アガルートアカデミーの公務員試験講座をご受講いただき、朝霞市役所(上級職)に内定した萩原翼さんのインタビュー。

どのように勉強したのか、勉強時間、スケジュール、講座を何周したか、苦手科目の攻略法、工夫など、学習に取り入れられる情報や、予備校講座を選んだ際のポイントなど、受験に役立つ内容盛りだくさんでお届けします。

合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【公務員を目指すきっかけ】

現職で担当しているお客様との会話がきっかけで公務員を目指しました。

会話をする中で、様々な地域に住む人々があらゆる問題や課題を持って生活していることを身近に感じました。

もともと困っている人の役に立ちたいと思って現在の保険に関連する仕事を選びましたが、業務はアフターフォローがメインとなっており、時折もどかしさを感じることがありました。

それは、被害にあってからフォローするのではなく、被害に遭わないような取り組みや政策を打ち出して、困っている人を助けたいという思いが強かったからです。

このように、人々が抱える問題や課題を様々な観点から解決・支援する仕事ができるのは、公務員だけであると考えて公務員を目指しました。

【アガルートアカデミーを選んだ理由】

教材の充実度、価格、講義内容の質など様々な点を考慮してアガルートさんを選びました。

仕事をしながらの勉強だったので、「通学」という選択肢は最初からありませんでした。

通信講座を提供している会社が数多くあったため、各会社のお試し教材を注文し試しました。

その中でもアガルートさんの教材や講義内容が自分に合っていたため選びました。

受験までに残された時間が少なかったため、分かりやすくて効率的に学習できるテキストを探していました。

アガルートさんの教材は試験種ごとに問題の頻出度が示してあり非常に効率よく学習できました。

オンライン講座内でも頻出箇所をアナウンスして下さったので、漏れなく学習できました。

また、テキストも要点がまとまっていて学習しやすいものでした。

特に、各単元の後に練習問題(過去問)が載っており、インプット・ アウトプットを意識して学習できる点も良かったです。

講師の先生もユーモア溢れる先生が多く、楽しめながら学習できました。

【勉強の方針と進め方】

勉強の方針:
苦手科目である「数的処理」「判断推理」を克服する。
得意科目である「社会科学」「文章理解」「人文科学」での満点を目指す。

進め方:
「数的処理」「判断推理」については、毎日コツコツ勉強することを心掛けました。

テキストで解法をインプットして、問題集(アガルートさんのもの 柴崎先生著)を用いてアウトプットしていました。

理解できるまで何度も同じ問題を繰り返して解きました。

自分が理解できたかどうかの判断は、妻を生徒に見立てて説明して、その説明を妻が理解できたかどうかで判断しました。

2月から本格的に学習を始めてから一日も休まずに学習を続けました。

そのかいあって、試験当日は8割ほど自信を持って解答できました。

「社会科学」「文章理解」「人文科学」については、得意意識がある科目だったので、「数的処理」「判断推理」の勉強の合間に学習するようにしていました。

主にはテキストと過去問を用いて、問題演習を中心に進めました。

【失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫】

働きながら学習することを軽く見てしまった。

受講するまでは、「会社終わりに〇時間勉強しよう!」と考えていたが、業務後に勉強することは想像以上に大変だった。

また、休日も朝早く起きて学習する必要があったため、とても辛かった。

全ての範囲を満遍なく学習することは厳しいと感じたため、頻出分野に絞って学習する科目も出てきてしまった。

想定していた学習時間を確保できないときは、睡眠時間を削って勉強時間を捻出した。

また、普段は気分転換の時間に充てていたお昼休憩の時間も、暗記科目の学習に充てることで、足りない勉強時間を補った。

【受講された講座の良さ、学習方法(使い方)】

①教養試験対策

テキストが効率的で学習しやすく、講師の方の説明が分かりやすいことが良い点です。

いつでも・どこでも学習できることがオンライン講座の一番のメリットであると感じています。

苦手科目はインプットを重点的に行って解法を定着させることを心掛けました。

先生の解説が分かりやすいことに加えて、動画再生速度の変更や、何度でも解説を聞き直せることが非常に便利でした。

社会科学などは、通勤中に音声データをひたすら聴いていました。通勤時間が2時間弱かかっていたため、通勤中だけで数単元聴くことができました。

②人物試験対策

面接再現動画があり、講師の方の説明が分かりやすいことが良い点です。

面接再現動画は、面接を客観的に見ることのできる貴重な機会だったと思います。

自分では失礼のないようにしている行動も、客観的に見ることで自身の行動の見直しに繋がりました。

特に集団討論は非常に勉強になると思います。

自分がどの立場になってどのような発言をするのかをイメージしながら視聴することで、当日も緊張せずに臨むことができました。

また講師の方の講義も分かりやすかったです。

自己分析をはじめとして、面接試験を受けるために必要となる準備について解説して下さり、スムーズに面接対策を進めることができました。

【学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか】

学習時間は「早起き」「通勤時間」「昼食時間」「帰宅後」で確保していました。

仕事のある平日は5時に起床して、1時ほど学習しました。

通勤時間は往復で4時間弱、昼食は喫茶店で食事しながら1時間ほど、帰宅後は最低1時間は時間を確保して学習していました。

平日の学習時間は6時間半ほどです。(しっかり机に向かって学習できた時間は2時間ほどです)

