合格者の声|択一式過去問は年度別に収録されており、次ページに解答があるためテンポよく進められた 佐藤 太郎さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
土地家屋調査士試験を目指した理由・契機
これから先の人生について考えたとき、手に職をつけて働きたいと思い資格試験の勉強を始めました。そして、他資格の勉強をしている中で土地家屋調査士という職業を初めて知りました。
特に惹かれたのが、弁護士でもできない表示に関する登記です。最難関資格である司法試験を突破した弁護士でも代理して申請ができないという、調査士ならではの独占業務があるというところに魅力を感じ受験を決意しました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
土地家屋調査士試験を受験するにあたって、まずは測量士補の取得を目指しました。その時中山先生の「一発合格測量士補試験」という本と出会い、それがアガルートを知るきっかけになりました。アガルートでは測量士補の無料模試も用意されていたため、測量士補受験時代には大変お世話になりました。
そのため調査士試験を受験するにあたって、選択肢としてはアガルート一択でした。WEBで検索すると老舗の予備校等が出てくるものの、そちらは全体的に固く重苦しいイメージでしたが、対象的にアガルートは全体的にライトなイメージが印象的でした。
また、ネットで調べても中々出てこない調査士試験についてのコラムや各図面の答案用紙なども用意されている点もあり、アガルートに決めました。
合格体験記・学習上の工夫
勉強を始めたのは2021年11月の最終週からでした。他資格で民法は学習済だったので、民法については講義を1周見終わった後は7月過ぎまで手を付けませんでした。
不動産登記法については初めてだったので、まずは1周することを目標に講義を視聴しました。そして2月頭頃に不動産登記法の視聴が終了し、平行して択一式、複素数計算の練習を進めました。
演習問題で問題なく座標値が出せるようになった後は、記述式過去問の座標値のみ計算していきました。ところが、順調に見えた矢先、問題が発生しました。記述問題を解き始めたあたりで、まったくわからず壁にぶつかってしまったのです。遮られた壁により勉強に飽きてしまい、3月丸々勉強をしない日が続きました。そうして4月になって、漸く勉強欲が回復してきました。
そこからはエンジンがかかり、申請書例、テキスト、択一式、記述式と回転していきました。しかしその翌月、5月に入って受けた他校の模試は択一12問という不甲斐ない結果に終わるとともに、このままでは間に合わないという焦燥感に駆られることとなりました。
これから何をして良いのかわからないという状態が続き、7月の模試でも択一式が12問と伸びず。どうしようかと悩んでいたところで、中里先生の不動産登記法総論<狙い目論点>を購入しました。そう、択一式の強化期間の始まりです。
不動産登記法総論<狙い目論点>の音声データをダウンロードして、普段は電車通勤のため、電車に乗っている間は択一式を解き、歩いているときは狙い目論点を聴き、帰宅後は申請書例、土地、建物の記述を行う日々が続きました。といっても毎日きっちりできているわけでもなく、帰宅後は疲れから思うようにできない日もありました。
その中で、自分でルールを決め、「疲れていたら勉強しない。体を優先。睡眠時間は8時間は取る」ことにしました。社会人のためたくさんの時間をとることはできませんでしたが、可処分時間は勉強にあて、直前期は頭の中がすべて論点で埋まっているような状態になっていました。結果として本試験では実力以上を出せたと思います。
【土地家屋調査士】合格総合講義のご感想・ご利用方法
チャプター毎に分かれており、各チャプターもほとんどが10分前後くらい(長いと20分くらいあります。)だったため、続けやすいというのが大きな印象です。
毎日コツコツ少しずつ講義を消化することができるのは、通信ならではの利点だと思います。また、調子が良いときはドンドン先に進んでいけるのも良いと思います。通学だと長時間椅子に座っている必要がありますが、アガルートの講義はスマートフォンで見ることができるので、料理や掃除など家のことをしているときやベッドで横になりながら流し見をすることができ大変助かりました。
学習途中からデジタルブックも導入されたため、空いた時間やリラックスしながらテキストを確認することができました。いちいち重たい本を持ち歩く必要がなかったので、出かけた際に手持無沙汰になったときなど重宝しました。
また、合格したからこそ言えることですが、内容量としてはちょうど良いの一言に尽きます。実際、本試験では【土地家屋調査士】合格総合講義に記載されていること以外から出ることが多いですが、それは他の受験生も同じです。誰も知らないような論点を勉強するより、きちんと幹となる部分を学習するには本講座の情報量がベストだと思います。基本的な考え方をこの内容量で学習できるのは使える時間が少ない社会人にとっては良かったです。
択一式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
