受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

人生100年時代と言われる時代において、今後の人生の幅を広げるために資格取得の勉強を開始しました。手始めにFP2級を取得し、そこで学んだ知識を活かして宅建士を取得しました。そして更なる難易度の高い資格と将来的に独立開業が出来る資格を考えて、行政書士の資格を取得することを決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

1回目の受験は他社の講座を受講し、試験に臨みましたが全く歯が立たちませんでした。勉強のやり方を根本から変えようと思い、2回目の受験ではアガルートの中上級総合カリキュラム(フル)を受講しました。筆記を除いて172点取れていたので、合格しただろうと思っていたところ、まさかの筆記が6点で結果178点の不合格。3回目の受験は豊村先生の勉強方法を更にブラッシュアップするために、上級総合カリキュラム(ライト)を受講することを決めました。

合格体験記・学習上の工夫

今回の受験を前に職場環境が変わったこともあり、勉強時間を確保することが難しくなり、実際前回の6割弱ほどの勉強時間しか確保出来ませんでした。そのために勉強の効率をあげることに注力しました。まずは勉強時間を基本的に朝型に移行しました。平日は出社前に勉強し、夜は早く寝る。土日祝も朝から夕方まで勉強し、夜はリラックスする時間を作るよう心掛けました。過去2回は夜型の勉強でしたが、朝型に切り替えることにより脳がフレッシュな状態で勉強に臨むことができ、勉強の効率が上がりました。

前回の試験でアガルートのインプット・アウトプットを繰り返す勉強のやり方でマークシートの点数が飛躍的に向上したので、今回の試験は記述式の点数向上が鍵になることは明らかでした。その為に記述対策として早い時期から総まくり記述80問に取り組みました。また条文学習に力を注ぎ、特に記述で出題可能性がある条文を抜き出して、それを自分なりに取りまとめ行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法を比較しやすいようにしました。

また9月からの模試5回を会場で受験することにして、本番を意識する受験対策を行いました。最適な回答の順番を見つけることや難しい問題はいい意味であきらめることを意識して、有効な時間配分を見つける対策をとりました。

図表まとめ講座のご感想・ご利用方法

最初の印象としては前年受講した中上級講座のテキストと比較して、とてもコンパクトだったことにびっくりしました。ただ実際に勉強をすすめていくと重要なポイントがまとまっており、とても分かりやすくできていると感じました。コンパクトな分だけ学習時間がかからないにもかかわらず、記憶喚起で忘れていた部分の掘り起こしもできたので、学習時間の限られていた私としては非常にありがたかったです。また中上級講座のテキストと連動していたので、図表取りまとめ講座で分らないところを中上級講座のテキストを見返すことで理解できたことも良かったです。

テキストには直前期に見返したい所に内容を記載した付箋紙を貼り付け、直ぐに見返しが出来るようにしました。テキストがコンパクトで持ち運びがしやすかったため、通勤時の電車の中で付箋紙を張った箇所を集中的に見返しながら勉強しました。

「START UP 判例」解説講座のご感想・ご利用方法

昨年までは判例を重視していなかったので判例の結論しか覚えていませんでした。しかし最近の試験では、結論はあっているものの経緯が間違っている問題が増えてきているように感じたので判例をきちんと理解する上でとても役に立ちました。

判例学習の中でも特に憲法・行政法を中心に勉強しました。憲法は学習をすればするほど、中身を正しく理解していないものが多かったことに気づきました。行政法については行政事件訴訟法における訴訟要件などを類型化して説明して頂けたので、よく理解出来ました。

全体的には豊村先生のポイントを絞った説明が分かりやすく、裁判で争点になった箇所やどういう経緯でこのような判例になったのかを説明して頂けたので記憶定着にとても役に立ちました。

行政書士試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

過去問ベストセレクションについては民法、行政法を中心に勉強をしていきました。民法、行政法は4回解いて、5回目は間違えたところのみ解き直し、憲法、商法は2回、一般知識は1回解きました。民法、行政法は時間が空くと忘れてしまう為、毎日どちらかを解くように心掛けました。過去問ベストセレクションは持ち運びに便利であった為、通勤時間や休憩時間などの隙間時間をみつけて問題を解くようにし、苦手な部分の克服をしていきました。

他資格試験過去問ベストセレクションのご感想・ご利用方法

他資格試験過去問ベストセレクションは行政書士の過去問と違う角度から問題が出てくるので、問題の本質を理解するのに大変有効な問題集と思います。前年度の中上級総合カリキュラムにも含まれていたので、違和感なく取り組むことが出来ました。

こちらも民法、行政法を中心に勉強をし、民法、行政法は4回、憲法、商法、一般知識は2回解きました。過去問ベストセレクションと交互に行うことで、より択一式問題の精度を上げることが出来たと思います。

総まくり記述80問攻略講座のご感想・ご利用方法

記述問題では過去2回の行政書士試験でほとんど得点が取れず、特に2022年は記述に泣いた年でした。記述問題以外で180点以上を取るよう択一問題に比重を置いた勉強も考えたのですが、記述問題対策を行い問題に対する理解を深めることが択一問題対策にもなると思い、記述問題対策を早めに始めました。

基本的には総まくり記述80問を中心に取り組みました。それぞれの問題を解き、講義を視聴し、間違えていたところや覚えていなかったところを洗い出し、その部分を図表まとめ講座のテキストに書き込みこみました。今回の試験においても決して満足のいく得点を取ることは出来ませんでしたが、結果的に合格の決め手は記述問題の得点向上でしたので、早い段階から総まくり記述80問に着手して良かったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は7月から取り組みました。他社の模試も含めて全部で9回受けました。最初に市販模試を自宅で実施し、9月からは本番を意識するために会場で受験しました。模試は結果に一喜一憂することなく、目的をもって臨むことを心掛けました。

私の場合は模試の目的を本番で解く順番を決める事、そして時間配分をしっかり身に付けることでした。実際に本試験でも自分が設定した時間を見ながら、問題を解くことで時間が足りないということにならず、最後のチェックシートの見直し作業の段階で、マークシートのチェックミスに気付くことも出来ました。また模擬試験を数多く受験することで3時間という長い時間集中するという訓練をすることができたことも、非常に重要だったと思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村先生合格へ導いて頂きありがとうございました。先生の講義に出会い、楽しみながら勉強することが出来ました。勉強することが楽しくなることで、得点が飛躍的に伸びていき、それにまた喜びを感じ、最終的に合格を勝ち取ることができました。本当にありがとうございました。