行政書士試験の直前期をむかえ、模試を受けたほうがよいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。

模試を受けるメリットはたくさんあります。また、さまざまな活用法があるため、効果的に利用すれば自分にとってプラスになるでしょう。

行政書士の模擬試験は、予備校・通信講座を扱う各社で販売しています。

このコラムでは、おすすめの行政書士の模試5選と、行政書士試験における模試の活用法について解説します。

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【行政書士試験】おすすめ模試5選

行政書士試験の模擬試験のおすすめ5社をご紹介します。

以下、2023年9月時点の情報です。詳細および最新情報は公式サイトをご確認ください。

LEC

LECの行政書士模擬試験は「到達度確認模試」「全日本行政書士公開模試」「ファイナル模試」「厳選!直前ヤマ当て模試」「科目別答練」など種類が豊富です。これらをパックで購入することも可能です。

日程

全日本行政書士公開模試(会場受験・第2回)は、下記の日程で行われます。

会場受験日程:9/29(金)~10/1(日)

受講料

解説Web:一括一般価格:7500円(税込)
解説DVD:一括一般価格:9500円(税込)

模試 – 行政書士試験対策講座|資格の予備校ならLEC東京リーガルマインド

伊藤塾

伊藤塾の行政書士試験模試は会場受験かWEB(通信)受験を選べました。

会場は、東京・横浜・埼玉・名古屋・大阪・福岡があります。

日程

会場受験日程
第1回 :9/9(土)9/10(日)
第2回:10/7(土)10/8(日)

受講料

2回パック:12,000円
第1回、第2回:それぞれ7000円

在宅で受験する場合は上記の料金、会場受験はオプションとなり、別途料金(各回+500円)が必要です。

2023年合格目標 行政書士 公開模擬試験 | 対策講座案内 | 行政書士試験 | 伊藤塾

TAC

TACの全国公開模試は全2回、会場受験か自宅受験かを選べます。

会場は全国23会場+自宅受験です。

日程

第1回 会場:9/22(金)~9/24(日) 自宅:9/14(木)発送
第2回 会場:10/13(金)~10/15(日) 自宅:10/6(金)発送

受講料

勝利の模試セット(第1回+第2回一括申込):5500円
全国公開模試 第1回のみ、第2回のみそれぞれ:3300円

全国公開模試 | 行政書士|資格の学校TAC[タック]

東京法経学院

東京法経学院の模試は3回あり、こちらも会場受験か自宅受験かを選べます。

日程

会場は東京会場か福岡会場です。

全国公開模試Ⅰ 東京会場:9/24(日) 福岡会場:10/7(土)
全国公開模試Ⅱ 東京会場:10/1(日) 福岡会場:10/14(土)
全国公開模試Ⅲ 東京会場:10/8(日) 福岡会場:10/21(土)

受講料

東京法経学院の行政書士2023 全国公開模試は、1回から購入可能です。

1回受験:5,500円
2回受験:9,900円
3回受験:13,200円

行政書士2023 全国公開模試|通学・通信講座/教育|行政書士試験|東京法経学院

アガルート

アガルートの行政書士試験模擬試験は、オンライン受講で、回数は1回です。

問題冊子・解説冊子・解答用紙が送られます。

日程

教材発送・視聴開始日:8/8(火)~(視聴期限11/30(木)

視聴期限までいつでも利用できます。

受講料

模擬試験:4,400円(税込)

行政書士試験|【2023合格目標】模擬試験 | アガルートアカデミー

模試の使い方・活用法4つ

ここからは、模試の使い方・活用方法について解説します。

模試を受けるかどうか迷っている人や、模試をうまく活用できていないという人はぜひ最後までご覧ください。

1.本番のシミュレーション

模試の活用法1つ目は「本番のシミュレーション」です。

模試を受けることで、以下のようなシミュレーションが可能です。

  • マイルストーン(どこまで学習が進んでいるかの確認)
  • 解く順番・時間配分の確認
  • 2時間45分で解ききれるかどうかの確認
  • 生活リズムの確認

それぞれ解説します。

マイルストーン(どこまで学習が進んでいるかの確認)

模試を目標に学習し、模試が終わったらその模試で得たことを糧に今度は次の模試、そして本試験というように、模試をマイルストーンとして学習を進められます。

学習の進み具合の確認になると同時に、学力の底上げも期待できます。

解く順番や時間配分の確認

どこからどのように解いていくかは人それぞれで正解はありません。

しかし、トリッキーな問題に心を折られる可能性のある基礎法学をあと回しにしたり、記述式や文章理解を時間に余裕があるうちに解いておくなど、さまざまなテクニックが存在します。

