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受講されていたカリキュラム

土地家屋調査士試験を目指した理由・契機

私は以前に何度か司法書士試験にチャレンジをしたのですが、合格することができずに挫折してしまいました。それでもこれから先に長く働けることや、将来の選択肢を増やすことを考えていましたので、なんとか他の形でステップアップを図りたいと思い土地家屋調査士を目指すことに決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

比較的安価であったことと、講師の方が自分の言葉で作成しているテキスト、毎日少しずつ続けることを前提に作られた教材やカリキュラムが素晴らしいと感じましたので、アガルートの講座を受講してみようと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

1年目の学習は択一式、記述式ともに過去問を繰り返すことに精一杯で、知識を上手く整理する余裕がありませんでした。毎日1時間以上の学習時間を確保することを心がけていたのですが、十分な対策をすることができませんでした。本試験は時間内に解答を終えることだけに精一杯で、成績通知の結果から知識の体系的な整理、作図と計算の反復練習が必要だと感じました。
2年目は択一式対策を基本にしながらも、記述式対策により重点を置いて学習を続けました。択一式では過去問復習用シートを活用し、各肢に正誤の理由を説明することができるように学習しました。記述についてはとにかく量をこなすことが重要だと感じ、実践答練や合格ゼミ、模試などで問題をたくさん解くことを意識しました。
また1年目の反省を踏まえ、直前期からは本試験のイメージトレーニングを繰り返しました。試験会場の音声を流しながら過去問を解いてみたり、択一式でのマークの手順を自分なりに決め、未知の肢にどのように対応するかの練習などもできる限りやってみました。
直前期には1日に1年度分の本試験問題を解いて試験本番を想定することや、当日は試験のことに集中できるよう行動予定を整理するようにしていました。

【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法

【土地家屋調査士】合格総合講義の動画はひとつのチャプターが短い時間で区切られているため、毎日少しずつ学習を続けるのにとても適していました。
インプットをできるだけ早く終えてアウトプットに多くの時間をかけるため、分からないことがあってもまずは先に進むことを優先しました。
短いチャプターのおかげで毎日少しだけでも講義を見る時間を作ることができ、最後まで無理なく視聴を終えることができました。一通りの学習を終えてから過去問演習に入りますが、これを何度か繰り返して、ようやく全体像が整理されて来たように思います。
また、この時期に再度講義を視聴することで、曖昧な知識や疑問が整理され、理解がより深まっていきました。テキストはコンパクトながら、申請書例を学習することで必要な情報を何度も目にすることができるように編集されています。重要な知識も繰り返しインプットすることで、自然と定着していったように思います。さらにテキストの該当箇所に過去問番号や肢番号を書き込み、重要な知識を視覚化できるように工夫しました。
過去問ばかりに時間をかけてしまいますが、面倒でもテキストに戻って知識の確認することが、遠回りのようで近道になるように思いました。

択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

択一式については過去問を何度も繰り返し解く必要がありますが、はじめのうちは取り掛かりにくいものだと思います。択一式過去問解説講座では各問題の肢ごとに解説があるため理解しやすく、まだ知識の浅いあいだは先に動画を視聴してしまうことで学習を進めました。
次第に、問題のパターンや出題傾向、必要な知識がイメージできるようになり、スムーズに過去問演習に移行することができました。
1年度分20問を1セットとする過去問演習ですが、一問一答型のほうが学習しやすいのではと思うこともありました。しかし、本試験では択一式と記述式の時間配分が重要になるため、普段の学習から20問を解答すること、さらに時間と得点を記録していくことが大切になると思います。

記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法

記述式のむずかしいところは、問題文を正確に把握して細かな見落としをせずに解答することでした。
過去問知識があって計算や作図に慣れていることはもちろんですが、得点するためには何が問われているかを正確に短時間で把握することが必要になりました。記述式過去問解説講座ではこのような問題文の読み方についての解説があり、解答に必要な情報と読み飛ばしても良い情報を知ることができました。これを自分なりに見つけて行くとすれば多くの時間を要すると思いますので、受験生にとっては大変ありがたいものでした。
また、記述問題の解説は文章では分かりにくいことがありますが、動画で解答の手順を解説してもらえるため疑問点をすぐに解決することができました。

