一橋ビジネススクール(HUB)入試の傾向と対策について解説しています。

動画で解説!【一橋大学MBA経営分析】合格するための効果的な対策法とは?(研究計画書・小論文・英語)

一橋ビジネススクール(HUB)の特長

一橋大学大学院経営管理研究科(一橋ビジネススクール、一橋MBA)は4つのコースがあります。

経営分析プログラム

1つは全日制の2年制のプログラムである「経営分析プログラム」です。

特徴としては、MBAと言っても大学生がそのまま進学した学卒が多いことです。

社会人の方もいますが、学部卒の割合が高いです。

国立キャンパスで講義は実施し、授業料は2年間の総額で1,567,920円です。

動画で解説!一橋大学MBA経営分析は社会人だらけ!?MBAでのスクールライフは?

早稲田・慶應・一橋など難関MBA含む2023年度の合格者147名!

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経営管理プログラム

2つ目は夜間開講の2年制プログラムである「経営管理プログラム」です。

特徴としては、社会人としての実務経験3年以上の方を対象としたMBAとなっています。

社会人が通いやすいように千代田キャンパスで講義が実施されています。

日本の大企業のサラリーマンの方が多いMBAです。
中小企業の方や外資系企業の方はかなり少ないです。

なお、経営管理プログラムには「ホスピタリティ・マネジメント・プログラム」も含まれます。
授業料は2年間の総額で1,567,920円です。

動画で解説!一橋大学MBA(経営管理プログラム)の入試対策方法(小論文・研究計画書・面接)

【動画】一橋大学MBA(経営管理プログラム)の入試対策(小論文・研究計画書・面接)を徹底解説!

金融戦略・経営財務プログラム

3つ目は夜間開講の2年制プログラムでアカデミックな研究を行うことを目的とした「金融・財務プログラム」です。

特徴としては、ファイナンス分野で、先端的な研究を遂行する知識とスキルを備えた研究者の養成を目的としたMBAで一般的に言われているゼネラリスト養成のMBAとは大きく異なります。

こちらも社会人としての実務経験が2年以上の方を対象としています。

社会人が通いやすいように千代田キャンパスで講義が実施され、授業料は2年間の総額で1,567,920円です。

国際企業戦略専攻

最後がすべて英語で講義がおこなわれる国際企業戦略専攻です。

こちらは全日制のMBAで、1年制と2年制の2つのコースが用意されています。

特徴はすべて英語で実施される点です。

日本にいながらにして海外MBA同様の指導が受けられる数少ない国内MBAです。

またすべて英語でおこなわれることから、留学生が全体の8割を占めています。

受験資格は社会人としての実務経験が3年以上ある方を対象としています。

こちらも千代田キャンパスで講義が実施され、授業料は2年間の総額で1,567,920円です。

一橋MBA 4コース一覧

経営分析経営管理金融・財務国際企業戦略
(1年制・2年制)
試験内容出願書類
筆記試験
(英語又は数学・小論文 )
面接
出願書類
小論文
面接
出願書類
面接
出願書類
面接
入学月4月4月4月9月
開講パターン全日制平日夜間+土曜平日夜間+土曜全日制
募集人数38名40名41名約50名

一橋大学に夜間はある?社会人でも働きながら通える?

