自己紹介

名前:N.Mさん
年代:20代
属性:法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。

■ 判例百選から予想する平成29年司法試験
■ 短答過去問解析講座
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 短答知識完成講座Ⅰ/憲法・民法・刑法
■ 司法試験型答練
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座
■ 旧司法試験・予備試験型答練
■ 刑事訴訟法「伝聞」対策講座
■ 論証集の「使い方」
■ 重要問題習得講座
■ 総合講義100

合格体験記

私は,いわゆる純粋未修者であり,しかも社会人経験もあったため,属性的には最も合格が難しいとされるグループでした。

さらには,元来の怠け癖ゆえに,勉強量においても他の既修コースの同級生より相当少なかったと感じております。

にもかかわらず,特段地頭が良いとも言えない私がストレート卒業,一発合格できたのは,間違いなくアガルートのおかげでした。

以下,使用法について述べたいと思います。

未修1年目

未修1年目の12月にアガルートアカデミーが開校するという話を聞き,値段の安さと,次年度から既修者と合流する不安から,総合講義100(論証集の使い方を含む。),重要問題習得講座を受講しました。

12月から次年度の3月までに,試験期間には,試験範囲の総合講義100を一度聴き,重要問題習得講座を一度答案構成だけして,解答例を読み,解説を聴きました。

春休みに残りの範囲を処理しました。

未修2年目

私の通っているロースクールは,予備校軽視の風潮が強く,それに流され,2年度前期はアガルートを使用せず,学校の授業を,先輩のノートと基本書を読んでそれを理解するという勉強法をとりました。

期末試験で酷い成績をとってしまったため,後期からはまた,総合講義100を聴き,重要問題習得講座の解答例を読むという勉強法をとりました。

未修3年目

3年目も継続して,総合講義100を一度聴き,重要問題習得講座の解答例を読む学習方法を続けておりました。

3年次はその他,旧司法試験論文解析講座,司法試験論文解析講座,司法答練,短答知識完成講座,短答過去問解析講座を購入し,消化しました。

期末試験の成績もトップ層とは言わずとも,そこそこ上位の方に入っていたように思います。

新旧司法試験論文解析講座の使用方法は,例によって,初見の問題は一度答案構成をし,2度目以降は解説を読むという方法です。

短答知識完成講座については,購入はしたものの,細かさに挫折して,ほとんど聴くことなく司法試験を迎えることになってしまいました。

答練では,返却コメントや,上位者の書き方を参考に,論文の書き方を少しずつ修正しておりました。

終わりに

3年間を通して,著名な基本書(総合講義100で紹介されたもの),著名な問題集(工藤先生のブログで高評価だったもの)をつまみ食いした以外は,ほとんどアガルート一本で司法試験の勉強を済ませました。

にもかかわらず,いわゆる「回した回数」というのは,3年間で,

  1. 総合講義100 3回
  2. 重要問題習得講座 5~7回程度
  3. 新旧論文過去問解析講座 1回
  4. 論証集の使い方 5回程度

とかなり少ないです。

これでも大方の論証や,基本原則が頭に入っていたのは(ただし文言の正確性は自信なし),工藤先生の説明が論理的であり,すべての原則や論証に納得し,理解することができたからです。

おそらく現段階の司法試験合格に必要なものは,総合講義100にすべて詰まっています(正直多すぎるくらいかもしれません)。

それを重要問題習得講座でアウトプットする型を覚えれば合格はできると感じました。

新旧論文過去問解析講座は,同一論点が出た場合に周りに差をつけられる武器というようなイメージでよいと思います。

長らく書いてきましたが,要は純粋未修者であっても,総合講義100と重要問題習得講座を何度か回し,答練で書き方を身に着ければ一発合格は可能であるということです。

頑張ってください。