受講されていたカリキュラム

測量士補試験を目指した理由・契機

私は不動産会社で働いています。宅地建物取引士、管理業務主任者の資格は所有しており、営業として不動産売買の仕事をしています。そのため、土地家屋調査士が行う境界明示のための測量に立ち会うことがあります。
ただ、やはり測量の専門的な知識が無いため、土地家屋調査士が言っていることがよく分からないことがありました。「基準点」「トラバース」など聞きなれない言葉を理解するため、また基本的な測量の知識を得るため、不動産営業としての知識を広げるため、測量士補を取得しようと考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

最初は独学で取得しようと思い、ネットで参考書を購入しましたが、正直思っていた以上に理解ができずに挫折しそうになりました。
宅地建物取引士などの資格があったため、法令を覚えることは問題が無いのですが、計算問題には全く歯が立たず、というよりは三角関数とは何たるかというようなところから学び直さなければならないことが分かり、どうしたらよいか途方に暮れてしまいました。
乗り掛かった舟ではあったので、これは少し費用が掛かったとしても基礎からきちんと教えてもらえる講座を受講しようと思い、探しましたころオンラインで講義を受講できるアガルートに行きつきました。

合格体験記・学習上の工夫

私は営業職であるため、仕事が忙しく、またお客様のご都合で休みの日でも出勤しなければならない日もありました。また、仕事の後は時間が取れたとしてもクタクタでボーっとしてしまい、なかなか頭に入らないため、朝の頭が冴えている時間を勉強に充てるようにしました。
なるべく勉強が習慣になるように、基本的には勉強に手を付けない日が無いように少しでも(仮に勉強時間が10分であったとしても)テキストや問題集を開くようにしていました。
まずは全体像をつかもうと思い、講義をひたすら聴くところから始めました。よく分からないと思ったところも深追いせず、また筆算の計算の練習をしながら講義を二回り聴きました。
その後、過去問題集に取り掛かり、ひたすら何回も問題を解き続けました。
間違えたところ、合っていたとしてもきちんと理屈が理解できないと感じたところにはチェックを入れて置き、再度チェックを入れたところだけ解き直すということを繰り返し行いました。難しいところはその部分だけ講義を聴き直したりしました。
計算問題はそもそも数学の基礎となる部分をすっかり忘れている部分もあったので講義の他にもYouTubeなどで数学の解説動画を見たりしながら知識を補強していました。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義が短く細切れになっているのがとてもよかったです。少ししか勉強時間が取れない日に何十分もある講義を聴こうとするのは、何となく中途半端になりそうでやる気が出ない感じがしますが、短い講義動画では2分程度のものもあり、キリが良く前に進められるのでモチベーションに繋がりました
また、中山先生の講義も面白く、単にテキストを読んでいたら出てこない覚え方(パスポイント、タイポイントを「パスタ」と覚えるなど)があり記憶に残りやすかったです。
やはりテキストをただ自分で読んでいくより、講義で先生の言葉で説明を聴くというのは理解度が全然変わってくると思いました。
講義動画の速度も調節ができるため、2度目に聞くときは速度を1.5倍にするなど、その時々で自分が聴きたい速度に調節できるのもとてもよかったです。

3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

短い時間で押さえるべき問題が上手くまとまっていると感じました。
一つの分野に時間を掛けていると他の分野の解き方を忘れてしまったりするため、記憶を定着させるために短時間で横断的に勉強したいときに使っていました。

3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

こちらも押さえるべき問題が上手くまとまっていると感じました。
計算問題にはノートとペンが必要ですが、文章問題は頭の中で○×ができれば勉強になりますので、出かける際に持参してちょっとした空き時間に勉強することができました

実力診断模試のご感想・ご利用方法

実力診断模試を受ける前はもう自分は余裕を持って合格ラインにいるのではないかと思っていました。しかし実際に実力診断模試を受けたところ、合格点ギリギリでした。(28問中18問正解)
ここで危機感を覚えて改めて気を引き締めて勉強をし直すことができたことで、本試験に合格をすることができたと思います。

講師へのメッセージ

中山先生、無事合格できました!ありがとうございました!
講義で毎日のように中山先生のお顔を見て、声を聴いていたので私の中では知り合いのように思っています。笑
勢いに乗って土地家屋調査士も受講しようかと考えましたが、仕事が管理職(プレイングマネージャー)でもあり、そこまでの時間は取れないと思い断念しました。
ただ、私の父が司法書士でもあり、登記の仕事には強い興味もありますので、いつか調査士を目指すかもしれません。その際はまたどうぞよろしくお願いします!