NPO法人日本サービスマナー協会インタビュー!接客サービスマナー検定とは?
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接客サービスマナー検定を実施されている、NPO法人日本サービスマナー協会にインタビューを行いました。
接客サービスマナー検定の概要や取得のメリットなどについて、詳しくご回答いただいています。
接客サービスマナー検定に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
接客サービスマナー検定とはどのような検定なのでしょうか?
主に接客業に従事する人や、これから接客の仕事に就きたいと考えている人を対象にした検定で、顧客対応の基本的なマナーや、円滑なコミュニケーションスキル、サービスの心構えなどを問う内容になっています。
どのような方が受検されることが多いのでしょうか?
ホテルやエアライン業界を目指している学生だけでなく、航空・ホテル・病院・介護・メーカーなど幅広い業界にお勤めの方に受検いただいております。
最近では、日本で働く外国籍の方の受検も増加しております。
接客サービスマナー検定を受けるメリットを教えてください
1. 接客スキルの向上
- 正しい言葉遣いや所作、立ち居振る舞いなど、接客の基本が体系的に学べるため、実際の業務での対応力が向上します。
2. 信頼性のアピール
- 検定に合格していることは、一定のマナー・接客スキルを持っている証明になります。就職活動や転職時に自己アピール材料として活用できます。
3. 顧客満足度の向上
- 丁寧で正確な対応は、顧客の満足度やリピート率に直結します。検定を通して習得したスキルを実務で活かすことで、顧客との信頼関係構築に繋がります。
4. 社内評価や昇進に有利
- 社内研修や人事評価でプラス評価になることがあります。特にサービス業界では、こうした資格取得が昇進・昇給に影響する場合もあります。
5. 自信とモチベーションの向上
- 正しいマナーや知識を身につけることで、自信を持って接客ができるようになり、仕事へのモチベーションも高まります。
6. 他業種への応用も可能
- 接客マナーは飲食・販売・観光業だけでなく、医療・教育・公共機関など多くの分野で求められるスキルです。業種を問わず活かせる汎用性の高いスキルです。
接客サービスマナー検定の試験概要について教えてください
■ 級別とレベル
- 3級:入門レベル(学生・初心者向け)
- 2級:基礎実践レベル(新人社員など)
- 準1級/1級:応用レベル(接客リーダー・管理職候補)
■ 試験形式
- 筆記試験:マークシート形式または記述式(級によって異なる)
- 実技試験:準1・1級の2次試験のみ/ロールプレイ形式の実技
■ 試験内容の例
- 挨拶・言葉遣い/身だしなみと清潔感/クレーム対応の基本/電話応対マナー
テーブルマナー/冠婚葬祭/一般教養/漢字の読み書き/シチュエーション問題/接客英語
■ 試験日程
- 年4回実施(2月・5月・8月・11月)※日程は公式サイトで告知
■ 実施方法
- 全国14会場およびオンライン受検
(札幌/仙台/東京/横浜/新潟/金沢/愛知/京都/大阪/高松/広島/福岡/鹿児島/沖縄)※開催地については変更の可能性あり
■ 受検料
- 3級:5,000円
- 2級:7,000円
- 準1級:9,000円
- 1級:12,000円
接客サービスマナー検定は今後どうなる?
今後も接客マナーの重要性が高まると予想されます。
特に2025年には大阪・関西万博が開催され、国際的な接客マナーへの関心が高まる中で、検定の価値がさらに注目されています。
最近では、高校生や日本で働く外国籍の方々の受検も増加しています。
これは、接客マナーが国籍や年齢を問わず重要視されていることを示しています。
NPO法人日本サービスマナー協会様より一言
マナーは「相手への思いやり」です。
マナーがより多くの方に浸透し、思いやりや優しさに溢れる社会になることを望みます。
<2025年の接客サービスマナー検定>
検定は年4回(2月、5月、8月、11月)実施されており、次回の第69回は2025年8月3日に予定されています。
サービスマナー検定について詳しく知りたい方は、下記ホームページをご覧ください。