どの順番が自分に合っているかを確認するために、模試はまさにもってこいです。

2時間45分で解ききれるかどうかの確認

行政書士試験の制限時間は3時間です。

たとえギリギリでも、3時間以内にすべて解ききれれば問題ありません。

しかし、模試では2時間45分で解ききることを目標に取り組むことをおすすめします。

なぜなら「時間内に解く」というトレーニングになるためです。

時間内に解ききる感覚が身につき、うまく時間配分できるようになれば、余裕をもって本試験に臨めるようになります。

生活リズムの確認

あまり重要ではないと思われるかもしれませんが、実は重要なポイントです。

本試験の日に「何時に起きればよいのか」「試験前に昼食を食べたほうがよいのか」「会場に何を持っていけばよいのか」は、本試験に似た状況を作りださないかぎり掴めないためです。

本試験に似た状況を作りだすのに、模試を利用しない手はありません。

関連コラム:行政書士試験に必要な持ち物リスト!あると便利なものや持ち込み不可の物も紹介

2.学習のきっかけにする

模試の活用法2つ目は、「学習のきっかけにする」ことです。

行政書士試験は年に一度の試験です。

そのため、1年間学習していくうちに、モチベーションが下がってしまったり緊張感がなくなってしまったりする「中だるみの時期」が訪れるときがあります。

しかし、本試験までの過程で模試を受ければ、高いモチベーションやほどよい緊張感を保てます

また、模試でいい点数を取りたいと思って学習に励んだり、思うようにいかなかった場合は次の模試に向けて本気で学習したりと、がんばるきっかけにもなるでしょう。

おすすめは、模試を受ける前に各科目、さらには各科目の分野ごとに目標を決めておくことです。

例えば、基礎法学なら2問中1問は取れるようにする、憲法なら5問出題されるうち4問正解を目指すなど、明確な目標を設定することがポイントです

そして、模試を受けたあと目標としていた点数と実際の点数を比べてみると、自分に何が足りなかったのかが見えてきます。

そうして見えてきた苦手は、ざっくりと「民法が苦手」というのではなく「民法の担保物件の先取特権が苦手」など、細かいところまで突き詰めることが重要です。

あとは徹底的に苦手をつぶしていくだけです。

3.弱点を把握する

模試の活用法3つ目は「弱点の把握」です。

模試を受けることで、それまで自覚していなかった弱点が浮き彫りになります。自分で気づいていないだけで、実は苦手な分野が存在しているかもしれません。

そのことに気づかせてくれるのが模試なのです。

弱点や苦手を埋めていけば、そのぶん合格に近づきます

ただし、模試の復習への時間のかけすぎには注意しましょう

模試はあくまでも弱点を見つけるためのツールであり、直前期の貴重な時間を費やすべきではないためです。

直前期は、ほかにしなければならないことが山積みです。

模試の復習はほどほどにし、テキストや過去問、問題集、条文学習を優先的に進めましょう。

問題のランクや正答率がわかる場合は、重要度の高い問題や正答率の高い問題に絞って学習し、余裕があればもう少し手を広げる、といった方法で取り組むことをおすすめします。

4.結果が悪くても諦めない

模試の活用法4つ目は「結果が悪くても諦めない」です。

模試の結果が悪くても、本試験で合格できる可能性は大いにあるためです。

実際に、模試で一度も合格点に到達しなかった人や点数に波のある人が本試験に合格することはよくあります。

本試験直前の模試で合格点に届かなかった場合、「今年はだめかもしれない」という諦めの気持ちがわいてくるかもしれません。

しかし、そこで諦めるか諦めないかが合否を分けます。

くじけそうなときは、ぜひ一度初心に帰って「なぜ試験を受けようと思ったのか」「なぜ行政書士を目指そうと思ったのか」など、行政書士試験にかける強い気持ちを思い出してみてください。

諦めず最後まで闘い続けた人が、合格を勝ち取っていくのです。

模試=本試験ではないことを念頭に置いておきましょう

まとめ

行政書士試験におけるおすすめ模試紹介と、活用法について解説しました。

コラムの中で解説したとおり、模試はさまざまな活用法があるのに加え、学力や気持ちを向上させるための有効なツールでもあります。

そのため、本試験前に一度は挑戦することをおすすめします。

ただし、模試を受けること自体が目的になってしまったり、模試の結果にとらわれすぎてしまったりしないよう注意が必要です。

上手に模試を活用し、行政書士試験合格を目指しましょう。

▼模試の使い方、活用法についてアガルートの行政書士講座担当 豊村講師が動画で解説しています。ぜひ参考にしてください。

▼講師が作成した模擬試験はこちら

関連コラム:行政書士試験日はいつ?日程・申込方法・試験の基本情報を解説!

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