受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

数年前に調査士の先生と一緒に仕事をさせて頂く機会がありました。それまでは不動産関係の業務とは無関係だったため、作成頂いた地積測量図や登記簿を見ても、その見方も意味も理解出来ない状態でした。自分も資格を取って対等に話ができるようになりたいと思い、目指したのがきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

仕事の都合上、時間を確保することが難しかったことから通信講座を受講したいと考えていました。他社の無料お試し講座も受講して検討しましたが、アガルートの中山先生の講義が面白くて勉強が続けられそうと思ったことが1番のきっかけです。また、仕事をしながら勉強することを考えると、最短ルートで合格を勝ち取れるというのも魅力的でした。

合格体験記・学習上の工夫

仕事の都合上、繁忙期の見通しがたてづらく、毎日コンスタントに1.5時間の学習時間を確保することが難しかったので、平日は基本的に通勤時間を学習に当て、通勤電車の30分間で1年分の択一過去問を解くことを目標に取り組んでいました。さらに、余裕がある時には出勤前に喫茶店で30分~1時間程度学習するようにしていました。朝の喫茶店は、同じように資格勉強をしている方が意外にたくさんいらっしゃって、かなりモチベーションに繋がりました。記述の学習をし始めた頃には、(まわりに迷惑をかけない程度に)三角定規を使って図面を書くのも喫茶店でやっていました。(笑)

平日は学習時間が十分にとれなかったので、土日に多めに時間を確保するようにしていましたが、自宅では集中出来なかったので、図書館や喫茶店、ファミリーレストラン、スーパー銭湯等、色々なところに出かけて、2時間ずつ2~3箇所場所を変えて、4~6時間程度学習していました。

机に向かって勉強する時間がなかなかとれないことと、重い参考書を何冊も持ち歩くのを避けるため、1番大きいサイズのiPadを購入し、デジタルブックをフル活用して勉強していたことが、私の中で1番の工夫点かもしれません。テキストと過去問を画面分割で映し、間違えた肢はすぐにテキストに戻って学習しました。タッチペンでの書き込みや検索が容易にできるので、使い心地は紙書籍と変わらず、むしろ効率よくスキマ時間に学習が進められたと思います。

また、書式例はremindoという暗記アプリを活用して、適切なタイミングで解き直しができるようにリマインドしていました。50題のうち毎日ランダムで3例程度解くことで記憶が定着が図られたとこ思います。

【測量士補】総合講義のご感想・ご利用方法

測量士補は11月頃から学習をスタートしました。土地家屋調査士の学習時間を確保するため、測量士補は1日30分と決めていました。私は数年前に独学で測量士補の勉強をしていたことがあるのですが、使用していた参考書は専門用語ばかりで全く理解出来ず、挫折した経験がありました。不安を抱えながらのスタートでしたが、中山先生の講義は毎回エネルギッシュで明るく楽しいもので、専門用語もかみくだいて説明してくださるおかげで、とても頭に入りやすかったです。

テキストは挿絵や図が多用されており、また、講義の中でトータルステーションをはじめとした測量で使用する機械の使い方を実際に見せてくださり、視覚的にも理解が進みました。

テキストはテーマごとに該当する過去問が練習問題として数問ついています。勉強したことをすぐにアウトプットできたのもよかったですし、練習問題についても講義で解説してくださるので、理解が深まり、過去問に取り掛かるハードルが下がったように感じます。

講義は試験までに3周程聞きました。 1周目はとにかく諦めずに最後まで聞き通すことを意識し、2周目以降は過去問対策と並行しながら聞き進めました。1チャプター10分程度なので、日常生活の中でスキマ時間に聞き流し、過去問を解いて分からなければすぐに講義に戻るという方法で繰り返し学習しました。

【測量士補】3時間で押さえる計算問題のご感想・ご利用方法

3時間でおさえるシリーズは、過去問を1周解き終えてから活用し始めました。過去問1周目は、(当然ではありますが)全体的に正答数も少なく、試験日が迫っているなかで、本当に合格できるのかという漠然とした不安を感じていました。

