受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

2025年合格目標｜＜今から始める！＞教養+専門型ワイド・スタンダード対策速習カリキュラム【公務員試験】

公務員を目指すきっかけ

私は特別支援学校の教員として働いていました。特別支援学校の教員は、目の前の子どもたちと接することが喜びではありますが、もっと多くの人との関わりを通して障害支援、社会的な立場から携わりたいと考えた時に、行政の仕事が社会の中で大きな割合を占めているのではないかと考えました。私は教育学部の出身なので最初は経済法律の学部の人たちと戦うことができるのか悩みながらの勉強になると思いましたが、やると決めたからにはやろうと思い挑戦することにしました。友達が公務員として働いていることも刺激の1つになりました。障害福祉関係以外にも様々な部署転換があることで、社会の一員として成長できる仕事環境が揃っていることもよいと思いました。

アガルートをお選びいただいた理由

アガルートの良さは、youtubeの公式動画を見て決めました。様々な方の受験体験のインタビューが掲載されていました。私は中途で仕事をしながらの公務員試験の受験となりましたが、同じような境遇の方のインタビューを見て、アガルートならできるかもしれない、と自分のなかで勉強を進める具体的なイメージができたことがアガルートを選んだ理由になるかと思います。もう1つは圧倒的な価格の安さです。他の大手の対策と違い、10万円近く、コースにもよりますが、違ってくると思います。大学生や就職が難しい方にも、お求めやすく挑戦しやすい価格であったため決めました。動画をダウンロードしてみることも可能ですので、時間がないときや電車でも活用できました。

学習の方針と進め方

学習のためにオンラインでの面談を活用させていただきました。まずは憲法民法行政法ミクロマクロ経済学を進めることから始めました。教員採用試験を受けていたため、一般教養についてはある程度今までもやってきてはいました。そのため、専門科目に全集中をかけて仕事後家で3時間を目標に取り組み続けました。時間でとにかく区切ることで、集中力を高めて取り組むことができたと考えています。とにかく量が多いので1回まずは回しきることを意識して取り組みました。2回目からはスピードも上がりました。先生との面談でイメージを持ちましょう。

公務員試験のための勉強の開始時期

2023年12月

失敗経験や挫折とそれを乗り越えるための工夫

私は仕事をしながらの勉強でしたので、もう後がないという状況でした。挫折したときも、これしかないんだ、という追い込みを持って取り組むことができたことは大きな財産になったと思っています。最初の3か月が我慢の時期だと思います。1周してある程度自身が持てる科目が出てくると、少しずつ光が見えてくると思います。あとは小林先生がおっしゃっていますように、1日何も勉強しない日を作ることが大事です。じわじわと夕方ごろから勉強しなきゃと思います。リフレッシュも大事です。

受講された講座の良さ、当該講座の学習方法（使い方）

教養試験

教養試験対策アガルートのテキストは要点が押さえられているので、問題をそのまま覚えるくらいまで毎日電車のなかで何回も見直して読み込みました。ノートを作るとかはせずに、解説のページに関連する語句をどんどん書き込みをしていきました。そうするこで自分専用のノートが出来上がります。

専門試験

専門講義動画を何回も繰り返し、過去問を繰り返す、この反復横跳びです。困ったら動画を見る、過去問の解説を音読する、動画を見て大事なことをテキストに書き込む、この繰り返しでした。3日連続で見ることで、頭に叩き込んでいくイメージでした。ミクロ、マクロはグラフを常に頭でイメージできるように、白紙にグラフを自分で書けるか、という作業を繰り返したりもしました。動画の保存もできるのでおすすめです。

人物試験

面接は場数、経験です、先生方の面接動画を参考にしましょう。

学習時間はどのように確保し、一日をどのように過ごしていたか

学習前にスマホのアプリをロックして、自分と向き合えるように環境を作りました。平日は仕事後の3時間、休日は8時間を目安に取り組みました。気分転換にサウナやランニングをすることでメンタルを良い方向に向けていました。図書館に行き高校生に混ざって勉強をするなど、定期的に違う場所に行って環境を新しくして勉強することも自分には良いことでした。困ったら小林先生の毎月配信される動画を見て、モチベーション管理をしましょう。