新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法

初学者にとっては作図が上手くできるか不安に思うところですが、この講座では楽しく気軽に取り組むことができました。また試験に必要な文具についても何が良いのか見当がつかないため、こちらの講座で紹介されているものをすべてそのまま使用しました。どれも使いやすいものばかりで、講師の方が試行錯誤して最良の方法にたどり着いたものだと思います。
作図の手順はシンプルなものですが、一度で覚えようとすればむずかしいかも知れません。何度も練習して慣れることが必要ですし、続けるうちに自分なりの良い方法が見つかることもありますので、軽い気持ちで始めながら苦手意識を持たずに続けることで自然と上達につながるものではないかと思います。

[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法

私は数学を苦手としていたこともあり、三角関数を使わなくても座標値計算や交点計算が出来ることは大きな魅力でした。公式と計算の手順さえ覚えてしまえば座標値を導き出せるとわかり、計算に対するハードルがとても下がりました。
また電卓の機能についても必要なところを解説してくれますので、初学者が記述に取り組むためのよい橋渡しになると思います。慣れないうちはすぐに手順を忘れてしまうのですが、必要な計算が盛り込まれたオリジナル問題を使うことで定期的に練習をすることができました。
関数電卓は普通の電卓に比べて打ち間違えることが多かったので、はじめのうちはゆっくり確実に、面倒でも入力した数値を確認することが必要だと思います。

実践答練のご感想・ご利用方法

択一式では手を広げ過ぎないことが重要とされていますが、記述式はできるだけ多くの問題を解いて計算や作図のほか、問題の読み方など解答の手順にも慣れることが必要になると思います。
実践答練の問題は繰り返し解いて、たくさん練習することを意識しました。また、記述過去問解説講座と同じように解説動画がありますので、疑問点や間違えたところは動画ですぐに確認することができました。
本試験では知らない知識が出題されることが多くなりますが、その場合に知っている知識で解答するための練習としても利用しました。
このような練習ができるのは本試験の一か月前までと決めていましたので、それ以降は過去問を繰り返して本試験の問題に慣れるように調整をしていました。

『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法

民法の改正があることは知っていたのですが、試験にどのような影響があるのかを知るためには、独学では判断がむずかしかったと思います。
例えば過去問では成年年齢が18歳になったことで、正解の肢が入れ替わってしまうようなことがありました。このような法改正に対応してくれることが、資格取得予備校を利用することのメリットのひとつだと思います。
アガルートの講座では訂正情報のお知らせがあるため、最新の正しい知識を確認しながら従来のテキストや教材をそのまま使用することができ、法改正について不安を感じることもありませんでした。またFacebookを通じた質問制度や、講師のTwitterなどで、常に最新の情報に触れることができるのも大きな安心材料でした。

合格ゼミのご感想・ご利用方法

合格ゼミでは添削なしクラスを選択しましたが、実践答練や他校の模試などと比較しても大変お得な価格であり、こちらを利用しない手はないと思いました。
私の場合は実践答練と合わせて、何度も問題演習を繰り返すための教材としていました。1回分が択一式10問と記述式1問のセットになっているため、通常の答練よりも取り組みやすいメリットもありました。いろんなパターンの出題傾向がありますので、直前期までの期間に実力を伸ばすための教材として最適ではないかと思います。
添削ありクラスを選択すれば、他の受講生や講師の方との座談会にも参加できるようですので、一人で学習されている方などモチベーションを維持するためにもおすすめできる教材です。

自由記載欄(カリキュラム・講座のご感想,講師へのメッセージ等)

私は基本的に定期カウンセリングでアドバイスを受けた通りに学習を進めていきました。今の自分に何が足りないのか客観的に知ることができて、効果的な試験対策ができたのではないかと思います。
2年目の学習にあたり受講相談では、一度はできたことを続けるよりも、まだできないことに取り組むべきというアドバイスが大変参考になりました。
素晴らしい教材を提供していただき、ありがとうございました。