結論、行政書士試験の直前期(約2ヶ月前~)にすべき対策は以下のとおりです。

  • 暗記科目を伸ばす、仕上げる
  • 模試を受ける
  • 何回やっても間違える選択肢をつぶす
  • 苦手分野に絞ってインプットする

本記事では、行政書士試験の直前期について詳しく解説します。具体的な対策をまとめたので、試験直前に何をすべきかわからない方は参考にしてみてください。

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行政書士の直前期とは?

行政書士の直前期とは?

行政書士試験の直前期とは、本試験の約2か月前である9月以降のことを指します。

この直前期に何をするかによって合否が分かれると言っても過言ではないほど、とても大切な時期です。

行政書士試験は試験科目が多く、暗記力が大いに問われますが、直前期は記憶を定着させるのに効果的で最も実力が伸びると言えます。

直前期までに学んできたことを、整理し、苦手分野を洗い出し、復習し、問題演習を繰り返すことにより、曖昧さを排除して正確な知識を身につけて点数に結び付けていきましょう。

本試験の時に記憶力のピークを迎えられるよう、正確な知識のインプットとそれをアウトプットする応用力を直前期に培うことが合格のためには何よりも大切です。

行政書士試験の直前期に対策すべきこと4選

行政書士試験の直前期には、下記の対策を行いましょう。

  • 暗記科目を伸ばす、仕上げる
  • 模試を受ける
  • 何回やっても間違える選択肢をつぶす
  • 苦手分野に絞ってインプット

暗記科目を伸ばす、仕上げる

直前期にすべきこととして大切なのが、暗記科目の知識を曖昧・中途半端ではなく、正確に定着させることです。

当然、この時ゼロから暗記を始めるのではなく、直前期までに一通りの勉強を終えて下地を作っておく必要がありますが、直前期前までは、「大体の内容や趣旨を理解している」程度の状態であってもまだ間に合います。

この「大体理解している」状態から、どのように出題されても正しい答えを導き出せるレベルの知識に格上げするために、暗記科目の知識の精度を上げていく必要があります。

行政法では、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法は正確な条文知識が問われる暗記科目と言えます。

問題演習をしながら、不正解したものはもちろん、正解はしたものの根拠が曖昧だった分野については、条文や制度趣旨の知識を中心にしっかりと復習して正確な知識を身につけましょう。

地方自治法は難問が出ることがありますが、知識があれば解けるレベルの問題は正答できるように、繰り返し問われている論点については正確に暗記しましょう。

民法の家族法についても、直前期の暗記が有効です。

行政書士試験では、親子関係、婚姻関係などの親族の分野の出題が多く、この分野は特に正確な知識を身につけましょう。

憲法の統治についても、暗記科目と言えます。

憲法は元々条文数も少ないので、条文を読み通したうえで問題を解き、実際の試験ではどのように出題されるのかを意識して精度の高い知識の定着を目指しましょう。

一般知識問題では、情報通信・個人情報保護も条文や用語の知識が問われる暗記科目です。

一般知識の政治・経済・社会と比べて、情報通信・個人情報保護に関しては条文や用語をしっかりと暗記していれば得点に結びつきやすい科目なので、直前期の対策も入念に行い正確な知識を身につけましょう。

模試を受ける

直前期には、行政書士模擬試験を受けて実際の試験のシミュレーションを行うことも大切です。

試験の実際の雰囲気を体感し、限られた時間の中で時間配分を意識しながら問題を解いておくことで、実際の試験の時にパニックにならずに落ち着いて臨むことができます。

模試の結果については過度に気にする必要はありません。

ただし、他の受験生の正答率が高い問題を間違えてしまった場合には、基礎的な知識が不十分だと言えます。

該当箇所をしっかりと復習し、同じ誤りをしないよう入念な対策しましょう。

模試の結果を見て、自分の苦手科目や苦手分野のあぶり出しを行い、それに応じた対策をすることも大切です。

何回やっても間違える選択肢をつぶす

模試や問題集を解いていると、同じような問題でつまずいたり、答えは何となくわかるものの根拠をしっかりと示せないということがあります。

これは、知識が不完全だったり、問題を解くための解法テクニックが身についていないことによって起こります。

誤った問題や根拠がわからなかった問題については、しるしをつけるなどして視覚的にも記憶に残るように工夫し、基本テキストに立ち返って該当範囲をしっかりと復習しましょう。

復習したうえで再度関連する問題を解いていき、根拠が説明できるレベルまで知識を確かなものにします。

関連する条文や判例も併せて復習し、テキストや問題集と知識をリンクさせてしっかりと記憶に定着させることが大切です。 

苦手分野に絞ってインプット

直前期までにインプットが終わっていることが理想ですが、誰にでも苦手分野はあり、インプットが不完全なこともあるでしょう。

問題集を解いていくアウトプットの作業をする中で、自分の苦手分野を把握しましょう。

そして、苦手分野については再度基本テキストに立ち返ってインプットの作業を行います。

このとき、むやみに新しいテキストに手を出すのではなく、これまで使用してきたテキストを使い、一つのテキストを完ぺきに頭に入れることの方が効果的です。

ただし、直前期はインプットだけでは間に合わなくなってしまうため、インプットの作業と並行して問題演習もどんどん繰り返し行うことが必要です。

行政書士試験の直前期対策は事前の下地作りが重要

直前期に効果的な対策をするためには、それまでにしっかりと下地を作っておくことが大切です。

8月末までには、基本テキストの学習を済ませ、問題集や過去問も解き終えておきましょう。

そして、この基本テキスト、問題集、過去問については最低でも一度は復習を済ませて置き、復習した時に知識があやふやだったり、忘れてしまっていたところにはしるしをしておきましょう。