直前期の過ごし方（どのような学習をして、どのような心構えで試験を迎えたか）

特にこれといったことをせず、今までのルーティーンをひたすら繰り返していました。間違えた問題の解きなおし、動画に戻って確認をしました。今までのテキストでの書き込みで、自分自身の最高のテキストになっていると思います。あとは空き時間にテキストを読み直す、音読することで定着させていました。心構えは、もう年齢的に後がないと思うこと、新卒からうまくいっている周りの幸せな姿を見ることです。追い込まれますが、それがやる気になります。

試験期間中の過ごし方

勉強以上に予定の確認、イメージをしていました。試験が続く時期は特に体力との勝負です。勉強時間よりも睡眠時間、リラックスをできる環境を作っていました。このためには、直前に焦らないような計画をたてて勉強に取り組むことがより大切になってくるのではないかと思います。試験をイメージした時間配分で模試を受けましょう。あとは体調管理です、風邪の時期ではありませんが、冷房で冷えたりなど落とし穴があるので気をつけてください。

受験した時の手ごたえ

教養試験

教養政権は出たとこ勝負なところもあります。わからないからといって落ち込まないことが大切です。選択肢を2，3、個絞れただけで、あとは50％だな、と思ってできたことに目を向けましょう。文章理解と数的で落とさないことで大丈夫です。

専門試験

今までの総決算と思い受けました。経済は計算問題でもグラフをイメージすること、を繰り返し考えていました。じっくりと時間はあるので、式変形だけで終わらずに今までのテキストのグラフを頭でイメージできるかだと思います。法律は判例の小林先生がラインを引く部分がそのまま出ますので、よくラインの部分を音読することです。

人物試験

人物重視の試験なので、答えを用意するのではなく、日ごろからの考え方、人としてのあり方が問われていると思います。面接練習でやったことを信じましょう。

合格・内定した時の気持ち

自分、やればできるじゃん！と思いました。ずっと悔しい思いをしてきて、今年が年齢制限的にも最後の年であったため、最後の最後に合格を勝ち取ることができてほっとした気分でした。今までの自分を見つめなおす時間でもあったこの期間はとても大切な時間であったなと思いました。特に中途の方には、これからの人生の安定を考えている方も多いかと思います。家族や自分のために、できることをやってよかったなと思いました。買いたかったものを買おう！とも思えましたし、人生の幅が広がるきっかけになりました。

振り返ってみて合格の決め手

最後まであきらめなかったことです。試験をいくつもうけるなかで、不合格の通知が届くことも当然あります。それを見て、メンタルが動かされてしまうとよくないです。最後の最後まで戦い抜くのが公務員試験です。反対に言えば、ライバルが減っていく（合格していく）のが公務員試験です。あとになればなるほど、実質倍率は下がると信じて、高い集中力で取り組み続けることが大切です。それだけの信念を持っている人に任せたい、と試験する側も思うはずです。

公務員として実現したいこと、取り組みたいこと

多くの人との関わりを通して障害支援、社会的な立場から携わりたいと考えています。多様性の時代にこれからなっていきます。自由競争社会のなかで、福祉の視点を持ち働くことは一般企業でできることではありません。行政の力があるからこそ、福祉サービスは広がっていきますし、住みやすい社会、認め合う社会ができると私は思います。公務員は全体の奉仕者です。地域に対して、国に対して、だれもが住みやすいために、制度や情報共有を通して人と人をつなぐ仕事はやりがいに満ちています。そこで働き私自身も成長できると考えていますし、人としての魅力を深めていきたいと考えています。部署転換があることで、社会の一員として成長できる仕事環境が揃っていることも人生100年時代を生きるうえでよいと思います。

受験生に対するメッセージ

採用までにはたくさんの試験があり緊張や不安があるかと思います。また、仕事等と並行しての受験はとても大変だと思いますが、体調に気を付けて自分らしさが発揮できるように頑張ってください。受験に向けて、不安な日々を過ごされていることと思います。試験勉強も必要ですが、ぜひ、周りの方と過ごす時間や趣味の時間を大事にしてください。人と話をしたり、好きなことを楽しんだりする時間はリフレッシュになり、視野が広がります。たくさんある職種の中でどうして公務員になりたいのか、明確な理由を持つことや熱量を伝えることです。公務員試験は民間企業に比べ採用時期が遅く、また、対策しなくてはならないことが山ほどあり、逃げだしたくなる時がもあるかもしれませんが、職員としてなりたい自分像を想い描きながら、苦しい時期も乗り越えてほしいと思います。ただし、頑張りすぎや思い詰めすぎは良くないので、息抜きも大事にしてください。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

ありがとうございました！とてもわかりやすかったです。