公益財団法人 実務技能検定協会インタビュー!秘書検定とは?
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秘書検定を実施されている、公益財団法人 実務技能検定協会理事長の保坂恭世さんにインタビューを行いました。
秘書検定の概要や受験するメリットなどについて、詳しくご回答いただいています。
秘書検定に興味をお持ちの方は、ぜひ参考になさってください。
目次
秘書検定とはどのような検定なのでしょうか?

秘書検定は、社会に出て働く人なら誰でも備えておかなければならない基本的な常識を、「秘書技能」という名称に集約して検定問題として出題しています。
基本的な常識なので誰にでもできることですが、「感じがよい」と思われる表現をするためにはどのようなことが必要か、という部分について試験問題を通して学べるようになっています。
どのような方が受験されることが多いのでしょうか?
3級と2級は、就職を控えた学生が数多く受験しています。
準1級は約半数が社会人となり、1級はほとんどが社会人です。
秘書検定を受けるメリットを教えてください
社会人に求められる敬語の正しい使い方、来客応対、電話応対、文書作成、慶弔のマナーなど、ビジネスシーンですぐに役立つ幅広い技能を学ぶことができます。
このため、学生のうちに学んでおけば、就職活動の際に社会の常識について基礎的な能力が身に付いていることを証明できます。
秘書検定は「人柄育成」を目指しています。
ビジネスの場で円滑な人間関係を築くためには、相手に良い印象を与える「感じのよさ」が求められます。
感じのよさとは「表情」「態度振る舞い」「話し方」「言葉遣い」などの人柄の要素から構成されます。
検定を学ぶことにより、相手に感じがよいと思われるマナーや細かな気配り、コミュニケーション能力が身に付きます。
秘書検定の試験概要について教えてください
秘書検定の試験概要は以下の通りです。
●受験資格
制限はありません
●試験時期
6月,11月,2月(2月は3級と2級のみの実施)
※3級と2級はコンピューターを使用する「CBT方式」での受験もでき、時期を問わずいつでも受験できます。
●合格基準・出題領域
筆記試験は、全級とも「理論」と「実技」に領域区分され、それぞれの得点が60%以上のとき合格となります。
【理論】
Ⅰ.必要とされる資質
Ⅱ. 職務知識
Ⅲ.一般知識
【実技】
Ⅳ.マナー・接遇
Ⅴ.技能
●出題形式
3級、2級、準1級は選択問題(マークシート方式)と記述問題。
1級は全て記述問題。
●面接試験について
3級と2級は筆記試験のみ。
準1級と1級は、筆記試験に合格すると面接試験があります。
●申し込み方法
公式HPから申し込みができます。
https://jitsumu-kentei.jp/HS/index
秘書検定は今後どうなると思われますか?

人工知能やロボット技術が日々進歩していく中で、これまで人間が担っていた労働は、近い将来にそれらに取って代わられようとしています。
しかし、相手の様子を見て先取りし気配りする、場の空気を読んで行動する、といったことは人間にしかできないことです。
あらゆる業界で機械化が進む現代において、このような「相手の気持ちを酌んで仕事をする能力」はより一層求められるようになるでしょう。
この能力を身に付けることができる秘書検定は、今後もビジネスシーンで不可欠な存在になります。
当協会では、いつの時代にも変わらない、人として必要なヒューマンスキルを育成する検定試験を、変わらず提供し続けていきたいと考えております。
<令和7年度の秘書検定試験>
第136回 令和7年 6月22日(日)(受付期間) 4/4(金)~ 5/20(火)
第137回 令和7年11月16日(日)(受付期間) 9/3(水)~ 10/14(火)
第138回 令和8年 2月 8日(日) (受付期間)12/8(月)~ 1/13 (火
申込先:ビジネス系検定