受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

公務員試験｜【2026年合格目標】高卒区分対策カリキュラム（国家一般職＋専門職・地方初級）

公務員を目指すきっかけ

学生時代にボランティア活動を行っており、様々な課題や困難を目にする中で、行政が持つ役割や重要性を肌で感じていました。新卒では他にも興味ある業界があったので民間企業に就職しました。民間企業での経験もとてもやりがいがあり、自分を大きく成長させてくれましたが、結婚出産を機に引っ越したことや家庭との両立が難しかったので、今回転職を決意しました。私がこれからどのように人生を生きたいか考えたとき、心に残っていたのは学生時代の経験でした。市民生活の為に行政サービスを考えられる、またそれを提供できる人になりたいと思いました。自分がやりたいことを再確認し年齢的にも挑戦できる機会が少ないと思ったので、今回受験する決意を固めました。

アガルートをお選びいただいた理由

子供が二人いて、復職してからは仕事もしていたので、初めから通学の必要性がない通信講座を考えていました。時間を作ることが難しい私にとって、スマホを開けば勉強ができる環境は大変ありがたかったです。アガルートを選んだ理由はいろいろありますが、決め手は合格実績です。合格者が多いことはやはりそれだけカリキュラムが充実していたり、講師の先生もとてもわかりやすいのではないか、また添削や面接対策もやっていただいたのでフィードバックも十分していただけたことは大きかったです。アガルートを選んで間違ってなかったなと思いました。他社のが費用は安かったですが、そこまでアガルートも変わらなかったので、実績のあるアガルートを選んでよかったです。

学習の方針と進め方

私はとにかく時間を作ることが難しかったので、すきま時間をどれだけ集中して取り組むかを大切にしていました。早朝や頭が元気なときは数的処理を中心に計算系科目を勉強し、疲れていた時や落ち着いて勉強したい夜は暗記系の社会科目や経済系、読解等を勉強していました。また、往復の通勤中は電車内で講義を聞いて、参考書を見ながら頭に叩き込んでいました。仕事と家事育児をしながらだったので時間を１分でも多く作ること、勉強できるときは集中して取り組むことを大切にしていました。

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

言い訳になるかもしれませんが、とにかく時間を捻出することが本当に難しかったです。ホームルームで大体の勉強スケジュールを提示してくださるのですが、それに追いつけていない自分自身に非常に焦りを感じていました。しかし２４時間しかない限られた時間を最大限活用することが合格への道のりだと思ったので、家事は最低限にする、休みの日は夫に子供を見てもらい協力してもらったりしました。睡眠不足で眠い時は早く寝ることも大切にしていました。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験対策

講義をスマホで受講しながら参考書を解いていました。時間がなかったので倍速で見たり、自分が勉強したいとこだけを見たりしていました。国語など読解系は一度自分で参考書を解いてから、わからないところだけ講義を聞くようにしていました。苦手な数的処理は講義を聴きながら、問題を解き、不明点は何度も講義を聞いて理解に努めました。

人物試験対策

面接でこたえられるように大体の回答は頭に入れておきました。面接対策を直前にしてもらいましたが、これが本当に良かったです。適切なフィードバックを頂けたので回答の再考と自分自身の自信にもつながりました。改めて第三者に見てもらうというのは大切だと思ったので、夫にも面接で回答する内容を見てもらったりしていました。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

早朝に早起き、通勤時間、夜子供が寝てからしか勉強できなかったので、疲れていても眠くても、数分でも机に向かうことをがんばりました。しかしどうしてもだめな時は、今日は早く寝て明日に備えようと割り切って、睡眠時間を確保することも大切にしていました。それが自分の体調管理につながり、また翌日には頭もすっきりして、より集中して勉強することができたと思います。仕事と家事育児との両立と考えると体も心も壊れそうだったので、目の前のことをこなすことだけ考えて生きてました。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