測量士補の試験は例年過去問と同じような問題が出題されるので、過去問をパターン化してまとめられた本テキストには本当に助けられました。

また、測量士補の学習は可能な限り効率よく、短期間で進めたかったので、本テキストに掲載のある問題の解法だけ覚えれば、合格出来るという安心感がやる気につながりました。

測量士補は電卓持ち込み不可の試験で自力で計算問題を解く必要があるので、そういった力を付けるのにも役立ったと思います。

【測量士補】3時間で押さえる文章問題のご感想・ご利用方法

本テキストは一問一答形式でテーマごとに文章問題がまとめられています。押さえるべき用語を効率よく学習でき、試験に必要な記憶をスムーズに定着させることができました。

土地家屋調査士の学習と並行して進める必要があるなかで、測量士補の試験勉強に充てられる時間が限られていたことから、後半は過去問集は使わず、本テキストを繰り返し何度も使って学習していました。

また、記憶が定着しにくい論点は過去問題集で関連する問を解いてみたり、特に理解できていないと感じるところは講義やテキストに戻ってて理解を深めるよう努めました。試験会場にも3時間でおさえるシリーズを持ち込み、不安なところは直前までながめていました。

【測量士補】実力診断模試のご感想・ご利用方法

本番同様に時間を測りながら、1年分の問題を通して解く練習として、実力診断模試は大いに役に立ちました。

解き終わってからは、間違えた問題や正確に記憶できていない論点については、過去問題集に戻って復習しました。

測量士補の過去問題集は、出題年度ごとではなく、論点ごとで構成されていたこともあり、類似する過去問を何問も繰り返し復習することができ、理解が深まっていくのを感じました。実力診断模試で間違えた問題は数日後に解き直しをすることで、記憶を定着させるよう努めました。

加えて、国土地理院のホームページで過去5年分の試験問題及び解答を掲載されているので、それらをダウンロードして何度か解く練習もしました。

【土地家屋調査士】総合講義のご感想・ご利用方法

土地家屋調査士の総合講義では、最初から最後まで中山先生が楽しそうにお話してくださったのが印象的でした。私は測量や不動産の知識や経験がほとんどない初心者でしたが、度々ご自身のこれまでのご経験や面白いエピソードを交えながらお話してくださるので、苦手意識を持たずに最後まで楽しく学習できました。

チャプターが10分程度で細切れになっているのもスキマ時間での学習にとても役立ちました。また、私は通勤電車で聞くことも多かったのですが、通勤経路は度々圏外になるため、事前にダウンロードして、スマホアプリで再生速度を調整する等工夫しながら学習していました。

学習初期は講義をひと通り聞き流しました。1周目は初めてのことばかりで苦しい期間でしたが、1周目は理解できなくても仕方ないと自分に言い聞かせて、とにかく聞き進めました。2周目以降は択一式の過去問を並行して取り組みはじめたこともあり、段々と専門用語に耳が馴染み始めたのを感じました。

総合講義は直前期まで何回も繰り返し聞きました。少なくとも4〜5周はしたと思います。散歩をしながら、家事をしながら、お風呂に入りながら等、机に向かえない時、少しだけでも時間がとれる時は聞き流していました。試験直前期まで繰り返し聞いていましたが、講義を聞くよりも過去問を解いた方が合格に近づくのではないかと考えたこともありましたが、何回聞いても新たな知識が蓄えられる感覚があり、繰り返し聞いておいてよかったと感じています。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問1周目は解説講義をフル活用しました。知識が蓄えられていないなかで全く解けなくて当然なのですが、合格までの道のりが長いと感じて、資格の勉強自体が嫌になってしまうことが1番良くないと思っていたので、分からない問題は潔く諦め、すぐに解答解説と講義を確認しました。

解説講義は1問ごとに1チャプターになっているので、1問解くごとに解説講義を見て、こういうものなんだ、とできるだけ理解するようにしていました。1肢ごとに丁寧に解説してくださるので、解答解説の文章を眺めているだけでは理解できなかったことも、少しずつ自分の身になっているような気がしました。過去問2周目以降は特に理解が進まない問題のみ解説講義を見て確認するようにしていました。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述の学習を始めた頃は、右も左も分からず、どのように手をつけたら良いのか困っていました。定期カウンセリングで講師の方に相談したところ、1周目は問題を読んだ後すぐに解説動画を見るといいとアドバイスをいただき、その通り進めていきました。

