受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

60歳定年を機に30年以上勤めていた医療業界を去り、セカンドキャリアとして70代後半まで働くことを考えアガルートでマンション管理士・管理業務主任者の資格を取得した後、マンション管理会社にて実務経験を蓄積しています。

将来の独立開業の夢の可能性を広げるために、資格試験の学習習慣のあるうちにもう一つ関連資格を追加しようと考え行政書士にチャレンジしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートでマンション管理士・管理業務主任者の資格を取得した経験があることに加え、講師の豊村先生の講義が飽きずに継続できそうだったこと、働きながらオンラインで自分の隙間の都合の良い時間で学習できること、合格特典で全額取り戻すことが勉強意欲につながることから受講しようと決めました。

合格体験記・学習上の工夫

主な工夫・意識したことは3点です。

学習絶対時間を確保すること、具体的には、8月以降は、平日は、朝3時半から朝7時半まで4時間学習プラス電車移動の往復20~30分と昼休みの30分で合計5時間、休日は、6~10時間以上をノルマとし、日々進捗管理しました。目標は学習時間ではなく、解く問題数とし、結果として十分な学習時間をこなしました。また、眠たい時はしっかり寝てすっきりしてから勉強する、やる気が起きないときは下記③のようにメリハリをつける工夫をしました。

豊村先生おすすめの標準的な基本枠組みの実践すること、すなわち、豊村先生講義・読み直し(⇔肢別過去問ひたすら回転⇔条文・判例の理解読み⇔市販模試回転(一般知識含め)※インプットは過去問で間違えることが多い部分のみ理解しながら読む。暗記は直前期の最後の最後までせずにひたすら理解することを重視する。

モティベーション維持すること、具体的には、合格体験等のポジティブ動画を繰り返し視聴する、毎日の学習にご褒美を準備する(100問解いたら15分ゲームして、50問解いたら10分ゲームするとか。倦怠期に活用しました)、一般知識学習を法令学習の合間合間に挟み込み知識意欲を充足する楽しみな時間にする。

総合講義のご感想・ご利用方法

1月から総合講座をはじめ、とにかく早くインプットを終了させて、過去問に取り組むこと、暗記は直前期の最後の最後までせずに、総合講義でひたすら内容を理解することを重視しました。

テキストや過去問でしっくり理解できないところは、市販の判例集を読んで掘り下げたり、関連条文を丁寧に読み直したり、学習パートを先に進んでから戻ってきて読み直したりして、最終的に必ず内容を理解することに努めました。

また、自分で重要だと判断するパートは、総合講義を高速で繰り返して視聴すること、豊村先生の講義でマークした部分を中心に丁寧に理解を深めながら読み直しをするなど、徹底的に刷り込みました。

また、1月に学習を始めた当初は11か月という残り時間から商法・会社法、一般知識はラッキー含め50%正答できれば良いと思っていましたが、実際は憲法や一部民法よりも単純で簡単な問題も多いことから、捨ててしまうのはもったいないと考えを改め、過去問で間違えるところ例えば会社法の設立や機関などは過去問を繰り返す断片的な記憶ではなく、丁寧に総合講義を視聴・読み直し、設立や機関のポイントを理解したうえで過去問に戻って正答率を高めるようにしました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

正直、短答過去問解説講座はあまり活用せずに、以下の市販の資料を中心に毎日何問解くかのノルマを課してひたすら回転させました。過去問に関しては、講義動画で進めるよりも、書籍を絶えず持ち歩いて仕事の隙間や通勤時間などに問題に触れていたほうが効率が良いと思ったためです。

①合格革命肢別過去問集9回転、

②LEC出る順肢別過去問集7回転、

③アガルート民法80問3回転、

④LEC公務員過去問解きまくり行政法・民法2回転、

⑤アガルートおよび5社市販模試2回転。

⑥アガルート令和4年度過去問2回転

当初は上記①と②が学習の中心で仕事場まで持ち歩き、よく間違えたり内容理解が不十分なパートは豊村先生の総合講義に立ち戻り、必要に応じて判例集の熟読、条文の読み直しをしました。直前期前には①②を回転させることに飽きが出始めてきたため、手を広げすぎるのはよくないとわかっていつつも、アウトプット頻度を減らしたくない思いから、③~⑥の新しい問題集を使って、新しい問題を考えることで刺激を維持して、逆に学習時間を増やしていきました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

すみません、これも正直、記述過去問解説講座はあまり活用せずに、8月くらいから以下の3つの市販の資料を中心に理解を深めながら繰り返して学習しました。

①TAC行政書士40字記述式問題集

②LEC出る順行政書士40字記述式問題集

③合格革命40時記述式問題集

①②③の問題の要旨と回答のポイントを単語カードに整理し、通勤の電車の中・入浴・トイレの中で、それぞれ3回転程度、内容理解を重視しつつそらで回答できるように日々過ごしました。実際は②は少し難しすぎる問題が多く含まれていたのと、解答の解説が理解しにくく自分に合わない部分が多かったので、①③を中心に活用しました。

なお、今回の行政書士試験の記述式はやや安易な印象があり、60点満点中54点を獲得できました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

市販の過去問集だけでは民法のカバーが弱いと考え、行政書士試験以外の資格試験をカバーしているアガルートさんの『択一式対策完成への問題』解説講座(民法80問)は3回転させました。

その際は絶えず重要条文を問いなおすこと、理解があやふやな部分は豊村先生の講義を視聴しなおすとともに、テキストをなめるように読み直しました。

それでも理解が不十分なパートは条例・判例を熟読しました。例えば、抵当権、法定地上権、債権で頻回に間違えるところなどは、豊村先生の言う「ジグザク学習」をひたすら繰り返して内容理解に努めました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

直前期にアガルートの模試1回分に加え、①LECの市販模試3回分、②TACの市販模試3回分、④合格革命の市販模試3回分、⑤伊藤塾の市販模試2回分、合計12回の模試を3回転させました。

特に、過去問だけでは問題の量が十分でないと考える商法・会社法、一般知識に関しては、市販模試で問題の量を増やすことに加えて、豊村先生の講義の再視聴プラス一般知識・時事の市販テキストを学習し、同じく内容理解に努めました。一般知識はカバー範囲が広いので、各社の重複しているパートを優先してテキストを読み込みました。

今回の行政書士試験で最終的に一般知識は14問中11問正答することができました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

1月から学習をはじめ短期間の1回目の行政書士試験で230点を獲得でき、無事に合格できました(正直法令の短答問題をもっと正答したかったのですが・・・意外と苦戦しました)。自分は60歳ですが自信につながりました。

最初から豊村先生の指針を信じて、働きながら勉強時間を確保し様々な工夫でモティベーションを維持して、豊村先生の指針をひたすら集中的に実践したのみです。本当にありがとうございました!感謝です。