休日は平日と同様に5時に起床して学習開始。午前中は5時~11時、午後は13時~20時で学習しました。

コロナ禍のため、基本的には自宅で学習していました。

【直前期の過ごし方】

直前期は、主に暗記科目の最終確認を行っていました。

知識の定着度を図るために、過去問を繰り返し解いたり間違えた問題の復習を行いました。

苦手な「数的処理」「判断推理」については、あえて難しい問題に手を付けることはせず、基本的な問題を中心に解きました。

直前期に苦手科目を解けないことで、メンタルに影響が出ることが怖かったからです。

社会人ながらそれなりの時間を確保して学習していたため、不安はあまりありませんでした。

苦手科目についても、分かるまでトコトン繰り返し勉強したため、自信を持って当日を迎えました。

【試験期間中の過ごし方】

終わった試験について、過度に考えないようにしました。

終わってしまったものはしょうがないからです。

しかし、間違えたであろう問題や解けそうで解けなかった問題については、該当単元を再度学習したり類似問題を解いて、次に同じような問題が出たら取りこぼしの無いように準備しました。

また体調管理にはいつも以上に気をつけました。

バランスの良い食事を摂ることを心掛けて、睡眠時間が短くなりすぎないように気をつけました。

【受験した時の手ごたえ

①教養試験を受験した時の手ごたえ

全体的には微妙な手ごたえでした。

苦手科目の「数的処理・判断推理」については、自信を持って解答できた問題が多かったため、手ごたえは良かったですが、「社会科学」や「人文科学」で頻出ではない分野の問題が何問か出題されていたため、問題を見た瞬間に焦りました。

解答も自信を持ったものでは無かったため、全体的に見ると微妙な手ごたえとなりました。

筆記試験の合格通知が届いたときは素直に嬉しかったです。

倍率は4倍程度でしたが、通過しているかの不安があったため、合格通知を見てホッとしました。

②人物試験を受験した時の手ごたえ

全ての質問について自信を持って、自分の言葉で返答できたので手ごたえはありました。

入ってからやりたい仕事や市役所を受験した想いを上手く面接官に伝えることができたので、面接官との会話もポジティブに進んでいたように感じました。

こちらの回答に対して、さらに深く聞かれることもありましたが、事前に想定して回答をイメージしていたので、焦ることはありませんでした。

面接自体は和やかな雰囲気ではありませんでしたが、面接官の方がこちらの返答に対して、良い反応をしている姿が見れたので終始落ち着いていれました。

内定した時の気持ち】

とてもうれしかったです。今までの自分の努力や苦労が報われて良かったと感じました。

問題を解けないことの焦りや、何度やっても理解できない問題があることで、公務員試験を受験することを諦めかけました。

しかしながら、最後まで諦めずに粘り強く学習を続けた結果が実って嬉しかったです。

社会人になって、新しいことにここまで真剣に取り組むことがあるなんで考えてもいなかったので、公務員試験を通じて貴重な経験ができたと思います。

また忙しい中様々な面でサポートしてくれた妻に感謝しています。

【振り返ってみて合格の決め手】

仕事をしながらの忙しい中でも、毎日の学習時間を確保したことが合格の決め手であると感じています。

毎日少しづつでもコツコツやることが大切であると思います。

「継続は力なり」まさにこの言葉通りであったと思います。

受験を決めた2020年に受験した模試では、正答率10%ほどだった「数的処理」「判断推理」が、受験間近には7~8割程度の正答率を確保できるようになっていて、自分自身の成長を感じることができました。

苦手科目の克服も合格の決め手の一つであると思います。

【公務員として実現したいこと、取り組みたいこと】

災害に強いまちづくりの実現に携わりたいと考えています。

現在、様々な行政で自然災害についてのあらゆる対策が進められています。

このような取り組みというのは、その地域に住む人々にとって心強いものであることに違いありません。

しかしながら、災害に対する施設や対策というものには限界があると思います。

また自然「現象」の発生は防げなくとも、自然「災害」による被害は最小限に抑えることができると考えています。

行政の立場として、災害に対する施設整備や政策を進めることはもちろんのこと、地域に住む人々の防災意識向上を目標に、日々の業務に取り組みたいと考えています。

他の市町村に「〇〇市の市民の方は防災に対しての意識が高いね!」と言ってもらえるくらいになりたいです。

市民の方とより近くで、一緒にまちづくりの実現に取り組んでいきたいと考えています。

【受験生に対するメッセージ】

非常におこがましいですが、ひとつお伝えできるとすれば「継続は力なり」です。

まとめて勉強するのではなく、一日一時間でも確保して、やらない日を作らないように毎日学習することが大切であると思います。

私は社会人であり、かつ試験までの期間が短かったため、かなりキツイ学習スケジュールでした。

しかし、学生の方や試験までの期間を長くとれる方は、もっとゆとりをもったスケジュールにできると思います。

時折、気分転換を挟みながら学習を続けることをおススメします。

わたしは一駅手前で降りて、歩いて帰ることを気分転換にしていました。

勉強に行き詰ったときも散歩して気分転換していました。

頭がリフレッシュされるのでおススメです。

公務員試験は長い戦いとなりますが、自分の夢の実現のために頑張って下さい。応援しています。

【民間企業向けの就職活動について】

①民間企業向けの就職活動はしましたか?

社会人からの転職です。

②なさっていた場合は,どのような業種・職種を志望されていましたか?

金融関係からの転職です。

受講されていたカリキュラム

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