アガルートアカデミー講師紹介|若杉咲良

担当試験種

司法試験 公務員試験

経歴紹介

2006年
早稲田大学第一文学部卒業
2011年
早稲田大学大学院法務研究科卒業
2012年
司法試験合格
2014年
早稲田大学法科大学院アカデミック・アドバイザー
同年
大手司法試験予備校にて,答案添削業務に従事
2020年
CPA会計学院にて公認会計士試験「企業法」を指導

法律事務所で事務職として勤務したのち,ロースクールを経て2度目の受験で司法試験に合格。 また,東京都職員Ⅰ類A採用試験(事務区分)では内定1位を獲得している。

講師からのメッセージ

司法試験を目指す方へ

 大学時代は英文学を専攻していましたが,卒業後,法律事務所(事務職)に就職したことを機に法曹の仕事の魅力を知り,ロースクールに進学しました。ロースクール時代は,純粋未修者だったこともあり,授業についていくのすら大変な状況でした。

 結局,土台となる基礎知識の定着が不十分なまま,論点ばかりを詰め込む勉強をしてしまい,1回目の司法試験は惨敗。その後,勉強方法を見直し,過去問研究と基礎固めに徹した結果,2回目の受験で無事に合格することができました。

 この経験を踏まえ,私の個別指導では,「基礎知識(条文・要件・定義・判例・趣旨等)の確認」と「過去問演習」を重視します。過去問については,宿題という形で答案の事前提出をお願いする場合も多々ありますので,ご承知おきください。

 このほか,敗因分析の仕方,実現可能な学習計画の立案の仕方,出題趣旨・採点実感の読み方,上位合格答案の分析方法,知識の一元化のやり方等についても,必要に応じて授業でお伝えしていきます。また,ロースクール受験生の方は,ステートメントの添削も対応しています。

 合格に向けて一緒に頑張っていきましょう。

公務員試験を目指す方へ

 国家公務員試験(総合職)の法律科目では,高度なレベルの法律知識が問われます。他の科目との学修バランスを意識して,「正解率の高い問題」「頻出問題」から確実に押さえるようにしましょう。

 法律科目は,基本的には暗記科目であり,かなりの分量を暗記することが必要となりますが,「理解」を促進することで暗記の量を減らすことができると考えています。講義では,趣旨・理由付けなどにも触れながら,「理解」を促進するような説明を心がけて参ります。

 法律は専門用語が多く,講義を聴いても最初はよくわからない部分が多いかもしれません。しかし,学修が進むにつれて,次第に知識も増えてきます。わからない部分があっても立ち止まらず学修を進め,いったん全体像を掴んでからまたその部分を聴いてみる,というやり方をすると効率的だと思います。

 数的処理は,短時間で大量の問題を正確に処理する能力が求められます。全問正解する必要はないので,ご自身の得意・不得意や各設問の作業量を見極めて,効率的に得点していくことが大切です。

 講義では各分野の典型的な問題パターンを押さえ,基本的な問題に素早く対応できる能力を養います。また,数的処理は正解に至る方法が1つとは限りません。講義での解説を参考に,ご自身にとってのベストな解法を見いだしていって欲しいと思います。

 皆さんの合格を,少しでもサポートできれば幸いです。