アガルートアカデミー講師紹介|浅野勇貴

担当試験種

司法書士試験

学歴紹介

2008年
東京理科大学大学院総合科学技術経営研究科知的財産戦略専攻専門職学位課程修了
2018年
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構より学士(法学)の学位授与
2022年
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構より学士(芸術学)の学位授与

経歴紹介

2015年
司法書士試験合格
2016年
簡裁訴訟代理等関係業務能力認定、群馬県文化審議会委員(~2018年)
2017年
群馬司法書士会理事(~2021年)、公益社団法人成年後見センター・リーガルサポート群馬支部幹事(現職)、日本司法書士会連合会市民の権利擁護推進室委員(現職)
2020年
群馬県自殺対策連絡協議会委員(~2022年)
2021年
社会福祉法人群馬県社会福祉協議会権利擁護課題検討会委員(~2023年)、群馬司法書士会常任理事(現職)、群馬司法書士政治連盟副会長(~2024年)、関東ブロック司法書士会協議会ADR委員長(~2023年)

講師からのメッセージ

司法書士への進路変更を効率よく

「司法書士試験は、難易度の面でも時間の面でも大変」。これは、半分本当で半分ウソです。

司法書士試験の本当の難所は、膨大なテキストを長時間をかけて取り組むことや、難解な法律の講義に耐えることではありません。受験生が心血を注ぐべきことは、これら一見して大変そうなものを、いかに整理するかです。
難関資格試験の世界では、学びの姿勢として「100の曖昧な知識よりも、10の正確な知識」が大切だと言われています。ここが、運転免許の試験や小中学校で受けるテストとの違いです。

運転免許の試験や小中学校で受けるテストでは、正確に暗記していないことが出題されても、一般常識とか市民感覚といったフワッとした感覚から導きを受け、正解にたどり着けた経験をお持ちの方も多いでしょう。
一方で、司法書士試験ではそんな奇跡は起こりません。良いか悪いかは別として、法律は一般常識とか市民感覚といったフワッとした世界とは違うところにあります。

不動産登記で説明します。
ある土地を売買する場合、司法書士に依頼して、売主名義の登記を買主名義に変更します。司法書士が代書してきた登記の書類に、売主と買主が印鑑を押すのですが、売主は実印を押し、買主は認印を押すことになっています。
なぜ、このような違いが生じるか、一般常識とか市民感覚といったフワッとした感覚からは、導くことはできないでしょう。
もしかしたら、買主は高額な代金を払う責任があるのだから、どちらかというと買主に実印を押させたいと意見する人もいるかもしれません。
このように、司法書士試験で問われる事柄は、一般常識とか市民感覚といったフワッとした感覚から導きを受けることができません。

したがって、司法書士試験ではフワッとした感覚などどうでもよく、「売主は実印!」ということを正確に把握しておかなければなりません。
「たしか、片方は実印なんだよな~。どっちかは忘れたけど」という感覚では到底戦えません。
そのためにも、「100の曖昧な知識よりも、10の正確な知識」を大切にしています。
「10の正確な知識」を厳選し、視覚的にも整理して提供することは、アガルートならではの映像講義が担保します。

法律と映像のプロが作る映像講義

私は、小学校に入学したころから30歳まで、映像作家を目指していました。しかも、教育ビデオの作家を目指していました。
作家としては一発当てられないまま30歳を迎え、何か起爆剤が欲しいと思って司法書士の資格を取りました。

合格後、何か自分に適した案件がないか探していたところ、新規合格者向け研修会の会場付近にアガルートのスカウトマンがいて、司法書士講座の準備をしていることを知りました。その縁から、アガルートの司法書士試験講座に携わることになりました。

アガルートは映像講義のスクールですので、「映像を見たから理解できた」と感じていただけることを、私は大切にしています。
法律と映像のプロの立場で講義の準備をしています。その一例をご紹介します。下の表をご覧ください。

画像をクリックで拡大表示いたします

これは会社法の講義で学ぶ「資本金の額の減少」、「準備金の額の減少」、「剰余金の配当」という3つの単元で、共通して使用している1枚の表です。
講義映像の中では、拡大したり縮小したりマーカーで線を引いたりしながら使っています。

上記の3つの単元はそれぞれ別物なのですが、学ぶ上で押さえるべき項目が共通しています。それぞれについて、「それをするために決議で決める事項」、「決議を行う原則的な機関」、「決議を行う例外的な機関」、「そのために行う原則的な債権者保護手続」、「そのために行う例外的な債権者保護手続」の5項目を学びます。
つまり、馬鹿正直にインプットするならば、3単元×5項目=15事項を覚えることになります。

しかし、それではあまりに非効率です。
司法書士試験の範囲は、憲法・民法・刑法・会社法・商法・民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・司法書士法・供託法・不動産登記法・商業登記法を柱とし、これらの周辺にある関連法規からも出題されます。
会社法のたった3単元に、馬鹿正直に付き合ってはいられません。

そこで、アガルートの司法書士講座では上記のような表をふんだんに用い、覚える作業をできるだけ省力化しています。
例えば、「資本金の額の減少」と「準備金の額の減少」の「それをやるために決議で決める事項」は、ほとんど共通であることが一目でわかります。また、「決議を行う例外的な機関」も3単元で微妙な違いがありますが、似ている例外事例を横に並べることにより、知識が散らかることを防いでいます。

テキストに書いてある文章を3単元の順に読んでいるだけでは、頭の中で整理ができず、結果的に問題回答のためには役立たない知識になってしまいます。
「準備金の額の減少の決議を行う原則的な機関は?」と問われたとき、「株主総会のナントカ決議だったな~。普通決議でできる場合ってなんだっけ?資本金の額の減少と剰余金の配当と似ていてわかんないな~。むしろ、問われていない準備金の定義規定なら暗唱できたのにな~。残念!」となってしまってはダメです。
アガルート生ならば、この表を正確に把握しておき、「準備金の額の減少」と「決議を行う原則的な機関」がクロスするセルを答えるだけです。だからこそ、「100の曖昧な知識よりも、10の正確な知識」を担保できるのです。

アガルート司法書士講座では、私だけではなくスタッフにも映像業界出身者がいます。「映像を見てわかりたい」という受験生はぜひアガルートの門を叩いてください。