一橋大学のMBAは全日制のプログラムと夜間土曜日のプログラムに分かれています。

夜間土曜のプログラムであれば社会人でも働きながらMBAに通うことができます。

全日制のプログラムは経営分析プログラムと国際企業戦略専攻が該当します。

夜間土曜のプログラムは経営管理プログラムと金融・財務プログラム、ホスピタリティ・マネジメント・プログラムが該当します。

入試の日程

一橋大学の2023年度入学の入試日程についてご紹介します。

代表的な経営管理プログラムと経営分析プログラムの日程をご紹介します。

他プログラムや詳細に関しては公式サイトの募集要項を参照してください。

経営分析プログラムの入試日程

全日制の経営分析プログラムの出願期間は2023年7月10日~7月14日です。

1次試験は2023年8月20日、2次試験は2023年9月21日となっています。

経営管理プログラムの日程

夜間土日の経営管理プログラムの1期の出願期間は2023年9月25日から9月29日です。

1次試験は2023年10月15日、2次試験は11月5日となっています。

2期の出願期間は2024年1月9日~1月12日です。

1次試験は2024年2月4日、2次試験は2024年2月18日となっています。

一橋MBAの倍率から見た難易度

MBAの難易度として倍率が2倍を超えてくると人気があり、難易度が高い傾向にあります。

一橋MBAは、どのプログラムも例年2倍を大きく超えており、最難関のMBAの一つです。

公式HPによると経営分析プログラムが2023年は出願者数140名に対して、合格者が53名なので、倍率は2.64倍となっています。

経営管理プログラムが2023年は出願者数358名に対して、合格者が67名なので、倍率は5.34倍となっています。

関連コラム:国内MBAの倍率から見る難易度と人気大学院合格に必要な勉強期間

一橋大学MBAの入試倍率・難易度は上がっている

国内MBAは人気が出ており、毎年、倍率が上がっています。

一橋大学MBA(4.75倍→5.34倍)もその一つで、入試難易度も上がっています。

特に「志望理由書」「研究計画書」は答えがあるものではないので、他の受験生と差をつけるためには添削が重要になってきます。

また、国内MBA対策に予備校を利用されている方も増えているのが現状です。

受験で落ちてしまった方、本気で志望校のMBAに合格したい方には予備校の利用を強くおすすめします。

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経営分析プログラム・経営管理プログラムの入試内容と倍率

全日制の2年制のプログラムである「経営分析プログラム」の入試は一般入試、企業派遣などいくつか種類がありますが、ここでは一般入試について説明します。

一般入試は年に1回7月に出願し、8月に試験が行われます(面接は9月)。
入試科目は、「英語(または数学)」「小論文」「出願書類(将来計画書など)」「面接」となっています。

夜間開講の2年制プログラムである「経営管理プログラム」の入試は、年に2回行われます。
秋入試(10月~11月)と冬入試(1月~2月)です。

入試科目は、「小論文」「出願書類(将来計画書など)」「面接」となっています。

2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度
経営分析プログラム2.48倍2.26倍2.13倍3.4倍2.64倍
経営管理プログラム3.27倍3.14倍4.88倍4.75倍5.34倍

※参考:合格実績(経営管理研究科・経営管理専攻)

金融戦略・経営財務プログラムの入試内容と倍率

夜間開講の2年制プログラムである「金融・財務プログラム」の入試は、9月出願の秋期入試(面接は11月)と1月出願の冬期入試(面接は2月)があり、年2回行われています。

入試科目は、「出願書類(研究計画書など)」「面接」となっています。

2019年度2020年度2021年度2022年度
金融・財務プログラム
(秋入試)
3.35倍3.03倍2.45倍2.28倍
金融・財務プログラム
(冬入試)
3.67倍4.22倍3.09倍3.84倍

国際企業戦略専攻の入試内容と倍率

最後がすべて英語で講義がおこなわれる国際企業戦略専攻ですが、第一次募集、第二次募集の年2回行われています。

いずれの募集においても、入試審査は「出願書類」と「面接」の二段階となっています。

入試倍率は非公開となっておりましてアガルートでも把握できていません。

入試対策

経営分析プログラムの入試対策

全日制の2年制のプログラムである「経営分析プログラム」の過去問の傾向、学習スケジュールから説明していきます。

英語

まず英語ですが、2019年は「先進国と新興国のビジネス環境の違い」に関する長文を読んだ上で解答する問題で、2018年は「組織におけるダイバーシティとステレオタイプ」に関する長文を読んだ上で解答する問題です。

