熊本県合志市の安全安心課に所属されている、令和6年度入庁の下田青空さんにインタビューを行いました。

業務のやりがいや、合志市に入庁して良かったことなど、詳しくご回答いただいています。

これから公務員を目指す方は、ぜひ参考になさってください。

現在どのような業務をされていますか?

主に、地域の交通安全に関する業務を担当しています。

具体的には、地域からの要望をもとにしたカーブミラーなどの交通安全施設の設置や、交通安全教室の実施、高齢者の免許返納後の支援、ヘルメット購入補助事業などです。

市民一人ひとりの安全・安心な暮らしを支えるために、現地調査や地域とのやりとりを大切にしながら日々業務に取り組んでいます。

大学時代はどんな生活をされていましたか?

大学では、公共政策について学びながら、地域の課題や行政の役割に取り組んでいました。

また、アルバイトではケーキ屋で接客をしており、年齢も立場も様々なお客様と関わる中で、コミュニケーションの大切さを学びました。

学業とバイトを両立しながら、充実した学生生活を過ごしていました。

合志市への入庁を志した理由は?

地元ではありませんが、熊本で過ごす中で合志市の活気や暮らしやすさに魅力を感じました。

人口が増えている中でも、地域のつながりを大切にしているまちの雰囲気や、市民目線で取り組む行政の姿勢に惹かれ、ここで働きたいと思うようになりました。

新しい土地だからこそ、客観的な視点で地域の良さを再発見しながら貢献できると考え、合志市への入庁を決めました。

入庁する前と後でギャップを感じる部分はありますか?

入庁前は「市役所の仕事は基本的にデスクワーク中心」だと思っていましたが、実際には現地確認など外に出る業務も多くて驚きました。

特に、交通関係の担当では、カーブミラーの修繕や設置、道路の見通しに関する相談を受けると、必ず現場へ足を運んで状況を確認し、どう対応すべきかを判断する必要があります。

住民の方と直接お話する機会もあり、机の上だけでは完結しない、現場重視の仕事だと実感しました。

業務にやりがいを感じるのはどのような時ですか?

カーブミラーの設置や修繕の対応をした時です。

地域の方から相談を受けて現地調査を行い、設置が決まって、実際に工事が終わった後に「見通しが良くなって安心して通れるようになった」等、感謝の言葉をいただいたときは、本当にやって良かったなと実感しました。

自分の仕事が目に見える形で市民の生活の安心に繋がっていると感じられる瞬間に、大きなやりがいを感じます。

合志市に入庁して良かったことは?

業務の繁忙期はありますが、休暇も取りやすく、オンとオフのメリハリをつけて働ける環境だと感じています。

リフレッシュの時間がしっかり確保できることは、公務員として長く働くうえで大きな魅力だと思います。

また、職場の雰囲気も温かく、困ったときは先輩がすぐに声をかけてくださって、親身になって助けてくれます。

分からないことがあればすぐに相談できる環境が整っているのも、合志市で働く魅力のひとつだと感じています。

これから挑戦してみたいことはありますか?

これまで交通安全など地域の安心・安全に直結する業務に携わってきました。

今後は、そうした現場の経験を活かして、より広い視点からまち全体の安全や利便性を考えるような業務にも携わってみたいと考えています。

例えば、他の分野と連携しながら新しいアイデアを形にしたり、住民の方の声をもっと反映できるような仕組みづくりにも挑戦したりして、より多くの人が暮らしやすいまちづくりに貢献していきたいです。

また、自分の担当だけでなく、若手職員としてチーム全体が働きやすくなるようなサポートもできる存在になれたらと思っています。

最後に

合志市で交通安全に携わる下田青空さんにお話を伺いました。

合志市に興味を持たれた方は、ぜひ合志市のホームページをご覧ください。

熊本県合志市

この記事の著者 熊本県合志市 下田青空

令和6年度 合志市役所に入庁。 安全安心課所属。 主にカーブミラーの設置や、保育園・幼稚園・小学校などに出向いて交通安全教室などを行っている。

熊本県合志市