経営心理士講座を実施されている、日本経営心理士協会にインタビューを行いました。

経営心理士の概要や取得のメリットなどについて、詳しくご回答いただいています。

経営心理士に興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

経営心理士とはどのような資格なのでしょうか?

経営心理士は、心理学に基づいて人を育て、売上を伸ばし、組織を拡大し、業績を改善する専門資格であり、「現場を変える」実践性に重きを置いた資格です。

この資格の認定講座である経営心理士講座は、1200件を超える経営改善事例に基づいて作成されており、その成果の高さからのべ1万人超の方が受講されています。

また、当講座の内容は中央省庁や大手企業でも導入され、日経新聞、Yahoo!ニュース、東洋経済、ダイヤモンドなど多くのメディアでも取り上げられています。

どのような方が講座を受講されているのでしょうか?

経営心理士講座を受講される方は主に次のような方です。

  • 経営者・後継者
    → 社員のモチベーション向上や離職防止、採用、組織づくり、売上向上などで成果を出したい方。
  • 管理職・人事職の方
    → 部下との信頼関係づくりや離職防止、採用、育成で成果を出したい方。
  • 士業(弁護士・税理士・社労士など)、コンサルタントの方
    → 専門知識に加えて様々な経営の相談にのれるようになりたい方、新たにコンサルティングを始めたい方、今のコンサルティング力を更に高めたい方。
  • 営業・マーケティング職の方
    → 営業力・マーケティング力を高め、売上を伸ばしたい方。

経営心理士の資格を取るメリットを教えてください

経営心理士の最大のメリットは、知識の習得だけではなく、心の性質を踏まえて現場にアプローチすることで、人材育成、組織作り、離職防止、採用、売上向上、説得、交渉、コンサルティングにおいて成果を出せるようになることです。

以下に、受講者から寄せられた声の一部をご紹介いたします。

経営者・後継者・管理職・人事職の方の事例

  • 講義内容を実践することで離職防止に役立った
  • 部下との信頼関係が深まり、社員数増加に繋がった
  • 採用活動において応募が集まりやすくなった

士業・コンサルタントの方の事例

  • 新たな役職や役割を担う機会が広がった
  • コンサルティング契約数や講演依頼の増加に繋がった
  • 顧問先との関係性が深まり、新たな機会を得られやすくなった

営業・マーケティング職の方の事例

  • 講座で学んだ内容を活かして契約を獲得しやすくなった
  • 名刺交換で関係を深め、次に繋げられるようになった
  • 業務提携が機能するようになり、売上向上に繋がった

経営心理士講座のカリキュラムと資格認定要件

経営心理士講座のコースの概要は次の通りです。

コース名主な学び講義時間・回数
人間関係心理コース信頼を得るコミュニケーションと在り方、影響力の構造、現場の対人関係の改善 etc.3時間×4回
ビジネスコミュニケーション心理士コースクラスA会話の弾ませ方、仲を深める対話法、説得、交渉、プレゼンテーション、問題解決術 etc.3時間×5回
ビジネスコミュニケーション心理士コースクラスB怒り・不安・緊張・焦り・後悔の感情の対処、メンタルの強化、相手の感情を整える対話法 etc.3時間×5回
組織心理士コースクラスAモチベーション向上、成長の促進、離職防止、嫌われない叱り方、積極性の引き出し方 etc.3時間×5回
組織心理士コースクラスB組織の心理とリーダーシップ、採用、一体感の醸成、問題社員への対処、理念、評価 etc.3時間×5回
顧客心理士コースクラスA顧客が感じる価値の高め方、商品の差別化、顧客ニーズの分析、断られる理由の対処 etc.3時間×5回
顧客心理士コースクラスB顧客との関係構築、成約に至る導線の設計、事業提携、紹介の獲得、ブランディング etc.3時間×5回
コンサルティングコース成約率を高めるメニューの設計、コンサルティングの進め方、顧客満足度を高めるコツ etc.3時間×3回
経営戦略コース高利益率の事業モデルの構築、No.2の人選と育成、経営の致命傷の回避、メンタル維持 etc.3時間×3回

経営心理士講座を受講することで得られる資格の種類と、資格認定に必要なコースは次の通りです。

資格名修了が必要なコース
経営心理士人間関係心理コース、ビジネスコミュニケーション心理士コースクラスA+B、組織心理士コースクラスA+B)、顧客心理士コースクラスA+Bの7コース
ビジネスコミュニケーション心理士人間関係心理コース、ビジネスコミュニケーション心理士コースクラスA+Bの3コース
組織心理士人間関係心理コース、組織心理士コースクラスA+Bの3コース
顧客心理士人間関係心理コース、顧客心理士コースクラスA+Bの3コース

コースの修了や資格の認定において試験はありません。

コースの受講と講義内容の実践レポートの提出が資格の認定要件となります。

経営心理士は今後どうなる?

人口減少・人手不足・テクノロジーの進化という大きな潮流の中で、企業経営において「人」と「変化」に関する課題はますます深刻化しており、「人材の確保・定着・育成」「テクノロジーとの共生」は最大のビジネステーマとなっています。

こうした時代において、人間心理に基づいて経営・ビジネスを進める経営心理士は次の様な場面で更なるニーズの高まりが予想されています。

  1. 人手不足時代の課題となる「離職防止と人材定着、採用」で成果を出す
    経営心理士は、人間心理に基づいた人材育成、組織作りの専門知識を有するため、離職を防ぎ、人材を定着させ、採用活動で優れた結果を残し、人手不足時代の課題となる「離職防止と人材定着、採用」で成果に繋げます。
  2. AI時代だからこそ「人間理解」が重要に
    AIが業務を代替できる領域は拡大していますが、創造性や共感、信頼の構築、コンサルティングといった分野はまだまだ人間が強みを発揮する分野です。
    経営心理士は人間心理に基づいたコミュニケーションとコンサルティングの専門知識を活用し、この分野で高い付加価値を発揮していきます。
  3. 変化の激しい時代に必要なリーダーシップの発揮
    変化の激しい経営環境では、組織が変化に合わせて柔軟に対応できるよう経営者や管理職がリーダーシップを発揮し、組織をリードすることが求められます。
    経営心理士は人間心理に基づいた組織作りやリーダーシップの専門知識を活用し、変化の激しい時代においてもマネジメントでも優れた成果を出すことが期待されます。

実施団体様より一言

経営心理士講座はこれまでのべ1万人超の方に受講いただき、上記のように数多くの成果のご報告、喜びの声をいただいております。

こういった皆さまの成果をお聞きすることが我々の働きがいとなっております。

今後もより多くの皆様が現場で成果を出していただけるよう、メンバー一同、精一杯運営にあたりたいと思います。

経営心理士講座に興味をお持ちの方は、下記公式サイトをご覧ください。