中山先生が提言されている調査士試験の択一は肢別ではなく、1年分の過去問を通して解くということが役に立ちました。そのうえでこの過去問は年度別に収録されており、さらに次のページに解答があるためテンポよく進めていくことができました。主な進め方としては、講義を視聴し各分野が終わった後に問題を解きます。ただし、箇所によっては未学習の分野もありましたのでそこは飛ばして解き進めました。
また、学習途中からデジタルブックといってWEB上でもテキストを見ることができるようになりました。タブレットを使い過去問の学習をすることができ、通勤時と仕事の休憩中など手軽に解くことができました。本を持ち歩くのでは重くなってしまうのでWEBで見ることができるのは大変助かりました。
5月くらいから毎日1年度分の過去問を解き、7月くらいからは毎日2年度分の過去問を解きました。1年度分で大体30分以内で終わるようなスピードです。ちなみに全肢検討し理由付けまで行いました。
記述式過去問解説講座のご感想・ご利用方法
過去17年分の過去問だったので、量が非常に適切だったと思います。他校では昭和からの過去問があったりしますが、結果としては17年分で十分でした。不動産登記法の学習を一通り終えてから記述に入りましたが、最初はまったく歯が立ちませんでした。
そこで、「問題を読んで座標値だけ出す練習」と「どんな登記を申請するのか考える練習」に分けて学習しました。4月以降、平日は1年度分の土地か建物のどちらかひとつ、土日は土地、建物の両方を解きました。
8月以降は毎日1年度分の土地、建物の記述を解きました。最終的には土地、建物両方とも1時間かからず、50分くらいで解けるようになりました。17年分の中でも、個人的には平成19年の土地の過去問が非常に助かりました。というのも、令和4年度の本試験での土地の申請において、何を申請すれば良いのかわからずパニックになってしまったのです。しかし、平成19年の過去問を解いた時にも何を申請すれば良いかわからないという同じ感覚があったのを思い出し、そして平成19年度の問題を思い出して、筆界と所有権界の違いから申請すべき内容がわかり、解くことができました。本当に助かりました。
新・定規の使い方講座のご感想・ご利用方法
調査士試験の記述では誤差の少ない作図が求められます。新・定規の使い方講座では、誤差の少なくなるような作図方法や、おすすめの道具や各道具の工夫方法など参考になる点がたくさんありました。一発で合格を目指していたので、できるだけメインとなる勉強以外で悩むことはしたくなかったので、本講座と同じように道具をそろえるだけで良かったので大変時間を節約することができました。
講座自体の内容量は多くないですが、各図面の記載事項などもあるため、本試験間近では抜けがないかのチェックのためや、改めてどのように記載するか確認するのに役立ちました。
[中山式]複素数計算のご感想・ご利用方法
複素数は学生の時に習っていたと思うのですが、全く覚えていませんでした。しかし、本講座では特に難しいことはなく、中山先生の指示通りに電卓を叩いていくと自然と座標値が求められるようになります。他校の模試を受けた際、解説で複素数ではなく三角関数や数式を使って解くよう記載がありました。仕組みを理解することは非常に大切ですが、受験生の目標は試験に受かることなので、特に難しい計算をすることもなく複素数を使って計算をすることで、効率よく座標値を求めることができました。
時間がものを言う調査士試験では、いかに時間をかけずに数値を求めることができるか、その方法を模索する必要があります。座標値の計算においては、複素数での計算一択だと思います。最初は複素数の計算も慣れませんが、次第に手が慣れていきます。本講座の問題演習を初めのうちは毎週末行って、操作を手になじませていました。
実践答練のご感想・ご利用方法
難易度は難しすぎず、易しすぎもせず、普通よりすこし難しいくらいです。ただ、【土地家屋調査士】合格総合講義だけの知識では解けない部分もありました。考えさせられる内容となっており、非常に良かったです。3回分収録されているので、自分でペースを考えて実践できるのも良かったです。
第一回目は一通り学習が終わった5月ごろ、第二回目はある程度自分の中で知識が固まって来たであろう7月ごろ、第三回目は直前期の腕試しとして9月ごろに行いました。一回分丸々の解き直しはしませんでしたが、択一式だけ、記述式だけの解き直しは各3回くらいは行いました。
『法改正対策』過去問解説講座のご感想・ご利用方法
土地家屋調査士試験において、民法は3問出題されます。メインは不動産登記法のため、民法自体のウェイトは重くありません。しかし、それでも大切な3問です。確実に3問取りに行くには常に新しい知識をインプットしておくことが大切です。
民法については他資格での勉強経験がありましたが、自分が勉強していた時から改正されているため、「法改正対策」過去問解説講座でどのような改正点があったのか解説していただけたので、要点をまとめて確認ができ非常に助かりました。
過去問についても、法改正に伴いアップデートしていただけた点も良かったです。テキストの修正箇所も直しやすいように添付ファイルもありましたので、いちいち書き直す必要がなかったのも良かったと思います。