重要な判例や論点、条文についても復習しておきます。

そして、この基本テキスト、問題集、過去問、判例、条文はすべての情報がリンクするように、相互に関連するページを補記したり、まとめノートに記すなどして情報の一元化をはかりましょう。

情報がバラバラになってしまうと記憶に定着させることが難しくなるため、いつでも関連した情報をすぐに引き出せるような状態にしておくことが大切です。

行政書士試験の1週間前にやるべきこと【動画解説】

下記動画では、行政書士試験の1週間前にやるべきことについて解説しています。約2ヶ月前の直前期の対策を積み重ね、いよいよ本番直前になってやることがわからない方は参考にしてみてください。

行政書士試験の直前対策におすすめの講座

行政書士試験の直前対策におすすめの講座は以下のとおりです。

講座名 特徴
直前対策パック 「総まくり択一1000肢攻略講座」「総まくり記述80問攻略講座」「模擬試験」の3講座をパッケージ化し、直前期の総仕上げができる。
総まくり択一1000肢攻略講座 出題可能性の高い1000肢を厳選収録し、択一式の最終チェックができる。
総まくり記述80問攻略講座 オリジナル予想問題80問でパターン別の解法を習得できる。
直前応援講座(時事テーマ出題予想・文章理解対策) 時事15テーマと文章理解の読解法を短期間で習得できる。
「連帯債務」直前ブースト講座 対外的効力・対内的効力を横断的に整理し、連帯債務を得点源に変えられる。

直前対策パック

本講座は、「総まくり択一1000肢攻略講座」「総まくり記述80問攻略講座」「模擬試験」の3講座をパッケージ化しており、択一式・記述式の双方で実力を確認できます。

インターネット環境があれば、パソコン・タブレット・スマートフォンでいつでもどこでも受講でき、アプリによるオフライン学習にも対応しています。

過去問演習を終えた受験生が総仕上げとして活用することで、試験本番に向けた得点力を最大限まで高められるでしょう。

総まくり択一1000肢攻略講座

本講座は、講師が長年の指導経験をもとに厳選した1000肢を収録しており、本試験での出題可能性が高い基本的かつ重要な知識に集中して取り組めます。

約27時間の講義をPC・タブレット・スマートフォンで受講でき、9段階の倍速再生機能やオフライン学習でスキマ時間も活用できます。

出題傾向を踏まえた重要知識の最終チェックが完了し、直前期の不安を軽減しながら合格に向けた実力を固められます。

総まくり記述80問攻略講座

本講座は、講師が作成したオリジナル予想問題80問で、今年の試験で出題される可能性が高い分野に絞った対策を行います。

記述式問題をいくつかのパターンに分類し、パターンごとの解き方を講義しながら周辺知識も併せて習得できる構成です。

記述式試験への漠然とした不安を解消し、出題パターンごとの確実な解法スキルを身につけられるでしょう。

直前応援講座(時事テーマ出題予想・文章理解対策)

本講座は、政治経済・時事の専門家である田島講師が新聞や白書からトレンドを分析し、出題可能性のある15テーマを厳選して解説しており、5年連続で時事問題を的中させてきた実績があります。

「解こう」ではなく「読もう」とすることで文章理解力を高める読解方法を、4題の例題を通じて伝授しています。

基礎知識の基準点(6問以上)を確実に突破し、文章理解と時事問題での得点上乗せを目指せます。

「連帯債務」直前ブースト講座

本講座は、対外的効力(絶対効・相対効)と対内的効力(求償・通知)を横断的に整理し、2017年の民法改正による絶対的効力事由の削減など試験出題の核となる変更点を徹底解説します。

○×形式問題や事例問題、記述式演習など豊富なアウトプット演習を通じて、試験頻出テーマの実践的な解答力を養成します。

択一式・記述式の両方で確実に得点できる実力が身につき、連帯債務を得点源へと変えられるでしょう。

まとめ

今回は、行政書士試験の直前期について詳しく解説しました。

  • 行政書士試験の直前期=本試験の約2か月前(9月以降)
  • 直前期は暗記科目や模試、苦手分野を中心に学習する
  • 効果的な直前期対策は事前の下地づくりありき

行政書士試験の合格を目指すうえで、直前期の対策を効果的にできるかは重要です。ぜひ本記事を参考に、無駄な時間を削り、合格につながる学習を進めてみてください。

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この記事の著者 アガルートアカデミー

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