合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

行政書士試験を目指した理由・契機

法律の分野に興味があり、行政書士資格は、法的なプロセスや文書作成のスキルを向上させ、法律に基づくクライアントのニーズに応えるための理想的なキャリアパスと考えました。

又、中小企業診断士の資格を有しており、行政書士の経験から得られる知識やスキルが、中小企業診断士の業務に役立つと考え、本資格取得を目有す事と致しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

インターネットホームページで紹介されている分かり易い講義内容に接し、学習プロセスが効果的に進むと期待しました。

又、講義が、試験範囲や問題傾向を十分にカバーしているという事、及び合格率が非常に高いという事から、真摯に学習する事で自分自身も高い率で合格を目指せると認識致しました。

合格体験記・学習上の工夫

講義を視聴した後、関連する法令・判例を六法で確認し、その後過去問を解くサイクルを1巡しました。2巡目以降は、総合講義で理解が難しい部分を再視聴し、他の部分はテキストを読み込みながら、過去問の繰り返し反復学習に集中しました。

講義中に御教示頂いた〇記マーク箇所をタイプアップ~プリントアウトし、余白には、自身で暗記漏れとなる法令・判例を追記して、これを自身のサブノートとして活用しました。この方法により、効果的な暗記と継続的な復習が可能となり、知識の定着を図ることが出来ました。

一般知識に関しては、総合講義テキストを活用し、基本的な法令等について理解を深めました。文書理解については、問題集と過去問を利用して、文書を解読し理解するスキルを高めました。又、ニュース検定の講義を通じて、時事問題や社会情勢に関する知識を積極的に取り入れました。

スケジュールに関し、平日は短時間でも講義学習と過去問学習に努め、週末には民法と行政法を中心に講義学習と豊村ゼミの予習・復習に時間を割り当て、他科目や一般知識とのバランスを保ちつつ、学習リズムの定着に努めました。

模試に関しては、5月度から他校の模試の学習を開始し、自身のポジション確認と学習上の弱点を洗い出しを行い、その回復改善に努めるサイクルを本試験直前まで継続しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

感想

総合講義は、試験範囲を幅広くかつ深くカバーしており、六法以外のサイドブックを使用することなく学習を進め、過去問にも取り組むことができました。これにより、学習対象を分散することなく、広範な知識の習得が可能でした。

カラー刷りのテキストは読みやすく、知識の習得に最適なフォーマットと構成が整っていました。視覚的な面でも効果的に内容を理解しやすかったです。

講義では、下線やマーキングなどを活用してポイントや要点を分かりやすく解説していただき、理解が容易でした。これが学習効果の向上に寄与しました。

講義での過去問や判例の説明など、一方通行単調になりがちな通信学習にアクセントが加わり、受講生と講師とのコミュニケーション感が創出され、理解度の向上に寄与しました。

利用方法

最初の学習サイクルでは、講義の視聴を通じてテキストの内容を理解しました。講義を通して基本的な知識と理論を獲得し、全体の構造を把握しました。

1巡の講義視聴後、過去問での論点で内容の理解が不足している部分を中心に再度講義を視聴しました。これにより、具体的な問題点に焦点を当て、理解度を向上させました。

再視聴時にはテキストの読み込みを行い、講義で説明されたポイントや要点につき更なる理解を深めました。

総合講義テキストにのみ学習焦点を絞り、他の副読本は一切使用せずに学習を進めたことで、一貫性のある学習が可能となり、総合講義だけで過去問を十分理解することが可能となりました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

時間の制約により、全科目の短答過去問動画を視聴することは難しい状況でした。そのため、行政法に焦点を当て、当科目をまず徹底的に学習しました。他の科目では、まず問題に取り組み、理解が難しい箇所を特定してから、関連する動画で補完しました。

平成25年からの全過去問が解説付きで掲載されており、頻出論点を逃さずカバーできました。誤答した問題に関しては、何度も繰り返し解くことで、集中的に理解・暗記すべきポイントを明確にしました。

この方法により、効率的かつ徹底的な試験対策を進めることができ、試験範囲全体をカバーする自信を持ち、最終的には合格に結びつけることが可能になったと考えています。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去の試験対策において、記述式の問題は過去問と同一内容が出題されないという特徴があり、そのため、問題の解き方や記述スキル、取り組み方法を向上させることを目的に、過去問題集と動画を利用して学習を進めました。又、年ごとに出題される問題は3問ですので、別途全過去問を収録した問題集と、150題程度の新設問題が掲載された問題集に取組み、自らのスキル向上に努めました。

加えて、総合講義で示される〇記マークを重点的に暗記対象として学習し、本試験での得点向上に大いに寄与しました。結果的には、本試験で約7割の得点を獲得し、合格への大きなアシストを得ることができました。

『択一式対策完成への問題』解説講座のご感想・ご利用方法

択一対策の問題集は、他の資格試験における民法の問題に焦点を当てたものであり、難易度が高いため、単に問題解答の材料としてではなく、教材としての役割を鑑み、解答の読み込みや動画の視聴を通じて学力を向上させることを重視して取り組みました。

又、この択一問題集は、行政書士試験とは異なる選択対象の記載方法やポイントが多く、表面的な知識だけではなく、問題が求めている本質的な答えを理解し、考える力を養う上で大いに助けとなりました。問題の厳密な意味や法的な背景を理解することで、ただ解答するだけでなく、問題に対してある程度の洞察力を持つように成ったと考えています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は1回のみの自己採点形式であったため、本試験前に実力を試す貴重な機会として取り組み、自身の弱点を確認し、改善の方向性を見出すことができました。一方で、試験慣れと徹底した弱点の洗い出しを目指し、総合講義で先生が推奨された他校の模試にも積極的に参加しました。これは5月度から本試験直前までの期間にわたり、異なる学習環境や出題スタイルに触れることができたため、非常に有益でした。他校の模試を受験することで、試験の雰囲気や難易度に慣れ、同時に自身の問題解決スキルや時間配分の向上にも寄与しました。この経験により、本試験時にはより冷静かつ的確な対策が可能となり、模擬試験と他校模試の両方がバランスよく取り入れられた学習アプローチが、最終的な成績向上に繋がったと考えています。

豊村ゼミのご感想・ご利用方法

昨年、私が学習の核としたのは豊村ゼミであり、このゼミ受講が合格に至った最大の要因だと考えています。ゼミは2月から8月までの長期間に渡り、2月度では毎週、その後は隔週で対象である民法・行政法・憲法に関する予習・講義受講・復習を行いました。文書理解を含め、理解を深めるために毎回約4時間半ものハードな講義であり、徐々に参加者が減少していく中で、自ら最後まで参加・対応することで、学力向上だけでなく、精神力の鍛練にも繋がりました。このゼミではテキスト以外にも判例や法改正論点のプリントが多数提供・説明され、学習の幅が飛躍的に広がりました。一方通行である通信教育の中で、双方向でコミュニケーションを図れたこと、及び他参加メンバーの真摯な取組に接する事が、モチベーションの大きなアップに繋がりました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

豊村ゼミで豊村先生には大変御世話に成りました。総合講義含め、アガルート受講単年で合格に至り、心より感謝申し上げます。