国内MBA入試に必要な英語力と勉強法について解説します。

【飯野一講師が動画で解説!】

アガルートアカデミー国内MBA試験の飯野一講師が、受験時、そして入学後にも必要な英語力について解説します。

英語力が必要な理由、望ましいTOEICスコアについて説明していますので、ぜひご覧ください。

国内MBA入試に必要な英語力は?

国内MBA試験で英語の筆記試験があるのは、一橋大学MBAの全日制(経営分析プログラム)神戸大学MBAだけです。

その他は、TOEICのスコアの添付が必須の大学院として京都大学MBAがあります。

上記3校を受験する場合は、英語の準備が必須となります。

その他は、英語の筆記試験はありませんし、TOEICのスコアの添付も任意ですので、スコアを提出しなければ英語の準備は必要はないということになります。

上記を踏まえて、まずは一橋MBA全日制と神戸MBAの筆記試験における英語がどのくらいできれば合格できるか、という点を説明していきます。

一橋MBA全日制の目安はTOEIC700

一橋MBA全日制はアガルートの指導経験を踏まえて考えると、TOEIC700点くらいの英語力があれば筆記試験に合格しています。

これはあくまでもアガルートで指導した経験上の話ですので、多少のバラツキはあると思いますが、目安としてTOEIC700と捉えて準備をするといいと思います。

神戸大学MBAの目安はTOEIC730

次に神戸大学ですが、TOEIC730以上の方は英語の筆記試験は免除になりますので、目安としてTOEIC730あれば問題ないと言えます。

ただ、アガルートでの指導経験から言えることは、TOEIC400~500くらいの方で筆記試験がほとんど解答できなかった方がいますが、合格している方もいます。

なので、英語の筆記試験の出来は神戸の場合は合否にはあまり影響がないと言えるかもしれません。

京都大学MBAの目安はTOEIC700以上

次がTOEICのスコア添付が必須の京都大学MBAです。

アガルートでの指導経験からの見解ですが、TOEIC700くらいの受講生が合格していますので、TOEIC700以上あれば英語は問題ないと言えるのではないかと推測しています。


その他は、英語の筆記試験がなく、TOEICのスコアの添付も任意の大学院の場合は、英語力は関係ないというのがアガルートでの指導経験から言えることです。

青学MBA、慶應MBA、都立大(旧:首都大)MBA、筑波MBA、一橋MBA(夜間の経営管理プログラム)、早稲田MBAなどはTOEICのスコアは任意添付ですので、添付しない人も多くいますが、アガルートの受講生はほとんどが合格しています。

実際、TOEICが400~500の方はスコアが悪いので添付はしませんが、その方々もほとんどが合格しているのです。

なので、TOEICのスコアの添付が任意の大学院の場合は、英語力は関係ないと言えると思います。

国内MBA入試合格に必要な勉強法

先に説明した筆記試験が課せられている一橋MBA全日制と神戸MBAの英語の筆記試験対策ですが、出題形式が大学受験同様に長文読解問題ですから、長文を読む訓練をしておけばいいと思います。

内容も経営学や経済学に関することがほとんどですから、ハーバードビジネスレビューの原書を読むとか、著名な経営学者の本を原書で読むようにするといいと思います。

これを行った上で、過去問を問いておけば十分かと思います。

TOEICが必須の京都大学の場合は、TOEIC対策本を買ってきて独学で勉強するか、TOEICスクールに通ってトレーニングを積むかです。

ご自身の状況を踏まえて適切な方法を選ぶといいと思います。

TOEICが任意添付のMBAを受験する方で入学前に英語の力を付けておきたい方も上記の方法でTOEICの勉強をしておくといいと思います。

関連コラム:【国内MBA初受験】社会人が仕事と両立して合格するための勉強スケジュール

国内MBAでしっかり学ぶために必要な英語力

英語でおこなわれる国内MBAとして、筑波大学大学院ビジネス科学研究科国際プロフェッショナル専攻、一橋大学大学院経営管理研究科国際企業戦略専攻の2つがあります。

この2つを受験する場合は、ネイティブ並みの英語力が必要になりますので、TOEICの場合は900くらい取っておくべきです。

アガルートの指導経験を踏まえて言うと、合格者はTOEICで850前後のスコアは持っていました。

この2校を受験する場合は、TOEICのスコアに関係なく、英語力はネイティブ並みに高めておくべきだと思います。

その他は青山学院大学MBAは卒業時にTOEIC730がなければ卒業はできませんので、青学のMBAを目指す方は卒業までにTOEIC730を取れるようにしておく必要があります。

上記以外のMBA、例えば、慶應MBA、一橋MBA、早稲田MBAなどでは特に英語力は必要ありません。

基本的に教材もディスカッションも日本語ですので、英語力が必要となる場面はありません。

しいて必要となる場合をあげるとすると、修士論文を書く際にアカデミックな指導をする教授のゼミに属した場合に、欧米の学術論文を読むことが必要になる場合です。

筆者(飯野)は早稲田MBAの中ではアカデミックな修士論文指導をする東出浩教教授のゼミに所属していましたが、論文を書く際の先行研究の調査はすべて英語の原書でした。

在学中は500くらいの欧米の学術論文を読みました。

このように国内MBAでもアカデミックな論文指導をする教授のゼミに入ると、英語の文献の読み込みは必須ですので、英語力は必要になります。

その場合でもTOEIC730くらいあれば筆者の経験上、問題ないと思います。

また、慶應MBA、早稲田MBAで交換留学を目指す方は、入学時点でTOEIC800くらいは持っておくといいと思います。

交換留学先の大学院によってスコアの要件が違ってきますが、トップ校への留学を希望する方は、入学時点でTOEIC900くらいは持っておくといいと思います。

上記に関連して、

などのアカデミックな研究を重視している大学院に進学する場合は、先行研究の調査において欧米の学術論文を読むことは必須になります。

そのためTOEIC730以上の英語力は必要になると思いますので、入学前にTOEIC730以上は取れるようにしておくといいと思います。

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この記事の著者 飯野 一 講師

飯野 一 講師

ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。

国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。

国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。

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