今までやってきた参考書の復習をしました。目に通すだけでもだいぶ違うと思ったので、すきま時間は参考書をみていました。まとまった時間が取れたときは苦手は数的処理を中心に問題を解くことをしていました。筆記試験当日はこれまで十分がんばったから、とにかく悔いがないようにやり切ろうと思いました。試験が通って、面接までの時間は面接対策に集中しました。面接当日はこれまで自分ががんばってきた成果が試される日なのでかなり緊張しました。しかし、ここまで来た自分を励ましつつ、悔いが内容にがんばってやり切ろうと挑みました。

試験期間中の過ごし方

仕事もしていたので、日常生活と特に変わりはなかったです。私には子供もいたので、子供と遊ぶ時間や家族との時間も設けつつ、試験勉強もやるという切り替えを大切にしてきました。それでもまだ子供が１歳と小さかったので、勉強中に切り上げなければいけないときはたくさんありました。それでも、できなかったと考えるより、少しだけどここを勉強できたと思うようにして自分自身を励まして勉強のモチベーション維持に努めてきました。

受験した時の手ごたえ

教養試験を受験した時の手ごたえ

60分でテストセンターの試験、そのあと20分で100問ほどの適正試験でした。テストはBESTAで50問近く問題があったと思います。集中して取り組みましたが思ったより時間が足りなくてあっという間に終わってしまいました。

人物試験を受験した時の手ごたえ

面接は本当に手ごたえがなかったです。質問に答えましたが、好印象な感じもなく、かといって圧迫でもなく、可もなく不可もなくというようなどちらかというと厳しい空気感だったので、その空気にのまれそうでした。受け答えはしましたが自分がちゃんと答えられていたのか自信がなかったです。終わったあとは不安でしたが、どんな結果でもここまで頑張った自分をほめようと思いました。

合格・内定した時の気持ち

合格日に結果を見るのが怖くて、次の日に確認しました。その時は受験番号の確認を夫に見てもらいました。だめでも自分の人生が否定されたわけじゃないし、今までの経験は無駄じゃない、どこかで活かせる。結果をみて次に進もうと思いました。私の受験番号が最後尾のほうで、たまたま夫が○○番までか～といってくれて、え！となりました。よく見たら私の受験番号が載ってあって、涙が出るほどうれしかったです。今までの努力を思ったら泣けてきました。

振り返ってみて合格の決め手

自分自身があきらめなかったことだと思います。絶対に公務員になるとその固い決意が自分の行動を決めたと思います。振り返って、仕事と家事育児しながら勉強するのは本当に大変でしたが、限られたリソースをどのように使うか順序だてて行動できたことも大きかったと思います。たくさんのことを抱えながらの勉強はつらいこと、苦しいことも多かったですが、生きている限り何事も挑戦だと思って、最初から不可能だと決めつけない、自分の人生は自分で切り開くという強い気持ちを持てた自分をもっと労いたいと思います。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

市民生活に必要な行政サービスを考えることです。今までボランティア活動をしてきて、もっと生きづらさを抱えている人や困っている人に手を差し伸べられる支援があるのではないかと思っていました。私自身も子育てを経験し、より子育てがしやすい支援、孤立させない支援も大切だと感じています。暮らしやすいまちを整えることや住み続けたいまちを提供することは行政の重要な役割です。限られた予算の中で、できることの限りはあるかもしれませんが、市民一人ひとりの幸せの為にどのようなことができるのか、多角的な視点から考えたり、市民の声をよく聞きながらアイディアを模索し、暮らしやすいサービスの実現に向けて取り組んでいきたいと思います。

受験生に対するメッセージ

人生において頑張らなければいけない時は何回かあると思います。受験や試験といった人生がきまるときですね。公務員試験の勉強もその頑張らなければいけない時だと思います。私は民間企業経験として、新卒ではないですが努力して今回合格することができました。家事育児、仕事と並行して公務員試験を勉強するのはとても難しいことでしたし、心身ともに追い詰められそうになった時もありました。それでもあきらめなかったのは自分は絶対公務員になるという強い確固たる決意があったから、自分を鼓舞することができました。先入観は可能を不可能にすると有名な言葉があります。自分で不可能だと決めつけないでください。あきらめなければ結果はついてくるものだと思います。一回しかない人生、後悔しないように生きてください。