようなマンション管理士としての業務は、専門的知識だけでなく、マンションの管理に関わる様々な年代の人々と接し、相談や指導、援助を行なうものです。

そのため、人生経験が豊富な定年後の人材に適した職業であると言えるでしょう。

また、デスクワークが多く、体力を求められる仕事ではないために、長く続けやすいという特徴もあります。

マンション管理士になるには、マンション管理士試験に合格する必要がありますが、近年のマンション管理士試験の合格者の中では、40~49歳、50~59歳が多い傾向にあります。

また、マンション管理センター『マンション管理士の業務についての アンケート調査結果の概要』によると、マンション管理士資格を取得した理由において「現在又は将来の仕事に活かすため」という回答が65.8%を占めています。

定年後のために取得する資格としての人気を伺わせる結果となっています。

※関連コラム:マンション管理士資格とは?役に立たないって本当?仕事内容は?

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナー(FP)は、人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く専門家です。

前述した「老後2000万円問題」等の老後資金だけでなく、人生設計について真剣に考える人が増えてきており、FPの需要はますます高まっています。

データで見るFP資格のCFP®・AFP認定者 業種別属性・年代別属性データによると、50歳以上の割合が5割近くにのぼります。

定年後の年齢層で活躍している人が多い資格となっています。

FPの資格を取得しておけば、独立することも考えられます。

定年を心配せず、自分の体力と相談して働き続けることができることも魅力の一つと言えるでしょう。

※関連コラム:ファイナンシャルプランナーの資格とは?仕事内容は?FPになるには?

社会保険労務士(社労士)

社会保険労務士(社労士)は、社会保険労務士法に基づいた国家資格者であり、人材に関する専門家です。

企業における採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じるなどの業務を幅広く行なっています。

社会保険労務士白書によると50代以降の社労士が過半数を超えるなど、定年後・60代からでも実際に業務を行なっている人が多いと考えられます。

企業等で人事や社会保険関連業務に携わったことがある方にとっては、これまでに培った知識を社労士としての業務に活かすことができます。

また社労士も独立開業することができますので、定年を気にせず長く続けられる仕事であると言えるでしょう。

※関連コラム:社労士とは?仕事内容や将来性・需要は?意味ない資格なのかも解説

宅地建物取引士(宅建)

宅地建物取引士(宅建)は、専門的知識を活かして、専門知識のない一般の方が不利益を被ることがないように宅地建物の公正な取引をサポートすることを使命とする資格です。

宅地建物取引業者(不動産会社・不動産業者)で働く際に必要とされる国家資格です。

宅建の資格を取得するには宅建試験に合格する必要があります。

この試験を行なっている不動産適正取引推進機構『RETIO』によると、50代以上の方も毎年3000人以上が合格しており、最年長は77~89歳で推移しています。

定年後、60代からの仕事を見据えて取得している人も一定数存在することが伺えます。

宅建には、契約書への記名・押印など、法律上宅建の資格を保有している宅建士にしか許されていない独占業務があります。

また、不動産会社の事務所には、5人に1人の割合で宅建士を配置する必要があります。

このように、宅建士には常に高い需要があります。そのため、若者だけでなくシニア世代の宅建保有者を求める求人も多く見られます。

※関連コラム:宅建士とは?主な仕事内容と求められる能力について

定年後・60代を見据えた資格取得には予備校の通信講座がおすすめ!

今回は定年後、60代からの仕事に役立つおすすめの資格を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

気になる資格が見つかったけれど独学で試験に合格できるかどうか心配という方は、予備校のご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

  • 定年に備えて勉強を始めたいが、責任ある職務を任されており予備校に通う時間がない
  • 体力的に予備校までの移動が難しい

といった理由で予備校の利用を躊躇されている方もおられるのではないかと思います。

上記のようなお悩みをお持ちの方は、是非アガルートの講座を検討してみてはいかがでしょうか。

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