解説講義では、問題文を読み始めるところから一緒に進めてくださるので、長い文章のなかで読み取るべき重要なポイントがよく分かりました。1周目の半分程度過去問を解き終えた頃からは、先に自分で解いてから講義を見るという方法にシフトして学習を進めました。2周目以降は適宜必要な時に講義を見返した程度です。

記述過去問は択一過去問4周目のタイミングで学習を始めました。まだ択一の知識に自信が無い段階で記述対策をスタートさせることになり不安でしたが、新しいアプローチで必要な知識が補完されていくのを感じました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

私にとって、記述問題を解くベースを築いてくれたのは本講座でした。

テキストは、三角定規の使い方、動かし方が分かるように沢山挿絵が付いています。また、講義では、土地家屋調査士試験で用いる文房具の紹介から入り、作図する図面ごとの定規の使い方まで丁寧に教えてくださいました。

通常、本講座は記述式の過去問題集に取り掛かる前に一度視聴したら、その後は見ないという方が多いかと思いますが、私は過去問を解くなかで基本的なポイントで疑問が生じた時や、解説を見ても理解が追いつかない時は本テキストを何度も見直して、自分の力にしていました。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

複素数は記述問題を効率よく解くための必須のスキルではあるものの、なかなか取っ付きにくく、慣れるのにも時間がかかりました。講義を数回見直しながらテキストに付属の練習問題や記述過去問を繰り返すなかで、自然とスキルを身につけていくしかないと思います。

講義では、ケースごとの回答の導き方を教えてくださり、また、実際に中山先生が関数電卓を使っている手元の映像も写してくれます。はじめて記述の過去問に取り掛かった時は、解答解説を見ても全く理解が追いつかないことが多々ありましたが、分からない時は複素数のテキストと講義に戻って解法を覚えていました。問題を見た瞬間に手が自然と動くようになるまで、根気よく向き合っていくことが大事だと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

実践答練は、本番同様に自分がこれまで触れたことがない問題を解くことができる大変貴重な機会でした。記述問題も採点のポイントや配点が書かれており、自己採点をすることで自分の現状をできました。

実践答練に関して、1つ後悔があるとすれば、私は日々のルーティーン(過去問題集や書式例の周回)を意識しすぎて、実力診断模試に取り掛かるのが遅くなってしまったことです。実践答練には過去問題集に掲載のない問題がたくさん出題されており、過去問同様に何周も繰り返し解くことで力になるものだと思います。もう少し計画的に取り組んでいれば、さらに応用力が身についたかなと感じています。

法改正対策過去問解説講座のご感想・ご利用方法

法改正講座は、配信された直後に一通り資料を確認しましたが、一周目はどの程度試験に影響があるかを情報として仕入れるくらいの気持ちで流し見しました。その後、数か月寝かせておいて、試験直前期に再度しっかりと内容を見直しました。

法改正の内容を把握することは当然重要ですが、それよりもベースとなる学習を崩さず、法改正がないところ頭に叩き込むことの方が、自分にとっては合格への近道だと感じていたので、法改正分野か否かはあまり気にせず、とにかく学習を続けました。

本テキストは法改正の項目が合格総合講義や過去問解説講座のどのページに該当するのか明記されているため、法改正前後の内容を照らし合わせて覚え直すことも簡単にできました。また、直前期に本テキストをしっかりと活用したことで、試験の日まで確実に記憶を残しておくことができました。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

身近に調査士の受験生がいなかったため、毎月の定期カウンセリングは学習の悩みや疑問点を解消するとてもいい機会でした。

私は仕事が急に忙しくなることが多かったため、計画通りに学習を進めることが難しかったのですが、毎月の定期カウンセリングで講師の方に相談しながら都度合格までの道筋を見直すことができました。

1か月に1回というのも丁度いいペースメーカーになってくれて、とても助かりました。当初は定期カウンセリングは受講を迷いましたが、受講して本当によかったです。