アガルートアカデミー講師紹介|稲垣 貴久

担当試験種

介護支援専門員(ケアマネジャー)試験

経歴紹介

平成14年
南海福祉専門学校 卒業
平成14年
介護福祉士国家資格試験 合格
平成21年
介護支援専門員資格試験 合格
平成25年
認知症介護実践リーダー研修 修了
平成26年
主任介護支援専門員資格 取得
平成27年
介護福祉士実務者研修教員免許 取得

介護の現場6年(認知症対応型共同生活介護2年、特別養護老人ホーム4年)、その後介護支援専門員として7年の経験を経て、現在は高齢者・障害者施設を大阪府内に8施設運営している会社に部長職として勤務。また、介護支援専門員としても、実際に担当を持ちながら、個別課題及び地域課題の解決に向けて日々福祉現場の最前線で仕事をしている。
また、初任者研修・実務者研修・介護福祉士受験対策講座・介護支援専門員受験対策講座の通学講座の講師として、年間1000人以上の資格者養成に携わる。介護福祉士受験対策講座では、オリジナルテキスト作成に携わり、養成校や専門学校にて使用されている。介護支援専門員受験対策講座においては、通学講座に加えて2019年から通信学習も開始。
日々、福祉の最前線で働きながら、制度の変革・社会情勢の推移・福祉現場の課題や将来性にも目を向け、今後福祉現場に求められる人材育成に対して、資格者養成も含めて多岐にわたり尽力している。

講師からのメッセージ

私が介護・福祉業界に携わった20年前から、日本の高齢化が進むことによる社会情勢の変化に伴い、各種制度や介護現場等も大きな変化を遂げてきています。
それに合わせて求められる人材の質も高くなってきています。ただ、慢性的な介護・福祉業界の人材不足はどこの事業所や施設でも見受けられています。
今後、ますます高齢者が増える中で、介護現場の環境改善の目的にて処遇改善加算及び特定処遇改善加算の導入も進んでいるのが現状です。 このような現状の中で介護支援専門員の需要は増加の一途を辿るはずでしょう。
介護支援専門員の求められる能力とは、事務的な能力だけではなく、実際にケアマネジメントを行っていくうえで必要不可欠となる「コミュニケーション能力」や「各事業所との調整能力」等があります。
実際に直近の介護支援専門員試験においては、単純に知識を問う問題だけでなく、実務的に必要な知識を問う問題が増えてきています。
福祉・医療・保健サービスと介護を必要とする人を結ぶ架け橋となることが介護支援専門員の役割であるからこそ、介護支援専門員には幅広い知識が必要となります。
今後、ますます介護支援専門員の需要や社会的認知度が高まることで、社会的な地位の向上も期待できると思われます。