どちらも経営学関連の英文を読んで解答する問題です。

英語はそれほど短期間でスコアアップすることはできませんので、試験が8月ですから、4月から勉強を開始することをお勧めします。

小論文

次が小論文ですが、年によってまったく傾向が異なります。

図表を見て解答する問題は、経営学の知識は不要で図表を的確に読み取れれば解答できる問題もあります。

対して、経営学の知識が必要となる問題や数学的なシミュレーションが必要になる問題も出題されます。

何が出題されるかがわかりませんので、幅広い準備をしておくことを勧めます。

こちらも英語同様に4月に勉強を開始するのがいいと思います。

出願書類

「出願書類(将来計画書など)」に関しては、研究テーマの提示が求められていますので、7月出願の2か月前の5月には着手するといいと思います。

経営プログラムの入試対策

次は夜間開講の2年制プログラムである「経営管理プログラム」の過去問の傾向、学習スケジュールを説明します。

小論文

小論文ですが、先に説明した「経営分析プログラム」と同様です。
年によってまったく傾向が異なります。

図表を見て解答する問題は、経営学の知識は不要で図表を的確に読み取れれば解答できる問題もあります。

対して、経営学の知識が必要となる問題や数学的なシミュレーションが必要になる問題も出題されます。

何が出題されるかがわかりませんので、幅広い準備をしておくことを勧めます。

ですから4~5月に勉強を開始するのがいいと思います。

出願書類

「出願書類(将来計画書など)」に関しては、研究テーマの提示が求められていますので、10月出願の2か月前の7~8月には着手するといいと思います。

金融戦略・経営財務プログラムの入試対策

夜間開講の2年制プログラムである「金融・財務プログラム」の学習スケジュールです。

こちらは筆記試験はなく、「出願書類(研究計画書)」のみです。

金融・財務プログラムの研究計画書はかなりアカデミックな内容が要求されていまして、先行研究のレビューなどが必須となっています。

そのため3か月は準備期間を確保しておくと安心だと思います。
ですから、9月出願の秋入試は6月に作成に着手し、1月出願の冬入試は10月に作成に着手するといいと思います。

国際企業戦略専攻の入試対策

最後がすべて英語で講義がおこなわれる国際企業戦略専攻の学習スケジュールです。

こちらは筆記試験はなく、「出願書類(研究計画書)」のみです。

ですから、英語力がある方は、2か月もあれば十分準備可能です。

出願の2か月前に着手しましょう。

関連コラム:【面接対策】一橋大学MBAの面接の特徴と具体的な質問内容

合格者の声

一橋大学の入試に合格された方の合格者の声です。

どんな志望動機で入学したのか、MBAの入試対策にどんなことをしたのかなどを記載しています。

一橋大学の評判や入試の取り組み方が気になる方は参考にしてみてください。

一橋大学MBA合格者の声|講座のすべてを活用しきろうと取り組み見事合格【2021年】

一橋MBA合格者の声|面接対策には模擬面接がプラスに働いた【2021年】

一橋大学MBA合格者の声|経営理論を基礎から学び、今までの事業戦略が正しいか判断したかった【2021年】

合格者の声|一橋MBA合格「世界にインパクトを与える事業、会社を作りたい、という強いがあり大学から進学を決意」【2020年度】

合格者の声|一橋MBAホスピタリティ合格「学びやすいよう1本のストーリーになった講義。スライドに書かれた参考文献の多さに驚きました。」【2019年度】

一橋大学ビジネススクール基本情報

名称 一橋大学 経営管理研究科
経営管理プログラム
金融戦略・経営財務プログラム
国際企業戦略専攻
経営分析プログラム
住所 東京都千代田区一ツ橋2-1-2 東京都国立市中2-1
最寄り駅 神保町駅徒歩4分
竹橋駅徒歩4分
国立駅徒歩10分
公式サイト 経営管理プログラム
金融戦略・経営財務プログラム
国際企業戦略専攻
経営分析プログラム

関連コラム:一橋大学MBA(ビジネススクール)の時間割り作りのポイント・特徴的な講義を解説

関連コラム:一橋大学MBA(ビジネススクール)の入学準備!必要な準備と事前図書課題について解説

アガルートではあなたの一橋大学MBA入試を応援します

国内MBAは人気が出ており、ここ数年で倍率が上がっており、入試難易度も上がってきています。

また、国内MBA対策に予備校を利用されている方も増えているのが現状です。

一橋大学の入試はプログラムによって変わりますが「小論文」「出願書類」、出願書類をもとにした「面接」が行われます。

曖昧な志望動機では合格は難しく、書類選考で落とされてしまいます。

出願書類の「研究計画書」は答えがあるものではないので、他の受験生と差をつけるためには添削が重要になってきます。

アガルートでは一橋大学の入試の傾向を把握し、毎年合格者を排出しています。

あなたの将来や事業にかける想いをまずは出願書類という形にしてみませんか?

国内MBA志望校、受験校選びや受験対策で悩んでいる方はアガルートの受講相談をご利用下さい。

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この記事の著者 飯野 一 講師

飯野 一 講師

ウインドミル・エデュケイションズ株式会社で代表取締役を務めながら受験指導をおこない、約20年間にわたる指導経験を有する国内MBA受験に精通したプロフェッショナル講師。

国内MBAに関する書籍を多数出版し、ベストセラーを生み出している国内MBA受験に関する人気作家としての側面も持つ。

国内MBA修了生としては珍しい学術論文の学会発表、学会誌掲載の実績を持つ。

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